春爛漫迎賓館赤坂離宮とつつじ・藤・牡丹都内花名所３景巡り

2018/05/05 - 2018/05/05

2018年5月5日（土）阪急トラピックスの日帰りバスツアー
「春爛漫迎賓館赤坂離宮とつつじ・藤・牡丹都内花名所厳選３景めぐり」に参加しました。その旅行記です。行程は下記の通りです。
西船橋　9:30 集合・出発
◎迎賓館赤坂離宮（本館及び主庭を各自見学）約60分
〇亀戸天神社（藤の鑑賞）約50分
〇根津神社（つつじの鑑賞）約50分
〇西新井大大師（牡丹の鑑賞）約50分
西船橋（16:00）
京樽のちらし弁当付き

エリア 四ツ谷(東京)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• ショッピング: 3.5

• 同行者: 社員・団体旅行
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

　2018年5月5日阪急トラピックス主催の日帰りバスツアー
「春爛漫迎賓館赤坂離宮とつつじ・藤・牡丹都内花名所３景巡り」に参加しました。西船橋9:30分発、23名のツアーです。5990円、入場料込・お昼弁当付き。
　ＧＷなので首都高はガラガラ。35分でここ迎賓館赤坂離宮に着きました。上野動物園のシャンシャンを見た時もそうでしたが、ここからが長い。あちらのテントの下で行列します。

迎賓館赤坂離宮 名所・史跡

　入場チケットは1000円ですが、旅行代金に含まれています。
　このテントの下での待ち時間が35分。なぜ待つのかと言えば、ここで二手に分かれて手荷物検査をされるから。バッグの中身を開けて見せ、飲み物があればそれを係員の前で一口、飲んで見せます。一列は機械が、１列は人間が行います。海外の宮殿などでも手荷物検査はありますが、機械が行い、人は金属探知をすることが多いです。機械を買えばよいのに、と思ってしまいます。高いのかな？係員の前で飲み物を飲むというのは、生まれて初めての経験。人間臭くてほのぼのしますが。空港でのペットボトルをセットして調べる、探知機を使うとか、匂いを嗅ぐとかではないのですね。

迎賓館赤坂離宮 名所・史跡

　地図をくれました。というか置いてあったので自分で取りました。
「質問のある方はボランティア説明員などにお尋ねください。」とあります。
コミュニケーションして良いの？人間臭さのアピール？

迎賓館赤坂離宮 名所・史跡

　注意書きがいろいろ。
中にはトイレがない、傘は傘立てに、ごみは持ち帰れ・・・
必要でしょうか？大きな字で読みやすいですが。

迎賓館赤坂離宮 名所・史跡

入場チケット

迎賓館赤坂離宮 名所・史跡

　パンフレットもセルフで頂きます。
　紀州徳川家の江戸屋敷があった場所に10年かけて、1909年に東宮御所として建築されました。日本で唯一のネオバロック様式の西洋風宮殿建築です。

迎賓館赤坂離宮 名所・史跡

　ここから先は写真撮影禁止です。
　外国のお城で、写真撮影禁止の方がはるかに少ないです。記憶にある最近行った所ではクレムリンの武器庫、宝石が一杯だからという理由でしょうから、これは理解できます。美術館でさえ、フラッシュは禁止ですが、ＯＫが多いのに、日本は・・・と思ってしまいます。

迎賓館赤坂離宮 名所・史跡

　それでパンフレットにより説明を。細かすぎる文字で書かれています。4pより小さいような？誰に読ませたい文字の大きさかしら？説明したいことはたくさんあるのでしょうが。
　玄関ホールはイタリア製の大理石、宮城県産の黒い玄昌石が市松模様・・
確かに、ここは外国かと思えました。
　朝日の間は改修中で入れません。

迎賓館赤坂離宮 名所・史跡

　写真チケットにも使われている写真、「花鳥の間」
　天井に36枚の絵、壁面には30枚の楕円の七宝焼きに、花や鳥が描かれています。これだけ見ると日本的。なるほど下絵は日本画家の渡辺省亭が描いたのね。シャンデリアはフランス製、重さは1125kg。和洋折衷で荘厳な感じ。

迎賓館赤坂離宮 名所・史跡

　彩鸞の間
　きんきら金＋白のベルサイユ風
　10枚の鏡が部屋を広く見せています。鼠色の大理石の暖炉の両脇に「鸞」と呼ばれる架空の鳥をデザインした金色の彫りがあることに由来しているそうです。
　部屋ごと、曲がり角ごとに係員やボランティアがいました。今まで行ったことのある世界中の宮殿の中で、最も関係者が多い場所でした。

