一時間弱のプチ散策(親子旅第12弾ルーマニア・ブルガリア 09ベリコ・タルノボ)

2018/01/09 - 2018/01/15

五日目その1
中世の街並みが残る古都ベリコ・タルノボは、ブルガリア人にとっても人気の観光地だそうですが、今回参加したツアーでは残念ながらブカレストからソフィアに向かう途中の宿泊先として一晩立ち寄っただけでした。
職人街とか教会とか気になるスポットが目白押しで、職人街へは行こうと思えば行けたかもしれませんが、何せ19時到着9時出発なので今回は諦めました･･･。
それでも出発時間までのわずかな時間を利用してホテル周辺を散策しました。

エリア ベリコ・タルノボ(ブルガリア)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

パパッと朝食を済ませ･･･

時間が許す限りホテル周辺を散策する事にしました。
先ずは右に行ってみよう。

タルノヴォ出身、ステファン・スタンボロフ氏の像。
政治家で革命家でジャーナリストで詩人で、とにかくブルガリアでは有名な方みたいです。

昨晩は暗くて街並みもあまり分からなかったけど、個性的な建物がいっぱい。

そこから直ぐの所に壁画が印象的な空き地がありました。

うわぁー！なかなかの絶景です。

昨晩ホテルのテラスから見えた塔も見えました。
かつてこの地を｢タルノヴォ｣と呼び、ブルガリア帝国の首都として栄えていた頃統治していたイヴァン・アッセン王を称えて建てられたモニュメントなのだそうです。

アッセン王のモニュメント モニュメント・記念碑

じゃ、こっちの壁画は当時ビサンツ帝国を制圧した騎士団かな？

ホテルの前を通り過ぎ、今度は左方面へ。

そういえば、昨晩この店の前で立ち飲みしてる地元カップルが居たんだよなぁ。
どうでもイイ話ですが…笑

建物の隙間にこんな場所を発見。

が、しかし!!
近くまで来て思わず身じろいた。
極度の高所恐怖症なんですよね、ワタクシ･･･
どうする、どうする？
でも折角ここまでやって来たし、東欧なんておいそれと来れる場所じゃ無し。

意を決して乗ってみる事に。
･･･ヤバイ。下が見える。
怖い、怖過ぎます泣

半分位までが限界でした泣

そこから見えた景色の素晴らしい事！

アッセン王のモニュメント、さっきの所からよりもよく見える。

足はガクガク、手摺にしがみつきながら、ですが･･･笑

車は数台通るものの人通りは疎ら。
というか清掃員とステファン像しか出会ってません。
あ！ひょっとして土曜日だからか？

ネザヴィシモスト通り 散歩・街歩き

キリル文字で表記された看板。
この文字って単純にロシア語を連想しがちだけど、文字そのものの発祥の地はブルガリアなんですって！
しかも、現在も使われている言語はスラヴ語派と正教会の重なる範囲にほぼ一致するんだとか。
面白いものだなぁ。

家並みの上に見えるのは聖ニコラ教会。

聖ニコラ教会 寺院・教会

時間があればもっと先まで歩くんだけどなぁ。
残り時間を確認しながらの散策って歯がゆい･･･

旧市街 旧市街・古い町並み

集合時間も迫り、ホテルに戻ってきました。

メリディアン ホテル ボルヤルスキ ホテル

テラスから見える景色を今一度目に焼き付けて。

タルノボの街は坂道が多そうだけど、何処となくポルトガルの街並みを思い出したりして。
いつかまた、今度はゆっくり訪れてみたいです。

ヴェリコ タルノヴォ 旧市街・古い町並み

バスが到着し、後ろ髪引かれる思いでホテルを出ます。

メリディアン ホテル ボルヤルスキ ホテル

車窓から見えた民族復興博物館。

民族復興期博物館 博物館・美術館・ギャラリー

そのまま次の目的地に向かうのかと思っていたら、ちょっとバスを降りましょう、とのアナウンス。

ニコラ ピコロ通り 散歩・街歩き

ついて来て下さいねーと案内され、見えてきたのがツァレヴェッツの丘です。

ツァレヴェッツの丘 史跡・遺跡

その丘の上に建つのが大主教区教会。

大主教区教会 寺院・教会

ブルガリア帝国の首都がこの地に置かれていた頃、この丘の上に王の城塞が築かれていたのだそうです。

現地旅行社のサービスで立ち寄ってくれたみたいです。
遠くからの見学だけだったけど、小さなサプライズでした。

バスに戻る前に、教会をバックに撮ってもらいました。

ブルガリア現地ガイドさんとも一枚。
それにしても彼、めちゃ背が高いなぁ。

ツァレヴェッツの丘の為に一旦東に向かったのか。
メリディアンホテルやさっきまで散策してた街並みをあっさり西に通過していきました。

さて、これから「ヨーロッパの美しい村30選」にも選定されたコプリフシティツァに向けバスは走ります。

10に続く･･･