2019/04/29 - 2019/05/02
201位(同エリア7218件中)
関連タグ
cocokunさん
- cocokunさんTOP
- 旅行記102冊
- クチコミ186件
- Q&A回答15件
- 500,251アクセス
- フォロワー114人
この旅行記のスケジュール
もっと見る
閉じる
この旅行記スケジュールを元に
2019年GW
元号が変わる恩恵を受けて、突如9連休のご褒美が舞い降りてきた!
こんなチャンスは暫く無さそうなので、思い切って一人だけど(娘が直前にキャンセル)世界一周をして来ました。
と、言っても、わずか9日間という強行軍で、香港とバルセロナ(3泊)、NY(3泊)しか寄らない『 なんちゃって 世界一周旅行』です。
移動時間も充実させたいので、奮発して『ビジネスクラス世界一周券』にしました。
旅行記(1)では、世界一周券を購入するまでの経緯(ピーク時は世界一周券の方がお得!)やPCで発券する方法、準備&手配したモノについて書きました。
https://4travel.jp/travelogue/11413200
世界旅行3日目の この旅行記(4)では、バルセロナ郊外のコロニア・グエルと『モンセラット修道院』1日英語ツアー(72ユーロ)に参加して来ました。
アントニ・ガウディ作品群の中では郊外にある世界遺産『コロニア・グエル教会地下聖堂』ですが、このツアーなら要領よく見て回れました。英語といってもハードルは高くはなく、交通の足と思って参加しても良いと思います。
同じく一人旅行中だったメキシコ人の女性と知り合いになり、異文化コミュニケーションが出来たのも良かったです。
モンセラット修道院は、カタルーニャの守護聖母とされている「黒いマリア像 ラ・モレネータ」が祀られて、バルセロナのパワースポットらしいです。
ツアー後は、グエル邸見学や、サグラダファミリアとカサ・ミラのライトアップを見に行ったりと、バルセロナ2日目も欲張って相当歩き回りました。
《 モデルニスモの登場人物 》
● グエル伯 Eusebi Güell i Bacigalupi (1846-1918 )
● モンタネール Lluís Domènech i Montaner(1850-1923)
● ガウディ Antoni Gaudi ( 1852-1926 )
● ジュジョール Josep Maria Jujol ( 1879-1949 )
● スビラックス Josep Maria Subirachs ( 1927-2014 )
● 外尾悦郎 ( 1953- バルセロナ在住 )
**********************************************
【 旅 程 】
4/28 日【 JL29便 】HND 10:00発 → HKG 13:45着
ヴィクトリアピーク / 尖沙咀 / シンフォニーオブライツ
旅行記(2) https://4travel.jp/travelogue/11489766
4/29 月【 CX321便 】HKG 1:30発 → BCN 8:20着
サグラダファミリア / サンパウ病院 / カサ・ミラ(ラ・ペドレラ)
《 ル メリディアン バルセロナ泊 》
旅行記(3) https://4travel.jp/travelogue/11418054/
4/30 火 ★
コロニアグエル教会 / モンセラット修道院 / グエル邸 / サグラダファミリア夜景
《 ル メリディアン バルセロナ泊 》
旅行記(4) https://4travel.jp/travelogue/11419038
5/1 水
グエル公園 / カサ・バトリョ / ガバマール リゾート
《 ACホテル ガバマール泊 》
旅行記(5) https://4travel.jp/travelogue/11419039
5/2 木【 AA67便 】BCR 11:15発 → JFK 13:50着
タイムズスクエア / 『ウィキッド』鑑賞
《 NYマリオットマーキス泊 》
旅行記(6) https://4travel.jp/travelogue/11419044
5/3 金
自由の女神 / グラウンドゼロ / チェルシーマーケット / アメリカ自然史博物館 / Top of the ROCK / Night Tour (byBus)
《 NYマリオットマーキス泊 》
旅行記(7) https://4travel.jp/travelogue/11419047
5/4 土
Uptown&Harlem Busコース / メトロポリタン美術館 / MoMA / 『ライオンキング』鑑賞
《 NYマリオットマーキス泊 》
旅行記(8) https://4travel.jp/travelogue/11419048
5/5 日【 JL5便 】JFK 13:25発 → 帰国へ
5/6 月 → HND 16:40着
旅行記(9) https://4travel.jp/travelogue/11419050
**********************************************
【 旅後記 】エピローグ ←概要を把握したい方はココから!
