エルサレム＆ヨルダン6 クムランと死海Kaila beach

2018/06/15 - 2018/06/23

5日目の朝　
おはよーございます

今日はエルサレムからヨルダンのペトラへ向かう。移動距離にすると400キロ程。

本来のプランは、早朝にエルサレムをたちアンマンからレンタカーで、ジェラシュ、サルト、死海と温泉を経由してペトラに夜到着の予定だったが、度重なるトラブルもありレンタカーはキャンセル、公共交通機関に変更。

それに伴い、ヨルダン入国後のアンマン市内へのタクシー、アンマンーからペトラまでの乗合バスが有るのか否か全てをケースバイケースの対応で移動しなければならなくなってしまう。

エリア その他の都市(イスラエル)

おはようございます
６時です

プランニング開始

先日マサダにいった日本人客にの話では、大自然で相当良かった様子


以下
マサダ行きプランニング案

☆エルサレムからイスラエル国境まで

エルサレムから国境のアレンビーの最初乗合タクシーは昼12時。（個人チャーターは400nis）

それを踏まえて
何時にエルサレムを発つのか…


エルサレムからマサダ（バス）今発つとバスで８時半には到着可能。

マサダから死海へ（バス）

死海から国境のアレンビー橋
（タクシー）

★ヨルダン国境からペトラまで

アンマン南バスターミナル（ムジャンマジャヌーブ以下MJ)からペトラまでの最終乗合バスは15時頃を踏まえて

1案
（アンマンに15時頃到着可能な場合）

ヨルダン国境からMJ（タクシー）

MJからペトラ（乗合バス）

2案
アンマン到着時間にペトラへの乗合バスがない場合

ヨルダン国境からペトラ
（タクシー）

というルート

マサダの代案としてクムラン案
個人的にはどちらも魅力的

エルサレムからクムラン（バス）

クムランから死海（バス）

死海からアレンビー国境（タクシー？）

ヨルダンからペトラへはマサダ案の場所に記載

プランニングを終え、日本人に別れをつげ、マサダに向けて、早速移動開始。

ゴロゴロバゲージを引いてダマスカス門を出てシティセンターのトラムまで歩く

ラブガブにチャージが出来ていなかった。料金支払い出来ず(^0^;)

