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木枯らしが吹く夜、どこからともなく現れる蝶。<br /><br />透き通る藤色の翅を揺らす蝶は、闇夜のなかでロンドを奏でます。<br /><br />今宵もまた、蝶の夜会を知らせる招待状がひらりと舞い降りてきました。<br /><br /><br />秋のアクティブ日帰り女子旅♪2018<br />【1】高津戸峡の錦繍 &amp; のこぎり屋根の街さんぽ:https://4travel.jp/travelogue/11426669<br />【2】淡く儚い 蝶の夜会:https://4travel.jp/travelogue/11422189<br />

紫仔の輪舞-淡く儚い 蝶の夜会-【日本三大イルミ☆2018 第1位★光の花の庭/あしかがフラワーパーク 】

102いいね!

2018/11/10 - 2018/11/10

38位(同エリア1079件中)

旅行記グループ KIRA★KIRA☆イルミネーション

2

58

ウェンディ

ウェンディさん

この旅行記のスケジュール

2018/11/10

  • 17時過ぎに、2018年にオープンしたばかりの【あしかがフラワーパーク駅】に到着。

  • 駅からフラワーパークまでは徒歩5分を見ておけば十分。

  • 園内にいたのは約3時間。20時前の列車で帰路に着く。

  • フラワーパーク駅は無人駅で券売機も1つだけ。電車の本数も少ない為、切符購入の際は時間に余裕をもって。

この旅行記スケジュールを元に

木枯らしが吹く夜、どこからともなく現れる蝶。

透き通る藤色の翅を揺らす蝶は、闇夜のなかでロンドを奏でます。

今宵もまた、蝶の夜会を知らせる招待状がひらりと舞い降りてきました。


秋のアクティブ日帰り女子旅♪2018
【1】高津戸峡の錦繍 & のこぎり屋根の街さんぽ:https://4travel.jp/travelogue/11426669
【2】淡く儚い 蝶の夜会:https://4travel.jp/travelogue/11422189

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
交通
4.0
同行者
友人
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
JRローカル 私鉄 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

PR

  • そう、あれは昨年の晩秋。<br /><br />噂には聞いていた夜の蝶に、私は出会った。 <br />

    そう、あれは昨年の晩秋。

    噂には聞いていた夜の蝶に、私は出会った。

  • 夜の蝶の翅は、透明で儚げ。<br /><br />空から夕焼けが消える頃、薄紫に輝く蝶はその全身に光を纏う。<br />彼らは集団で宙を舞いあがり、軽やかな演舞を披露する。  <br />

    夜の蝶の翅は、透明で儚げ。

    空から夕焼けが消える頃、薄紫に輝く蝶はその全身に光を纏う。
    彼らは集団で宙を舞いあがり、軽やかな演舞を披露する。

  • 夜の蝶のMotherは、1世紀半を生き続けている肝っ玉母さん。 <br /><br />150年前の日本、1868年は明治時代が始まった年。<br />王政復古の大号令が発せられ、江戸幕府による政治支配に終止符が打たれ、徳川の居城であった江戸城が皇居となり、お江戸という地名が消え東京へと変わった年に、蝶の母は誕生した。  

    夜の蝶のMotherは、1世紀半を生き続けている肝っ玉母さん。

    150年前の日本、1868年は明治時代が始まった年。
    王政復古の大号令が発せられ、江戸幕府による政治支配に終止符が打たれ、徳川の居城であった江戸城が皇居となり、お江戸という地名が消え東京へと変わった年に、蝶の母は誕生した。  

  • 江戸が消えてから150年。<br /><br />輝く蝶の母は下野(しもつけ)の国にその根を降ろし、時代の変貌を眺め続けてきた。<br /><br />

    江戸が消えてから150年。

    輝く蝶の母は下野(しもつけ)の国にその根を降ろし、時代の変貌を眺め続けてきた。

  • 母に転機が訪れたのは、21世紀への変換期を迎えたころ。<br /><br />【あしかがフラワーパーク】と呼ばれる大地にその躰を動かし、日本中からの注目を浴びることとなった。  <br />