世界一周してみて
旅行記(10) https://4travel.jp/travelogue/11419054
【 為 替 】
1香港ドル=約15円
1ユーロ=約130円
1USドル=約116円
【 表写真 】モンセラット山間に佇む モンセラット修道院
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 航空会社
- キャセイパシフィック航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
【 4月30日(火) 】
バルセロナ2日目(世界一周旅3日目)
美味しいバレンシアオレンジのフレッシュジュースから、爽やかな朝が始まりました。
ルメリディアンの朝食バイキングは、種類豊富で美味しぃ♪
生ハムやチーズの種類も豊富でしたが、生ジュースがヤバイ!
イチゴのジューズも濃厚でした。ル メリディアン バルセロナ ホテル
-
オムレツも具沢山でお願いしました^^
ここの朝バイキングは有名なのかな?
朝御飯だけ食べに来ている観光客もいました。
高いけど… -
ルメリディアンは、部屋も快適空間で居心地が良かったです。
2泊したのですが、シーツ交換はしないでエコに貢献。
替わりに、マリオットポイントを貰いました。 -
ルメリディアンはこんな構造。
私の4階の部屋は、裏側の静かな方。 -
ホテル玄関は、ランブラス通りの西側に入った細い路地沿いにある。
-
ホテルの正面は、想像していたより目立たず、車を停めるスペースとかも一切ない。
メジャーなホテルの割に、ひっそりとした佇まい。
それがまた良いのかも。
そろそろお出かけします。 -
今日参加するエクスカーションツアーは、8:10にカタルーニャ広場に集合。
徒歩で5分程です。
この時間、ランブラス通りの売店は未だ開いてません。
バルセロナの夜が遅いので、朝はゆっくりなのね。
それにしても、落書き(芸術?)が目を引く。 -
ちなみに、openするとこんな感じ。
ランブラス通り 散歩・街歩き
-
バルセロナの拠点となるカタルーニャ広場。
朝は、リムジンバスから、観光バス、公共バスまで停まってました。
この時間はかなり曇ってますが、この後、晴れてきます。
気温は15℃位なので、スプリングコートの下に薄手ダウンベストを着てます。カタルーニャ広場 広場・公園
-
今日お世話になるバス。
結構デカイ! -
バス内部も綺麗で、座り心地の良いシートでした。
ガイドのカルロスさんと運転手の2人に引率してもらって、8時半に出発しました。
シートベルト着用。
今はどこの国もうるさく言われるのね。
その方が安心です。 -
ベルトラから予約した Barcelona Turismeという会社の
『モンセラット&世界遺産ガウディ建築コロニア・グエル 1日観光ツアー <英語 >黒いマリア像見学可』EUR72(9258円)
日本人は、私を含め3人だけ。
約30人程の参加者でした。 -
カタルーニャ広場から約45分程で、最初の訪問地である『コロニア・グエル教会』に着きました。
本日のガイドのカルロスさん。
英語ペラペラのダンディーな方でした。
個々に、ワイヤレス ガイド イヤフォンを貰います。
教会はopen前のようで、特別見学だったみたいです。
掃除中でした。 -
【 コロニア・グエル教会地下聖堂 】 世界遺産
Cripta de la Colonia Guell
事業家のグエルは、バルセロナ郊外 サンタ・コロマデ・セルベジョ村に60ヘクタールの土地を購入し、工業団地(コロニア)と繊維工場を建設。
(繊維工場は1973年閉鎖)
その中心となる教会をガウディが任されたのは1898年のことでした。
その設計準備に約10年の月日を要し、着工は1908年だったそうです。
ところが、ガウディは、1914年にはサグラダファミリア建築に没頭するために工事を中断してしまったので、上部は未完成のままですが、半地下の教会として使用されています。
じゃあ、その10年の設計期間に何をしていたかというと、有名な『フニクラ』と呼ばれている『逆さ吊り実験』です。
サグラダファミリアのカテナリーアーチ構造も、この『フニクラ』がベースになっているそうです。
写真は、上部が未完成なのが良く分かる一枚です。コロニア グエル教会 寺院・教会
-
見事に上がありません(笑)
これはこれで、一見の価値ありです。 -
外観も独特で素敵ですね。
ステンドグラスも必見で、ジュジョール(Josep Maria Jujol)の作品です。 -
内部から見るとこんな感じ。
-
羽根状に開閉ができるという珍しいモノ!
これが、モデルニスモ。 -
内部に入ると、ガウディが挑んだ『逆さ吊り実験(フニクラ)』からきたカテナリーアーチ構造を間近に見ることが出来ます。
-
カテナリーアーチについて一生懸命に説明してくれるカルロスさん。
早口の英語なのでちゃんと理解できているか分かりませんが、レンガで出来ているいるアーチ構造の耐久性について詳しく説明を聞くのが初めてだったので、とても興味深かったです。 -
半地下教会内は私達の貸切なので、好きに歩いて回ります。
燭壇の上から撮った写真。
お祈り用ベンチのデザインも素敵です。 -
横から撮った写真。
-
黒いマリア像のレプリカも鎮座していました。
この後、モンセラットで本物を見ます。
右手の玉に注目!
