グロースグロックナー周辺旅行記(ブログ) 一覧に戻る
2016年に続いて2度目のヨーロッパの紅葉を巡る旅に出ました。最初に、紅葉の時期のウクライナ・愛のトンネルを是非見てみたいと思い、ワルシャワ経由でリヴィウに入り、その後ウィーンを経由して帰国する特典航空券を出発のほぼ1カ月前に予約。ウクライナの後は、スロベニア、ドロミテ、オーストリア、チェコの天気の良いところをレンタカーで周ることにして、とりあえずグラーツ借り出し、ウィーン返却のレンタカーを予約。後はほぼ旅程が未定のまま出発することに。終わって見れば、2週間ほぼ良い天気に恵まれ、予定した目的地はほぼすべて周ることが出来ました。第九部は、オーストリア編その1で、快晴の下、黄葉がちょうど見頃になっていたグロスグロックナー山岳道路を走り抜け、ドイツのベルヒテスガーデンまでドライブしたときの旅行記です。(表紙写真は、グロスグロックナー山岳道路沿いの黄葉)       <br /><br />旅程の概要は以下の通り。<br /><br />10/11 成田ー(LOT)-ワルシャワ(泊)<br /><br />10/12 ワルシャワー(LOT)-リヴィウー(バス)-リブネ(泊)<br /><br />10/13 愛のトンネル観光 リブネ泊<br /><br />10/14 リブネー(バス)ーリヴィウ(泊)<br /><br />10/15 リヴィウー(OS)-ウィーンー(バス)-グラーツ(泊)<br /><br />10/16 グラーツ空港でレンタカー借り出し後スロベニアへ<br />                 (クランスカゴラ泊)<br /><br />10/17 クランスカゴラからヴルシチ峠を越えてイタリア・ドロミテへ<br />                  (ドッピアコ泊)<br /><br />10/18 プラトー・ピアッツァトレッキング後、ブライエス湖、<br />      ミズリナ湖を経てリエンツへ(リエンツ郊外泊)<br /><br />10/19 グロスグロックナーを走り抜けてドイツ・ベルヒテスガーデンへ<br />                   (ベルヒテスガーデン泊)<br /><br />10/20 オーストリア・ハルシュタット、ゴーザウ湖を観光<br />                 (ゴーザウ周辺泊)<br /><br />10/21 リンツを通りチェコ・チェスキークルムロフへ<br />             (チェスキークルムロフ泊)<br /><br />10/22 再びオーストリア・ドナウ川沿いを走りバッハウ渓谷へ<br />             (バッハウ渓谷沿い泊)<br /><br />10/23 ウィーン空港でレンタカー返却後、OSで成田に10/24昼着

団塊夫婦のヨーロッパ紅葉を巡る旅(2018ハイライト)ーすばらしい黄葉の中グロスグロックナーを走る

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2018/10/19 - 2018/10/19

12位(同エリア52件中)

miharashi

miharashiさん

2016年に続いて2度目のヨーロッパの紅葉を巡る旅に出ました。最初に、紅葉の時期のウクライナ・愛のトンネルを是非見てみたいと思い、ワルシャワ経由でリヴィウに入り、その後ウィーンを経由して帰国する特典航空券を出発のほぼ1カ月前に予約。ウクライナの後は、スロベニア、ドロミテ、オーストリア、チェコの天気の良いところをレンタカーで周ることにして、とりあえずグラーツ借り出し、ウィーン返却のレンタカーを予約。後はほぼ旅程が未定のまま出発することに。終わって見れば、2週間ほぼ良い天気に恵まれ、予定した目的地はほぼすべて周ることが出来ました。第九部は、オーストリア編その1で、快晴の下、黄葉がちょうど見頃になっていたグロスグロックナー山岳道路を走り抜け、ドイツのベルヒテスガーデンまでドライブしたときの旅行記です。(表紙写真は、グロスグロックナー山岳道路沿いの黄葉)       

旅程の概要は以下の通り。

10/11 成田ー(LOT)-ワルシャワ(泊)

10/12 ワルシャワー(LOT)-リヴィウー(バス)-リブネ(泊)

10/13 愛のトンネル観光 リブネ泊

10/14 リブネー(バス)ーリヴィウ(泊)

10/15 リヴィウー(OS)-ウィーンー(バス)-グラーツ(泊)

10/16 グラーツ空港でレンタカー借り出し後スロベニアへ
                 (クランスカゴラ泊)

10/17 クランスカゴラからヴルシチ峠を越えてイタリア・ドロミテへ
                  (ドッピアコ泊)