    母に転機が訪れたのは、21世紀への変換期を迎えたころ。

    【あしかがフラワーパーク】と呼ばれる大地にその躰を動かし、日本中からの注目を浴びることとなった。

  • 栃木県と群馬県の県境にある植物園の【あしかがフラワーパーク】は遊園地などを伴わない植物だけに特化した公園。<br /><br />首都圏の片隅にあると云いながらも東京からの交通の便は決して良くは無く、特急などの公共交通機関を利用しても片道2時間弱がかかってしまい、その地の利は集客にベストとは言えない場所にある。 <br />

    栃木県と群馬県の県境にある植物園の【あしかがフラワーパーク】は遊園地などを伴わない植物だけに特化した公園。

    首都圏の片隅にあると云いながらも東京からの交通の便は決して良くは無く、特急などの公共交通機関を利用しても片道2時間弱がかかってしまい、その地の利は集客にベストとは言えない場所にある。 

  • しかし、この地には年間150万人を超える観光客が訪れるという。

    しかし、この地には年間150万人を超える観光客が訪れるという。

  • その観光客誘致の力となっているのが、夜の蝶の母。<br /><br />【奇蹟の大藤;足利の長藤】との名を持つ彼女の姿を見に、国内外からの観光客が栃木県へとやってくる。<br />

    その観光客誘致の力となっているのが、夜の蝶の母。

    【奇蹟の大藤;足利の長藤】との名を持つ彼女の姿を見に、国内外からの観光客が栃木県へとやってくる。

  • 【奇蹟の大藤;足利の長藤】は2014年にはCNNが選んだ<世界の夢の旅行先BEST10>に日本から唯一選ばれ、世界的にもその知名度を飛躍的に挙げた。

    イチオシ

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    【奇蹟の大藤;足利の長藤】は2014年にはCNNが選んだ<世界の夢の旅行先BEST10>に日本から唯一選ばれ、世界的にもその知名度を飛躍的に挙げた。

    あしかがフラワーパーク 公園・植物園

    蝶が舞う夜/あしかがフラワーパーク☆日本三大イルミ2018年も第一位受賞♪ by ウェンディさん
  • 蝶の母である藤の花。<br /><br />その花の時期は、ゴールデンウィーク前後の春の1週間程度と決して長くは無い。<br />1年365日ある中でたかだか7日間しか花を見ることの出来ない藤の樹木。<br /><br />年間150万人もの観光客が、春の7日間に集中する?…訳は無い。<br /><br />そんなことが起きてしまったら、足利地区がパンクしてしまうだろう。<br />

    蝶の母である藤の花。

    その花の時期は、ゴールデンウィーク前後の春の1週間程度と決して長くは無い。
    1年365日ある中でたかだか7日間しか花を見ることの出来ない藤の樹木。

    年間150万人もの観光客が、春の7日間に集中する?…訳は無い。

    そんなことが起きてしまったら、足利地区がパンクしてしまうだろう。

  • 藤の花の見頃は春しかないが、現代の私達には魔法が使える。

    藤の花の見頃は春しかないが、現代の私達には魔法が使える。

  • 雪がちらつく真冬。<br /><br />そんな時期でも、蝶の形をした子供たちを浮遊させる藤の姿を見ることができる…という魔法を。<br />

    雪がちらつく真冬。

    そんな時期でも、蝶の形をした子供たちを浮遊させる藤の姿を見ることができる…という魔法を。

  • 魔法の正体は、今では家庭でもおなじみとなったLED。<br /><br />小さな蝶の形をした数百万球のLED球を藤棚に設置し柔らかな光を無数に灯すことで、春に大藤が咲かせる藤の花の姿を具現化している。<br />

