北イタリアの小さな都市巡り　その16　帰国日だって観光！トリノのエジプト博物館は凄かった！！

2016/09/03 - 2016/09/03

あっという間に今日は帰国日。
でも飛行機は14：40トリノ発なので午前中は観光出来る。
この日のメインはエジプト博物館。
ここトリノのエジプト博物館は古代エジプトコレクションとしてはカイロの考古学博物館に次ぐ規模なんだとか。
それだけあって見学者も多く大人気。
あとは美味しいチョコレート屋さんでお土産やお昼ご飯を買ったりしてから空港へと向かった。

詳しくは旅行記をどうぞ。

エリア トリノ(イタリア)

• 旅行の満足度: 4.0

6:40起床。
朝ご飯は残っている物サンドイッチにして食べる。
お腹いっぱいになったところで荷造り。

オンラインチェックインをしようと思ったけどiPadでは出来ない。
なのでチェックアウトするときにフロントでPCを借りて無事チェックイン。
良かった。
以前オーバーブッキングで飛行機に乗れなかった苦い思い出があるので出来ればオンラインチェックインはしておきたい。
まぁその頃はオンラインチェックインも無かった頃だから…。

フロントで荷物を預かってもらってまずはホテルの近くのチョコレート屋さんへ。
実はチェックアウト前にも行ってみたんだけどまだ開いてなかったのでリベンジ。

そのお店がこちら。
Pfatisch G.
今度はちゃんと開いていた。

このお店は昨日ネットでトリノのチョコレート屋さんを検索していた時に見つけた。
ホテルから歩いてすぐの所だったのでここは行っとかなきゃね。

レトロな歴史あるお店。
このシャンデリアはヴェネツィア製なんだとか。

で、購入したのはこちら3種類のチョコレートスプレッドの小瓶が入ったセット。
10ユーロ。
ものすごく甘くて濃厚なチョコレートスプレッドだった。

少しでも身軽になろうと買ったチョコレートスプレッドを置きにホテルへ戻る。

さてではそろそろ観光だ。
トラムでサン・カルロ広場へ向かう。

トラムに乗ったらあっという間にサン・カルロ広場到着。
とは言ってもこの広場の1本向こうの道をトラムは走っていてこの広場にトラムが乗り入れているわけではないのでちょっとだけ歩く。
広場に立つ双子の教会に入ってみる。

サまずは向かって右側のサン・カルロ教会（Chiesa di San Carlo Borromeo ）。

小さな教会。

マリア像の礼拝堂。

大祭壇。

説教壇。

こちらは全て大理石出来ている。

続いて左側に建つサンタ・クリスティーナ教会（Chiese di San Carlo e Santa Cristina）。

こっちの方がファサードは凝っている。

双子の教会とは言うものの中は全然違う。

入ってすぐの所にあった礼拝堂。

こちらが大祭壇。

こっちの教会の方が色彩が豊かな感じ。

パイプオルガン。

壁画も綺麗。

入ってすぐの礼拝堂。

さてでは次に行くぞ。

最後にサン・カルロ広場をもう一度。

で、こちらが本日のメイン！
エジプト博物館。

古代エジプトコレクションではカイロの考古学博物館に次ぐ規模と言われている。
なのでとっても楽しみにしていた。

入ってみると開館して間が無いのにチケット広場に人が並んでいる。
やっぱり人気みたい。

チケットを購入するとこんなの渡された。
これが入場券なんだって。
ちなみにここも当然トリノピエモンテカードで無料。
完全にトリノピエモンテカードの元は取ったぞ。

こうやって手首に巻く様にとのこと。

この状態で自動改札を通る。

ちなみに入場料にオーディオガイド込み。
が、日本語は無い。
中国語はあるのに。
なんか最近こういう最新っぽい機種だとこういうことが多い。
旧式の機種だと日本語あって中国語無かったりするんだけど。
これって昔は日本人多かったけど今は中国人の方がもっと多いって事なのかな。

入ってまずは地下。
すぐの所にいきなり大きな棺。

壁画。
ここまでは地下。
この後エレベーターで最上階へ。

そして最上階からが本格的な展示。
まずはミイラ。

ちまみにミイラを見たくない人もいるだろう、という配慮からキャプションの右上にミイラマーク。
このマークがある物はミイラなので嫌な人は見ないでね、ということ。
あと１Hのマークは１Hしか時間が無い人はこれを見てね、というマーク。
色々便利に出来ている。

