北イタリアの小さな都市巡り　その2　朝のフィレンツェをウロウロしてボローニャからそのままモデナへ

2016/08/28 - 2016/08/28

昨日の夜遅くにフィレンツェに着いたので観光は今日から。
でもせっかくフィレンツェに来たけどフィレンツェは観光せずに朝一番でボローニャへ移動。
なぜかというとフィレンツェは以前に来た時十分見たから。
今回も本当はボローニャINで入りたかったのに乗継的に無理だったのでボローニャからほど近いフィレンツェINにしただけ。
それでもやっぱり素通りはもったいないかと思って朝駅の近くをちょっとだけウロウロ。
でも時間が無くってすぐに駅へ。
そこから今度はボローニャへ行ってホテルに荷物だけ預けて今度はモデナへ。
なんだかこうやって書いていると移動ばっかりしている…。

そんな旅行記をどうぞ。

エリア モデナ(イタリア)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝起きてまずは朝食。

この旅行記は↓
https://4travel.jp/travelogue/11346351
の続きです。

時間的にまだチェックイン出来ないのはわかっているので荷物だけ預けてとりあえず身軽になる。

ハムやチーズ。
ホットミールもちょっとだけあった。
ヨーロッパの平均的な朝食ビュッフェ。

って事でこちらが本日の朝食。
デザートにと取ったタルトは上にのってるのがジャムで結構甘かった。

せっかくフィレンツェにいるんだし少しくらいはフィレンツェの街を見ようかな。

ちなみに泊まったホテルは一応4つ星。

といってもフィレンツェは駅から旧市街の中心までは結構離れているので駅の近くをうろっとするのが精一杯。

この長い壁は駅前にあるサンタ・マリア・ノヴェッラ教会。

そして教会の前に広がる広場。
お花が綺麗に咲いている。

で、こちらがサンタ・マリア・ノヴェッラ教会。
まだ開いていないので外観を見るだけ。
これでお散歩終了。
ほんの15分の短いお散歩。

ホテルに戻って荷物をまとめてチェックアウト。
目の前のサンタ・マリア・ノヴェッラ駅へ。

駅がホテルから近いのは助かる。

駅に着くともう電車は来ていた。
これだよね？

一応確認。
うん、間違いない。
ローマ経由でミラノ行き。
まぁ今回はそんな遠くまで行かないけどね。
車内で自分の席を探していると全席指定席のはずなのに私の席におじちゃんが。
言ったらすぐにどいたけど…イタリアはこういうのが多い。
席はほぼ満席状態。

わずか30分でボローニャセントラル到着。
着いたところが地下でちょっとびっくり。
思ったより大きな駅で駅の外に出るのにちょっと時間がかかってしまった。

ホテルは駅の目の前。
まずはこの大きなスーツケースを置きに行こう。

こちらが本日のホテル、メルキュールボローニャセントラル。

時間的にまだチェックイン出来ないのはわかっているので荷物だけ預けてとりあえず身軽になる。

電車のチケット買いにボローニャ駅へ。

乗りたかった9:52の電車はもう行っちゃてたのでその次のモデナにいく電車のチケットを買わなきゃ。

こちらが券売機。
英語表示もあるので購入も簡単！
なんだけど隣に立ってるロマの女の子が勝手に買い方をレクチャーし始める。
追い払おうとしても無視。
あ、これ最後に教えてあげたんだからチップくれってやつだ…と思ったら案の定。
いや別に教えてなんて言ってないし。
教えてもらわなくってもわかったし。
しかし、あまりにしつこいので小銭を渡すと不満げ。
でも返さない。
労働ってもっと厳しいんだよ。
こんな楽してお金は稼げないよ。

無事モデナ行きのチケットも購入したので一度ホテルに戻ろう。

電車の時間まではホテルのロビーで休憩。
ここならWi-Fiも繋がるし、涼しいし快適。
ホテルが駅の目の前だと便利。

こちらがモデナ行きのチケット。
時間になったのでチケットを持って駅へと戻る。

駅のホームで電車を待つ。
駅にはベンチがないので待つの辛い。

10:28の電車が来た！

が、この電車こんなに暑いのにクーラーがない。
ヨーロッパのローカル線なんで仕方ないけど…暑い…辛い(*_*)

