浅草発の老舗喫茶店「銀座 ブラジル」～フレンチの重鎮が浅草に行く楽しみの筆頭にしている名店～

2018/11/23 - 2018/11/23

日本料理や洋食店の老舗が多いことで知られている浅草ですが、長年に渡って営業している喫茶店も多くあります。「銀座 ブラジル」はそのような喫茶店の一例です。1948年に銀座で開業した本店が1963年に浅草に支店を出し、今残っているのは浅草店だけです。珈琲店を謳っていますが、普通の喫茶店とは一線を画す料理の味がたくさんの人を虜にしています。

料理を食べたらわかるかと思いますが、注文してから時間をかけて調理しているだけあり、味は格別です。一番人気のロースカツサンドは特に完成度が高く、パン、ロースカツ、ソースのすべてに強いこだわりが感じられ、西麻布｢龍土軒｣の大御所シェフが大絶賛するのには納得しました。

エリア 浅草(東京)

• 旅行の満足度: 4.5

蔵前駅で下車しました。

浅草の食通街です。

浅草今半です。

3年程前にオープンした「まるごとにっぽん」です。

伝法院通です。

浅草にはよく似合うと言ってよい人力車です。

新仲見世通りです。

「銀座ブラジル」は一見浅草や上野ではよく見る老舗喫茶店です。

二階にあります。

昭和を感じさせるショーケースです。

階段を上がってお店に入ります。

風格が感じられる店看板です。

喫茶店らしく、サンドイッチやトーストが提供している主な食べ物です。

朝行けば、モーニングもあります。

何度か行きましたが、最初は王道のカツサンドを食べました。

まずはアイスコーヒーです。こちらは普通の味です。

ビジュアルがよいロースカツサンドですが、味の方はそれ以上に素晴らしかったです。

カツはよくてもパンはもうひとつはカツサンドではありがちですが、ここのロースカツサンドは三拍子揃っていて、バランスがよく、すべての面において上出来でした。パンのトーストのされかたも丁度いい具合で、手間をかけて作られたのが食べながら、実感することが出来ました。

レトロな空気が流れる店内です。

最初に食べたロースカツサンドがあまりにもおいしかったので、他の物も試さなければということで別の日に再訪しました。

昔のアメリカ俳優等の絵が飾られています。

店内の奥です。

ガラス越しのキッチンではシェフがサンドイッチ等を調理しています。

二度目の訪問では、ロースカツサンドと並ぶお店の看板商品として知られているフライチキンバスケットを注文しました。

「龍土軒」のシェフもお気に入りの一品です。

チキンは胸肉を使っているのですが、ささみのような食感で重たくありません。一緒に付いている、ポテトやトーストもいい感じで仕上がっていて、上品なチキンのフライとよく合います。

川端康成や三島由紀夫が贔屓にしていた「銀座キャンドル」のチキンバスケットを彷彿させる一品ですね。

店内です。

三度目の訪問では、お店自慢のブレンドをまず注文しました。

食事は、ミックスサンドです。

このサンドイッチも他の一品にひけをとらない出来栄えで素晴らしかったです。

サンドイッチの具材は、コーンビーフ、野菜（きゅうり、トマト）、卵です。このお店のサンドイッチはパンがおいしいですね。

珈琲店の貫禄が感じられるガラスケースです。

昭和を感じさせる何とも言えないレトロなイラストですね。

こちらもいいですね。

メディアでも取り上げられています。

昔の写真です。台湾紅茶と書かれているのが浅草らしくていいですね。

このお店のカツサンドを大絶賛している新聞の記事です。

スカイツリーです。

浅草寺です。

浅草は地下鉄銀座線の始発駅です。