10/18 プラトー・ピアッツァトレッキング後、ブライエス湖、
      ミズリナ湖を経てリエンツへ(リエンツ郊外泊)

10/19 グロスグロックナーを走り抜けてドイツ・ベルヒテスガーデンへ
                   (ベルヒテスガーデン泊)

10/20 オーストリア・ハルシュタット、ゴーザウ湖を観光
                 (ゴーザウ周辺泊)

10/21 リンツを通りチェコ・チェスキークルムロフへ
             (チェスキークルムロフ泊)

10/22 再びオーストリア・ドナウ川沿いを走りバッハウ渓谷へ
             (バッハウ渓谷沿い泊)

10/23 ウィーン空港でレンタカー返却後、OSで成田に10/24昼着

旅行の満足度
5.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
レンタカー
旅行の手配内容
個別手配

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  • オーストリア最高峰のグロスグロックナー山(3798m )の山懐を南北に横断するグロスグロックナー山岳道路。ここを通るのは、1994年、2013年に続いて三度目。過去2回は夏に走っているが、今回初めて秋の紅葉の時期に走ってみることにした。結果は、カラマツなどの黄葉が予想以上に素晴らしく、天気も快晴で大満足のドライブとなった。(写真は、黄葉の林の上に聳えるグロスグロックナー山)<br />

    オーストリア最高峰のグロスグロックナー山(3798m )の山懐を南北に横断するグロスグロックナー山岳道路。ここを通るのは、1994年、2013年に続いて三度目。過去2回は夏に走っているが、今回初めて秋の紅葉の時期に走ってみることにした。結果は、カラマツなどの黄葉が予想以上に素晴らしく、天気も快晴で大満足のドライブとなった。(写真は、黄葉の林の上に聳えるグロスグロックナー山)

  • グロスグロックナー山岳道路の南側の起点の村、ハイリゲンブルート。ここも三度目の訪問だが、三度ともすべて快晴の空の下での撮影になった。よほど相性がいいのか?

    グロスグロックナー山岳道路の南側の起点の村、ハイリゲンブルート。ここも三度目の訪問だが、三度ともすべて快晴の空の下での撮影になった。よほど相性がいいのか?

  • オーストリアでの19日と20日の走行ルートを示す地図。青線が走行したルートを示す。19日は、デルザッハの宿からグロスグロックナー山岳道路を通り抜けてベルヒテスガーデンまで走り(オーストリア1に掲載)、20日は、ベルヒテスガーデンからハルシュタットに向かい、ハルシュタット見学後ゴーザウ湖に立ち寄った(オーストリア2に掲載予定)。

    オーストリアでの19日と20日の走行ルートを示す地図。青線が走行したルートを示す。19日は、デルザッハの宿からグロスグロックナー山岳道路を通り抜けてベルヒテスガーデンまで走り(オーストリア1に掲載)、20日は、ベルヒテスガーデンからハルシュタットに向かい、ハルシュタット見学後ゴーザウ湖に立ち寄った(オーストリア2に掲載予定)。

  • 10月19日、二度目のオーストリアの朝食。ボリュームもたっぷりだ。

    10月19日、二度目のオーストリアの朝食。ボリュームもたっぷりだ。

  • 軒先には収穫されたリンゴがいっぱい。

    軒先には収穫されたリンゴがいっぱい。

  • 庭のリンゴの木にも実がたくさん。うらやましい。

    庭のリンゴの木にも実がたくさん。うらやましい。

  • きれいな手作りの飾り物も。

    きれいな手作りの飾り物も。

  • 今日は朝から晴れているので、8時半過ぎにはデルザッハのペンションを出発。町の中を通り抜けると、そのままグロスグロックナー山岳道路へ通ずる道に出られるようになっていた。

    今日は朝から晴れているので、8時半過ぎにはデルザッハのペンションを出発。町の中を通り抜けると、そのままグロスグロックナー山岳道路へ通ずる道に出られるようになっていた。

