2018/10/18 - 2018/10/18
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miharashiさん
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2016年に続いて2度目のヨーロッパの紅葉を巡る旅に出ました。最初に、紅葉の時期のウクライナ・愛のトンネルを是非見てみたいと思い、ワルシャワ経由でリヴィウに入り、その後ウィーンを経由して帰国する特典航空券を出発のほぼ1カ月前に予約。ウクライナの後は、スロベニア、ドロミテ、オーストリア、チェコの天気の良いところをレンタカーで周ることにして、とりあえずグラーツ借り出し、ウィーン返却のレンタカーを予約。後はほぼ旅程が未定のまま出発することに。終わって見れば、2週間ほぼ良い天気に恵まれ、予定した目的地はほぼすべて周ることが出来ました。第七部は、ドロミテ編その1で、ようやく訪れた青天の下、紅葉も見頃になっていたプラトーピアッツァを軽くハイキングしたときの旅行記です。(表紙写真は、紅葉のプラトーピアッツァとモンテ・クリスタロ)
旅程の概要は以下の通り。
10/11 成田ー(LOT)-ワルシャワ(泊)
10/12 ワルシャワー(LOT)-リヴィウー(バス)-リブネ(泊)
10/13 愛のトンネル観光 リブネ泊
10/14 リブネー(バス)ーリヴィウ(泊)
10/15 リヴィウー(OS)-ウィーンー(バス)-グラーツ(泊)
10/16 グラーツ空港でレンタカー借り出し後スロベニアへ
(クランスカゴラ泊)
10/17 クランスカゴラからヴルシチ峠を越えてイタリア・ドロミテへ
(ドッピアコ泊)
10/18 プラトー・ピアッツァトレッキング後、ブライエス湖、
ミズリナ湖を経てリエンツへ(リエンツ郊外泊)
10/19 グロスグロックナーを走り抜けてドイツ・ベルヒテスガーデンへ
(ベルヒテスガーデン泊)
10/20 オーストリア・ハルシュタット、ゴーザウ湖を観光
(ゴーザウ周辺泊)
10/21 リンツを通りチェコ・チェスキークルムロフへ
(チェスキークルムロフ泊)
10/22 再びオーストリア・ドナウ川沿いを走りバッハウ渓谷へ
(バッハウ渓谷沿い泊)
10/23 ウィーン空港でレンタカー返却後、OSで成田に10/24昼着
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- レンタカー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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プラトーピアッツァは、ドッビアコの南約10㎞のところにある標高2000mほどの広々とした台地で、そこまで車でアクセスが出来、歩いて登らずに手軽にハイキングを楽しめる場所として人気があるところだ。私達はこれまでその存在すら知らなかったが、ネットのブログでドッビアコ周辺の景勝地を調べているうちに、この場所を知ったのだった。(写真は、プラトーピアッツァの正面に聳えるクローダロッサの雄姿)
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ドロミテでの宿泊は1泊だけの予定だったので、18日が唯一のチャンス。18日の朝は予報通り快晴の天気だったので、朝一番にこのプラトーピアッツァに上がることにした。実際に来て見ると、ちょうど紅葉が見頃で、晴天の下でドロミテの岩峰群を眺めながらのすばらしいハイキングを経験することが出来た。ほとんど平坦な道を歩くだけの楽なハイキングなので、熟年者でも手軽に楽しめるところだった。(写真は、デュレンシュタイン小屋そばからのモンテ・クリスタロの眺め)
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18日の走行ルートを示す地図。朝一番にプラトーピアッツァに上がった後、ブライエス湖を訪れ、その後は、昨日天気がパッとしなかったミズリナ湖、Auronzo de Cadoreなどを再度訪れた後、オーストリア国境に近いSan Candidoを経由して、宿のあるリエンツ郊外まで車を走らせた。(ドロミテ1では、前半のプラトーピアッツァの部分を掲載。その後はドロミテ2に掲載予定)
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10月18日、朝部屋の外を見ると快晴。ドロミテの山は逆光でシルエットになっていた。
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今回の旅で唯一のイタリアの朝食。生ハムがおいしかった。ただし、パンはオーストリアと同じだ。ここは車で旅をしている人にはとてもいい宿で、お勧めだ。
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8時半すぎにホテルを出発。ホテルから西進して、ブライエス湖への分かれ道を左に入り(分岐点にブライエス(Braies)湖のサインあり)、すぐに鉄道の下をくぐる。Segheriaの町で左に分かれて(Prato Piazzaのサインあり)、山の奥へと入っていく。朝から快晴の良い天気で、期待に胸が弾む。
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山肌の紅葉も見ごろのようだ。朝早いので、下の方はまだ陰の中。
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前方にプラトーピアッツァの前の岩峰群が見えてきた。
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Ponticelloの駐車場に到着。ある方のブログでは、車で来た場合はこの駐車場に置き、ここからはバスに乗り換えると書いてあった。ホテルを出るときに、フロントの女性にバスが運行されているか聞いたが、動いているという答えだった。ところが、駐車場は空っぽで、写真右側のバス停には時刻表も貼ってなかった。うろうろしている私達の目の前を個人の車が先へと走って行ったので、私達も車で入ってみることにした。ここから見る山の風景も圧巻だった。
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後日バスは7月から運行開始で、夏のシーズン中のみの運行していることを知った。10月はシーズンオフなので、車で上まで上れてしまい、かえってラッキーだった。道幅は当然狭い。
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途中信号があり、交互通行。当然道幅は極端に狭くなっていた。
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プラトーピアッツァの駐車場に到着。時刻は9時15分。シーズン中はすぐにいっぱいになりそうな狭さだが、まだ朝早いせいか、車は数台しかいなかった。
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駐車場からは緩やかな登り。左上に見える建物はカフェ。
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カフェへ上る途中から巨大な岩峰が見えた。
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左側はなだらかな山とカラマツの黄葉。
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黄葉越しに岩峰を望む。
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カラマツの黄色が映える。
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カフェの前に到着。ここからなだらかなハイキングコースが始まっていた。
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ハイキングコースの先を望む。
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上記の左側を拡大(画像をクリックしてください)。黄葉のカラマツ林の向こう遠くにドロミテの山並み。
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カフェの正面には巨大な岩峰が聳える。クローダロッサ(Croda Rossa)(3146m)。
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クローダロッサをバックにして。
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パノラマにすると広々とした牧草地であることがわかる(画像をクリックしてください)。気持ちのいい空間だ。
