2016/09/02 - 2016/09/02
83位(同エリア321件中)
Rinさん
ヴェナリーア宮殿から帰ってきてからはトリノ観光。
明日は帰国日で多少の時間はあるものの目一杯観光出来るのはこの日が最後。
なのでトリノ・ピエモンテカードを使って行ける所に行ってみる。
本当は世界遺産のスペルガ大聖堂に行きたかったけど行くのにかなりケーブルカーの終了時間が早く行くのにも時間がかかるので諦める。
そうすると逆に時間がかかる。
そこでトリノ・ピエモンテカードと一緒に買ったセット券で乗れるポー川クルーズに行ってみる。
その感想などを書いた旅行記をどうぞ。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
ヴェナリーア宮殿の観光から戻って来た。
時刻は13:30を過ぎている。
となれば当然お腹が空いている。
この旅行記は↓
https://4travel.jp/travelogue/11348911
の続きです。 -
という事でまずはお食事。
事前にネットで調べて美味しそうだな、と思ったカステッロ広場からすぐのMaster Sandwichへ。
結構人がいてる。 -
壁には何十種類ものパニーニのメニューがイタリア語と英語で書かれている。
メニューの頭には番号が降ってあるのでその番号を言ったら作ってくれる。 -
注文したのはハム、ゆで卵、アーティチョーク、ピンクソースのパニーニ。
ピンクソースがなんなのかさっぱりわからなかったけどアーティチョークが食べたかった。
日本ではあんまり食べられないよね。
結構大きくって食べ応えあって4ユーロ。
美味しくってお腹いっぱいになった。
が、ピンクソースが何かはわからなかった。
美味しかったからいいか。 -
しかし、これで終わりではない。
Master Sandwichのすぐ近くにはこれまた評判のいいジェラート屋さんがあるので行ってみる。 -
でも今回ここで食べるのはジェラートではなくグラニータ。
グラニータがジェラート入れみたいなところに入っている。
いくつか種類があった中選んだのがこちら。 -
スイカのグラニータ。
これがスイカそのものの味がしてめちゃくちゃ美味しい。
今回の旅で3つ目のグラニータだけど間違いなくダントツで美味しい。 -
デザートまで食べて満腹になったところで昨日行きそこなった王宮へ。
チケット売り場でトリノピエモンテカードを見せる。 -
で、貰ったチケットがこちら。
最近チケットもレシートのところが多いからこういうチケットをもらうとちょっと嬉しい。 -
チケット売り場には王宮の見取り図があった。
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見学出来る場所はいくつかあるけどまずは王宮から見学。
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入ってすぐは見事な階段。
ここはF.ユヴァッラの設計による「はさみの階段」 -
どこの王宮も階段は美しい。
一番最初に入る所だし、ここにはやっぱりお金をかけるのかな? -
上から見るとまた違った感じで美しい。
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スイス衛兵の間
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よろいを着けた騎兵の部屋。
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部屋通しをつなぐ廊下はなく部屋と部屋が直接繋がっている。
個人的にこんな風にドアが一直線につながっているの好き。 -
召使いの間って書いてあるけど名前に似合わず豪華。
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ページボーイの間。
要は控えの間って事なんだろう。 -
玉座の間なので当然玉座がある。
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こちらが玉座。
天蓋付き。 -
個人的な聴衆の間。
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この豪華な王宮の中でも一際豪華だったのが舞踊室。
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ドアですらこの豪華さ。
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室内だけどバルコニーのような2階がある。
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ギリシャ神殿のような柱。
壁に描かれている女性はダンスをしているのかな? -
見事なシャンデリアと天井画。
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昔は大勢の人がここでダンスを楽しんだんだろう。
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燭台も凝った作り。
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舞踊室の隣はメダリオンの間。
メダリオンとは大きな徽章やメダルの付いた飾り、肖像画などをレリーフした円形のカメオのこと。 -
なので壁にはカメオの様にも見える装飾がある。
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Alcove。
alcoveとは室内の壁面に作られたくぼみ。
または、外側に張り出して作られた付属的な小部屋。
この奥の部屋のことを指しているのかな。 -
中国人っぽい陶器がある。
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食堂。
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ここのドアも綺麗。
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Daniel Gallery。
細長い部屋。 -
朝食の間。
ここで朝食を食べたってことかな。 -
評議会の間。
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中国の私的な間。
王宮によくある中国から輸入された装飾品で飾らせた部屋。 -
壁にはめ込まれているのがそう。
これが王宮で見学出来る最後の部屋。 -
そしてこの王宮の見どころである武器庫。
広い空間にこれでもかというほど武器が並べられている。 -
壁の上まで使って目一杯展示。
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こちらは馬付きで展示。
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大量の剣。
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武器もすごいけどこの部屋の装飾もなかなか見事。
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銃もあった。
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日本刀もあった。
キャプションにはHandachi daishoって書いてある。
「Handachi」ってなんだろう?