日本にも、秘仏として黒い仏像を祀ってますが、古今東西の発想は同じですね。 -
建設中断した TOP roof にも上がれます。
周辺のコロニア工業団地が見渡せて良いです。 -
鐘もちゃんと鳴ってました。
-
コロニアグエル教会を見学した後は、周辺の集落を散策しました。
-
火曜日だからか?
町は静かで、人にあまり会わなかったです。 -
私達しか歩いてないでしょ?
朝の10時頃ですが、未だ寝てる?笑 -
古い建物が多く残っていて、20世紀初めに流行っていたムデハル様式のようです。
ここでもレンガがふんだんに使われています。 -
ムデハル様式とは、イスラム教とキリスト教の建築様式が融合したもの。
-
築100年位?
そもそも住居なのかな… -
今でも学校として使われている当時の建物。
頑丈なレンガ造りは長持ちするのね。 -
その近くには、この工業団地を作ったグエル伯の胸像がありました。
【 Eusebi Güell i Bacigalupi 】1846-1918
ガウディより6歳年上のエウゼビ・グエル伯は、バルセロナ出身の事業家でガウディの最大のパトロンでした。
無名だった26歳のガウディに最初に仕事を依頼し、以来グエル伯が死ぬ1918年(ガウディ67歳)までの長い付き合いでした。
2人が残した建造物として、グエル別邸、グエル邸、グエル公園などがあり、最後がコロニアグエル教会だったようです。(その後はサグラダファミリアに没頭) -
途中、観光案内所に寄りトイレ休憩です。
ここは新しい建物です。 -
個人でコロニアグエル教会へ行く場合は、こちらのビジターセンターでチケットを買うようです。
お土産品なども売ってました。
吹き抜けの天井には、前述したフニクラ実験を象徴する逆さ吊り模型がありました。ビジター センター 散歩・街歩き
-
かつてのコロニアグエル一帯の様子を描いた壁画もあり、イメージが湧きますね。
-
コロニアグエル最後の一枚は、時世を象徴する建物です。
18~19世紀初頭にかけて、イギリス、フランス、アイルランド、スペインには『 Windows Tax 』窓税って制度があって、窓の数に基づく固定資産税だったようです。
そのため、窓を埋めちゃったらしいw -
さあ!
派手派手なバスに乗って、モンセラートへ向かいますw
10:30 コロニアグエル発 -
11時に、Monistrol Villa駅に到着。
バスでも修道院まで行けますが、行きは登山鉄道(Cremallera)体験をします。モンセラット登山鉄道 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
-
あるあるですが、昔の登山列車の展示。
-
11:15発の Cremallera に乗り込みます。
-
カルロスさんに、進行方向左側に座ることを薦められました。
この後、観光客で一杯になりましたよ。 -
約15分で、Montserrat駅に到着です。
ケーブルカー(Funicular)の駅やロープウェイ(Aeri)の駅が隣接しています。 -
標高725mのモンセラット修道院に霧がかかっていて神秘的でした。
実は、モンセラットの『雲海』は有名みたいで、この時間にもっと上の San Juan(後で行く予定)に居れば、雲海を見れたタイミングですね。
ちなみにモンセラット(のこぎり山)は標高1236mの岩山です。
下よりかなり寒く感じ、体感的には10度位ですが、他のツアーの外国人はダウンもいればTシャツもいました。モンセラット 山・渓谷
-
はるか彼方には、ピレネー山脈が見えます。
参考までに、帰りのバスの集合場所は、この右下の道の先です。 -
この後のスケジュールの説明があり、
いよいよ修道院の中に入って行きます。
このツアーの特典の一つが、修道院の見学だけでなく、ここで暮らす少年聖歌隊(Escolania)の子供達の生活エリアの見学があります。
最初に、そこに行き、その後13時から彼らの合唱を聴き、黒いマリア様見学があって、その後は16時まで自由時間です。 -
説明を聞いているうちに徐々に霧も晴れてきて、気持ちの良い天気になってきました。
-
【モンセラット修道院】
ベネディクト派の修道院で11世紀創建。
1811年にナポレオンに破壊され、今の建物は再建されたものらしい。
教会内部へは後で行くので、、、日帰りオプショナルツアーで行くのがオススメ♪@バルセロナ by cocokunさんモンセラット修道院 (教会堂) 寺院・教会
-
回廊を通って…
-
脇道から奥へ行きます。
-
特別の扉から、寮生活をしている少年達の学校エリアに潜入します。
この扉より奥は、一般見学では行けません。 -
ここからは、内部スタッフのリアーナさんの案内になります。