    魔法の正体は、今では家庭でもおなじみとなったLED。

    小さな蝶の形をした数百万球のLED球を藤棚に設置し柔らかな光を無数に灯すことで、春に大藤が咲かせる藤の花の姿を具現化している。

  • LED球の点灯パターンは単一ではなく、蝶の形をした藤の花の一生を連想させるような物語性を持たせてある。

    イチオシ

    LED球の点灯パターンは単一ではなく、蝶の形をした藤の花の一生を連想させるような物語性を持たせてある。

  • まだ春浅い3月。<br /><br />雪の中で目覚めを迎えた奇蹟の大藤は微睡ながらもその巨躯を震わせ、芽吹きの力を枝先に宿す。<br />

    まだ春浅い3月。

    雪の中で目覚めを迎えた奇蹟の大藤は微睡ながらもその巨躯を震わせ、芽吹きの力を枝先に宿す。

  • 大藤の目覚めの意思はニューロンの様に光の筋となり、大きく広げられたその四肢の隅々へと伝達される。<br /><br />

    大藤の目覚めの意思はニューロンの様に光の筋となり、大きく広げられたその四肢の隅々へと伝達される。

  • 母の意思をくみ取った蝶の子らは硬く閉ざされた枝皮の中から顔を覗かせ、辺りをキョロキョロ。<br /><br />

    母の意思をくみ取った蝶の子らは硬く閉ざされた枝皮の中から顔を覗かせ、辺りをキョロキョロ。

  • 「春が来るよ。<br /><br />もうすぐ、あたたかい春。<br /><br />羽ばたきの時期が来るよ。」<br /><br />

    「春が来るよ。

    もうすぐ、あたたかい春。

    羽ばたきの時期が来るよ。」

  • 蝶の囁きが光の点滅となり、次から次へと呟かれる。

    蝶の囁きが光の点滅となり、次から次へと呟かれる。

  • そして、春の特異日。<br /><br />奇蹟の大藤は、全身の力を籠めて蝶の子らに指令を送る。<br />

    そして、春の特異日。

    奇蹟の大藤は、全身の力を籠めて蝶の子らに指令を送る。

  • 「蝶の仔らよ。<br /><br />今こそがはばたく時」…と。<br />   <br />

    「蝶の仔らよ。

    今こそがはばたく時」…と。
       

  • 母の意思を受けとった蝶の子供たち。<br /><br />羽化の瞬だ。<br /><br />まるで蝶が蛹から抜け出すときの様にふわりと蕾を開き、房の上部からゆっくりと開花をする。<br />

    母の意思を受けとった蝶の子供たち。

    羽化の瞬だ。

    まるで蝶が蛹から抜け出すときの様にふわりと蕾を開き、房の上部からゆっくりと開花をする。

  • そんな蝶の子供たちの姿が、奇蹟の大藤の開花の情景が、イルミネーションで表現されている。

    そんな蝶の子供たちの姿が、奇蹟の大藤の開花の情景が、イルミネーションで表現されている。

  • 2018年の春に出会ったリアルな藤の花。<br /><br />冬のイルミネーションで彩られた蝶の仔らは、春の姿を忠実に再現していた。<br /><br />春の大藤:旅行記 https://4travel.jp/travelogue/11355687 より

    2018年の春に出会ったリアルな藤の花。

    冬のイルミネーションで彩られた蝶の仔らは、春の姿を忠実に再現していた。

    春の大藤:旅行記 https://4travel.jp/travelogue/11355687 より

  • 人工的な光を用いたからこそ表現できるアート;夜の蝶が奏でる輪舞曲は儚く、美しく、幻の楽曲だった。<br /><br />

    人工的な光を用いたからこそ表現できるアート;夜の蝶が奏でる輪舞曲は儚く、美しく、幻の楽曲だった。

  • 【あしかがフラワーパーク】の冬のイルミの見所は、奇跡の大藤だけではない。<br />花をモチーフとした22個のテーマで夜の園内を彩ってる。<br /><br />かなり多くのイルミがあり、その対象はちいさなお子さんからアダルトまでと幅が広く、全てを旅行記では紹介しきれないので、旅行記で紹介するのは個人的にお勧めのオトナ向けのイルミを中心に。<br /><br />イルミの一番のお勧めはもちろん藤なのだが、クリスマス前の11月というシーズンに限って言えば、アメジストセージの花とイルミのコラボがかなり素敵!

    【あしかがフラワーパーク】の冬のイルミの見所は、奇跡の大藤だけではない。
    花をモチーフとした22個のテーマで夜の園内を彩ってる。

    かなり多くのイルミがあり、その対象はちいさなお子さんからアダルトまでと幅が広く、全てを旅行記では紹介しきれないので、旅行記で紹介するのは個人的にお勧めのオトナ向けのイルミを中心に。

    イルミの一番のお勧めはもちろん藤なのだが、クリスマス前の11月というシーズンに限って言えば、アメジストセージの花とイルミのコラボがかなり素敵!

