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三日目その3<br />シギショアラからビエルタンまでも案外近くて、30分位で到着。<br />この村唯一のホットスポットである要塞教会を見学しました。<br />「トランシルヴァニア地方の要塞聖堂のある村落群」として世界遺産に登録されている教会は全部で7か所あるのですが、そもそもは「ビエルタンとその要塞聖堂」として登録され、後に他6村落が拡大登録され今に至っています。<br />ビエルタンはトランシルヴァニア地方で最初にドイツ系の入植が行われた村。<br />城塞建築の中では最も堅固な部類に属し、現在の聖堂は15世紀に建てられたものだそうです。

ブラショフからの1dayトリップその3 ビエルタン要塞教会見学(親子旅第12弾ルーマニア・ブルガリア 05シギショアラ→ビエルタン→ブラショフ)

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2018/01/09 - 2018/01/15

56位(同エリア76件中)

メビウス

メビウスさん

この旅行記のスケジュール

2018/01/11

この旅行記スケジュールを元に

三日目その3
シギショアラからビエルタンまでも案外近くて、30分位で到着。
この村唯一のホットスポットである要塞教会を見学しました。
「トランシルヴァニア地方の要塞聖堂のある村落群」として世界遺産に登録されている教会は全部で7か所あるのですが、そもそもは「ビエルタンとその要塞聖堂」として登録され、後に他6村落が拡大登録され今に至っています。
ビエルタンはトランシルヴァニア地方で最初にドイツ系の入植が行われた村。
城塞建築の中では最も堅固な部類に属し、現在の聖堂は15世紀に建てられたものだそうです。

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
同行者
家族旅行
交通手段
観光バス 徒歩
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行あり)

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  • ヴラド・ドラクルで少し遅めの昼食をとり、ビエルタンへ移動します。

    ヴラド・ドラクルで少し遅めの昼食をとり、ビエルタンへ移動します。

    ヴラド ドラクルの家 (カサ ヴラド ドラクル) 建造物

  • シギショアラからビエルタンは30km弱しか離れておらず、30分程度で到着しました。

    シギショアラからビエルタンは30km弱しか離れておらず、30分程度で到着しました。

  • 地図で確認。<br />幹線道路からも鉄道からも離れてます。<br />

    地図で確認。
    幹線道路からも鉄道からも離れてます。

  • そんな何も無さそうな村の丘の上にあるのが、世界遺産に登録されたビエルタン要塞教会です。

    そんな何も無さそうな村の丘の上にあるのが、世界遺産に登録されたビエルタン要塞教会です。

    ビエルタン 寺院・教会

  • この要塞教会は三重の壁に囲まれた強固な造りになっているそうですが、敷地脇から見上げると、防護壁が二重に設置されてるのが分かります。

    この要塞教会は三重の壁に囲まれた強固な造りになっているそうですが、敷地脇から見上げると、防護壁が二重に設置されてるのが分かります。

  • ここが要塞教会敷地への入口。<br />いわゆる北門と呼ばれている部分。<br />

    ここが要塞教会敷地への入口。
    いわゆる北門と呼ばれている部分。

  • 早速入りましょう。

    早速入りましょう。

  • 屋根付きの階段はこの日二箇所目。<br />トランシルヴァニア地方、こういう造りが多いのでしょうか?

    屋根付きの階段はこの日二箇所目。
    トランシルヴァニア地方、こういう造りが多いのでしょうか?

  • 階段の途中に壁のない部分があったので覗いてみました。<br />これ、二つ目と三つ目の壁の隙間だ!<br />石造りの文化圏では壁で囲って守るけど、これが日本だと土塁や堀なんかに当たるのでしょうね。

    階段の途中に壁のない部分があったので覗いてみました。
    これ、二つ目と三つ目の壁の隙間だ!
    石造りの文化圏では壁で囲って守るけど、これが日本だと土塁や堀なんかに当たるのでしょうね。