12歳までの約50人がココで生活をしています。
日本ではウイーン少年合唱団が有名ですが、こちらのEscolaniaの歴史はもっと古いようですよ。 -
少人数制の教室です。
-
窓からは見晴らしの良い風景が広がりますが、親元を離れ、人里を離れ(観光客は多いですが…)、夜は静かで寂しいでしょうね。
-
彼らがくつろぐ、ホワイエも見学しました。
ところで、今回のツアーグループの国籍ですが、私が友達になったメキシコ人以外に、ポルトガル語圏、ドイツ語圏、イタリア語圏、フランス語圏、あと北欧系?の人達で、実に多国籍でした。英語を話している人がいなかったのは珍しい。ただ、英語ペラペラな中華系男性一人はいましたけど。 -
ホワイエから中庭の風景です。
-
ミーティングルーム
-
彼らは、声楽だけでなく、ピアノ、弦楽器、管楽器など他の音楽も学んでいるようで、防音個室を1人1つずつ与えられているそうです。
個室内部も見せてくれました。 -
ここは、衣装部屋。
黒と白の聖歌服がありました。 -
衣装部屋からの一枚。
窓ガラスに彼らのシールが貼ってました。
敷地には、お花が溢れていて良いですね。 -
この後、いよいよ彼らの歌声を聞きます♪
聖堂内部は、すでに観光客で溢れていました。
私達ツアー組は、脇の特別エリアから観れる特権もありました。
このツアーなかなか凄いです。 -
おかげで、この距離で見れました!
13時から3曲歌ってくれました。
彼ら(12歳まで)は、世界遠征にも行ってるそうです。
大きく成長した子もいましたが、とても小さい子もいて、本人もお母さんも寂しいだろうなぁ。。。なんて思ってしまいました。 -
歌の後は、右横の階段を上がり、カタルーニャの守護聖母とされる「黒いマリア様」に会いに行きます!
階段の両脇にも精巧な壁画で装飾されていて、カトリック教会のパワーを感じました。 -
聖堂の上部に鎮座するマリア様の行列に並んで、約15分。
-
やっと、黒いマリア様(ラ・モレネータ)に会えました。
イエスキリストを膝に抱え、右手に持った玉は全宇宙を象徴しているそうで、この玉に触れると願いが叶うと言われています。
その玉だけガラスの外に出ていて、他はガラスケースで覆われていました。
私もしっかり擦り擦りして、願い事をしてきましたよ♪ -
この一枚は、マリア様の位置から聖堂内を撮ったものです。
マリア様目線です。 -
この写真は逆からで、聖堂入口から正面を撮った一枚です。
写真の奥中央上部にマリア様がいますよ。 -
聖堂内は美しいステンドグラスが所々にあり、ガウディのものとはまた違った形相を呈していますね。
この後はフリータイムです。
13時半に解散。 -
観光客の考えることは同じで、賛美歌を聴いた後は、ケーブルカーFunicularで「サン・ジュアン」か「サン・コバ」へ行く人が多い。
自由時間も限られているので、近い San Juan に行くことは事前に決めていたことですが、ケーブルカー乗り場には既に長蛇の列=3
一瞬ひるみましたが、10分程で乗れました。
Funicular往復 13.5ユーロ(約1700円)
なかなか高いです。。。
この時、同じツアーで一人参加のメキシコから来たパトリシアさん(IT関連勤務・30代前半位)と話す機会があり、この後のフリータイムを一緒に過ごすことになりました。 -
Funicularの内部は超満員!
-
約7分で着いた!
標高約1000m弱の所です。
フランス国境のピレネー山脈まで見渡せる素晴らしい景観です。
晴れていれば、マヨルカ島まで見れるとパンフに書いてました。
天気もハイキング日和で、テンションも上がります♪ -
右下に修道院が見えます。
登山30分コースって書いてあったけど、私ならもっとかかりそう…
遥かに下だよね。。。 -
ちょっと休憩できそうな岩も沢山あり、皆 ひと休み。
私達もお互い持参したモノで小腹を満たします。
パトリシアはサンドイッチ。
私は、昨夜買ったチョコレート。
パトリシアにあげようとしたら、遠慮された。
そうよね、、、海外での基本かも。
知り合ったばかりの人から食べ物を貰うのって敬遠すべき。
ふと、バックパッカー時代を思い出しました。 -
のこぎり山と言われるモンセラットは、元々湖だった所が隆起して出来たそうです。
モンセラット 山・渓谷
-
記念写真
歩いてると結構暑くなったので、ダウンもコートも脱ぎました。
軽装でハイキングを続けます。 -
ソフトクリームのような形の可愛いい岩群。
何で、こんな風にクビレが入ったのかな? -
そのモコモコの隙間に、ロッククライミングをしている人をパトリシアが見つけました!(写ってますよ)
-
どこまで、上がれるんだろう?