  • パーク内の至る所に植えられているアメジストセージの本数は2万株30万本。<br /><br />アメジストセージの花色は単色ではなく、濃い紫からピンク系の紫まで個体によって微妙に異なる。<br />

    パーク内の至る所に植えられているアメジストセージの本数は2万株30万本。

    アメジストセージの花色は単色ではなく、濃い紫からピンク系の紫まで個体によって微妙に異なる。

  • 仄かな風に揺れるアメジストセージの花だが、一番の見所はうす紅藤との共演。

    イチオシ

    仄かな風に揺れるアメジストセージの花だが、一番の見所はうす紅藤との共演。

  • 季節が冬なのでうす紅藤の花はイルミで彩られているが、アメジストセージの赤色がかった紫とうす紅藤の藤色、そして漆黒の闇がイルミネーションと云う洋の空間に和の妖艶な色合いを醸し出していた。

    季節が冬なのでうす紅藤の花はイルミで彩られているが、アメジストセージの赤色がかった紫とうす紅藤の藤色、そして漆黒の闇がイルミネーションと云う洋の空間に和の妖艶な色合いを醸し出していた。

  • アメジストセージが咲く花畑の中にあるのは不思議な六角錐の塔。<br /><br />電飾でキラキラと輝く塔の中に、人々が吸い込まれていくように入っていく。<br />

    アメジストセージが咲く花畑の中にあるのは不思議な六角錐の塔。

    電飾でキラキラと輝く塔の中に、人々が吸い込まれていくように入っていく。

    フラワーファンタジー イルミネーション

    割引入場券&お得な切符 情報♪/あしかがフラワーパーク☆冬のイルミ2018 by ウェンディさん
  • 外から見ている時には、塔の内部がこんな風になっているなんて想像できなかった。<br /><br />

    外から見ている時には、塔の内部がこんな風になっているなんて想像できなかった。

  • 塔の内側。<br />そこは、彩ふる里。<br /><br />電飾の洪水が、頭の上から降り注いでいた。<br />

    塔の内側。
    そこは、彩ふる里。

    電飾の洪水が、頭の上から降り注いでいた。

  • 色彩は目まぐるしく変化し、万華鏡の中にいるかのよう。

    色彩は目まぐるしく変化し、万華鏡の中にいるかのよう。

  • 夜空の星、敢て云うならば、脳内物質の受け渡しを行っているニューロン的な美しさだった。

    夜空の星、敢て云うならば、脳内物質の受け渡しを行っているニューロン的な美しさだった。

  • アメジストセージは光のピラミッドの周りでも花を咲かせていた。

    アメジストセージは光のピラミッドの周りでも花を咲かせていた。

  • アメジストセージが花の回廊を形作る。<br /><br />

    アメジストセージが花の回廊を形作る。

  • ピラミッドのリフレインが水鏡に映る。<br /><br />風のなかったこの日は水面に揺らぎがなく、シンメトリーな光景だ。<br /><br />

    イチオシ

    ピラミッドのリフレインが水鏡に映る。

    風のなかったこの日は水面に揺らぎがなく、シンメトリーな光景だ。

  • 昨年、此処へと来たのは11月下旬。<br />その時にはアメジストセージはもう既に花の時期を終え、この光景を見ることは出来なかった。<br /><br />イルミネーションというとクリスマスの頃のイメージだが、敢て少し早めの方が、花とのコラボも楽しめる。<br />