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ハイキング道をさらに先まで歩いて行く。山の形が少しずつ変わってきて、山の裂け目は岩山と重なってわかりにくくなった。
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牧草も刈り取られたあとだ。
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このあたりからやや上り坂。東に向かって登るので、朝は逆光で山はシルエットのみ。
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黄葉を前にクローダロッサ。
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歩いてきた道を振り返って。カフェがあんなに遠くになった。
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ひときわ美しく黄葉したカラマツ。
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カラマツとクローダロッサ。
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岩の裂け目を拡大して。
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赤銅いろの山肌。
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一カ所水が流れ落ちているところを渡る。
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カフェの前から歩き始めてから20分位で、美しく黄葉したカラマツの間から、モンテ・クリスタロ(3221m)がくっきり姿を現した。
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東南の方角なので、山はやや逆光気味。
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モンテ・クリスタロを拡大して。
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このあたりの紅葉は東斜面なので、朝日を浴びて光り輝いていた。
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クリスタロの右半分をさらに拡大。
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西側のクローダロッサはやや隠れてしまう。手前にはきれいなカラマツの黄葉。
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クリスタロをバックに記念撮影。
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ハイキングコースの先は、やや急坂になり、その先に山小屋が見えた。眺めが良さそうなところなので、とりあえずあそこまで行ってみることに。山小屋は、位置的にはデュレンシュタイン小屋と思われるが、写真の小屋かどうかは不明(写真の左側にもう一つロッジ風の建物があったが、それかも知れない)。
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山小屋の前に到着。ハイキングコースはまだ先の方まで続いていた。
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小屋の脇からの眺めも素晴らしい。下の方に下るコースも見えた。
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ここでも記念撮影。ここまでゆっくり撮影しながらのハイキングは40分くらいかかった。ここで早めの昼食を食べて、引き返すことに。
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昼食後来た道を引き返す。写真はクローダロッサの方角。山の上の空の青さが徐々に薄れてきた。
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帰路は緩やかな下り。
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上記の方角を拡大。
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さらに拡大。
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鋭い三角形の山をさらに拡大してみた。
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なぜかマウンテンバイクが忘れられたように、置かれていた。
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下ってきた方向を振り返って。頭の上は完全に雲で覆われてしまった。山の天気は変化が速い。
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再びクローダロッサの前を通りすぎる。
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カフェの脇にはかわいらしい教会。
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ひときわ美しい紅葉。
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下りはゆっくり歩いて30分で駐車場にもどれた。朝よりは車が多く停まっていて、駐車スペースはあまり残されていなかった。
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交互通行の狭い道を再び下る。信号前には一台だけ待っていた。
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下る道すがらの黄葉もすばらしい。
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黄葉の間には下の駐車場から見えた岩峰群。
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同上。
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再びバス停のある駐車場にもどってきた。結局、プラトーピアッツァまで往復する間、バスが登ってくる気配は全くなかった。町から出るバスもないのだろうか?
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途中でブライエス湖への道と分かれたSegheriaまで戻る。道の前方には牧歌的な光景が展開していた。
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牧草地の斜面に点々と家が建ち、まるでオーストリアのような風景。ここはかつてオーストリア領だったところだ。
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自転車で上がってくる人も。拡大するとかなりお年を召しているようだった。
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再び車の前方の牧歌的な風景。
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車の右側にも同じような光景が。
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緑の牧草地と黄葉その1。
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その2。
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ひときわ鮮やかな黄葉。
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Segheriaからブライエス湖への道に入る。かわいい教会の前を通り、ブライエス湖へと車を走らせた。今日歩いたコースは私達のような70歳すぎでもストックなしで手軽に歩けるので、シニアにはお勧めだ。今回入国を早く済ますため、機内持ち込みできるバックのみ持参したので、ストックは持ってこず、ハードなトレッキングは無理だった。今日のハイキングは、天候にも恵まれ、労せずに絶景の中を歩けて本当によかった。(ドロミテ2に続く)
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