-
サンジュアン祈祷庵
サン・ジュアン 建造物
-
もう少し上がって、この景色を写真に納めて引き返しました。
-
歩きながら、パトリシアからメキシコのお薦め観光地を聞いたり、日本のお薦め観光地(特に郷里の姫路城)やベストシーズンを教えてあげたり、更に、お互いの仕事の話など沢山のお喋りをしました。
ただ、彼女は私よりかなり若いので、メールやSNSの交換をするには至りませんでした。
1時間程サンジュアンを散策した後にFunicularで下山しました。 -
イチオシ
Funicularからのお気に入りの一枚です。
モンセラット 山・渓谷
-
その後は、パトリシアと一端別れ、私は遅めのランチをカフェで食べることにしました。
昼時は混むらしいので、時間をズラすか、ランチを持参するのが良いでしょう。 -
生ハムサンドとカフェラテで6.5ユーロ。
敷紙の絵が素敵ですね☆ -
美術館の無料チケットを貰ってましたが、カフェを優先し行かなかったことを、今になって後悔してます >o<
「花より団子」でモンセラットを後にしましたw
帰りのバスの中では、割りに細かいアンケートを書き、PM5時にカタルーニャ広場で解散しました。
あぁ…このツアー充実していて良かったなぁ。モンセラット美術館 博物館・美術館・ギャラリー
-
パトリシアにも、日本人夫妻にも別れを告げ、ホテル近くのカルフールで買い物をしてホテルに戻りました。
-
日本にもあるカルフールですが、置いてあるものはやはり違うのが楽しい♪
新鮮な果物からお惣菜、生ハムやサラミ、ワインも充実。
店内は、大き過ぎず、見て回り易いです。カルフール マーケット (バルセロナ店) スーパー・コンビニ
-
どれどれ…海外のインスタント麺もチェックです。
-
麺好きな私の独自の調査によると、カップ麺で幅を利かせていたのは、この「YATEKOMO」シリーズ。
「味の素フーズ」とスペイン企業「Gallina Blanca」がコラボしてるそうですが、正直イマイチだったなぁ。麺がゴワゴワ、、、どーした?!味の素! -
荷物を置いて少し休憩したら、次の観光へ出かけます。
ホテルから徒歩5分位で行ける『グエル邸』へ
【 グエル邸 】Palau Guell
音声ガイド付き12ユーロ
地下1階地上4階のグエル邸は、別邸に続き、グエル伯がガウディに依頼した私邸です。4年の歳月をかけて、1886年に完成。当時にしてはまだ珍しいエレベーターも導入されています。
コロニアグエルでグエル伯の胸像を見た後だったので、勝手に親近感を持って来ました。グエル邸 現代・近代建築
-
TVで見たことがある鍛鉄製の格子扉です。
オシャレなだけでなく、通りから内部は見にくくなってますが、 -
内部から表の通りの様子は良く見えます。
-
門扉の奥に、自宅に上がる大理石の階段があります。
突き当たりにパティオからの光が透けるステンドグラスがあって、重厚なんだけど暗くなり過ぎず良いですね。
カタルーニャ州旗をもとにデザインされたステンドグラスだそうです。 -
では、内部へ!
-
更に階段を上がるのですが、精巧にデザインされた木製天井が、石の壁や柱の冷たい印象をカバーしてます。
-
そして、ステンドグラスからの採光がまた素敵なんです。
-
ここは、2階の表通りに少し張り出した広縁的なスペース。
北側だし、目の前の建物とそんなに離れてないのですが、建物内部に光が届くような設計になってます。
天井の高さと明るいステンドグラスだけで随分違いますね。 -
その内側、サロンへの入り口
-
これが有名なサロンの吹き抜け空間。
2階から4階まで吹き抜けていて、ドーム型天井からも光が漏れてます。
建物自体がムデハル様式なので、モスク様な天井ですよね。
マリア様の壁画の横は金キラの礼拝室になってます。
グエル家の皆様は、敬けんなカトリック信者だったのでしょう…
なんと!コンパクトなサロンですが、パイプオルガンまで備わってました。 -
サロン横には鍵盤があり、
-
サロン上部にパイプが出てました!