  • 屋根付き階段を出ると正面にデンと現れたのが聖堂。<br />大きすぎて写真に納まりません。

    屋根付き階段を出ると正面にデンと現れたのが聖堂。
    大きすぎて写真に納まりません。

  • どなた様の像かは判りかねますが…<br />内部を見学させて貰いましょう。

    どなた様の像かは判りかねますが…
    内部を見学させて貰いましょう。

  • トランシルヴァニアの要塞教会群の中でも最も保存状態が良いとされているビエルタン。<br />入口の木扉はオリジナルだそうです。

    トランシルヴァニアの要塞教会群の中でも最も保存状態が良いとされているビエルタン。
    入口の木扉はオリジナルだそうです。

  • 高い天井。<br />特徴的な模様を生み出すリブヴォールト。<br />大きな窓を可能にする尖頭アーチ。<br />ゴシック様式てんこ盛りです。

    高い天井。
    特徴的な模様を生み出すリブヴォールト。
    大きな窓を可能にする尖頭アーチ。
    ゴシック様式てんこ盛りです。

  • 美しい中央祭壇。<br />十字架の形になっています。

    イチオシ

    美しい中央祭壇。
    十字架の形になっています。

  • そして後方にはパイプオルガン。<br />基本、この配置なのですね。

    そして後方にはパイプオルガン。
    基本、この配置なのですね。

  • カトリック教会の特徴である講壇は、祭壇から見て左壁にあるのが一般的だそう。<br />

    カトリック教会の特徴である講壇は、祭壇から見て左壁にあるのが一般的だそう。

  • プロビデンスの目。<br />ネパールで見たストゥーパに描かれた「智慧の目」もそうだけど、これと言って悪い事をしていなくても見つめられてる感じがして一瞬ひるんでしまう。

    プロビデンスの目。
    ネパールで見たストゥーパに描かれた「智慧の目」もそうだけど、これと言って悪い事をしていなくても見つめられてる感じがして一瞬ひるんでしまう。

  • 講壇腰部分の美しい彫刻。

    講壇腰部分の美しい彫刻。

  • 聖具室の扉の鍵が凄い!<br />ロックが19箇所もあってとてつもなく複雑な仕組み。<br />16世紀には既にこの技術力があったなんて、改めて驚かされます。<br />

    聖具室の扉の鍵が凄い!
    ロックが19箇所もあってとてつもなく複雑な仕組み。
    16世紀には既にこの技術力があったなんて、改めて驚かされます。

  • 聖具室内は案外ガランとしてました。<br />

    聖具室内は案外ガランとしてました。

  • 聖具室の窓。<br />外から見たときは全く気付かなかったけど、所々淡い色が入っていたんですね。<br />便の底を並べたみたいで面白いデザイン。

    聖具室の窓。
    外から見たときは全く気付かなかったけど、所々淡い色が入っていたんですね。
    便の底を並べたみたいで面白いデザイン。

  • 南側の入口と見張塔。

    南側の入口と見張塔。

  • 頑丈に要塞化したビエルタン村でしたが、結局オスマン帝国から攻撃されることなく、要塞教会と中世の家並みがまるっと残されたカタチに。

    頑丈に要塞化したビエルタン村でしたが、結局オスマン帝国から攻撃されることなく、要塞教会と中世の家並みがまるっと残されたカタチに。

  • …それにしても、この日は朝から行く先々で現地住民に殆ど出くわさない。<br />高いところから眺めてたら、人の独りも歩いててもいいと思うんですが。<br />こうも気配が無いと不気味に感じたりして。<br />

    …それにしても、この日は朝から行く先々で現地住民に殆ど出くわさない。
    高いところから眺めてたら、人の独りも歩いててもいいと思うんですが。
    こうも気配が無いと不気味に感じたりして。

  • でも廃墟感が漂ってないのは、実際人が住んでいて村として機能しているからだし、屋根の赤茶色だったり、可愛らしい色合いの外壁だったり、何と言うか「寒々しさ」を感じないからなんだろうな。<br />

    でも廃墟感が漂ってないのは、実際人が住んでいて村として機能しているからだし、屋根の赤茶色だったり、可愛らしい色合いの外壁だったり、何と言うか「寒々しさ」を感じないからなんだろうな。

  • 手前に見えるのが時計塔。<br />教会を囲んで4つの塔が残っていて、当時は穀物倉庫も兼ねていたそうです。

    手前に見えるのが時計塔。
    教会を囲んで4つの塔が残っていて、当時は穀物倉庫も兼ねていたそうです。

  • こちらの塔は外階段でした。<br />全く同じ造りという訳ではないんですね。

    こちらの塔は外階段でした。
    全く同じ造りという訳ではないんですね。

  • 別の建物の内部にあったのは、歴代司教たちの棺。

    別の建物の内部にあったのは、歴代司教たちの棺。

  • スマホ持ってる伊藤博文かと…<br />すんません!