30分程でモデナ駅到着。

こちらがモデナ駅の切符売り場。
なかなかステキな雰囲気。

さてではいざ街歩きへ。
こちらがモデナ駅の外観。
なかなか立派な駅舎。

モデナの特徴といえばこのポルティコ。
建物の一部分が通路になっていて雨の日でも濡れずに歩ける。

駅からすぐのところにあったSan Giuseppe Tempio。

まずは旧市街にある大聖堂を目指しててくてく歩く。
途中ちょっと道を間違いかけたけど無事修正。

すると最初にぶち当たったのがこのドゥカーレ宮殿。
見学したいところだけどここは指定日のみガイドツアーでしか見学できない。
残念。

で、途中通りかかったSan Giorgio教会。
こちらは見学可能みたいなんで入ってみる。

ガイドブックには何も載ってない教会だけどなかなか立派な教会。

こちらが中央祭壇。

床にもこんなものが。

建物みたいな造りの素敵な教会。

再び歩いてひたすら大聖堂を目指す。

道路は日が当たって暑いけど、ポルティコは日陰なのでまだ涼しい。

大聖堂の横にある高さ89.32メートルのギルランディーナの塔に到着。
ここも世界遺産に登録されている観光名所。
塔の上からの景色がいいらしい。

となれば上ってみるしかないでしょう！

入場料を払って早速中へ。
チケット売り場では日本語のパンフレットをくれた。
これは嬉しい。

なんか途中部屋があった。
ぶら下がっているのは手桶。
もらったパンフレットによるとこの部屋は「奪われた手桶の間」というらしい。
部屋の名前はザッポリーノの戦い（1325年）の際に略奪してきたとされる木と鉄の手桶に由来。
ただし、現物は安全のため市庁舎に保管されており、この手桶はレプリカ。

14世紀初頭には既に大聖堂の聖遺物や芸術品・宝物、市の記録書類がこの部屋に保管されていたらしい。
壁はフレスコ画で飾られているものの手入れされていないのかボロボロの部分も。
ちなみにこのフレスコ画も手桶をはっきり見せるためではないかと考えられているそうな。

まだまだ上がある階段…。
なんだか年々上がるのが辛くなってきている気がする。

でも頑張ってあがる。

大分上がってきた。
あとちょっと。

やっと塔の上に到着！
疲れた～。
ここはトッレサーニの間と呼ばれる場所で1184年に完成。
部屋の名前の由来は「トッレサーニ」と呼ばれた市に仕える警護職の住居があったからだとか。
こんな所に住んでいたのかと思うとびっくり。

塔の上からの景色はとてもいい！
と言いたい所なんだけど…

窓にはこんな金網がしてあって…どんな景色も金網越し。
これはちょっと残念。

救いは割と目が粗い金網なので写真を撮るときは金網が入らないように撮れること。
ただ、失敗するとこの写真のように端っこにちょっと写って黒くなっちゃう。

金網越しに景色を楽しむ（笑）

たっぷり景色を楽しんだしそろそろ降りようかな。

降りながらも窓を覗き景色を楽しむ。

大分降りてきた。

上がりと違って下りは楽♪
あっという間に降りられた。

建物と建物を繋ぐ橋。
ヴェネツィアの涙橋みたい。

大聖堂の前ではフリマみたいなのがやってた。

いろんなものが売っているけどガラクタみたいなものもある。

大聖堂にも入ってみよう。
ちょうどミサが終わったところなのか人がたくさん出てきた。

内陣には十字架のキリスト。

奥のクリプトは黄金のモザイクが美しい。

中央にはキリストとマリア様。

バラ窓もある。

この祭壇も綺麗。

柱の下にはよく見ると獅子。

半地下のクリプタに置かれている石棺「聖ゲミニアヌスの墓」は町の人々の信仰のよりどころ。

階段の手すりの付け根にもライオンが。

さすが世界遺産に指定されているだけある大聖堂。

15分程で見学して外へ。
こちらは大聖堂の入り口にいてるライオンさん。

違う方向から見ると全然形の違う大聖堂。

ここは…何だろう？
立派な建物なので撮ってみたけど後で調べてもよくわからなかった。

モデナの街をてくてく散策。

ふと見上げて見るとこんな彫刻が。
こういうのを見つけるのが街歩きの楽しみ。

あっちにも立派な建物があるよ。

またもや水飲み場。
大分古そう。
そこもまた味があっていいと思うのはイタリアだから？

これまた見事なポルティコ。

ドゥカーレ宮殿まで戻ってきたよ。

ドゥカーレ宮殿前のローマ広場ではカップルが結婚式の記念写真を撮影中。
とっても絵になって素敵。

モデナ駅に戻ってきたよ。

自動販売機でパルマ行きのチケットを買おうとすると
「この電車は4分後に発射するよ」
と案内が出てた。
分かってるよ。
だからそれに合わせて戻って来たんだから。
急いでバリデートしてホームへ。

パルマ行きの電車はもう来ていたので急いで乗る。
さぁ次はパルマに向かうぞ。

この続きの旅行記は↓
https://4travel.jp/travelogue/11346368