「daisyo」は大小だよね。
大きい太刀と小さい太刀。 -
Katana daisho。
刀大小。
日本の刀が複数あることが驚き。
そういえば今外国人観光客が買って帰るお土産に包丁とかの刃物が人気らしい。
切れ味がすごいってクチコミで評判らしい。 -
こちらは鞘に装飾いっぱいの剣。
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武器庫の見学を終えると階段を降りてお次は図書室。
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実際に本がある。
閲覧も出来そうな感じ。 -
表紙の装飾がすごい本。
でもものすごく重そうだから持ち運ぶのは無理だね。 -
この図書館も美しい。
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王宮、武器庫、図書室の見学を終えて次に向かったのは…
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この庭園に建つ…
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サバウダ美術館。
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まずは無料ロッカーに荷物を預けて身軽になる。
観光中のカバンって水やらガイドブックやら重いものがいろいろ入ってるのでこういう風に入口にロッカーがあるとすごく助かる。 -
ここに展示されているのはサヴォイア王家が個人的に収集した一級の芸術品。
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ティントレット「三位一体」
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ヴェロネーゼ「ソロモン王の前のシバの女王」
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ヴェロネーゼ「モーゼの発見」
絵の題名は適当に訳してますので悪しからず。 -
美術館自体は改装されたのか新しい。
展示も時代別になっていて見やすい。 -
ボッディチェリ「ヴィーナス」
これってウフィツィ美術館のヴィーナスの誕生と同じ構図だよね。 -
美術館はそれほど見学者がいないのでゆったり見学。
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ヴァン・ダイク「聖エリザベスと幼児の聖ジョンと一緒の聖家族」
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ルーベンス「Deianira tempted by the Fury」
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ルーベンス「ヘスペリデスの庭のヘラクレス」
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レンブラント「眠る老人」
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巨匠揃いの絵画コレクションの後は彫刻の展示。
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一番上の階はクローズ。
なのでエレベーターで地下へ降りる。 -
地下は壁がむき出しの作り。
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どうやらここは考古学博物館だな。
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そういえば考古学博物館も入れるってどっかに書いてた。
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でもこの辺りはそれほど興味ないんだよね。
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なのでさらっと見るに止める。
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これ…計量カップみたい(笑)
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王宮その他もろもろの見学を終えた後に時計を見ると急げばポー川クルーズに間に合いそうな時間。
なので急いでクルーズ船の乗り場へ。 -
間に合った!
これが乗り場だ。 -
時刻通り出発。
ここもトリノピエモンテカードと一緒に買ったセット券で無料。
なので乗ってみることにした。 -
船は陽射しがキツイ。
日陰がなくって結構辛い。 -
ポー川ではカヌーの練習をしている人がいっぱいいた。
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で、動き始めて思ったんだけど、ポー川沿いに観光名所があるわけじゃないので景色が綺麗とかそういうのもなく…飽きてきた。
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途中あった中世の村みたいなテーマパーク。
ここに行くなら中心街から遠いのでこの船に乗って行くのはありだと思う。
でもそれ以外なら乗らなくていいかも。 -
結局ポー川を行って帰ってのクルーズ。
所要時間1時間半。
うーん、イマイチかなぁ。 -
川沿いにはカヌーのレンタルの店?もあった。
トリノの人はカヌー好きなのか? -
ポー川クルーズを終えて川沿いをてくてく歩く。
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対岸の丘の上になにやら建物が見える。
あれは何だろう?