船の姿がうっすらと見える。

Redji王女の像。

博物館の外見は古いけど内部はご覧の通りリノベーションされていて綺麗。

建物の一部ごと展示。

これも発掘された状態のまま展示されている。
この様に埋葬されていたということが分かって興味深い。

食器や靴などが棺と一緒に埋葬されていたのが分かる。

ミイラ。

壁画。

壁画もこの様に実際のお墓の中を再現しているかの様に展示されている。

ここで写真を撮っていたら他の見学者のおばちゃんになぜか怒られた。
え？フラッシュたかなきゃ写真撮影OKだよね？
他にも撮っている人いっぱいいるし。
おばちゃん係員の人にも言いに行ってたけど相手にされてなかった。
そこで自分の間違いに気づいたと思うけど…一切謝らず。
なんか…ねぇ…。

それにしてもすごい量の展示。

ガイド付きで見学している団体さんも多い。

確かに説明聞かないと何が何だか分からないよね…。

これも副葬品かな？

展示の仕方もきちんとしてる。
カイロの考古学博物館の雑然とした展示とは全然違う。

今も残るパピルスの文字。

こちらは棺。

これはおそらく内蔵などを入れていたものかと。

展示室も綺麗で見易い。

これも棺。

ここはその他諸々の発掘品がずらっと並んでいる。

こんなんとか。
この辺りは見てたら切りがないのでパス。
ここはあんまり人がいなかった。
やっぱみんな分かり易い展示の方が好きだよね。

階段を降りて下の階へ。

これはベットですね。

棺。
なんかだんだん豪華な棺になってきた気がする。

これとか足元にも絵が入っていた。

黄金のマスク。

棺。

黄金の棺。

これは墓室ごと持ってきた感じ。

アメンホテプ1世の像。

展示室はこんな感じで細長い。

棺には絵がびっしり描き込まれている。

チェスの駒みたいな副葬品。

この棺は色がよく残っている。
修復したのかな？

なのでアップで撮ってみる。

こんな風になってたんだよっていうのがよくわかる展示。

色々な棺。

エジプト博物館展示室。

パピルスに描かれた絵。

ライオン像。

さてでは階段を降りて1階へ。

ここがすごかった！
なにこのスタイリッシュな空間！
照明が素敵すぎる。

ここにあるのは全て黒い像。
暗めのライトでさらに美しく見える。

ほぼ完璧な状態で残っている。

彫刻を一番綺麗に見せる照明。

しばらくうっとりと眺めて…

出口へ。
出口も自動改札。

そうそう、無料ロッカーに預けていた荷物を忘れないようにしなきゃ。
ロッカーもスタイリッシュ。

最後に本屋さんも覗いてみる。
ここも素敵。

アヒルのファラオバージョンが売ってる。
かわいい。

チケット売り場には次から次へと人が来ている。
人気の博物館だね。
王宮のチケット売り場もこんなに人いなかったよ。

こちらは無料で入れるロビー。
ここにもちょっと展示している。

さて、エジプト博物館の次に向かったのは博物館のすぐ近くにあるこちらのお店。

GUIDO GOBINO。
トリノはチョコレートの街としても有名だけどその中でも指折りの有名店。

中に入るとお客さん結構いてる。

綺麗に並んだ美味しそうなチョコレートたち。
試食もさせてくれたので食べてみたら塩チョコレートがめっちゃ美味しい。

悩んだ末に買ったのはこちらのチョコ。
試食して美味しかった塩チョコレートはもちろん買ったよ。
左側のチョコ。
お値段それなりだけど、めっちゃ美味しかった。

…後でよく考えたらこの塩チョコレート1粒とスーパーで買ったジャンドゥーヤ1袋がほぼ同じ値段。(^_^;)

てくてく歩いていると素敵な建物発見。

中庭だけでも、と覗いてみる。
素敵。
でもね、もう見学している時間はないんだ…。

昨日行ったMASTER SANDWICHへ再び行ってみる。
バスの中で食べるお昼ご飯はここで買おうと決めていた。
スモークチーズ、マッシュルーム、ほうれん草、ベーコンのパニーニを購入。
作っているところを見ていたけど挟んでいるのはどうみても生ハム。
ベーコンも生ってことなのかな。
てんこもり入れてくれて嬉しい。
持ち帰り用にしっかり包んで貰う。

王宮広場では結婚式の写真を撮るカップルが。
そしてその奥にはそれを羨ましく見ているかの様な偽物くさいミッキーとミニー(^▽^)

さてではそろそろ空港に向かわなきゃ。

この次の旅行記は↓
https://4travel.jp/travelogue/11350777