マダムの初春旅　芝「うかい」でランチ

2023/01/22 - 2023/01/22

　2023年1月22日（日）家族と親戚で、内々のお祝い会を芝のとうふ屋「うかい」で行い、お呼ばれしました。そのグルメ旅行記です。ここの「うかい」は初訪問。日本庭園を備えた広々とした店内は、洗練された落ち着きのある雰囲気でした。四季折々の食材と豆腐を使用した会席料理を美味しく頂きました。寒波襲来のニュースの中でしたが、お天気も次第によくなり、掘りごたつ式の和室で、和やかに会食を楽しみました。

エリア 浜松町・竹芝(東京)

• 旅行の満足度: 5.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

　2022年1月22日（日）曇り
　大寒波襲来のニュースの中、内々のお祝い会を芝の「とうふ屋うかい」にて。この時期、東京がこんなに冷えるなんて、想定外の出来事。でもお祝い会は去年から決まっていたことなので。
　どのルートがあまり歩かず、膝に優しく（これ大事）、迷わずたどり着けるか（これは難しいかも）を、検索し、比較検討し、決定。お上りさんなので、ちょっと緊張しながらも、八丁堀下車。メトロ日比谷線とは、地下で繋がっているのですが、私はエレベーターでいったん外へ。右に進みます。

八丁堀駅 駅

　横断歩道を渡って、メトロに乗り換えるのですが、これは階段なので前進。

いやいや、こちらも階段。却下。この階段の向こう。

エレベーターで再度地下に潜ります。

　海外からいらしたらしい、キャリーを持った方たちは、ちゃんとご存じ。これにもびっくり。エレベーターでB1へ。
　メトロ日比谷線に乗り換え。
　私、地図が読めず、方向感覚も今一つなので、初めて行く所は（そうでなくても日々新鮮な記憶力なので）迷子覚悟。早め早めの行動を常に心がけています。

　神谷町下車。調べた通り、「うかい」最寄りの出口に近い、先頭車両にちゃんと乗り、下車し、すぐのトイレにも行きました。
　実は、自宅最寄駅からＪＲ電車に乗ろうとした際、東京在住の娘から電話。「どこかで待ち合わせる？」母との約束は前日までにというお約束が、いつになっても、いくつになっても守れません。「じゃあ神谷町で」ということになりました。

　改札を出ると寒いので、ここのホームのベンチで、娘が来るまで20分待ちました。迷子になってさまよって、たどり着く（遅刻するかも？）より、ここで20分待って案内してもらって、確実にたどり着く方を選びました。

　電車を何本待ったかな？都会は、電車はひっきりなしに来ます。車両も新しくて綺麗だし、座れたし。でも、どうせなら、母子のお約束通りに、遅くとも昨日のうちに、何時にどこでと、決めておいて欲しかった。どうしたら学習してくれるでしょう？相手の本日の忙しさをおもんばかって、遠慮して、こちらからは尋ねませんでした。

　ここは港区だそうで、桜マークのマンホールでした。東京タワー近くには、桜の木が多く、春、お花見バスツアーに来ましたっけ。開花予報では、今年、東京は3月20日開花だそうです。

　駅からは見えなかったけれど、ここまで来ると見えてきました。「東京タワー」
上ったのはいつだったかしら？高校の修学旅行の時？何十年前のこと？

東京タワー 名所・史跡

教会もあります。

ちょっと曇天。

壁が生の木。お手入れが大変だけど、素敵。長谷川グリーンビルディング。

　電動キックボード。自由に借りられます。この辺りは、アップダウンがあるので、これに乗れば楽そう。

真下からの雄姿。

足元には2階建てバスが停車中。たこ焼き屋さんらしい。

　こちらの門も、生の木。後ろにクレープ屋さん。うかいの後、食べ足りなければ、寄ってもよいかな？ご馳走を頂く前から、次に何を食べようかだなんて、さすが私。
豆腐は、ヘルシーだけど、お腹いっぱいにはならないかもと、覚悟はしてます。

看板発見。「とうふ屋うかい」200m。もうすぐ着きます。

　足元には、はとバス。しばらくご無沙汰。この前乗ったのはいつ？？？
コロナワクチン集団接種の時、東京駅から15分ほど！旅行のためでないのが残念！
今年は乗れるかしら？

着きました！お店の看板。

東京 芝 とうふ屋うかい グルメ・レストラン

　本当に東京タワーの足元にあるお店です。

　外にストーブがあり、暖かいです。

東京 芝 とうふ屋うかい グルメ・レストラン

　雪釣りと東京タワーのコラボ。東京で雪釣りが必要なんて、と思っていましたが、この寒さ、本当に必要かも？？

　門をくぐり、じょうや坂を上って入口へ。綺麗に打ち水されています。門からお店玄関に入る前に坂道があるって、どれだけ広いのだか。

鳥居も見えます。

　鳥居の後ろには東京タワー。

　玄関入口に生花がドーンと飾ってありました。豪華で綺麗！私の中では、生のお花が飾ってあるお店、ホテルは良いお店、ホテルです。

　こちらからのお庭の眺め。一幅の絵画のようです。グループごとに、一人仲居さん（私たちのグループは男性でしたが）がついて、あちこちで立ち止まりながら、説明しつつ、お部屋へ案内してくださいました。入り組んでいて、絶対迷子になります。