お金持ちのやることは半端ないです。
きっと、サロンから各部屋までオルガンの音色が響き渡っていたのでしょうね♪ -
サロンを囲んで上階はプライベートエリアになっていて、当時の家具が置いてあります。
-
可愛らしいトイレもありました。
-
部屋から下のサロンが覗ける構造。
-
ところで、この模型は、表通りの反対側(建物の裏側)で、南側から見たグエル邸のミニチュアですが、この南側のファサードに、先程の北側の広縁とは違う工夫があることを知りました。
-
南側には、強い日差しを避ける工夫として、当時珍しかった「水平回転式ブラインド」を採用していたのです。
-
内側から見ると、こんな風です。
ブラインドの横縞が邪魔に見えないようにか?窓枠も小さめですね。
北側のサロン出入口の雰囲気と違っていて、こちらはプライベート側用(ダイニング)になっています。ベンチ付き。 -
回廊も、また違った雰囲気の窓枠になってて、全く見飽きません。
-
順序が逆になりましたが、グエル邸の正面側です。
真ん中の尖塔が、サロンの天井の明かり取りになってるんですね。
他に、20本近くのカラフルな煙突も見所です。
その屋上に上がってみましょう! -
この15mの尖塔は、グエル所有の農場のかまどに使用されていた、熱でガラス化した石を再利用したモノらしいですよ。
-
尖塔の先には、コウモリの風見鶏が付いてました。
不思議ちゃんですw -
屋上からも周辺が結構見渡せます。
バルセロナって、そんなに高いビルとか少ないのですね。 -
こちらのTrencadis のカラフルな煙突は、再現されたモノのようです。
ガウディ建築は屋上にも個性があるのですが、グエル邸のトレンカディス装飾は、槍型です。 -
最後に地下の見学
カタラン・ボールトと呼ばれる伝統工法を用いたアーチ型の天井で、洞窟のような空間になってました。
厩舎として使用していたらしいのですが、広い!
馬何頭いたのかしら? -
カタラン・ボールト工法とは、スペインのカタルーニャ地方における伝統的なレンガ積み工法の一つです。
この地方の独特な『薄焼きレンガ』を使用するのが特徴です。
柱の高い位置には、馬を繋ぐための環金具も付いていて、デザインもいろいろあります。
写真のは一角獣? -
水飲み場もありました。
-
地下室と言っても、セミオープン地下になっていて、馬はこの螺旋階段から地上に出れます。
-
地上から見ると、こんな角度で地下厩舎を見れます。
-
馬の匂いがこもら無いように、風通し良く作られているのが分かりますね。
-
最後に、グエル邸を見上げて、その場を離れました。
ガウディの才能が一層開花したのも、グエル伯って凄いパトロンがいたからこそだなぁ…って、改めて感心しました。
明日は、グエル公園の予約を取ってるから楽しみです^ ^ -
午後7時過ぎ
ランブラス通りのテーブルは酒盛りで満員御礼状態でした。
今、流行っているのか?メチャ長のストローがささってます。
飲みにくそー 笑ランブラス通り 散歩・街歩き
-
その足で、(初?)老体に鞭打って、地下鉄でサグラダファミリアに行きました。
5月のヨーロッパの日没は既に遅く、ライトアップも21時からとの情報だったので、20時過ぎのトワイライト時刻に到着しました。 -
ライトアップ前
時間もあるので、何処からの写りが良いか、周辺を歩き回りながらいろんな角度からサグラダファミリアを見ました。
定番の写真スポットで、ベンチに座って待つことにしました。
余談ですが、ベンチから見ていると、薄暗くなってくるとスリっぽい人がウロウロしているのが良く分かりました。
明らかに、暗がりでベタベタしているカップルのポケットやカバンをチェックしているのですよ。思いっきりガン飛ばしてスマホを構えていたら、目が合った瞬間にいなくなるんですねー。そういう人が3人程いました。 -
21時に点灯!
-
水面に鏡面したサグラダファミリア像が有名なので、頑張って撮ってみましたが、木の写り込みが、、、^^;
-
イチオシ
これで、本当の見納めです。
2026年の完成以降に、必ずまた会えますよーに!