  • グロスグロックナーへの道路に出ると、道の前方の山の斜面はきれいに黄葉していた。

    グロスグロックナーへの道路に出ると、道の前方の山の斜面はきれいに黄葉していた。

  • 山の斜面だけでなく道路わきの黄葉も見ごろになっていた。

    山の斜面だけでなく道路わきの黄葉も見ごろになっていた。

  • 教会の横を通り過ぎる。前方には黄葉した林。

    教会の横を通り過ぎる。前方には黄葉した林。

  • 前方に高い山が見えてきた。山肌の黄葉も見ごろのようだ。このあたりの景色が見ごたえがあり、すばらしかった。

    前方に高い山が見えてきた。山肌の黄葉も見ごろのようだ。このあたりの景色が見ごたえがあり、すばらしかった。

  • 徐々に登り道になってきた。

    徐々に登り道になってきた。

  • 黄葉した木々を前方に見ながら登って行く。

    黄葉した木々を前方に見ながら登って行く。

  • ハイリゲンブルートの村が見えてきた。2013年にも同じ南側から上がって来たが、その時はもっと登ってから着いたような記憶があった。今回は意外に簡単についてしまった。もっとも5年前の記憶なのであてにはならないかも。

    ハイリゲンブルートの村が見えてきた。2013年にも同じ南側から上がって来たが、その時はもっと登ってから着いたような記憶があった。今回は意外に簡単についてしまった。もっとも5年前の記憶なのであてにはならないかも。

  • 村の中は狭いので、村に入る道路脇のスペースに車を停め、村まで少し歩いて下っていく。村の奥には、グロスグロックナー山が聳えている。秋なので、山の残雪は少な目だ。

    村の中は狭いので、村に入る道路脇のスペースに車を停め、村まで少し歩いて下っていく。村の奥には、グロスグロックナー山が聳えている。秋なので、山の残雪は少な目だ。

  • 村の向かい側に見えた景色。山の頂上まで黄葉している。

    村の向かい側に見えた景色。山の頂上まで黄葉している。

  • ハイリゲンブルートの写真によく使われる光景が見えるところに来た。ハイリゲンブルートを撮影するのもこれで三度目だが、これまでと同様今回も快晴だ。ただ、紅葉した木々は意外に少なくて、紅葉時の写真としてはややインパクトに欠けるのが惜しい。

    ハイリゲンブルートの写真によく使われる光景が見えるところに来た。ハイリゲンブルートを撮影するのもこれで三度目だが、これまでと同様今回も快晴だ。ただ、紅葉した木々は意外に少なくて、紅葉時の写真としてはややインパクトに欠けるのが惜しい。

  • 同じ構図をパノラマで(画像をクリックしてください)。

    同じ構図をパノラマで(画像をクリックしてください)。

  • ハイリゲンブルートをあとにして、さらに登ると、まもなくグロスグロックナー山岳道路の南側のゲートに到着。時刻は9時半。通行料金は小型車1台で26ユーロ。カードで払う。

    ハイリゲンブルートをあとにして、さらに登ると、まもなくグロスグロックナー山岳道路の南側のゲートに到着。時刻は9時半。通行料金は小型車1台で26ユーロ。カードで払う。

  • ゲートを過ぎて10数分走ると、突如目の前の展望が開け、眺めの良いところに出たので、車を停めて撮影タイム。黄葉の林の上にグロスグロックナー山が頭をのぞかせていた。

    ゲートを過ぎて10数分走ると、突如目の前の展望が開け、眺めの良いところに出たので、車を停めて撮影タイム。黄葉の林の上にグロスグロックナー山が頭をのぞかせていた。

  • 上記の右側。<br />

    上記の右側。

  • パノラマで(画像をクリックしてください)。

    パノラマで(画像をクリックしてください)。

  • グロスグロックナー山をバックに。

    グロスグロックナー山をバックに。

  • さらに走るとフランツヨーゼフヘーエ(2365m)への道を左に分ける分岐点に到着。一旦はそこをパスしようとして右方向へ進むが、ナビの指示が逆だったので、念のため途中でUターンして、フランツヨーゼフヘーエへ通ずる道を登っていく。するとまもなく、道の両脇にすばらしい黄葉が現れた。

    さらに走るとフランツヨーゼフヘーエ(2365m)への道を左に分ける分岐点に到着。一旦はそこをパスしようとして右方向へ進むが、ナビの指示が逆だったので、念のため途中でUターンして、フランツヨーゼフヘーエへ通ずる道を登っていく。するとまもなく、道の両脇にすばらしい黄葉が現れた。

