初めての国内発着クルーズ　（１１）

2018/04/21 - 2018/04/21

船好きな友人が、国内発着ならとその気になったので、一緒にクルーズを楽しんだ。

（１１）広島
予定変更と温泉

エリア 広島市(広島)

広島入港は12時になっていた。
予約時には、広島から大阪まで（瀬戸内海）シーニッククルーズだった。
その後、太平洋まわりで高知寄港に変更となった。瀬戸内海を航行するのはお金がかかるからか、なんて勘ぐってしまう。

船は（愛媛県）松山をかすめるように、クダコ水道（中島の西側）を通って北上する。遠くに由利（ダッシュ）島も見えた。
倉橋島を過ぎると、山肌を削られた島が見える。大黒神島のようだが、緑豊かな島々を眺めた後は、痛々しく見える。

宮島沖にクルーズ船のような船が沖止めしてある。
「Carpenguin の船ブログ」のPenmi さんによると、カレドニアン・スカイだそうだ。（penmi さん、ホーランドアメリカ のファンネルマークは少し簡単になったんですよ。）

消防艇ひろしまによる、歓迎放水。形を変えての放水はきれいだった。（後で水洗いしなくてはいけないので大変でしょう、感謝。）

歓迎の一人太鼓、充分迫力があった。
UW旗（国際信号旗：ご安航を祈るの意）と大きな手を持った男性もいる。

大きな倉庫のような建物が２棟あり、左側で順番に入国手続きをする。もう一つは机や椅子が並べられ、フリーWiFiが使える。お菓子などの販売や熊野筆の紹介、折り紙やけん玉の体験コーナーなどが設けられていた。

前日の船内新聞で五日市に入港すると知ってびっくり。広島の港といえば宇品と思っていたので、呉観光を予定していた。五日市っていったいどこなの？宮島の近くなのね。

呉に行くのは無理と判断し、近くの温泉を探す。

五日市駅前まで無料シャトルバスに乗った。JR と広島電鉄の駅がある。
広電の駅はちょっとわかりにくかったので、English と書いたベストを着ているお兄さんに教えてもらった。（日本語で聞いて悪いんだけど）

五日市駅のホームにある整理券を取り、電車に乗ったらふたつ目の楽々園で整理券と140円を料金箱に入れて降りる。
降りたら左側の出口から出て、信号を渡りまっすぐ南へ、ショッピングモールを抜け、突き当りを左に進むと右側に「塩屋天然温ほの湯楽々園」がある。
徒歩10分ちょっとくらい、800円。
今回の温泉めぐりで、ベスト１かな。

港に戻り、お土産を物色。豆入りせんべいや鯵せんべいも美味しかったが、焼えびが絶賛ものだった。

夕食は赤パプリカとトマトのビスク、チキンパルミジャーナ。
チキンはフライになっていた。

定番のアイスクリーム。

今夜はウサギさん。

出港は19時半と遅かったが、十数人がスティックライトを振って見送ってくれた。
UW旗の男性も、大きな手を振ってくれる。
フォーレンダムは長笛三声（長めの汽笛を３回鳴らす）で出港した。

メインステージは映画「シェイプ・オブ・ウォーター」の上演、ポップコーンを配ってくれる。