三日目Part4　<br /><br />聖ヤコブ大聖堂から予想外、まさかの展開に…

イスラエル&ヨルダン4'''　海外初体験の救急搬送

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2018/06/15 - 2018/06/23

134位(同エリア528件中)

エリア

エルサレム(イスラエル)

荷物がもどり、Tシャツを変え、バッテリーを交換し、シャワーを浴び心機一転！

荷物を整理してから、15時から30分しか開かない聖ヤコブ大聖堂へむかう。

外観を撮影し、もう少し引いた絵が欲しい
後ろに下がったその時！

何？何がある？
って感じでそのまま転けた…

カメラを守る為、肋骨、小指から道路に叩きつけられ、嫌な痛みがなんとも言えず、膝も打ちつけ、道路上でもがく…

公園のおっちゃんが大丈夫か？！！と。

大丈夫。でも嫌な痛みだ…

落下の衝撃でシャッターが切った一枚
なんとか立ち上がり、さっきより引いた写真を撮ったが、木が邪魔やがな……

安む為に、足を引きずって大聖堂へと向かう。
中にはいり、一周回って入口探すもわからず、係員にきくと正面の布をくぐれ。と
あぁこれか。
この布はくぐっていいんだね
うわー綺麗！！！
などという余裕は全くない。

あぁ綺麗だわ、椅子！
とりあえず椅子はどこ！？

と椅子を探しながら、撮れる時に撮らなきゃと撮影した写真。

今思えば、この時撮影した自分を誉めたい。

そして椅子に座って休むが頭がぐるぐる回っている。

治まるのを待つが、何これ、
何この感覚？！
椅子に座りながら意識もうろうとする中、突然体が楽になり、夢見心地で気持ちよく寝てる感覚になる。
とりあえず回復するまでこのまま休もう。

教会で聖水をかけられている夢見ながら流石エルサレム夢まで宗教かと思って感心していたら…

リアルに顔に冷たさを感じ、目を開けると、司祭、観光客、ユダヤ人などが周りに人がたかっていた…

えっ？！何？！

なんだ聖水じゃないし！
ペットボトルの水だし…

黒服の司祭
動かないでそのままじっと休んでなさい。

知的な優しいユダヤ人のおじ様。医者の様で小指は骨折してないから大丈夫だよ。顔を切っているからそのまま寝てなさい。

確かに、ティッシュに沢山の血がついている。

水とオレンジジュースを持ってきたから飲みなさいと近所のおば様。カメラはここに於いてあるからね。と皆、親切極まりないしとにかく、雰囲気が暖かく優しい。

カメラレンズ割れてるし！！
いつ割れた？！

失神し、椅子から倒れ落ちてカメラレンズの縁で顔を切った様だ。

しかし少し寝たお陰でめまいやふわふわ感もなくなり、もう大丈夫な感じ。

申し訳なくおもいつつ、さて次はどこに観光にいこうか考えていると、救急隊が到着した。

げげげ…
そんなぁ…
血圧、脈を取られ、今日の食事を聞かれパスポート提出。

搬送先はメディカルセンターか病院どちらがいいか確認される。

いや、ホテルに帰りたいんだけど？

ユダヤ人のドクターかま貴男は顔を深く切っているのでそれは無理だよ。

救急隊にストレッチャーに載せられ、イスラエルでまさかの救急車に乗せられた。
迷惑かけて、やらかしたなぁと反省しながらも、こんなエルサレムで救急車にのるとは…

赤のブランケットにはダビデの星がしっかりプリントされている。

これ、ちょっと欲しい…
再度血圧と脈を取られる。

救急車は民間会社でこの16歳の少年二人は救急隊員を目指しているそうだ。
知的で聡明な少年二人だった。

ドクターになるのか聞いてみたら、照れて笑っていた
20分程で病院に到着。
請求額を心配していたが、一万数千円とそれなりだった。

何故こんな写真があるのか？

それは教会でストレッチャーに乗せられた際、記念に写真とりたいなと呟いたら司祭がカメラ貸せと撮影してくれた事から、写真とっていい空気に一同が包まれたから笑
16時30
救急隊から手渡されたカルテ一式

でた。ヘブライ語。

もちろんわかりません。

保険会社に連絡する際、病院の詳細を伝えて思わずぞっとした事。

電話番号は666-6666

って、悪魔の数字じゃん
どこまで聖書よ？！
病院のロビー

とても清潔感あり新しい病院
館内全てにフリーワイハイを完備し速度も速いのは有り難い。

奥にパン屋などもあるが、高額だった為購入を見合わせた
診察の受付

ユダヤ人ドクターはキッパをつけて診察している

かるての番号がモニターに写りそのへやへ入っていく
17時一回目の診察

アレルギーはないか。
てんかんはないかなど一通り聞かれて、まずは血液検査。

小指と肋骨の痛みを訴えたが、折れてない、気胸もないと放置。

謎なのは、貴男の父の名前は？と聞かれる。

亡くなっていると答えても、名前が必要だというので答えたが、「○○の子、誰々」という聖書からくる文化だろうか？
17時10

次の診察
ドクターが毎回変わっていく。　　

採血をされ血液検査する様だ
そして、待合室で待ってろ。と

なんだろう、この日本とちがう感覚。全てこちらの言い分抜きで医者の都合でまわされていく感じ。
二度目の診察を終えて数時間かかるが採血の結果を待て。と。

一体何時にホテルに帰れるのか…

ふらふらした足取りであちこち病院をふらふらする。

駐車場に喫煙所。
館内に戻る時はX線のセキュリティー。
入院病棟など日本と違い面白い。
18時30
ぼーっと待ってると兵士達がM4持参のまま来院

女子は皆可愛いのだが…無造作に銃を取り扱っている。
銃口がこちらを向く度に暴発とか大丈夫だろうな？
と思ったり(笑)
いい加減待ちが長すぎる。
ナースに血液検査はまだか？どうなってるのか確認してもらう