Adios!!サグラダ ファミリア 現代・近代建築
-
帰りの地下鉄車内
盲導犬でも介護犬でもない、ペットと思われるジャーマンシェパードが乗ってました。
犬は申し訳なさそうにしていて、飼い主のヤンキーっぽいお姉さんは太々しい態度でした。
人が出入りする度に、尻尾が踏まれるんじゃないかと心配しました。 -
ついでに、カサ・ミラ La Pedrera のライトアップも見てきましたが、全くフツーでした。。。
-
22時過ぎにホテルに戻って、カルフールで買ったサラダとYATEKOMOのインスタント麺を食べて夕食をすませました。
歩き過ぎて元気ない。
今日は、食べる間も惜しんで観光しちゃったな。。。
バルセロナの夜って楽しそうで、本当はバルとかフラメンコとか楽しみたいのですが、一人では気が引けて、今日は食べるのが後回しになってしまいました。
明日は、美味しいモノ食べようと誓って、サラダを頬張りました。ところが、、、そのバルで思わぬ展開になるのですが…TT
旅行記(5)に詳細を記しました。 -
最後の一枚は、明日行くことになった『カサ・バトリョ』をスマホで予約した後の返信メールです。ホテルの一室から簡単に時間予約が出来、QRコードが貰えました。
バルセロナ初日に行こうとして、ディズニーランド並みの長蛇の列に断念し、ここは省略してカタルーニャ音楽堂に行こうかと思ってましたが、モンセラットで一緒だったパトリシアから超オススメされ、スマホからの予約方法も教えて貰ったのでやってみました。
https://www.casabatllo.es/en/
英語ですが、そんなに難しくはないです。
私は、ファストパスがついたGOLDチケット(35ユーロ)を購入。本当に、全く待つことなく、特別公開エリアにも入れるしオススメでした。
詳細は、旅行記(5)で紹介しますね。
https://4travel.jp/travelogue/11419039
これにて、バルセロナ2日目も終了です。
長々とお付合い頂き有難うございました!
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
2019年GW☆ワンワールドCクラス世界一周
-
前の旅行記
2019GW #3【oneworldビジネス世界一周券】9日間で一周する《 バルセロナ1日目 》モデルニスモ...
2019/04/29~
バルセロナ
-
次の旅行記
2019GW #5【oneworldビジネス世界一周券】9日間で一周する!《 バルセロナ3日目 》バルセロナ...
2019/04/29~
バルセロナ
-
2019GW #1【oneworldビジネス世界一周券】9日間で一周する!《 プロローグ 》準備から香港へ(...
2019/04/28~
香港
-
2019GW #2【oneworldビジネス世界一周券】9日間で一周する!《 香港編 》10時間の滞在で出来...
2019/04/28~
香港
-
2019GW #3【oneworldビジネス世界一周券】9日間で一周する《 バルセロナ1日目 》モデルニスモ...
2019/04/29~
バルセロナ
-
2019GW #4【oneworldビジネス世界一周券】9日間で一周する《 バルセロナ2日目 》コロニアグエ...
2019/04/29~
バルセロナ
-
2019GW #5【oneworldビジネス世界一周券】9日間で一周する!《 バルセロナ3日目 》バルセロナ...
2019/04/29~
バルセロナ
-
2019GW #6【oneworldビジネス世界一周券】9日間で一周する!《 バルセロナ→NYへ 》初の大西...
2019/05/02~
ニューヨーク
-
2019GW #7【oneworldビジネス世界一周券】9日間で一周する!《 初NY2日目 》自由の女神から...
2019/05/02~
ニューヨーク
-
2019GW #8【oneworldビジネス世界一周券】9日間で一周する!《 初NY3日目 》帰国前日に出来...
2019/05/02~
ニューヨーク
-
2019GW #9【oneworldビジネス世界一周券】9日間で一周する《 初NY最終日》帰国へ!最後までト...
2019/05/05~
ニューヨーク
-
2019GW #10(終)【oneworldビジネス世界一周券】9日間で一周する!《 エピローグ 》一人で...
2019/05/06~
ニューヨーク
旅行記グループをもっと見る
この旅行記へのコメント (6)
-
- Rinさん 2020/03/14 11:50:10
- ツアーも便利ですね!
- cocoさんこんにちは!
この旅行記の場所が4年前のバルセロナ旅行で行ったところばかりだったので懐かしく拝見しました。
モンセラット&コロニアグエルのツアー便利でいいですね。
特に少年合唱団の学校エリアに入れるのがいい!
こういう所はツアーの特権ですね。
あとコロニアグエルの近くにグエルさんの像があったことも知らなかったです。
サグラダ・ファミリアのライトアップは私も見に行ったのですが冬のシーズンオフだったせいかせっかく地下鉄に乗って行ったのにライトアップされていなくってがっかりした覚えがあるので見られて羨ましいです。
そして…読んでて思ったのですがやたら行動範囲が広いこと、観光優先で食べるのが後回しになる(でも決して食べるのが嫌いじゃなさそう…むしろ美味しいものを食べるのはお好きでは?)辺りがなんだか私と似たタイプでは?と思ってしまいました(;^_^A
それでは続きも楽しみにしています。
Rin
- cocokunさん からの返信 2020/03/15 00:51:23
- Re: ツアーも便利ですね!
- Rinさま
早速、旅行記を読んで頂き、投票&コメントも有難うございました♪
4年前は、サグラダファミリアのオーディオガイドに日本語が無かったのですねー?!