    スマホ持ってる伊藤博文かと…
    すんません!

  • こちらは比較的きれいに残っているフレスコ画。

    こちらは比較的きれいに残っているフレスコ画。

  • 侵略されてたら、塗り隠されてしまったでしょうね…<br />いや、その前に建物ごと破壊されてたか。

    侵略されてたら、塗り隠されてしまったでしょうね…
    いや、その前に建物ごと破壊されてたか。

  • この建物は家庭刑務所。

    この建物は家庭刑務所。

  • ガラス越しでちょっと分かりにくいんだけど…<br />喧嘩をした夫婦を2週間閉じ込めておく監房があり、その間は食器も寝台も一人分しか与えられなかったそう。<br />要は強制的に協力せざるを得ない状況をつくりだして仲直りさせるという、離婚という着地にならないための仕組み。<br />今まで、実際に離婚したのは1組だけだそうです。<br />

    ガラス越しでちょっと分かりにくいんだけど…
    喧嘩をした夫婦を2週間閉じ込めておく監房があり、その間は食器も寝台も一人分しか与えられなかったそう。
    要は強制的に協力せざるを得ない状況をつくりだして仲直りさせるという、離婚という着地にならないための仕組み。
    今まで、実際に離婚したのは1組だけだそうです。

  • 最後に教会を管理人さんと共にお約束な一枚を笑

    最後に教会を管理人さんと共にお約束な一枚を笑

  • ブラショフからサスキズ・シギショアラ経由でビエルタンへ。<br />帰りは立ち寄りナシでブラショフに帰ります。

    ブラショフからサスキズ・シギショアラ経由でビエルタンへ。
    帰りは立ち寄りナシでブラショフに帰ります。

  • あっさりシギショアラと通り過ぎ…

    あっさりシギショアラと通り過ぎ…

  • ルペアまで戻ってきたか…<br />徐々に日が沈み車窓が暗くなってしまったのと、行きで見かけた風景に安心したのとで、この先はウトウト。

    ルペアまで戻ってきたか…
    徐々に日が沈み車窓が暗くなってしまったのと、行きで見かけた風景に安心したのとで、この先はウトウト。

  • 帰りは3時間くらいでホテルに戻りました。<br />部屋で少し休憩し、施設内レストランで晩御飯。<br />定番スープ、チョルバデプイ。<br />あっさりしていて優しい味。

    帰りは3時間くらいでホテルに戻りました。
    部屋で少し休憩し、施設内レストランで晩御飯。
    定番スープ、チョルバデプイ。
    あっさりしていて優しい味。

    ホテル キュービックス ホテル

  • シュニツェルと付け合せのポテトも東欧の定番。<br />ルーマニアの料理って品数は少ないもののワンプレートの量が割と多く、結構な満腹感。

    シュニツェルと付け合せのポテトも東欧の定番。
    ルーマニアの料理って品数は少ないもののワンプレートの量が割と多く、結構な満腹感。

  • 食後は再びカルフールへ。<br />実は前日うっかりガス入りを買ってしまい、普通のお水が欲しかったので。<br />文字が読めなくて分からなかったんだけど、よくよく見ると左側のイラストには気泡っぽいのが描かれている。<br />買うとき全く気付かなかったー。

    食後は再びカルフールへ。
    実は前日うっかりガス入りを買ってしまい、普通のお水が欲しかったので。
    文字が読めなくて分からなかったんだけど、よくよく見ると左側のイラストには気泡っぽいのが描かれている。
    買うとき全く気付かなかったー。

  • 固形スープはバラマキ用で。<br />そしてマヨネーズが特売だったのでつい…笑<br /><br />06に続く…

    固形スープはバラマキ用で。
    そしてマヨネーズが特売だったのでつい…笑

    06に続く…

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