フランスでドライブ旅行２０１８　⑦ロワールの古城巡りⅣ

2018/07/03 - 2018/07/23

またまたフランスをドライブ旅行です。他に行くはずが、やむを得ない事情によりチケットを取り直してフランスへ。今回は3週間の旅でした。


本日も快晴なり。毎日暑すぎる！！今日も沢山の小鳥のさえずりで目覚めます。

今日の予定は、ランジェ城とユッセ城。お城巡り、１日２カ所くらいがちょうど良いです(^^;)

表紙の写真はランジェ城。お庭にある廃墟から撮りました。

エリア ロワールの古城周辺(フランス)

• 旅行の満足度: 4.5

Ｂ＆Ｂの朝ご飯。

母屋のリビングに用意してくれました。このお部屋がとても落ち着いていて、インテリアも素敵でした。

サラミとチーズ２種、あとは果物とヨーグルト。

たまに出てくる、朝からケーキ(^^;)

かなり大きなパンなんですが．．．4人分だったので、一応フランスパン1本とブリオッシュ？半分が割り当てかな(^^;)

お腹一杯になったところで、本日の1番目、ランジェ城へ向かいます。これは城近くの橋なのですが、そこかしこにお城のモチーフが入っている気が。

側には駐車場が無いので、やはり近所の無料公営駐車場に停めました。向かう途中、こんな彫刻が(^o^)

見えてきました、ランジェ城。入り口は街ぎりぎりにあるのです。こちらから見ると、小さなお城に見えます。

ランジェ城 城・宮殿

チケット(9.8Euro)を購入した後、日本語のパンフレットありますか？と聞くと、結構詳しい日本語のファイルを貸して貰えました。これがあるのと無いのとでは見学の面白さが断然違ったと思うので、聞いて良かった(^o^)

ちなみに多言語の説明は1枚紙で、自由に取れるように置いてあります。

居室は暗い感じのお部屋が多い。

タイル貼りの床が多かったです。説明にも、誰それの紋章入りの、特別な模様のタイルだとか書いてありました。

晩餐会を再現した部屋。こんなのがあると、当時のイメージが湧くから楽しいです。そして、左の方にある棚が下の写真ですが．．．。

こちらで毒味をしていたそうです(>_<)。

この部屋は、蝋人形である物語が再現されています。

フランス国王シャルル８世と、ブルターニュ公国の後継者アンヌ・ド・ブルターニュの結婚式が再現されています。

でも、後にシャルル8世が亡くなり、アンヌはこの場に居た一人と再婚します。って事らしい。

ファイルに結構詳しく書かれていましたが、フランス語が解れば、少し待てば部屋が暗くなって、10-15分程の解説ビデオが流れます。言葉が解らなくてもファイルがあればそれを読みつつ楽しめました。

タペストリーは色が綺麗でした。

お庭に出ると向こう側に廃墟が見えます。

廃墟の裏側にある、総木組みの隙間だらけの階段を登ると、表紙の写真です。結構怖いです(>_<)

今は城の方の壁だけが残っていますが、こんな構造でこんな風に使ってましたとの解説看板があります。

庭の方に入って直ぐ、フクロウやミミズクが沢山居ました。どうも後日ショーがあるらしく、準備が行われている所だったようです。

樹齢100年のヒマラヤスギ。巨木もいいとこで、見上げても天辺が見えない。

これにツリーハウスが作られています。登ってみると面白い。途中にチェス盤なんかもあります。

それから街をぐるっと廻ってみました。この教会に

バチカンにある【ピエタ】のような彫刻が。なんか、こっちの方がリアリティあるなぁ。

今日のランチは、お城から出て左手の川沿いで。と言っても、お店は道路の反対側。

とっくりみたいな、オランジーナの瓶、可愛い！！！！

ハムの盛り合わせ前菜。

私は牛肉の串焼き。

ツレのは．．．なんだろ？豚肉だったかな。

デザート。なんとかのキャラメルソースがけオムレットとか書いてあった。ふわふわでした。

これ、一番下に洋なしのコンポート、ヨーグルトとクリームチーズを混ぜたもの？の上に、クランチが乗ったデザート。

ポピュラーなのかな？一昨年、カルカソンヌのレストランでも食べた。

しかしまぁ、このランチでコーヒーまで飲んで6千円。そりゃ、夜は宿で作って食べたくなるわ(-_-)

次は眠りの森の美女の舞台、ユッセ城です。

ここは田舎にこのお城がぽつんと建ってます。チケットは１４Euro。ここも２０年前に訪れた場所。

ユッセ城 城・宮殿

お城の左手に礼拝堂。あれれ、前に観た記憶ないよ。

その奥の丘(山と言うほど高くない)を削って作られた、ワインの製造、貯蔵庫の跡。

中庭の一番左手前の棟から入ったら、棟の天辺でいきなり美女に遭遇(-_-)

だって、【TOWER】って看板有ったから。sleeping　Beautyとも書いてあったかな？出口ならそう書いておかないと、後から来た人たちも間違って入ってきてました。

ルートは物語の順番なのです。入り口は奥の方なので気をつけて。

オーロラ姫誕生の場面。ここから各部屋ごとシーンが再現されています。

手前にはどのシーンか解るように本のページが開かれている．．．と思う｡フランス語だから解らない(>_<)

ディズニーに出てくる魔女そのものですね。

昔来た時には、糸車を回すおばあさん(魔女)が居て、それがかなり良い感じだったんですが、居なくなっていて寂しい(T_T)

オーロラ姫が、めちゃくちゃ厚化粧になってた(^^;)

１６歳じゃなかったっけ？

もう少し初々しいお姫様が良いな。これじゃあ、ショーガールみたいだよ(-_-)

建屋の右半分は、物語とは関係ない居室の公開となっています。

こちらはオーロラ姫の居る棟の方の屋根裏と物置なんですが．．．もう、埃だらけで、こんな場所に見学者を通すことに驚きです。

物置はカビ臭いし。

この地方、私は何かのアレルギーが出てくしゃみと鼻水が出ていたのに、この屋根裏部屋でマックスに！！

くしゃみと鼻水が止まらず大変。私はカビと埃のアレルギー持ってるんで。この後、出てからも1時間くらい続きました(T_T)

出口の所に、牢屋がありました。

鼻をズルズル言わせながらお宿に。お庭からの夕焼けが綺麗でした。明日も晴れそう。