バスターミナル到着

三回に乗り場があり一二階は各種テナントが入ってる

マサダ行きのバスに乗車
トランクに荷物を預けて乗車しようとすると…

「オンリーエイラット！オンリーエイラット！」

うそーん涙

エイラット行きの途中にマサダがあるのだが多客の為、エイラットまでいく客しか乗せないらしい…

マサダには縁がなかった。

クムランへのチケットを購入し、バゲージをトランクから取り出し、スマホ充電の為コンセントへと向かう。

クムラン行きに決定し、ちょっと腹拵え。

パンに野菜にタマゴ焼き

うわーまずっといいながらイスラエルの朝をながめながら食べる。

クムラン行きバス到着
クムランが終点ではない為、下車は要注意

案内板はヘブライ語のみ。

座席満席。
たったままの小一時間

いい景色です！
イスラエルももう見納め

降りるバス停間違えました……

まさかこんな集落に入るとは思わず…

ここどこよ？

なにこれ…

バゲージ

ゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロ…

人っ子一人いない道をとぼとぼ歩きます

重い…
暑い…
シャツベタベタ…

荒野の一本道を孤独に歩く
先に見えるのはDead sea

ん？
死海近いんだし、この辺でいけばいいじゃん…

調べてみると隣のバス停から徒歩圏内にカイラビーチというシャワー、ロッカー有りのビーチがあるので、そこにいくことに。

ふと、振り返ると…
めちゃ歩いとるやんけ！！

これ、クムランにタクシー止まって無かったらどないしよー

バスでカイラビーチまでいって、そこからバスで国境までいけるんかな？

カイラビーチが辺鄙な場所でタクシーいなかったらアレンビーまでマジどないしよー

など孤独に苛まれながら考える。

上っては休み、休んでは上り…

何度sabonの瓶をすててやろうかと思った事か、ただただきつい最後の上りを終えた先にあるクムラン資料館

かなり辺鄙だ…
なんとなく予想できてはいたが、タクシーなんかいるわけもない

マンゴージュースを飲み、受付終わると、クムラン教団のショートビデオを見せられる

なんと日本語の字幕選択可能！

ふー涼しい

クムランとは

20世紀最大の発見といわれる旧約聖書、外典など聖書の写本がここでベドウィンにて発見された。

それにより、聖書の写本としては一世紀程遡れることになった。

羊皮紙に書かれた写本のレプリカ　実物はエルサレムの死海博物館にある

エルサレムのローマ攻めから逃れたクムラン教団がこの地に移住した生活の跡

ちなみにその後同じくローマが陥落させたマサダ砦にも、死海文書と同様の写本が発見されたようだ

下方にある小さな穴の洞窟の中で坪に入った文書がみつかる。

洞窟にも行けるかと思いきや、行けない。
残念…

さっ、次はどないしよ？
ガラガラと荷物をひきながら、クムラン麓のバス停まで向かう

本来レンタカーでヨルダンの死海へ行く予定だったが、レンタカーキャンセルしたので、どこで死海を組み込むか？

死海はすぐそこにあるのにヨルダンでぼったくりタクシーでいくのもアホくさい

ならば？

隣のバス停のカリアビーチまで行き、2キロ程歩いて死海に浮くか？
しかしここは、辺鄙な場所。

タクシーがいない様な辺鄙なビーチだった場合、国境へどうやっていく？
流しタクシーも来なさそうな場所である。

もしくは、

死海はヨルダンで行き、まずは越境を優先し、エルサレムまで戻りバスでアレンビーまで乗合タクシーで行くか

などなど、時間と経費を考えるがまとまらない。

まぁ、インシャッラーな出たとこ勝負で！

考えても答えはでないので、流れに任せバス停でバス待ち。

すると？
付近で全く見なかったタクシーが来る。

なにこれ…
案の定、頼んでもないので目の前に止まるので国境までの料金を聞くと200NISだという。

値切りで、100まで落ちたのでまぁ、よしとして乗車。

ちょっとカイラビーチの様子を見たいのでビーチに寄ってもらう様に伝える。

タクシーがいるならこれを乗り捨てればいい。

カイラビーチ到着
予想通りに待ちのタクシーはいないビーチだったので、運転手に30分待たせ、その後国境へ向かうと伝える150NISで折り合う。

ビーチまではやはりタクシーで良かった。

バス停からここまで22キロの荷物を転がし歩きたくはない。

リゾートっぽい雰囲気が漂っている。

死海の塩に着色したバスソルト

怪我をしていなければ購入してみたかった。

残念…

他に石鹸なども多数アリ

別の店のバスソルト
こちらも自分の好みでミックスできる

但し、高いな！
と思う価格ではある

フルーツドリンク屋

こちらはピザ屋

ユニクロのやっすーいショーパンに着替え、死海へ向かう。

マグネシウムと塩なので、多分にがーいしょっぱい感じの味だろう。多分カルシウムも多いとおもうので、口のなかがごわごわする感じか

うーワクワクo(^-^)o

ビーチにそこまで人はいない

濃度が高いので、濡れた手などでカメラ、スマホ触るとアウトな予感。

要注意！

水道の蛇口があるので、カメラを触りやすいのでここに入る！

さて、胸辺りの水深の場所でそっと浮かんでみると、めっちゃ簡単に浮きます

泳げない人向けの海！

私、700湯は入ってる程、温泉が好きなのです。

水温は30℃程

それにかなり濃いマグネシウムの苦味に強烈な塩気とカルシウムのざらつき！

日本の温泉法を適用するなら間違いなく温泉でマグネシウム、カルシウムｰ塩化物泉だと思われます。

ただ淵にカルシウムの固着はない。

底は泥湯の野湯のような埋まる感じで、例えるなら岩手県藤七野湯のような柔らかさ。

強アルカリ性の高張性なので入浴中からツルツルしますが、泥パックして水で流すと、温泉では体感した事ない程のツルスベ感

これはすごい！！

死海絡みの美容品に興味が湧く体験となる

そしてタクシーに戻り、イスラエルの国境へと向かう。

タクシーの運転手はどこいっまんだ！！

Googleマップで探しまくった野湯

レンタカーで行く予定だったが次回の宿題

死海の様なマグネシウム.カルシウム-塩化物泉ではなく、こちらの温泉成分が気になっていたので非常に残念。

カイラビーチ詳細

Water parkのバス停からは1,3キロ。

ビーチに待ちのタクシーはいない。

入場料59NIS
シャワー
ロッカー有り

☆暗証番号式タッチパネルのロッカーの支払いは何故かユーロのみ　15ユーロ

私はカードで支払ったが現金は無かった気がする

遠浅の海で、泥も堆積しているので泥パックは可能。

沖合にいけないようにブイで柵がしてある。

時間がないのでここにしたが、時間ある方は他のビーチのほうが良さそう。