モルディビアンハネムーン 番外編 - UAEのビザを取得せよ！

2017/02/09 - 2017/02/20

【番外編】

今回我々はトランジットの時間を使って少しドバイを観光する事にしました。
しかし、ワイフ王国の国籍はドバイのビザが必要。
果たして4travelを見ている方で1%もドバイのビザが必要な方がいるかは解りませんが、少しでも手助けになれば、と思いUAE（アラブ首長国連邦）のビザ申請方法を記録しておきます。
いつの日か、誰かの役に立つといいな。

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前国王陛下の崩御や身内の諸事情により結婚式が延期となっておりましたが、入籍から既に2年が過ぎようと言う時間が経過したので、いい加減新婚旅行に出かける事にしました（笑）
2年も過ぎて新婚旅行、挙式がまだなのに新婚旅行。なんとも微妙なタイミングになりましたが、これを逃すとずるずる行かず仕舞いになりそうなので一念発起して飛び立つ事に。

行き先は長期休暇じゃないと行けない場所を検討しましたが、ワイフのご希望によりモルディブ。
利用航空会社は最短距離のスリランカ航空を検討しましたが、ワイフのご希望によりエミレーツ航空。
宿泊するリゾートはドゥシタニモルディブも検討しましたが、ワイフのご希望によりジュメイラ。
でもいいんです。Happy Wife, Happy Lifeなので。

2016年の旅行記も書き終えていませんが、ハネムーンから1年を経過し、ワイフからモルディブ編をせっつかれたので、あれこれすっとばしてモルディブ旅行記にワープします勝手をお許し下さい（笑）

エリア ドバイ(アラブ首長国連邦)

2018年7月現在、日本国籍（日本のパスポートを持っている人）保持者は基本的には渡UAEに際してビザは不要です。
しかし、ワイフの母国を含め、多くの国は未だ渡UAEに際してビザが必要です。
そんなUAEのビザを必要とする方にUAEビザの取り方、虎の巻を作ったので参考になれば幸いです。

我々の場合はエミレーツ航空を利用してUAEに渡航するので、エミレーツ航空のホームページからビザの申請をします。
【予約管理】を選択し、名前と予約番号（6桁の数字・アルファベットの組み合わせ）を入力。

【予約管理】画面に入ると右側のコラムに【UAEビザの申請】と言う選択肢が見えます。
ここをクリックして進みましょう。

するとこのような画面が出ます。
UAEのビザ申請はエミレーツ航空が直接行うのではなく、代理店「VFS Global Service社に丸投げするけど了承してね☆ミ」と言う了承をしましょう。

ここで初めてビザ申請のスタートラインに立ちます。
ビザには様々な種類があり、用途に応じて申請をしましょう。
もちろん、ここでの申請は基本的に短期滞在を意図しており、現地での就労ビザ等は申請できません。

ビザの種類が多くて混乱しても大丈夫。
予約記録上の滞在時間等を自動計算し、どのビザが必要か自動選択してくれます。

我々の場合、往路のトランジットは入国要件を満たしていない、と自動的に判別し申請ができないようになっております。（トランジット入国ビザは最短で8時間、最長でも90日以内でないといけません。）
復路のトランジットが10時間10分なのでこちらを選択しましょう。

連絡用のメールアドレスを入力します。
ここで注意が必要なのが「Express Service?」の欄。
基本的には4日間の期間が必要ですが、48時間～96時間以内に渡UAEする場合はこちらが「Yes」になります。
なるべくギリギリの申請は避けましょう。

ビザの種類も決まった所で一先ずお支払いの案内となります。
10時間の入国に対してビザ代USD44、手数料USD23.38、計USD70.89。

高ぇなぁ…。
まぁどこぞの旅行会社の如く手数料を2万円もとったりするボッタクリよりは良心的ですが…。

ここで一旦進捗状況を保存。
すぐにこのようなメールが来て申請番号当が来ますので、途中で中断しても戻れるから安心。

さぁ、申請のキモ部分に突入。
【Form Details】で全必要事項を入力します。

申請内容はかなり細かくて、自身の事の他にも両親や旦那の情報、果ては学歴や言語まで。
使用言語をタイ語にした所で申請画面がタイ語に変わる訳ではなく引き続き英語のツンデレ設計。