  • 同上。ちょうど太陽の光が左側から当たり、順光で黄葉を見るので、黄金色に輝いていた。

    同上。ちょうど太陽の光が左側から当たり、順光で黄葉を見るので、黄金色に輝いていた。

  • この道を選択して大正解だった。

    この道を選択して大正解だった。

  • しばらく走ると、周りには木々がなくなり、荒涼とした景色に変わってしまった。

    しばらく走ると、周りには木々がなくなり、荒涼とした景色に変わってしまった。

  • グロスグロックナー山が間近かに迫ってきた。写真右端に小さく写っている建物はフランツヨーゼフヘーエの駐車場。

    グロスグロックナー山が間近かに迫ってきた。写真右端に小さく写っている建物はフランツヨーゼフヘーエの駐車場。

  • フランツヨーゼフヘーエの駐車場の拡大写真。2013年の夏は、あそこまで行き、氷河を見たのだった(*)。<br /><br />(*) https://4travel.jp/travelogue/10809125/<br />

    フランツヨーゼフヘーエの駐車場の拡大写真。2013年の夏は、あそこまで行き、氷河を見たのだった(*)。

    (*) https://4travel.jp/travelogue/10809125/

  • この時期、フランツヨーゼフヘーエまで行く意味はあまりないので、途中でUターン。戻る前にパノラマ撮影(画像をクリックしてください)。

    この時期、フランツヨーゼフヘーエまで行く意味はあまりないので、途中でUターン。戻る前にパノラマ撮影(画像をクリックしてください)。

  • 再び黄葉の林の中を下っていく。

    再び黄葉の林の中を下っていく。

  • 黄金色に輝く木々の間を通る。

    黄金色に輝く木々の間を通る。

  • ちょうど黄葉がピークの時に来れてラッキーだった。

    ちょうど黄葉がピークの時に来れてラッキーだった。

  • 分岐点を過ぎ、山岳道路の最高地点のホーホトール峠(2504m)目指して、再び山道を登っていく。

    分岐点を過ぎ、山岳道路の最高地点のホーホトール峠(2504m)目指して、再び山道を登っていく。

  • 登るにつれて、黄葉した林が目の下になってきた。

    登るにつれて、黄葉した林が目の下になってきた。

  • 前方右側に見える山は、エーデルワイスシュピッツェ(2576m)。車で行ける最高地点だ。

    前方右側に見える山は、エーデルワイスシュピッツェ(2576m)。車で行ける最高地点だ。

  • エーデルワイスシュピッツェを拡大。2013年の夏のドライブでは、あそこまで狭いヘヤピンカーブの道を走って上がったのだった(*)。<br /><br />(*) https://4travel.jp/travelogue/10809125/

    エーデルワイスシュピッツェを拡大。2013年の夏のドライブでは、あそこまで狭いヘヤピンカーブの道を走って上がったのだった(*)。

    (*) https://4travel.jp/travelogue/10809125/

  • ホーホトール峠のトンネルの手前で車を停めて小休止。

    ホーホトール峠のトンネルの手前で車を停めて小休止。

  • 上記の写真の左側の景色。これまで登ってきた道がうねるように続いている。

    上記の写真の左側の景色。これまで登ってきた道がうねるように続いている。

  • 正面を拡大して。

    正面を拡大して。

  • 峠のトンネルを通過。今日は空いているので対向車も走ってこなかった。

    峠のトンネルを通過。今日は空いているので対向車も走ってこなかった。

  • トンネルを抜けると、茶色一色の単調な景色が待っていた。前回(2013年)はトンネルを抜けたところに雪渓が残っていた。今回はさすがに溶けてなくなっていた。

    トンネルを抜けると、茶色一色の単調な景色が待っていた。前回(2013年)はトンネルを抜けたところに雪渓が残っていた。今回はさすがに溶けてなくなっていた。

  • 遠くに見える山々も雪がほとんど消えていて、色あせた茶色になっていた。

    遠くに見える山々も雪がほとんど消えていて、色あせた茶色になっていた。

  • 茶色の山々を前方に見ながらどんどん下っていく。

    茶色の山々を前方に見ながらどんどん下っていく。

  • ここでも自転車で登ってくる人が。どれだけ超人なのか?

    ここでも自転車で登ってくる人が。どれだけ超人なのか?

  • 登る途中で車を停めて景色に見入っている夫婦連れ。反対側から登ってきた場合、ここらへんが最初の絶景ポイントなのだろう。

    登る途中で車を停めて景色に見入っている夫婦連れ。反対側から登ってきた場合、ここらへんが最初の絶景ポイントなのだろう。

  • こちらの斜面の黄葉はいまいち。峠の北側なので、日当たりの関係か?

    こちらの斜面の黄葉はいまいち。峠の北側なので、日当たりの関係か?

