ポジターノ・アマルフィー編 夏の最盛期に行くヨーロッパ (3)イタリア

2018/08/11 - 2018/08/11

3.イタリア:ポジターノ・アマルフィー編です（2018/8/11)
ナポリを拠点に、この日は船でナポリ→ソレント→ポジターノ→アマルフィー→サレルノまで回り、列車で帰ってきました。日帰りでしたが航路は快適で十分満喫できました。
・・・・・・・・・・
夏の最盛期にヨーロッパを16泊旅してきました。3週間のリフレッシュ旅行なので取れる時期が限られたため、8月5日～23日というトップシーズンになってしまいましたが、できるだけ予約できるものは予約して行列を回避するようにしました。上手くいかないこともありましたが、ずっと行きたかったサントリーニ島やカプリ島の青の洞窟にも入れたので充実した旅になりました。飛行機はエールフランスで2年間貯めたマイルを使ってビジネスクラスで行きました。周遊先は、
1.フランス：パリ・ランス・ヴェルサイユ編
2.イタリア～ナポリ・カプリ島・ソレント編
3.イタリア～ポジターノ・アマルフィー編
4.イタリア～ポンペイ編
5.イタリア～ローマ編
6.ギリシャ～アテネ編
7.ギリシャ～サントリーニ島イア1日目編
8.ギリシャ～サントリーニ島イア2日目編
9.ギリシャ～サントリーニ島フィラ編
10.オーストリア・ウィーン1日目
11.チェコ・プラハへのショートトリップ
12.オーストリア・ウィーン2日目（最終日）
です。それぞれ、(1)から(12）に分けて旅行記を投稿致します。

エリア アマルフィ(イタリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 鉄道 船 徒歩
• 航空会社: エールフランス
• 旅行の手配内容: 個別手配

８月１１日（土）今日は船でナポリからソレント経由でポジターノとアマルフィーを訪れます。まずはナポリのサンタルチアにあるロイヤルコンチネンタルホテルからベヴェレッロ港までタクシーで行きましたが、数分しか乗っていないのに港に着いたら２０ユーロだとぼったくられました。いろいろ言って１０ユーロになりましたが、ナポリのタクシーは本当に吹っかけてきますね。

ベヴェレッロ港 船系

９時発ソレント行きのチケットを港の切符売り場で購入。特に並びもせずスムーズに変えました。

ベヴェレッロ港 船系

F11ゲートと掲示してあったのに、直前に急遽違うゲートに着くとの放送があり、小走りで向かうところ。愛妻がヒアリングしてたので良かったですが、気づかなかったら乗りっぱぐれていたかもしれません。空港でもそうですが、行先掲示板は一度ならず何度も確認した方がよいですね。

ベヴェレッロ港 船系

ソレント行の船内。昨日のカプリ島行よりもさらに空いてました。

ベヴェレッロ港 船系

30分程度でソレントに到着。昨日来たばかりで不思議な感じですが、陸路より断然航路が良いと思います。

ソレント港 その他の交通機関

港内のチケット売り場で、1時間後に出るアマルフィー行のチケットを購入。特に並ばずに買えました。

ソレント港 その他の交通機関

やはりカプリ島へは頻繁に出てます。

ソレント港 その他の交通機関

出航までの1時間弱を利用して、埠頭入口のレストランLEONELLIで朝食をいただきました。とても親切な店員さんで、若い女性のアルバイトさんを引き合いに、この子は大阪に留学してたのよ、と紹介してくれました。ソレントからも大阪に留学しているのですね。とても親近感がわきました。美味しいモーニングセットを頂き、爽やかな気分でアマルフィー行きの船へ。

10:30発のアマルフィー行きに乗船。

ソレント港 その他の交通機関

ソレントからアマルフィー海岸を左手に見ながら快適な船の旅。結構速いです。

約40分弱で、アマルフィーの手前のポジターノに到着。ここで途中下車します。

ポジターノ 散歩・街歩き

ポジターノの港に上陸しました。11時8分です。海岸に迫る岩壁に建物が張り付いている独特の景色です。

ポジターノ 散歩・街歩き

12時20分発のアマルフィ行きチケットを購入。

ポジターノ 散歩・街歩き

港から見上げたポジターノの街。今から約1時間ですがポジターノの街を散策します。といっても、よく見かける、ポジターノの街を見下ろす展望台のようなところに行ってみたいという単純な理由です。

ポジターノ 散歩・街歩き

ビーチの真ん中を奥に進みます。地図は不要ですね。

ポジターノ 散歩・街歩き

右手のサンタマリア教会を見学。小さな協会でした。

こんな細い路地を登って行きます。（写真は振り返ったところ）

ここです、ここです！旅行会社のツアーパンフレットでも「アマルフィー海岸」として紹介されていることもある素晴らしい眺め。港から協会に立ち寄ってブラブラ歩いて30分弱です。あまりにきれいな眺めなので、何十枚も写真を撮ってしまいました。