迎賓館赤坂離宮 名所・史跡

　裏庭
　内部見学の最後に、ボランティアの、ちょび髭おじさんに質問しました。
「なぜフランスの宮殿を模したのか」と。「西洋＝フランスという頭だったのだろう」とのこと。おまけで階段を降りる前、鳳凰が見えると教えてくれました。レースのカーテン越しに見えたので、カーテンを開けてよく見ようとしたら、すぐ止められてしまいました・・・

迎賓館赤坂離宮 名所・史跡

　この裏庭はどこで見たのだったかしら？ガーゴイルらしきものがいる噴水、
うーん？えーっとと、4トラベル様のマイ旅行記の写真を繰りました。ありました！ロシアの「ペテルゴフ宮　夏の庭園」の規模が小さい版です！
迎賓館はフランスのヴェルサイユ宮と、イギリスのバッキンガム宮を模したと聞いていましたが・・・発見！

迎賓館赤坂離宮 名所・史跡

お花も植えられています。

迎賓館赤坂離宮 名所・史跡

鳳凰が描かれているのかな？

迎賓館赤坂離宮 名所・史跡

こちらは正門
馬車が通るような感じ

迎賓館赤坂離宮 名所・史跡

　下から鳳凰が見えました。ちょび髭おじ様、先ほど内部から近くで見ましたよ、ありがとう。

迎賓館赤坂離宮 名所・史跡

　柱が力強い。てっぺんの部分、兜をかぶった武将に見えるけど・・・

迎賓館赤坂離宮 名所・史跡

　正面の出入り口の扉
　家紋かしら？

迎賓館赤坂離宮 名所・史跡

　世界各国の国王や大統領が宿泊とあります。宮殿とは違うけど、見た目はそうですね。皇居にはお泊めしないのね。

迎賓館赤坂離宮 名所・史跡

改修して、国宝になったのね。

迎賓館赤坂離宮 名所・史跡

見た目は宮殿そのもの。

迎賓館赤坂離宮 名所・史跡

　石畳だし。
何人もの観光客ジジババが、この微妙な段差にけつまづいていました。日本人には歩きにくい。ヨーロッパ感はありますが。

迎賓館赤坂離宮 名所・史跡

門までの間にも、噴水。

迎賓館赤坂離宮 名所・史跡

　ここを出たら、戻れません。再入場できません。
　８日からはまた韓国の方がいらっしゃるので、一般客は入れません。
中に平民が入れるトイレがないというのも観光地としてはねえ。外にはあるのですが、これだけ観光客が入り、正門の前にはお店の移動販売車が駐車しているのに、仮設トイレではねえ。係員が多いとその人件費もかかるでしょう？商売として成立させればよいのに、と余計なことを考えつつ門を出ました。
　念願の迎賓館を見ることができ満足です。

迎賓館赤坂離宮 名所・史跡

　車内でお昼をたべるようにという、指示が乗車時にあり、配られました。今日回る観光地では、座って食べられる場所がないからと・・
　京樽のちらし寿司です。暑すぎて物が腐りそうな季節なので、お寿司は嬉しいです。ペロリ。

　次からはお花めぐり。
まずは亀戸天神。確か前来たときは、ＧＷで見頃でした。でも、事前に調べたところ、見頃は4月22日頃。覚悟してました。
　西の太宰府天満宮、東はここ亀戸天神だそうです。

亀戸天神社 藤まつり 祭り・イベント

琴と尺八の演奏をしていました。

亀戸天神社 藤まつり 祭り・イベント

スカイツリーが見えます。青空に映えます。

亀戸天神社 藤まつり 祭り・イベント

　緑が美しい！というかこれが藤です。全く花房がありません。お参りしてすぐ終わり。

亀戸天神社 藤まつり 祭り・イベント

　藤の花がないことは覚悟していたので、すぐ船橋屋へ。「花より団子」
神社前に出店は出ていますが、箱入りしかないので、こちらの方がお勧め。
右側の列は、店内で召し上がる方用。お買い物の方は左の列へ。

船橋屋 亀戸天神前本店 専門店

店内の様子

船橋屋 亀戸天神前本店 専門店

お土産は何種類もあります。

船橋屋 亀戸天神前本店 専門店

　私は一番小さい、パック入り　450円を購入。
「明日までにお召し上がりください」と言われました。冷たいと美味しいけれど、冷蔵庫に入れると硬くなるので、それはないです。
　集合時間に来ないご主人がいて、奥様が携帯にかけていました。「007」のあの音楽がバス車内に流れました。ご主人「携帯不携帯」「バス車内に置きっぱなし」の様子。でも、奥様はそれに気づかず、何度も鳴らしていました・・・