後でCTを撮りますわ

その検査はいらない。

何故？

イスラエル医療はコストが高い。

このやりとりを何度も繰り返す。患者の意思はそっちのけで、強制的に検査をしなきゃいけない強制力と、金儲けの空気を露骨に感じそこはかとない恐怖感を覚える。
なんどこのまま抜け出そうと考えたことか。

ドクターに相談にいき、貴男は検査を断る権利はあるが、検査を受けないサインをもらって、あと二時間ここにいても異常がないなら帰っていい。と

サインしますよ。と答えた後また放置。

そして顔の傷に液体を塗られ処置される。
喉が乾きちょっとブレイク。

タバコを吸いに外の駐車場へ出るが、足元が覚束ないが歩けるので平気。

同時に日本の保険会社へ連絡を入れておく。

タバコを吸いながらピンクのネオンを見ると「shalom」

あぁイスラエルだ(笑)
21時30
三人目の女性ドクター登場。
ホテルへ帰りたい旨を伝える。

廊下の椅子に座りながら痛み止めと抗生剤の点滴をされる。
そのまま寝てしまいどれほど経過したのか記憶がないがおきると点滴が外されていた。

ナースが呼びにきて、手術室へ連れていかれる。
また違うドクターだ。

異国の地の医療。
何をされるのか予想がつかない
もう好きにしてくれ

顔のシートを剥がされ傷を縫われる様だ

帰宅を訴えるが、やっとベッドで寝れる

そのままうとうととしながら寝てしまう。
しかし野戦病棟の様に患者のベッドが廊下に溢れている。
朝5時

男性ドクターが来る。
清算を終えてホテルへ帰っていいよ。

と。約11時間

やっとか……。
請求額21万円

カードで決済するも、限度額内だが何故か通らない。

カード会社に問い合わせると、イスラエルの高額決済はセキュリティーにひっかかるので今から解除する。

カードは複数あるもののICエラーか、真剣に焦った一時。

面倒な事を…
清算を終え、駐車場でタバコの朝。夜光っていたシャロームも朝日を浴びている

やっと長い１日が終わった。
結局、小指は第二間接から曲がらないが、折れていないのはわかった。

で肋骨はヒビなのか折れてるのかどっち？…

体調は万全ではないが大丈夫な感じで、足取りはふらふらすふものの問題はなさそう。
こんな病院

カメラレンズは割れておらず、フィルターがわれていた。

助かったー

フィルター枠が歪んで外せないので、バリバリとフィルターを割り、ガラスを外す。
何に躓いたのかGoogleマップで調べてみたら、所々縁石があった
タクシーでケバブとミントティで朝ごはん。
入国以来２日間、バタバタしていてまともなものを食べてなかった事にこの時気がつく。

宿に帰ると、ほっと一息。
既に7時前。

宿の日本人バックバッカー達に
ロストバゲージに救急搬送に、立て続けのトラブルで何故心が折れないのか？と不思議がられる。正直何言ってんだこいつらは。

俺は今イスラエルにきてるんだ。

さっさと荷物を整理し、７時半からの岩のドームの見学にそなえた。

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この旅行記へのコメント（5）

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massiさん 2018/07/12 12:56:42

お気をつけて

こんにちは。
フォローありがとうございます。
きれいな写真を見て立ち寄らせていただきましたが、驚きな内容の旅行記に読み込んでしまいました。
私も、もう20年以上前になりますが、アメリカで、一人旅中に転倒し、救急車で運ばれたことがあります。怪我自体はたいしたことなく、絆創膏貼っとけばいいようなものでしたが、検査からはじまり点滴からしまいには注射までされて、逆にこわくなりました。それが、ある程度言葉がわかるアメリカあたりだったらまだしも、イスラエルや中東あたりだったりしたら…。
今は昔のように無理な旅行はしませんが、私も一眼レフ構えて歩き回るスタイルなので気をつけないとならないですね。
長々となりましたが、またよろしくお願いします。

ご隠居さんからの返信 2018/07/12 18:31:15

Re:お気をつけて

コメントありがとうございます。

会話は英語でしたので、なんとかなりましたが、アメリカでの医療の話をよみ、現地を思い出しましたが、金儲けの営業としての検査という空気を感じ、底知れぬ恐怖感を覚えました。

一眼に意識が行ってしまいますので本当に気をつけなければいけませんね。

ご隠居さんからの返信 2018/07/12 18:31:17

Re:お気をつけて

コメントありがとうございます。

会話は英語でしたので、なんとかなりましたが、アメリカでの医療の話をよみ、現地を思い出しましたが、金儲けの営業としての検査という空気を感じ、底知れぬ恐怖感を覚えました。

一眼に意識が行ってしまいますので本当に気をつけなければいけませんね。

ご隠居さんからの返信 2018/07/12 18:31:18

Re:お気をつけて

コメントありがとうございます。

会話は英語でしたので、なんとかなりましたが、アメリカでの医療の話をよみ、現地を思い出しましたが、金儲けの営業としての検査という空気を感じ、底知れぬ恐怖感を覚えました。

一眼に意識が行ってしまいますので本当に気をつけなければいけませんね。

ご隠居さんからの返信 2018/07/12 18:31:52

Re:お気をつけて

コメントありがとうございます。

会話は英語でしたので、なんとかなりましたが、アメリカでの医療の話をよみ、現地を思い出しましたが、金儲けの営業としての検査という空気を感じ、底知れぬ恐怖感を覚えました。

一眼に意識が行ってしまいますので本当に気をつけなければいけませんね。

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