ホテル マリンカント ホテル

予定の12時20分をちょっと過ぎましたが、アマルフィーに向けて出航。船の後ろから見える、遠ざかるポジターノの街の景色がまるで映画のように美しかったです。

ポジターノ 散歩・街歩き

ポジターノから離れてアマルフィーに向かう船の甲板。外の方が爽やかです。

ポジターノ 散歩・街歩き

約30分でアマルフィーに到着。13時です。

アマルフィ 散歩・街歩き

空いていて快適でした。

アマルフィ 散歩・街歩き

腹がすいてたのでとりあえずマリーナグランデのレストランでランチ。

リストランテ マリーナ グランデ イタリアン

お腹がすいてたのでとりあえずマリーナグランデのレストランでランチ。ビールが美味しい。

リストランテ マリーナ グランデ イタリアン

定番のボンゴレ。ほんと、イタリアはどこでもパスタが美味しい。

リストランテ マリーナ グランデ イタリアン

すぐに入れました。レストランからアマルフィーのビーチを見下ろしたところ。

パラソルいっぱい。

リストランテ マリーナ グランデ イタリアン

さて、お腹が満たされたところで、アマルフィーの街を散策します。

アマルフィ 散歩・街歩き

まずはドゥオモに。長い階段を見上げての絵になる構図。

アマルフィ ドゥオーモ 寺院・教会

モザイクでしょうか。とてもきれいです。この色彩があせないようにどうやって管理しているのでしょうか。

アマルフィ ドゥオーモ 寺院・教会

階段を登り、左の方から天国の回廊へ。アルハンブラ宮殿のライオンの間のようでした。

アマルフィ ドゥオーモ 寺院・教会

ドゥオーモの内部。壁面のタイル画がきれいでした。

アマルフィ ドゥオーモ 寺院・教会

ドゥオーモ広場にあるレモンチェッロ専門店。飲みたいけど、ここで飲んだらカプリ島の時みたいに酔いが回るのでぐっとがまん。

ドゥオーモ広場 (アマルフィ) 広場・公園

奥に向かって歩いていくと左手に魚のフリッターのファストフードC.I.C.Aを発見。
https://www.tripadvisor.jp/LocationPhotoDirectLink-g187780-d6696810-i289058489-C_I_C_A-Amalfi_Amalfi_Coast_Campania.html

魚介のフリッター盛り合わせ。1000円弱だったかな。意外とボリュームあります。ビールを買ってこれ食べながら散策。

アマルフィーを見下ろすレモン畑へは、cimitero monumentaleの標識方向に歩いて登って行きます。

右上（海に向かって左手）の方の坂道を適当に登ります。

レモン畑の上に出ました。アマルフィの街は意外とこじんまりしてます。きれいな風景です、

降りてきて、海岸からさっきのレモン畑とcimitero monumentale方向を見上げたところ。

アマルフィーの埠頭の先端に行くと海から見上げるアマルフィーの街がきれいに見えます。ここに一泊したかったなぁ、という名残を惜しみながら。

17：45発サレルノ行き。混んでましたがとりあえず船内では座れました。土曜日なので日帰りでアマルフィーに海水浴に来たイタリア人が多いようです。夏の江の島の夕暮れ的な感じかな。

船 (アマルフィ) 船系

やや遅れて18：30頃にサレルノ着。プレジャーボートがたくさん係留されてます。

サレルノ湾 ビーチ・海

サレルノの駅までは徒歩数分です。ここから鉄道でナポリへ帰ります。

サレルノ駅 駅

ナポリに着いてから、ピザ・マルゲリータの発祥の店、Brandiへ。夏の土曜日に予約なしで行ったのでダメ元でしたが、1時間ほど待つがいいかと聞かれ、名前を記入し待機。
http://www.brandi.it/

ピッツェリア ブランディ イタリアン

この方が店主と思しきお方で、とても忙しくビザを焼きながらお客さんと気軽に記念写真におさまってました。

ピッツェリア ブランディ イタリアン

生ハムのプロシュートとメロン。美味しい。

ピッツェリア ブランディ イタリアン

これがこのお店発祥のマルゲリータ。耳も柔らかくてとっても美味しい。でも、日本のピザ屋さんでも同じくらい美味しいところがありますので、改めて日本のレストランに質は高いなと実感しました。

ピッツェリア ブランディ イタリアン

最後にウエイターさんから「僕にチップを下さい」と耳打ちされましたので差し上げました。最近のヨーロッパはチップを渡した方が良いのか、含まれているのか、よくわからなくなってますが、南イタリアはまだチップ文化が根強いのかも知れません。

ピッツェリア ブランディ イタリアン

ホテルの前ではヴァイオリンの演奏パフォーマンスがあって観光客が集まってました。部屋からも正面に見えて、結構上手だったので、ヴァイオリンの奏でるポップスと夏のマリーナの喧騒を聞きながら、ベランダでビールを飲みました。
明日はポンペイを訪れます。

ホテル ロイヤル コンチネンタル ホテル