    昨年、此処へと来たのは11月下旬。
    その時にはアメジストセージはもう既に花の時期を終え、この光景を見ることは出来なかった。

    イルミネーションというとクリスマスの頃のイメージだが、敢て少し早めの方が、花とのコラボも楽しめる。

  • 光のフラワーステージでは、水連が咲いていた。

    光のフラワーステージでは、水連が咲いていた。

  • 白鳥が浮かぶ池(案内には湖とあったが、サイズは池だ)には硝子の花籠が浮かんでいた。<br /><br />

    白鳥が浮かぶ池(案内には湖とあったが、サイズは池だ)には硝子の花籠が浮かんでいた。

  • 輝く硝子の花篭は綺麗なのだが、デカい灯篭流しの感も否めなくない。

    輝く硝子の花篭は綺麗なのだが、デカい灯篭流しの感も否めなくない。

  • 光の園で咲くのは、花弁が光る薔薇。

    イチオシ

    光の園で咲くのは、花弁が光る薔薇。

  • クリスタル・ドロップがつりさげられた薔薇の木は女子力高めアイテムで、女性に大人気だった。

    クリスタル・ドロップがつりさげられた薔薇の木は女子力高めアイテムで、女性に大人気だった。

  • フラワーキャッスルは、花をモチーフに作られた白亜のお城。<br /><br />ここは、記念撮影スポットとなっていて、お城の前には撮影待ちの長い列ができていた。<br />カメラマンが個人と写真販売用のカメラで写真を撮って、フレームに入れて販売していて、1枚1200円。<br />暴利とは言わないが若干高いよね。<br />

    フラワーキャッスルは、花をモチーフに作られた白亜のお城。

    ここは、記念撮影スポットとなっていて、お城の前には撮影待ちの長い列ができていた。
    カメラマンが個人と写真販売用のカメラで写真を撮って、フレームに入れて販売していて、1枚1200円。
    暴利とは言わないが若干高いよね。

  • お城は、氷の中に閉じ込められた花をイメージしていて、内部はこんな風にデコレーション。<br /><br />使われているのが生花だったらもっと素敵なのだが、予算的に難しいのだろう。<br /><br />

    お城は、氷の中に閉じ込められた花をイメージしていて、内部はこんな風にデコレーション。

    使われているのが生花だったらもっと素敵なのだが、予算的に難しいのだろう。

  • 園内には花をイメージした光のトンネルも有る。<br />もともとが白藤のトンネルであった場所は、きばな(黄花)藤のイルミネーションへと早変わり。<br />

    園内には花をイメージした光のトンネルも有る。
    もともとが白藤のトンネルであった場所は、きばな(黄花)藤のイルミネーションへと早変わり。

  • 四季をイメージしたトンネルもあり、春は桜。

    四季をイメージしたトンネルもあり、春は桜。

  • 秋は紅葉をモチーフにトンネルが彩られていた。

    秋は紅葉をモチーフにトンネルが彩られていた。

  • 夜空を見上げると漆黒の闇に浮かび上がるのは、月に向かって空へと駆け上がる銀河鉄道の姿。

    夜空を見上げると漆黒の闇に浮かび上がるのは、月に向かって空へと駆け上がる銀河鉄道の姿。

  • 列車が高度を上げると、宇宙空間には星座たちの姿が見えてくる。<br /><br />白鳥座、ふたご座、さそり座は昨年もあったが、今年はバージョンアップして、新しい二星座が仲間入り。<br /><br />射手座とサザンクロス(南十字星)が加わり賑やかな夜空となっていたが、夏の星座と冬の星座が混じっているうえに、北半球では見ることの難しい南十字星まで登場するとは…と、若干頭を抱えてしまう配置だった。

    列車が高度を上げると、宇宙空間には星座たちの姿が見えてくる。

    白鳥座、ふたご座、さそり座は昨年もあったが、今年はバージョンアップして、新しい二星座が仲間入り。

    射手座とサザンクロス(南十字星)が加わり賑やかな夜空となっていたが、夏の星座と冬の星座が混じっているうえに、北半球では見ることの難しい南十字星まで登場するとは…と、若干頭を抱えてしまう配置だった。

  • 奇蹟の長藤の姿は、池の水面にもリフレイン。

    奇蹟の長藤の姿は、池の水面にもリフレイン。

  • 夜だからこそ映える青の世界だ。<br /><br />

    夜だからこそ映える青の世界だ。

  • 逆さ藤の映る水面。<br /><br />派手さはないイルミネーションだが、和の心が現れている気がする。<br />

    逆さ藤の映る水面。

    派手さはないイルミネーションだが、和の心が現れている気がする。

  • 大長藤は、蝶の子供たちのいない幾何学的なイルミで登場。<br /><br />イルミネーションのタイトルは、未来への輝き。<br />たしかに、ちょっと近未来的な雰囲気かもしれない。<br />