　昔の機械。搾り出します。

昔はこうやって作っていたそうで。

　秋田から譲られたそう。酒屋の前にぶら下がっている杉玉と樽。今年の新酒は、立春ごろできるのでしょうかね？アルコール苦手なので、待ってはいません。

　本日の献立。花コースです。

　乾杯は各自好きなもので。アルコールが苦手な私は、ホットウーロン茶。
　仲居のお兄さんが、それぞれにお料理を配り、配り終えると、そのお料理について、説明してくださいました。

　左上から右回りに
芹と北寄貝、菜花と生からすみ、鴨くわ焼、黒豆
養老とうふ（蒸し山芋？うにのせ）うにが美味でした。食器がお洒落です。主婦は、洗うの大変って、直ぐ考えてしまいますが。

　名物　揚げ田楽　（本日のお料理の中で、一番おいしかったと思います。）
お庭の離れで、味噌を塗って、バーナーであぶって作っていました。あれをここまで運んできたのね。

お造り
鮪、長いも、鰆

　蟹しんじょ

　名物　豆水とうふ
　仲居のお姉さんは皆モンペ姿でした。が、「改まったお祝い」の席だからか、この仲居のお兄さん？はスーツの制服姿でした。「仲居のお兄さん」と言ってはいけないのかもしれませんが。

　一人ずつお椀に注いでくれ、昆布も添えてくれてます。だし醤油も置いてありました。「初めはこのままお召し上がりください。そして、この〇〇昆布でお味の変化をお楽しみ下さい。また、このだし醤油でもお楽しみください。」素直にそうして、美味しく頂きました。

　銀たら味噌柚子焼、揚げ長芋。
長い松葉が添えてあります。

　お皿まで温かかったです。お祝いの会食の席だから鶴の絵なのでしょうか？
　作者の読み方は分かりません。朝の左側（ヘン）＋礼の右側（つくり）山と、皿の裏側にも書いてありました。

　深川ご飯、赤出汁、香の物

赤カブの漬物が美味しかったです。

　八朔　蜂蜜掛
すっぱくても、蜂蜜がかかってない方が好きです。
完食。美味しかったです。
　2時間コースで、1つずつ、ゆっくり運ばれてきたので、お腹がいっぱいになったような、もっと食べられるような？？とりあえず、ご馳走様でした。

　食後にはお庭の散歩を。

東京タワーの真下の、都会の真ん中で、こんなに広いお庭があって。

紅葉の時、椿の時、お庭もさらに美しいでしょう。

お日様が出て来て、逆光です。

　ここで揚げ田楽を作って焼いていました。味噌をつけて、ガスバーナーで焼いて出来上がり。家で油揚げに田楽味噌を塗って、オーブントースターで焼けば、できるのではないかと思いますが、試すことはしません。プロが作った方が美味しいと思うので・・・向上心がない私。
　お盆を持った仲居さんがこの周辺、お庭を行ったり来たり。離れがあるのはお客にとっては都合が良いけれど、働く方は大変です。雨が降ったらどうするのでしょう？お盆に傘をさしかけて、自分はずぶ濡れ？？？

水車もあります。

　東京タワーの足元に、白い蔵。昔と今が共存。

　玄関の近くでは、「彩のガラスたち　魅惑の世界展」をやってました。
ー江戸に華やぐヴェネチアの「粋」ーとあります。

ベネチア貴族の衣装です。

ベネチアングラス

畳の上に飾ってあるので、和と洋とコラボですね。

　ベネチアンマスク。コロナ直前というか、最中というか、2020年2月、ベネチアなどのカーニバルに行ったのが、最後の海外旅行でした。中世のドレス・衣装を身にまとい、着飾った、紳士淑女たちが、このマスクをかぶり、写真を撮られたがっていましたっけ。行く先々で、それ以降のお祭りは中止となり。最後に見られて良かったと思いました。今は別のマスク生活が日常。

　ベネチアングラス。記念に小さなピアスを買いましたっけ。どこにやったかな？

　箱根のガラスの森美術館のものだそう。後ろの右側、売却済みになってました。ちなみにお値段は100万ほどでした・・ここでこういったものをお求めになる方もいらっしゃるのですね。

　レジ前。お肉が美味しそう。本日のお肉は、鴨一口でした。

　曇天でしたが、晴れてきました。青空と赤い東京タワー。白い蔵。緑の松。

　売店は入店2組までの表示。

小さな蹲

　鯉が泳いでいます。都会の真ん中の、贅沢な空間。

奥にも離れがあります。

じょうや坂を下りて帰ります。

　食事をしなくても、お茶だけでも楽しめます。

　東京タワーさようなら。

　八丁堀駅。
　ランチを沢山頂いたので、エレベーターではなく、階段を使います。えっへん。（笑）
　本日１万歩を越えました。沢山食べて沢山歩いて、健康的！たくさん動けば、たくさん食べてもよいのねと、ついつい思ってしまう自分がいます・・・

八丁堀駅 駅

　それで、帰宅して、頂いたお土産を開け、おやつにしました。（笑）
丁寧に包まれ、のしまで、付いていました。箱の中に箱。その中に袋。

　サミットで出された大阪のお菓子だそうです。左はコーヒーキャラメルナッツ。右はひし形一口サイズの黄な粉おこし。繊細な上品な美味しいお味。日本人らしい細かい細工。外国の要人にも、日本人らしさが伝わったことでしょう。ちなみに私はナッツの方が好みでした。
　食べっこクラブの１日、最後までお付き合いいただきありがとうございました。