愛知・伊勢志摩の旅（７）志摩国分寺。彫刻と天井画の優れた静かなお寺

2017/11/29 - 2017/11/29

近鉄特急しまかぜで三重県の賢島に降り立って。ここからは半日のタクシー観光です。まずは志摩スペイン村の方向に進み志摩市にある志摩国分寺へ。志摩国分寺は聖武天皇の勅願によって奈良時代に一国一寺建立されたものが始まりだとされています。現在の建物は江戸時代の再建で、彫刻と天井画が優れた静かにたたずむお寺でした。

エリア 志摩市・賢島・浜島(三重)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: タクシー
• 旅行の手配内容: 個別手配

午後。近鉄特急しまかぜで降り立った賢島駅。
志摩半島の南端、志摩市にあります。

賢島駅 駅

あらかじめ予約しておいた観光タクシーが迎えてくれました。
ここから志摩半島を巡って鳥羽駅までの半日観光です。

先ほど乗って来た近鉄志摩線の賢島鉄橋と仲良く橋を渡ります。

海を渡って賢島から志摩半島へ。

近鉄志摩線の踏切。

１５分ほど走って。

安乗崎に近い志摩市阿児町にある志摩国分寺へ。

聖武天皇の勅願によって奈良時代の天平１３年に一国一寺建立されたのが始まりだそうです。
その後焼失し天保年間に再建されたのが現在の建物。

簡素な立札。

山門を入ります。

誰もいない静かなお寺でした。

赤く色づいた葉っぱが美しい。

本堂

素晴らしい彫刻が施されています。

内部の天井画や絵画が目を引きます。

天井の天女の絵。色褪せているものの見事な天井画です。

描かれた当初は鮮やかな天井画だったのでしょうか？

内容の詳細はわからないものの色々と見所があります。

撫でると病を治したり願い事を叶えて下さるという賓頭盧尊者像（びんずるそんじゃぞう）

賓頭盧尊者像の説明書きがありました。

お地蔵様。

経年変化で色褪せてはいるものの描かれた当初はどれだけ美しかったことでしょうか。
撮影にはフラッシュをOFFにする気遣いが必須ですね。

狭い堂内でしたが誰もおらずゆっくりと拝観させていただくことができました。

境内のお庭には紅葉とお花が彩を。

志摩国分寺をあとにして安乗崎灯台へ向かいます。

（つづく）