初めての国内発着クルーズ　（１２）

2018/04/22 - 2018/04/22

船好きな友人が、国内発着ならとその気になったので、一緒にクルーズを楽しんだ。

（１２）高知
はりまや橋と冷やしうどん

エリア 高知市(高知)

高知新港に入って行く。
タグボートが歓迎放水している。放水できるタグを初めて見た。
堤防の向こうに見えるのは咸臨丸？　淡路島から来たの？

「咸臨丸で行く、龍馬クルーズ」が4月21日から３日間開催されていた。

大漁旗やゆるキャラの坂本龍馬くん、よさこい祭りの大きな旗を振る人、太鼓チームが歓迎してくれる。
お土産物や着物着付け体験、WiFiのできるテントもあった。

高知の観光地にはだいたい行ったことがあるので、ちょっとだけ街歩きをする。
簡単なパスポートチェックを受けた後、無料シャトルバスではりまや橋観光バスターミナルへ行く。
乗る前にリストバンドを付けてくれる、これは初めて。

バスの中では、英語と（たぶん）北京語と広東語で高知観光案内の映像が流された。

20分弱乗って着いた、ながーいターミナルには西端に案内所（フリーWiFi）・トイレがある。

まずははりまや橋へ。
信号待ちをしていたクルーズの人に場所を教えると、外国人も日本人もびっくりしている。はりまや橋は有名だけど、小さいのよ。
道路を隔てた向こう側のビルにからくり時計があって、オルゴールの音楽が流れる。よさこい節や、なぜか椰子の実の曲だった。車が多いと、聞こえにくい。

帰り道、途中にあったよさこい情報交流館へ寄って見た、無料。鳴子踊りを体験することもできる。

暑い中を歩いて、冷麺が食べたいと言っていたら、大きな「麺」の看板が目に入る。
しかも、「本日、冷あり」という嬉しいお知らせ。
麺 鄙屋さんで、五目うどん（小エビ天か肉）の冷をいただく。お出汁のいい匂いがする、久しぶりだわ。しっかりした麺と、小さくてもぷりぷりのエビ、甘く煮付けた椎茸やお揚げが美味しい。しかも安い。

ターミナルの案内所で、近くでいけばな展をやっているとチケットをもらった。隣にある高知市文化プラザかるぽーと、という所だった。（鄙屋の向かい側）
きれいなお花を見ることができた。

シャトルバスで船に戻る。

汗もかいたし、プールとジャグジーに行った。
シャグジーにしては熱めのお湯で、温泉気分。

友人の自慢の足を、こっそり撮ったぞ。

夕食は生ハムとロメインレタスの前菜、黒豆スープ、ココナッツ風味のホタテ。
黒豆スープは、匂いも味もぜんざいだけど甘くない。なんだか頭が混乱する。

タオルアートはペンギンだった。

出港時のイベントは、よさこい鳴子踊りや歌。案内では夕食時間中となっていたので見られないと思っていたら、出港するまで続けてくれていた。
「南国土佐を後にして」の時には、デッキで見ていた日本人も一緒に歌った。

メインステージは、女性シンガーによる’70年代の歌。知っている曲は半分もなかったが、パワフルな歌と語りに圧倒された。