初めての国内発着クルーズ　（１３）

2018/04/23 - 2018/04/23

船好きな友人が、国内発着ならとその気になったので、一緒にクルーズを楽しんだ。

（１３）大阪
四天王寺と温泉

エリア ミナミ（難波・天王寺）(大阪)

朝早くからのイベント、「船首からホットチョコレートを飲みながら大阪入港を見る」に参加した。メインステージの横に出入口がある。
アラスカクルーズの時、「船首からスープを飲みながら氷河を見る」イベントが雨のため中止になり、船首（BOW) に出たことがなかった。初めてでうれしい。
霞んでいるが、前方に大阪府の咲洲庁舎が見える。

操舵室やクロウズ・ネストは正面からだとこう見えるのね。

今日は午前中、四天王寺へ行くことにしていた。

下船して簡単なチェックを受け、港から大阪メトロの大阪港駅へ向かう。
途中、クルーズの人が地図を見ていたので駅まで案内する。
高架を走る電車を指差すと「ワォッ」、地下鉄だけど地上を走っているのよ。

四天王寺の五重塔は工事中だが登れると、拝観料300円を納める時に聞いた。
一方通行の螺旋階段で昇り降りするが、結構息が切れる。小さな窓からお堂の屋根が見えたりする。
以前テレビで、絵堂にある聖徳太子絵伝の絵解き（お坊さんによる絵の解説）を見たことがある。それ以来絵堂を拝見してたいなあと思っていたが、入堂できるのは毎月22日なので諦めていた。
ところが、案内の看板があるではないか、なんてラッキーなんだろう。

途中からだったが絵解きを聞けて、壁画も見られて、壁画の絵葉書もいただいて、感激だった。
次回は10月18日～31日にあるそうだ。拝観無料。

船に戻り、お昼ご飯を食べてからちょっと休憩。
行こうと思っていた銭湯（だけど天然温泉）は16時からだ。

お風呂の前に、お土産を物色しにすぐ前の天保山マーケットプレイスへ行く。
一角でウミウシを展示していた。これがかわいいの。小さいので、水槽にくっついて見る。写真はシライトウミウシ。虫めがねで見るくらい小さいのもいた。

銭湯へは、 観覧車横の天保山ハーバービレッジ前から60号か88号のバスに乗る。
出発まで10分ほどあったので、近くの天保山へ登ることにした。

日本一低い山、天保山、標高５ｍ足らず。
三角点はどこかなとうろうろしていたら、グランドゴルフをしていた男性が教えてくれた。登頂成功。

４つ目のバス停、港晴（こうせい）で降りて南へ徒歩5分ほど、天然温泉テルメ竜宮がある。
昔ながらの銭湯という感じ、入口に木の札が付いた下駄箱がある。番台ではなく、外に向いた受付。440円払って入る。
石けん類はない。露天風呂が天然温泉、少し熱めのねっとりした気持ちのいい湯だ。浅い湯船もある。地下にもジェットバスや打たせ湯があるそうだ。
普通のドライヤーと座って頭にかぶせる式の（昔なつかしい）ドライヤーがある、１回20円。

夕食はPARSNIP（なに？）のスープとサーフ＆ターフ。
今日は最後のガラディナーなので出ると思ったサーフ＆ターフ、ただしサーフ（オマールエビ）を一つだけと念押しする（ターフは牛ヒレ肉）。以前サーフだけと言ったら、オマールエビが２尾出てきたので。
係りの人が殻から外し、バターソースをかけてくれる。
焼き加減がちょうどよく、おいしくいただいた。

ベッドの上に何もいないと思ったら、ソファの上に吊るされていたお猿さんにびっくり。

メインステージはフォーレンダムチームのクラシック曲を元にした歌とダンス。知っている曲が多くて楽しめた。