  • 北側ゲートを素通りして、さらに北上。だいぶ下ってきた。

    北側ゲートを素通りして、さらに北上。だいぶ下ってきた。

  • ツェルアムゼーの手前で左折して、ミッターシルの方向へと車を走らせる。今日の目的地のベルヒテスガーデンに行くには、やや遠まわりになるが、カイザー山塊の姿を見てみたいと思い、あえてこのルートを選択した。

    ツェルアムゼーの手前で左折して、ミッターシルの方向へと車を走らせる。今日の目的地のベルヒテスガーデンに行くには、やや遠まわりになるが、カイザー山塊の姿を見てみたいと思い、あえてこのルートを選択した。

  • ミッターシルを過ぎた後で、キッツビュールの方向へと右折。

    ミッターシルを過ぎた後で、キッツビュールの方向へと右折。

  • スキー場が見えた。キッツビュールはオーストリアの代表的なスキーリゾートのひとつ。だが、私達はまだ訪れたことはない。

    スキー場が見えた。キッツビュールはオーストリアの代表的なスキーリゾートのひとつ。だが、私達はまだ訪れたことはない。

  • 花が飾られたオーストリア風のロッジ。

    花が飾られたオーストリア風のロッジ。

  • キッツビュールを過ぎると、目の前に白っぽい岩山が現れた。カイザー山塊。高さはそれほどではないが、名前(カイザーは皇帝という意味)の通りの堂々たる姿だ。白っぽいのは石灰岩で出来ているため。2009年にも同じ道を通っているが、天気が悪くて山は全く見えなかった。今回わざわざ遠回りした甲斐はあった。

    キッツビュールを過ぎると、目の前に白っぽい岩山が現れた。カイザー山塊。高さはそれほどではないが、名前(カイザーは皇帝という意味)の通りの堂々たる姿だ。白っぽいのは石灰岩で出来ているため。2009年にも同じ道を通っているが、天気が悪くて山は全く見えなかった。今回わざわざ遠回りした甲斐はあった。

  • 道の前方には別の岩山。

    道の前方には別の岩山。

  • ローファーの町のそばを通る。ローファーは周囲を険しい岩山に囲まれたリゾートで、2009年のオーストリアドライブでは、ベルヒテスガーデンを訪れた後に、ここで宿泊した。その時も天気は良くなかったので、リベンジで町に入ろうとも思ったが、時間がもったいないので、今日は省略してそのままベルヒテスガーデンへと車を走らせる。

    ローファーの町のそばを通る。ローファーは周囲を険しい岩山に囲まれたリゾートで、2009年のオーストリアドライブでは、ベルヒテスガーデンを訪れた後に、ここで宿泊した。その時も天気は良くなかったので、リベンジで町に入ろうとも思ったが、時間がもったいないので、今日は省略してそのままベルヒテスガーデンへと車を走らせる。

  • オーストリアとドイツの国境もフリーパスなので、いつの間にかドイツにはいっていた。小休止したところからは、ベルヒテスガーデンそばに聳えるヴァッツマンと思われる山塊が見えた。

    オーストリアとドイツの国境もフリーパスなので、いつの間にかドイツにはいっていた。小休止したところからは、ベルヒテスガーデンそばに聳えるヴァッツマンと思われる山塊が見えた。

  • ドイツに入り、ベルヒテスガーデンへ通ずる山道を走っていく。この後、ナビに従って走ると、またまた変な抜け道を走らされた。今回のナビは時々変なルートを指示することがあり、余計なストレスの元になった。

    ドイツに入り、ベルヒテスガーデンへ通ずる山道を走っていく。この後、ナビに従って走ると、またまた変な抜け道を走らされた。今回のナビは時々変なルートを指示することがあり、余計なストレスの元になった。

  • 今夜の宿(Hotel-Pension Alpenstern)は、ベルヒテスガーデンの町の手前で右折し、ケーニッヒス湖まで通ずる道の途中にあった。道沿いには紅葉した木々も見られたが、期待したほどではなかった。スロベニアやドロミテよりは北に位置するので、時期的にやや遅かったせいかもしれない。

    今夜の宿(Hotel-Pension Alpenstern)は、ベルヒテスガーデンの町の手前で右折し、ケーニッヒス湖まで通ずる道の途中にあった。道沿いには紅葉した木々も見られたが、期待したほどではなかった。スロベニアやドロミテよりは北に位置するので、時期的にやや遅かったせいかもしれない。

  • ナビに宿の住所をセットしたおかげで、ホテルのすぐそばまではスムーズに行けた。目的のホテルはそこからものすごく狭い道を入ったところにあったので、この時ばかりはナビがあって助かった。写真はホテルの前からの眺め。<br />