船橋屋 亀戸天神前本店 専門店

　ご主人ようやく登場、出発。
　次は根津神社。これはチケット。つつじ苑入場料200円。ピーク時はこれくらい美しいのでしょう。箱根の「山の上ホテル」のつつじが好きです。

根津神社 寺・神社・教会

　神社なので、入場料ではなく、「寄進料」

根津神社 寺・神社・教会

　パンフレット

根津神社 寺・神社・教会

パンフレット表

根津神社 寺・神社・教会

　この地図も、パンフレットも、神社の入り口で配っていたのを頂きました。
時間があれば谷中巡りも楽しそうです。今回は無理ですが。別の機会に利用しましょう。

根津神社 寺・神社・教会

神社入り口。「楼門」重文だそうです。

根津神社 寺・神社・教会

鼓と篳篥などの演奏をしていました。

根津神社 寺・神社・教会

　参拝するのに２列で並んでいたので、大行列。亀戸天神のように、横に何列も並べば、行列しなくて済むし、早いのに、それはお参りとしては良くないことなのでしょうか？

根津神社 寺・神社・教会

池には鯉もいました。

根津神社 寺・神社・教会

ツツジ苑入口

根津神社 寺・神社・教会

　弥生正緑館
館内非公開

根津神社 寺・神社・教会

　弥生正緑館
外から眺めただけ

根津神社 寺・神社・教会

　緑緑している、これがツツジ苑です。亀戸天神に続き、ここにも花がありません。これで200円取られるの？と思ってしまう、小さい人間です。京成バラ園や、足利フラワーパークなどのように、花の見ごろによって値段設定を変えるなどすればよいのに・・・これではお花代を頂くのは申し訳ないでしょう？神社なのですから・・たかが200円ですが。なんてここでも経営者ぶってみました。

根津神社 寺・神社・教会

　ないと言ってしまってはいけないのかな？
あるにはあります。残骸・・

根津神社 寺・神社・教会

　ここにも少し
　お花はありませんが、露天がものすごい数出てました。お祭りです。子供達は嬉しいでしょう。でも子供のお財布には厳しいかな？タコ焼きが500円でした。

根津神社 寺・神社・教会

　裏門の坂道でバスを待ちます。ここの道は駐車できないので、回送してくるのを待ちます。お花もなく、露天にも興味がない方々は、待ちが長いです。

根津神社 寺・神社・教会

　次は西新井大師。ボタンを見に行きます。

西新井大師(五智山遍照院總持寺) 寺・神社・教会

　四季折々の花が美しいお寺のようです。

西新井大師(五智山遍照院總持寺) 寺・神社・教会

牡丹園入口

西新井大師(五智山遍照院總持寺) 寺・神社・教会

ありました！ここにはまだ花が残っています。

西新井大師(五智山遍照院總持寺) 寺・神社・教会

黄色もあります。

西新井大師(五智山遍照院總持寺) 寺・神社・教会

　本日一番きれいな花達！
　境内のお花屋さん・・・というのが何とも・・

西新井大師(五智山遍照院總持寺) 寺・神社・教会

　階段を登ると本殿にたどり着きます。ジジババにはきついでしょう？裏側にひっそりと、エレベーターがありました。

西新井大師(五智山遍照院總持寺) 寺・神社・教会

本堂前には鉢植えが。

西新井大師(五智山遍照院總持寺) 寺・神社・教会

花の寺なのね。

西新井大師(五智山遍照院總持寺) 寺・神社・教会

立派な本堂

西新井大師(五智山遍照院總持寺) 寺・神社・教会

「風のおわら」盆踊りを踊っていました。
賑やかではなく、静かな感じの踊りです。

西新井大師(五智山遍照院總持寺) 寺・神社・教会

四角い池もありました。

西新井大師(五智山遍照院總持寺) 寺・神社・教会

　大きい！今まで見た鯉の中で、最も大きな鯉たちでした。

西新井大師(五智山遍照院總持寺) 寺・神社・教会

滝があります。

西新井大師(五智山遍照院總持寺) 寺・神社・教会

銅像があります。弘法大師？

西新井大師(五智山遍照院總持寺) 寺・神社・教会

巡礼の心得が書いてあります。

西新井大師(五智山遍照院總持寺) 寺・神社・教会

　塩地蔵
　いぼ取りにご利益があるそうです。
　
　お花めぐりという点ではがっかりの今回でしたが、お天気に恵まれ、念願の
「迎賓館」の内部に入れ、その点では満足できました。五月晴れで暑すぎましたが、ま、それくらい許容範囲でしょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。

西新井大師(五智山遍照院總持寺) 寺・神社・教会