念願のバルト三国 2日目②トラカイ

2018/11/01 - 2018/11/08

2018年はバルト三国独立100周年！
ということで、学生の頃から憧れていたバルト三国を巡りました。
添乗員付きツアーに初めての一人参加。

2日目はリトアニアのヴィリニュス、トラカイの二都市を観光。今回はトラカイ編。

エリア その他の都市(リトアニア)

ランチのお店「Marceliukes kletis」
山小屋風なリトアニア郷土料理のレストラン。

前菜はサラダ。写ってないけどスープもありました。

トラカイ名物、キビナイ。餃子の形をしたミートパイ。

もともとは15世紀に戦争の傭兵として雇われたトルコ系民族、カライメ族の伝統料理。羊肉が伝統的だが、鶏肉、豚肉の種類もある。

パイは結構厚くてずっしりきます。
中身は一つがきのこ、もう一つは豚の挽肉。
とっても美味しくて、お腹いっぱいだけど完食しました！

45分ほどバスに乗り、トラカイ城の前に到着。
湖の上の城塞～！

三角屋根の三つの窓の家は、伝統的なトラカイ人の家。

カラフルで可愛らしい。

リトアニアは山がない平坦な土地。
防衛のために湖の上に城塞を築いたのです。

異教徒は改宗だー！と攻め込むドイツの騎士団に対抗するべく建てられました。
リトアニア要塞建築の傑作なんだとか。

お城の本丸。馬小屋があった場所。
牢獄として使われた時代もあったため、拷問器具らしきものが展示されています。

お城の中は博物館になっていて、昔の鎧やら武器やらが展示されていました。

ちょっとした自由時間で展示をざっと見て、急いで集合場所へ戻ります。

トラカイ城、中世の要塞感がすごく良い雰囲気で、もっとゆっくり見学したかったな～

これはまた別の湖。
トラカイには21の大小さまざまな湖があるらしい。
自然の要塞ですね。

バスに乗ってヴィリニュスのホテルに戻ります。

16:15 ホテル到着。
ホテルでの夕食が19時からで時間があるため、隣の教会を見に行く事にしました。

Holy Spirit Orthodox Church
「精霊教会」と訳されます。リトアニアにおけるロシア正教の中心的存在。
ロシア正教会ではあるけれど、バロック様式で建てられているというのが面白い。

リトアニアの大部分はローマ・カトリック系であるのに対し、ロシア正教信者は人口の約５%ほど。

ちょうど17時のミサが始まる前で、出入り口近くの椅子に座って見学してきました。

正教会のミサは立って行われます。
蝋燭の灯りの中で響く祈りの言葉はお経のように一定のリズムで、美しいゴスペルも聞けました。
とても厳格な雰囲気で、敬虔な信者が多かったです。
暗くて内装はよく見えなかったけど、貴重な体験に感動。

精霊教会の神聖な雰囲気が心地よく、40分くらいぼーっとしてから外に出ると、すっかり暗くなっていました。

今朝見学した夜明けの門。

マリア様のイコンの前には人の姿が絶えません。

教会での体験で満足したので、ホテルの部屋に戻って荷物の整理をしました。

待ちに待ったお夕飯！
前菜はサラダ、緑がいっぱいで嬉しい。

メインのポーク、味は美味しいけどすごく固かった。隣のじゃがいもとチーズのお焼きみたいなのも美味しかったな。野菜は味付けが塩っぱい。

にんじんケーキ。程よく甘くて美味しい。

翌朝、出発の前にもう一度精霊教会を訪れました。

明るい所で見たかったんだけど、昨日とそんなに変わらない…笑

早朝から信者さんの姿もぽつぽつと。
ここはとっても静謐な空間で写真を撮る雰囲気ではなかった。
そういうものだと思って、静かな環境を味わいました。

周辺をぶらぶらとお散歩。

ホテル周辺だけでも四つくらい教会や礼拝堂があります。

8:30頃ホテルに戻ってギリギリの朝食。
ゼリーが入った固形のヨーグルトっぽいスライスが美味しかった。

9:00 バスでカウナスへ向かいます。
ヴィリニュスとはお別れ。小綺麗でお洒落な街でした。