    大長藤は、蝶の子供たちのいない幾何学的なイルミで登場。

    イルミネーションのタイトルは、未来への輝き。
    たしかに、ちょっと近未来的な雰囲気かもしれない。

  • 2018年11月に、あしかがフラワーパークへとイルミネーションを見に行ってきました。<br />昨年11月、今年の4月と足を運び、暫くは行かなくてもよいかな…なんて思っていたのですが、秋に昨年よりさらにLED球を増やしました!なんていう電車の中吊り広告を目にしてしまったら、もう足がウズウズしてしまって…。<br /><br />冬のイルミは2回目でしたので、昨年とは異なる視点でイルミネーションを眺められ、更にカメラも広角カメラ(GoPro)を投入して、遊び心を入れながら写真を撮ってみました。<br />

    2018年11月に、あしかがフラワーパークへとイルミネーションを見に行ってきました。
    昨年11月、今年の4月と足を運び、暫くは行かなくてもよいかな…なんて思っていたのですが、秋に昨年よりさらにLED球を増やしました!なんていう電車の中吊り広告を目にしてしまったら、もう足がウズウズしてしまって…。

    冬のイルミは2回目でしたので、昨年とは異なる視点でイルミネーションを眺められ、更にカメラも広角カメラ(GoPro)を投入して、遊び心を入れながら写真を撮ってみました。

  • イルミネーション自体は2017年と大きくは変わっていませんでしたが、11月の始めに出かけたのは大正解。<br /><br />紫色のグラデーションの花色が特徴的なアメジストセージと、藤のイルミのコラボはこの時期の此処でしか見ることの出来ない幻想的な光景で、観光客が少ない園内でゆったりとイルミを愉しみました。

    イルミネーション自体は2017年と大きくは変わっていませんでしたが、11月の始めに出かけたのは大正解。

    紫色のグラデーションの花色が特徴的なアメジストセージと、藤のイルミのコラボはこの時期の此処でしか見ることの出来ない幻想的な光景で、観光客が少ない園内でゆったりとイルミを愉しみました。

  • 旅行記の最後に、冬のあしかがフラワーパークの入場券のお得な情報を♪<br /><br />イルミネーション期間はフラワーパークの入場は15:30切り替えの完全入れ替え制で、夜の部の入場券は大人900円ですが、フラワーパークの会員登録をするだけで100円割引券が入手できます。<br />コンビニでも前売り券が850円で販売していますが、会員登録の方が更にお得ですヨ。<br /><br />公共交通機関でアクセスする場合は、【あしかがフラワーパークイルミネーションきっぷ(11/17-2/5)】が一押しでお勧めで、東京都内の浅草駅から足利市駅や佐野駅までの乗車券とフラワーパークの入場券がついて大人料金が往復2260円。<br />普通に切符を購入して電車に購入しフラワーパークに入場した場合は2840円なので、差額で、園内で栃木名物の佐野ラーメンやビールが食せるくらいの余裕が生まれます。<br />また、土日祝日ならば足利市駅からフラワーパークまでの無料シャトルバスが運行されるので、栃木県や群馬県のフリー乗車区間が付属することを考えると、あしかがフラワーパークイルミネーションきっぷ】はかなり利用価値が高い切符だと思います。<br /><br />あしかがフラワーパークの最寄駅は、2018年春にオープンしたばかりの【あしかがフラワーパーク駅】。<br />駅からパークまでは徒歩5分もかからないので、公共交通機関の便は以前よりもかなり改善されています。

    イチオシ

    旅行記の最後に、冬のあしかがフラワーパークの入場券のお得な情報を♪

    イルミネーション期間はフラワーパークの入場は15:30切り替えの完全入れ替え制で、夜の部の入場券は大人900円ですが、フラワーパークの会員登録をするだけで100円割引券が入手できます。
    コンビニでも前売り券が850円で販売していますが、会員登録の方が更にお得ですヨ。

