すべての道はローマへ続くⅡ

2014/02/06 - 2014/02/13

大学の卒業旅行、高校時代からの親友３人でイタリア巡りツアーに参加。
ルネサンスの栄華と、偉大なる古代ローマを肌で感じる旅となりました。

★日程★
1日目 スイス航空にてチューリッヒ乗継、ミラノへ
2日目 ミラノ、ベローナ
3日目 ベネチア
4日目 フィレンツェ
5日目 ローマ
6日目 終日自由行動
7～8日目 帰国

3日目は期待のベネチア観光です！

エリア ベネチア(イタリア)

朝食はバイキング形式。レストランの内装も可愛いです。

日本人と中国人の団体ばかりでした。
面白かったのは、食後のテーブルを見るだけで日本 or 中国のグループと分かる事。

ナプキンを畳んで置いたり、お皿や食器を整えているテーブルは日本。几帳面さが出ている。
そして反対に、テーブルの上が雑然とし、食い散らかしているように見えるのが中国。

後で知ったことですが、中国では食べきれないほどの料理でもてなすのが礼儀。もてなした側に「食べきれないほどの料理をご馳走した」ことを示すため、客はわざと料理を残して、満足したことや楽しんだ旨を伝えるらしいです。

バスで海まで行き、船に乗り換えてベネチアを目指します。

水の都が目の前に～～～！

溜め息橋！

ドゥカーレ宮殿と牢獄をつなぐ橋。宮殿の尋問室から牢獄へ渡る囚人が嘆き溜め息をついた事が、その名前の由来。

ドゥカーレ宮殿。
ベネチア映画祭の会場として有名な、ベネチア・ゴシックを代表する建物。

今回は外観だけですが、内部見学もできるようでした。

世界で最も美しい広場と称されるサン・マルコ広場。

サン・マルコ寺院がちょうど修復中で、本来の姿を拝見できず。

外観だけ楽しみました。

広場の時計塔。

中世の天文時計で、24時間計の針は太陽を模している。青い文字盤はラピスラズリ。
金の浮き彫りの十二宮（黄道）から航海に出る時期や期間を知り、月齢から潮の干満を読んだそうです。
海運国家ベネチアらしい。

翼を持ったライオンはベネチアのシンボル。

9世紀、ベネチア商人がアレクサンドリアから聖マルコの聖遺物をベネチアへ持ち帰ったとされている。そのため、聖マルコはベネチアの守護聖人とされ、聖マルコを表す「有翼の獅子」は、ベネチアの象徴となったそうです。

広場を抜けてランチのお店に向かいます。

先端に薔薇の付いた棒（目印）を持っているのが現地ガイドのお姉さん。
片言の日本語が可愛らしい美人さんでした。

前菜、イカ墨のパスタ。
思っていた以上に真っ黒で驚く。でも味は美味しかった。海の香りがする～

シーフード野菜炒め。
やっぱり海の幸は美味しい！

デザート

昼食後はベネチアングラスの工房を見学です。
製作過程を実演中。
職人さんめっちゃむきむき。

工房見学の後は自由行動。ゴンドラに乗りに行きます。

このゴンドラ、料金がすんごく高くて、三人で割って一人30ユーロくらい払った記憶が…
単純計算で合計1万円くらい。
三人で来れたから乗れたのだと思う。

出発です！

船の先頭に書かれた女の子みたいな丸文字「友」が謎すぎる！笑

小さい舟なので左右にゆらゆら揺れます。慣れるまでは結構怖いかも。

水夫さんは陽気に歌を歌います。
水路は曲がりくねっているので先が見えづらく、声を出すことによって音を反響させ、向かい側の舟との距離を測っているのです。

古い建物が趣あります。
どこを撮っても絵になる～

水夫さんにどこから来たの？と訊かれ日本からと答えると、「オンダ！ オンダ！」と言い出して一瞬「？」となる。

サッカーの本田選手の事を言っていたようです。
イタリア語では最初のHを発音しないため、HondaがOndaと発音されます。

溜め息橋の下もくぐりました。

ぐるっと一周して出発地点まで戻り、ゴンドラ体験終了。
再びサン・マルコ広場に向かいます。

男の子がライオン像に跨っていました(*^^*)

広場に面したカフェに入りたかったのですが、どこも混んでいて入れず。
せっかくなのでエスプレッソをテイクアウトして、広場を散策することに。

エスプレッソ片手にサン・マルコ広場をゆくベネチアっ子ごっこ！笑

良い画を撮ってくれてありがとう。

ベネチアを出発、フィレンツェまで約4時間の大移動。
隣の友人は爆睡中。

日が暮れるまでバスに揺られます。

フィレンツェのホテルに到着。
ツインのため、簡易ベッドが一台あります。それでも結構広い部屋でした。


今晩もホテルで夕食です。

毎回デザートは甘くて美味しい。

ベネチアの本屋さんで購入したポストカード。
後で調べたところ、ベネチア景観画家として有名なカナレットの作品のようです。

サン・マルコ広場は昔も賑わっていたのですね。
今でも変わらない景観が残っているのだなと感動しました。

明日はいよいよ芸術の都フィレンツェです！