ここで我々が直面した問題。
UAEが旅行の目的地であったり、トランジットでホテルを手配している人は問題ないのですが、我々は宿泊を伴わない乗り継ぎ。
しかし現地の滞在先と電話番号が必須項目になっております。

幸いアブダビ在住の友人が名義貸し的に住所と電話番号を提供してくれましたが、そうでない場合は使わないデイユースでもホテルを手配しないといけないかも知れません。
ちなみに友人には我々の事で問い合わせは一切なかったので、お役所的に必要な項目だったのかも知れません。

そして一番「なんなんだ」ポイントが職業欄。
これがですね、細かすぎるんです。

駱駝飼いってなんだよ？
逆にエキスパートって漠然としすぎじゃね？
ウサギ農家って世界に何人いるんだよ？
チューインガム制作家ってロッテ限定じゃねぇ？

サンドウィッチマン辺りが延々と突っ込めそうなリストからピッタリの物を探すので神経使います。

続いて【Upload Documents】で必要書類をアップロードしましょう。
パスポートデータやらその他、信用度を上げられそうな書類をアップロードします。
そして顔写真のデータも。

【ただし40KB以下で】

当たり前ですが、40KBの顔写真データなんて判別不能です。
後日認可されたビザの顔写真を見たら送信した40KBの写真ではなく、パスポートデータの写真が転載されていました。

【Summary Status】のページで必要事項が正しいか確認しましょう。
変更点があれば【Modify Details】をクリックして変更。

入力内容を確認した後は【Online Payment】です。
ペイパルからクレジットカード決済が原則です。
なお、クレジットカードはVISAかMaster Cardの二択。
アメックスやJCBは利用不可。

クレジットカード決済の場合は外部の決済サイトに飛びます。
全部入力すれば問題なく進めます。
右下の【Make Payment】をぽちッ！

するとすぐさま支払い完了のページに。
ここでも申請番号【Visa Application Number】がふられているので安心。
そしてエミレーツ航空の予約記録番号も掲載されているので恐らく紐づけされているのでしょう。

後はインシャアッラー。
運をアッラーに任せて果報は寝て待て。

我々の場合はかなり早くビザ承認が下りました。
時間にして24時間たっていません。
約20時間かな？

緊張していた割にはあっと言う間なので拍子抜け。

ビザは添付ファイルとして出てきます。
電子ビザですが、為念プリントアウトしておいた方が、チェックイン時に提示を求められた時に安心です。
しかし、チェックイン時も入国時もビザの提示は求められませんでした。

以上、ご参考までに！

この旅行記へのコメント （2）

• mei1110さん 2018/07/21 22:58:31

  社会的地位はどんな風に決められるのか

  Salaamさんこんばんは！
  
  今回は私には関係なさそう～とさら～～～っと読んでいて笑っちゃいました。
  ウサギ農家だのチューインガム製作者だの、なんなんだ！？
  ウサギ農家のほうが鴨農家よりビザ取りやすいとか関係あるんでしょうか？？？
  チューインガム製作者とショコラティエなら合コンでモテそうなのはショコラティエだけどビザ関係あるのでしょうか？？？？
  
  フレンドリーに見えていてやはり謎の国ですねえ中東各国。
  もしかして日本もビザ取ろうとするとそういう変な項目あるのかしら…
  
  mei1110
  
  

  Salaamさん からの返信 2018/07/25 19:26:25

  RE: 社会的地位はどんな風に決められるのか

  meiさん、こんばんは！
  
  本当に突っ込みどころ満載なんです。
  当初はこんなレビュー書いても必要とする方はそうそういないだろう、と思った物の、申請を進めるにつれて「？？？」となったので書いちゃいました（笑）
  
  ってか、ウサギ農家の比較に鴨農家なんて、これまたマニアックな例えを出しますね…。
  生憎、中東では鴨を食べないのか、鴨農家と言う項目はなかったです。
  駱駝を見つけたあたりさすが中東、と思いましたが、石油王と言う項目がなかったのは拍子抜けですね。
  
  中東、フレンドリーに見えるのは我々が仮にも先進国扱いだからだと思います。
  南アジアや東南アジア系の人からすると、手放しにフレンドリーとは思えないでしょう。
  特にサウジ辺りはかの地から出稼ぎ労働者に対する人権侵害甚だしい扱いは悪名高いので…。
  
  こんなマニアックなレビューにまでコメント頂きありがとうございます！
  
  Salaam