    ナビに宿の住所をセットしたおかげで、ホテルのすぐそばまではスムーズに行けた。目的のホテルはそこからものすごく狭い道を入ったところにあったので、この時ばかりはナビがあって助かった。写真はホテルの前からの眺め。

  • 上の写真に見える山々を拡大。ドイツとオーストリアにまたがる山だろう。

    上の写真に見える山々を拡大。ドイツとオーストリアにまたがる山だろう。

  • ホテルの外観。かなり大きめのペンションで、部屋もほぼ満杯だった。ベルヒテスガーデンは、ドイツの代表的な山岳リゾートなので、かなり混むようだ。2009年にベルヒテスガーデンを訪れた時には、飛び込みで泊まる宿を探したが、中々空きが見つからずに、暗くなるまで走りまわったことを今でも鮮明に覚えている。

    ホテルの外観。かなり大きめのペンションで、部屋もほぼ満杯だった。ベルヒテスガーデンは、ドイツの代表的な山岳リゾートなので、かなり混むようだ。2009年にベルヒテスガーデンを訪れた時には、飛び込みで泊まる宿を探したが、中々空きが見つからずに、暗くなるまで走りまわったことを今でも鮮明に覚えている。

  • 部屋の中。広くて快適。

    部屋の中。広くて快適。

  • まだ午後の3時前なので、ケーニッヒス湖まで行ってみることに。湖の駐車場までは車で5分ほどしかかからなかった。駐車場の先にイエンナ―バーンというローウェイ乗り場があったので、それに乗ろうと駅まで行ってみたが、イエンナー山頂までは運行していないと言われ、途中からは湖も見えないということなので、乗らずに戻ってしまった。写真は、駐車場から撮影したイエンナー山の方角。天気は良かったのに残念。

    まだ午後の3時前なので、ケーニッヒス湖まで行ってみることに。湖の駐車場までは車で5分ほどしかかからなかった。駐車場の先にイエンナ―バーンというローウェイ乗り場があったので、それに乗ろうと駅まで行ってみたが、イエンナー山頂までは運行していないと言われ、途中からは湖も見えないということなので、乗らずに戻ってしまった。写真は、駐車場から撮影したイエンナー山の方角。天気は良かったのに残念。

  • その後ケーニッヒス湖畔まで歩く。湖畔はすっかり陰になっていて、長居しても無意味なので、すぐに戻ることに。明日もし天気が良ければケーニッヒス湖をクルーズする遊覧船に乗るかもしれないので、船の出発時間だけ確認。時刻表には始発は9時15分とだけかかれてあった。しかし、次の日の朝は天気が悪く、結局ケーニッヒス湖に再び来ることはなかった。もっとも、遊覧船には2009年に一度乗っているので、天気が悪いときにわざわざ乗る意味は全くなかったのだ。

    その後ケーニッヒス湖畔まで歩く。湖畔はすっかり陰になっていて、長居しても無意味なので、すぐに戻ることに。明日もし天気が良ければケーニッヒス湖をクルーズする遊覧船に乗るかもしれないので、船の出発時間だけ確認。時刻表には始発は9時15分とだけかかれてあった。しかし、次の日の朝は天気が悪く、結局ケーニッヒス湖に再び来ることはなかった。もっとも、遊覧船には2009年に一度乗っているので、天気が悪いときにわざわざ乗る意味は全くなかったのだ。

  • 湖畔からイエンナー山の方角を撮影。これがベルヒテスガーデンでの最後のショットになってしまった。

    湖畔からイエンナー山の方角を撮影。これがベルヒテスガーデンでの最後のショットになってしまった。

  • 夕食は、ホテルで予約してもらったレストランで。ホテルから歩いて10分といわれたが、実際には20分近く歩くことに。グーラシュスープと魚料理を注文。レストラン内はかなりの盛況だったが、それほど待たされることはなかった。料理もおいしくて、満足だった。今日一日の走行距離は226キロ。総走行距離986キロ。明日は、ハルシュタットに向かう予定。(オーストリア2に続く)

    夕食は、ホテルで予約してもらったレストランで。ホテルから歩いて10分といわれたが、実際には20分近く歩くことに。グーラシュスープと魚料理を注文。レストラン内はかなりの盛況だったが、それほど待たされることはなかった。料理もおいしくて、満足だった。今日一日の走行距離は226キロ。総走行距離986キロ。明日は、ハルシュタットに向かう予定。(オーストリア2に続く)

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