２０１７ＧＷ　初の東ドイツ～プラハ　【８３】　プラハ２日め　プラハ城「旧王宮」と「聖イジー教会」

2017/05/01 - 2017/05/01

「聖ヴィート大聖堂」を見学後、城内を西へ歩きました。
まずは購入したチケットで入館できる「旧王宮」へ。
そして「聖イジー教会」。
いずれも１２世紀に建造、再建されたという古えの建造物です。

以下、今回の旅程です。（☆印がこの旅行記です。）
　４月２２日（土）　福岡～関空～フランクフルト
　４月２３日（日）　フランクフルト～ワイマール～デッサウ
　４月２４日（月）　デッサウ～ベルリン
　４月２５日（火）　終日ベルリン
　４月２６日（水）　ベルリン～ポツダム～ベルリン
　４月２７日（木）　終日ベルリン
　４月２８日（金）　ベルリン～マイセン～ドレスデン
　４月２９日（土）　終日ドレスデン
　４月３０日（日）　ドレスデン～プラハ
☆５月　１日（月）　終日プラハ
　５月　２日（火）　プラハ～ニュルンベルク～ヴュルツブルク
　　　　　　　　　　　　～フランクフルト
　５月　３日（水）　フランクフルト～フロイデンベルク～ジーゲン
　　　　　　　　　　　　～マインツ～フランクフルト
　５月　４日（木）　フランクフルト～ブーツバッハ～フランクフルト
　　　　　　　　　　　　～夜便でフランクフルト空港より帰国
　５月　５日（金）　羽田～福岡

エリア プラハ(チェコ)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

「聖ヴィート大聖堂」を「第三の中庭」の方へ出ると、すぐ左前方にあるこの白い建物。

こちらが「旧王宮」です。
現在は大統領公邸となっている大聖堂南側の大きな３つの館の東側に位置します。

中へ入るとまずはこのようなエントランス。

その奥にこの大ホール。
奥行６２ｍ、幅１６ｍ、天井丈１３ｍという、当時は教会を除いて最も大きな柱のない空間だったそうです。
ヴォールト天井が美しいですね。

「旧王宮」にはほかにも「議会の間」や王室専用の礼拝堂などあるようですが、この時は見学対象となっていなかったのか（記憶曖昧・・・）、恐らくすぐに館の南側へ出てきてすぐにこの景色を眺めたようです。

「聖ミクラーシュ教会」など、街の南側を一望。

少し西へ視界を移すと緑の丘。

ヴルタヴァ川やそこに架かる橋も。

東側には旧市街が。

ズームすると「旧市街広場」がくっきりと。

その南側には「カレル橋」付近。
なーんだ、午前中にお城の東側の公園を訪ねましたが、同じような風景がここからも望めたのですね。

でも、あれはあれでいい時間でした。

そして次の場所へ。
時刻は１３：００を少し過ぎたところ。
すごい人ですね。

こちらは「聖イジー教会」。

９２０年に建造されたこの城内最古の教会。
火災に遭い１１４２年に再建されて今の姿に。

では、内部へ。
とても保存状態のいいロマネスク建築だそうです。
木の天井と石造りの壁、大きな空間、素朴な美しさが、ドイツはトリアーのバジリカを思い出させました。

遠くからズームした奥の礼拝堂。

石の壁には整然と並ぶアーチ窓が。

美しいですね。

柱部分もこのようなアーチ。

外からの柔らかな光がいい雰囲気です。

力強い柱が支えています。

南側の壁にはキリスト磔刑が描かれた絵。
１６世紀の聖ウルシュラ殉教の絵だそうです。

後陣にある修道院長らの納骨堂。
このようにぐるりと階段に並んで拝見します。
が、行列が苦手な私はご遠慮しました。

そして、中央の祭壇へ。

天井絵がこの教会の古さを物語っていますね。

その右手にも美しい礼拝堂が。

振り返って身廊の天井を。
この木の天井、先程書いたトリアーのバジリカもですが、ドイツボーデン湖のライヒェナウ島の教会にも似ています。
時代的にはあちらの方が更に古く９世紀～１０世紀建造、国もドイツとチェコと異なりますが、ロマネスクという教会建築様式のもと、年月と場所を越えてこのように類似するのですね。

側廊の天井は石造り。

１８世紀に増築された礼拝堂。
バロック様式の「ヤン・ネムポツスキー礼拝堂」だそうです。

上部にはたくさんの天使像。

同じくこのような祭壇も。

こちらも天使だらけです。

出口の扉上部にはこのようなレリーフ。

東側から眺める「聖イジー教会」の２本の尖塔。

東へ歩きます。

ここも何かの館だったのでしょうがよくわからずです。

そして次はこちらへ。「黄金の小路」です。