私にとっては、25年ぶりのヨーロッパでしたが、サグラダファミリア以外の観光名所にも、ほぼ日本語ガイドフォンがあったし、チケットも解説も今やスマホのQRコード。施設によっては、VRガイドまであり、バルセロナの観光業の力の入れように感心していたのですが(日本もガンバレ的な)、ここ最近のことなのでしょうね。
そして、Rinさんのコメント返信から、バルセロナの今を知りました!
新型コロナウイルスの影響はどこまで拡がり、いつまで続くのでしょうね?
観光業がグローバル化している分、感染症などもグローバル化し易い(ちょっと不謹慎かな?)位に世界が近くなったってことですよね・・・
一日でも早く、一人でも早く病状が回復し、COVID-19が終息することを祈るばかりです。
最後になってしまいましたが、フォローバックも有難うございました^^
Rinさんの旅行記を読んでいると、バルで一緒に飲み食いしたくなるのは私だけでしょうか?笑
今後のマヨルカも楽しみしています♪
遅くにすみませんでした!
おやすみなさい☆
coco
-
- あずきんさん 2020/03/04 11:16:44
- cocoさん、こんにちは!
- まるで、風が吹き抜けていきそうな
タイトル画像に引き込まれました!
素敵なところですね~(´艸`*)
バルセロナ。
いつか訪れてみたい場所の一つです。
こんな時だからこそ、充実した旅日記に心癒されました。
思わぬ展開って何だろう??
旅行記5が待ちどおしいです!
- cocokunさん からの返信 2020/03/06 19:58:54
- RE: cocoさん、こんにちは!
- あずきん様
お久しぶりです!
モンセラット長編を読んんで頂き有難うございました^^
タイトル写真は、この旅一番のお気に入りだったので、褒めて頂き嬉しいです♪
バルセロナは直行便が無いのですが、お薦めですよ♪
私も、2026年にサグラダファミリアが完成するため、それ以降にバルセロナを含めたスペイン周遊をしたいと思っています。その時は中東系エアを利用したいなぁ。。。など、夢(妄想)は広がりますw
本当に、新型コロナの影響が半端ない昨今、旅行業界を始め、日本経済の活気は低迷…
私も、渡韓予定を2件キャンセルして気力を無くしてます >o<
あずきんさんの全州日帰り旅行記を読んで、韓国旅が遠い昔のように感じています。
堂々と海外に行ける日を待ちわびてます。
旅行記5は、この旅一番のドキドキの1日となりました。
公開までやや時間がかかりそうですが… ^^;
宜しかったら、またお立ち寄り下さいませ。
私も、あずきんさんのソウル旅の続きを楽しみしています♪
coco
-
- capriさん 2020/02/27 14:21:52
- ニューヨーク編楽しみにしてます
- はじめまして、Capriと申します
O.W.世界一周旅行ワクワクしながら読ませていただいてます
香港??編で、以前訪問された際に息子さんが発熱されたと書かれていましたね
私も息子が小学生だった25年前の香港旅で夕食時に発熱して慌てた事を思い出しました
解熱剤を飲ませると翌日はケロッとしてましたが
そんな息子も今では三十路です
(かつての香港は食べ物物価が安いところでしたが、数年前に一人と娘と二人旅で行った時に高くて驚きました)
ニューヨーク編🗽を楽しみに待っております
(私も3年前に初ニューヨークでした)
今後ともよろしくお願いいたします
Capri
- cocokunさん からの返信 2020/02/29 16:42:05
- Re: ニューヨーク編楽しみにしてます
- Capri様
初めまして!
OW-RTWに、投票&コメント有難うございます。
今更ながらのupでお恥ずかしいですが、マイペースで書き上げているため、NY編までは、まだ暫くかかりそうです^^;
私も、CapriさんのNY旅を読ませて頂きました。
Top of the Rockからの夕暮れも、夜景ツアーも素敵でしたねー☆
私がロックフェラービルに上がった日は、小雨と霧で見事なまでの視界不良だったので、Capriさんの写真を見て「あぁ…本来はこんな風に見えるんだ。」って再認識しました。いつかまたリベンジしたいです!
併せてわせて、D.C.なども行きたいです。他の旅行記も読ませて頂きますね。
かつての香港の息子麻疹事件ですが、今だったら大変なことになっていたでしょう。。。日本に帰国できなかったかもです。
今の香港は、どおなっているのでしょうね?
香港デモに続き、新型コロナウイルス問題などで観光業界は大打撃でしょう。
かなり気の毒です。
いつか、また活気のある香港に再訪したいと思ってます。
私もフォローさせて頂きましたので、今後とも宜しくお願いします。
coco
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
-
ル メリディアン バルセロナ
3.43
この旅行で行ったスポット
もっと見る
バルセロナ(スペイン) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 2019年GW☆ワンワールドCクラス世界一周
6
130