    公共交通機関でアクセスする場合は、【あしかがフラワーパークイルミネーションきっぷ(11/17-2/5)】が一押しでお勧めで、東京都内の浅草駅から足利市駅や佐野駅までの乗車券とフラワーパークの入場券がついて大人料金が往復2260円。
    普通に切符を購入して電車に購入しフラワーパークに入場した場合は2840円なので、差額で、園内で栃木名物の佐野ラーメンやビールが食せるくらいの余裕が生まれます。
    また、土日祝日ならば足利市駅からフラワーパークまでの無料シャトルバスが運行されるので、栃木県や群馬県のフリー乗車区間が付属することを考えると、あしかがフラワーパークイルミネーションきっぷ】はかなり利用価値が高い切符だと思います。

    あしかがフラワーパークの最寄駅は、2018年春にオープンしたばかりの【あしかがフラワーパーク駅】。
    駅からパークまでは徒歩5分もかからないので、公共交通機関の便は以前よりもかなり改善されています。

  • そして、あしかがフラワーパークを訪れる際の服装についてもひとことアドバイス。<br /><br />栃木県は関東エリアと言っても体感気温は東京と比較して5℃以上寒く、特に夜間は冷えこみます。<br />真冬にイルミネーションを見に行く際には、暖かいジャケットと手袋、耳の隠れる帽子は必須です。<br /><br />暖冬が予想されている2018年の冬ですが、イルミ見物には防寒対策を忘れずに!!<br />暖かい恰好で、心温まるイルミを愉しんでくださいね。<br /><br />2018年も夜景鑑定士が選ぶイルミの日本第一位に輝いたあしかがフラワーパーク(3年連続の快挙ですね)は、クリスマスに向かってが一番混雑が予想される頃。<br />イルミを見に行かれる場合は、少しでも空いている11月がお勧めですよ♪<br />

    そして、あしかがフラワーパークを訪れる際の服装についてもひとことアドバイス。

    栃木県は関東エリアと言っても体感気温は東京と比較して5℃以上寒く、特に夜間は冷えこみます。
    真冬にイルミネーションを見に行く際には、暖かいジャケットと手袋、耳の隠れる帽子は必須です。

    暖冬が予想されている2018年の冬ですが、イルミ見物には防寒対策を忘れずに!!
    暖かい恰好で、心温まるイルミを愉しんでくださいね。

    2018年も夜景鑑定士が選ぶイルミの日本第一位に輝いたあしかがフラワーパーク(3年連続の快挙ですね)は、クリスマスに向かってが一番混雑が予想される頃。
    イルミを見に行かれる場合は、少しでも空いている11月がお勧めですよ♪

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  • たらよろさん 2018/12/01 23:34:52
    確かにデカイ灯籠流し(笑)
    こんばんは、ウェンディさん

    日本全国、あっという間にライトアップの季節になって、
    各地でイルミネーションの美しいニュースが届いてますね。
    あしかがフラワーパークといえば、
    途中で出て来た、この藤棚がやっぱり有名で、関西からでも飛んで行きたくなる雄大な藤棚。
    イルミネーションも、規模が大きくて立派ですねー
    確かにデカイ灯籠流しにも見える、、、
    こんな灯籠流しに出会ってみたいなぁ。

    たらよろ

    ウェンディ

    ウェンディさん からの返信 2018/12/02 12:45:01
    RE: 確かにデカイ灯籠流し(笑)
    たらよろさん こんにちは

    季節も師走へと入り、なにかと気ぜわしくなってきますね。
    そんななか、あちこちから聞こえてくるイルミネーションのニュース。
    今年の関東圏では大井競馬場のイルミがなにかと話題を呼んでいる様で、
    ついつい気になってしまいます。

    11月に友人と訪れたあしかがフラワーパーク。
    フェイクの花とは分かっていても、藤花を模したイルミの荘厳さには心を打たれました。
    木々を電飾でキラキラと飾り立てるのではなく、藤の花の美しさ、儚さををどのように光の点滅で表現したら良いのかを、デザイナーや園の関係者の方々が頭を悩ませてプログラムを組んだのだとは思うのですが、花の一生をモチーフとした藤の演出は、私の中ではまぎれもなく日本一ではないかと思えています。

    花篭をあしらったガラス張りの装飾。
    一度灯篭流しに見えてしまったら、その後、何回見ても灯篭流しにしか見れなくって…。
    実際に、あんな大きいのを川に流したら迫力あるでしょうね。
    回収がちょっと大変かもしれませんけどね♪

    ウェンディ

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