「王の道」を辿るプラハ街歩き

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2012/03/04 - 2012/03/04

2505位(同エリア4268件中)

エリア

プラハ(チェコ)

深夜３時まで眠れず苦しんだ挙句、「どうせ眠れないなら…」とガイドブックを読んでいたら夜が明けた。
楽しみすぎて一睡もできなかった模様。

ドレスデン中央駅のバス停を7:00出発、プラハ9:30着後は地下鉄に乗りムーステク駅で下車。
ヴァーツラフ広場
地下鉄を降りて初めて見たプラハの景色。
この素敵な路地を抜けて旧市庁舎広場へ出ます。
奥の青と黄色の建物一階はスターバックス。
旧市庁舎
装飾や大きさの異なる建物が連なる。
時計塔
天文時計
縦に二つの文字盤が並び、天体の動きと時間を示す。細かい装飾が美しい。
広場を抜けてカレル橋へ。
プラハの壁絵は惚れ惚れするほど綺麗。
マリオネット劇場
カレル橋入口
神聖ローマ帝国の黒鷲の紋章が見えます。
カレル橋は全長約50メートル、幅約10メートル。
隔てるものなくプラハ城を一望できる。
火薬塔～カレル橋～プラハ城までの道のりは有名な観光ルート。
13世紀から約4世紀にかけて歴代の王が戴冠パレードを行った道でもあり、「王の道」と呼ばれるそうです。
まさに観光の王道！
可愛いおじさん…♡
触ると幸福が訪れると言われているレリーフ。
カレル橋の出口
橋を渡ったらお次はプラハ城へ。
可愛らしい建物が延々と軒を並べます。
トラムもレトロで可愛い。
ペストの円柱

18世紀初頭にプラハで流行したペストの終焉を記念して建てられた。
マラー・ストラナ広場の西側にあります。
急な坂道を登ればお城はもうすぐ！
プラハ城

小高い丘にそびえ立つ城。
敷地には旧王宮や教会などが建つ。
門前の迫力ある彫像
衛兵さん（冬バージョン）
聖ヴィート大聖堂
離れてこれしか写らない。ものすごく大きい！
930年着工から数世紀かけて完成したゴシック建築。
ここのミュシャのステンドグラスを見に来たのです…！
内部は荘厳な雰囲気…
これより先は有料となっています。
ミュシャのステンドグラス

色彩豊かで繊細な描写が美しい。
ステンドグラスでもアールヌーヴォーの滑らかな曲線って表現できるんだ！
プラハ城から「世界で最も美しい古都」を見下ろす。
ざっくり！プラハの歴史上

1345 中世ボヘミア最盛期
プラハ生まれのボヘミア王カレル１世が神聖ローマ帝国のカレル４世として即位。
プラハは帝国の首都として栄える。

1437 ハプスブルクの統治
神聖ローマ皇帝にオーストリアのアルブレヒト２世が即位、ハプスブルク家の統治が始まる。
プラハは事実上首都であり続け、政治・文化の中心地として発展。
ざっくり！プラハの歴史中

17～19世紀暗黒の時代～民族復興運動
30年戦争後、帝国の首都がウィーンに移る。公のチェコ語は禁止され、ドイツ化を強要される。
1918年のW W１後、チェコスロバキアとして独立。

1968 プラハの春
W W２後、ソ連の衛星国として社会主義国になるが、民主化運動「プラハの春」が起こる。
革命は実らなかったが、1989年、学生デモが発端となり共和党政権が崩壊、民主化は成功した。
ざっくり！プラハの歴史下

1993 チェコ共和国
スロバキアとの対立でチェコ共和国として独立。

2004 EU加盟
大戦の戦果を免れたプラハは、中世の街並みがそのまま残されている。
お腹が空いてきました。
城下町へと戻ります。
市民会館
1911年完成。スメタナ・ホール、サロン、ミュシャのデザインした「市長の間」がある。

地下のレストランで昼食をとることに。
ハンガリー風シチューのグヤーシュがありました。
酸っぱくて辛かった。
ドイツでも食べられています。
お土産屋さんを巡っているとマトリューシカショップを発見。
ソ連時代の名残なのかな？？
この建物の絵といいデザインといい、とても気に入りました。
お土産。
ミュシャグッズ（木のコースター、メモ帳、ポストカード）、手作り人形、バラ石鹸、スカーフ。
チェコのお札はレトロ可愛い。
EU加盟国ではあるものの、通貨はユーロではないのです。

半日観光でしたが、中世ロマン溢れるプラハに感動。
時間がなくてミュシャ美術館に寄れなかった事だけが残念…

しかし３年後、母親との中欧巡りツアーでその夢を実現させるのでした。