ガイドブックを見たけど書いてない。 -
次はポー川沿いに建つグラン・マードレ・デ・ディオ教会へ。
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ローマのパンテオンを模して建てられたんだとか。
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中に入ってみたらミサ中。
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天井のクーポラ。
ミサ中なので早々に失礼する。 -
グラン・マードレ・ディ・ディオ教会から見た風景。
ヴィットリオ広場までよく見える。 -
さっき上から見てたヴィットリオ広場からトラムに乗ってカステッロ広場へ。
歩いても行けるけどせっかく乗り放題券があるんだから使わなきゃ。 -
カステッロ広場にはトラムに乗ればすぐ。
これ、広場の街灯でなかなか素敵。 -
特に台座部分凝っている。
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それからお昼にスイカのグラニータを食べたvanillaへ。
グラニータがあれだけ美味しいならジェラートも絶対美味しいはず。
それなら食べなきゃ、ってことで来てみた。
旅先では1日1アイスって決めてるけどグラニータはアイスじゃない。
飲み物だし、と誰も聞いてないのに心の中で言い訳しながらリコッタキャラメルと桃ジェラートを頂く。
手前が桃で奥がリコッタキャラメル。 -
歩きながらジェラートを食べたけどこれが期待通りの美味しさ。
-
そのまま夕食のレストランを目指す。
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目指すレストランはこのソルフェリーノ広場にある。
-
Solferinoというレストラン。
軽い気持ちで来たけどカジュアルめとはいえ、割とちゃんとしたレストラン。
みんなおめかししてる。
Tシャツで来ちゃったけど大丈夫かな? -
19:30の開店と同時に行ったけど今日は既に予約でいっぱいとのこと。
ただ、21時までで良ければ案内できる席があるとのこと。
それで十分、ということで案内してもらう。
しかし、21時から食事の予約って…日本では2軒目ならありえるけどこういうちゃんとしたレストランではあり得ない。 -
席に案内されてまずはお水を注文。
-
こちらは初めから出て来たパンとグリッシーニも出て来た。
ちなみにグリッシーニはトリノが発祥の地なんだとか。
さすが美食の街。 -
注文したのはチーズとレッドチコリのリゾット。
当然うまい。 -
最後にはサービスでクッキーも出て来た。
大満足の夕食。
お腹もいっぱい。 -
外に出るとちょっと暗くなってきている。
-
レストランのすぐ近くにスーパー発見。
ホテルの近くのミニスーパーはダメダメだったのでここに入ってみよう。 -
お米が売ってる。
ネーミングは謎だけど。 -
味噌汁も売ってる。
どんな味が気にはなるものの買う勇気は無い。 -
天ぷら粉まであるのか!
これにはちょっとびっくりした。
作る人いるのかな? -
他にも色々売っている。
ここではリゾットの素を買って終了。 -
スーパーを見ている間に暗くなってきていた。
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となれば夜景観賞でしょ。
昨日は夜景見ずにホテルに帰っちゃったしね。 -
歩いてカステッロ広場到着。
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マダーマ宮殿。
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王宮とカステッロ広場。
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建物がライトアップされていてとても綺麗。
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人通りもそれなりにあるのであまり危険は感じない。
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夜景を見られて満足。
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さてではそろそろホテルへ戻ろうかな。
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トラムでも帰れるけどせっかくだから夜景を見ながら歩いて帰ろう。
ローマ通りを歩いてく。 -
すると人がいっぱいいる気配の建物が。
行ってみると… -
いろんなデザインのミッキーがいた。
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ご覧の通りずらりとミッキーが。
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マラソン(?)のゴールテープを切るミッキー。
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基本ポーズは全て同じ。
でも色が全然違う。 -
みんなたくさん写真を撮っている。
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これはちょっとアンティークなミッキー。
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これは…ミッキーなのは分かるけど…。
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ビルもレトロで素敵。
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そろそろ行こうかな。
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お次はサン・カルロ広場。
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サン・カルト広場に立つ双子の教会。
ここは明日見学しよう。 -
サン・カルロ広場もライトアップされていて綺麗。
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夜も水が出ている水飲み場。
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21:30、ホテルに到着。
明日は帰国日なので今日は荷物をまとめてジャクジーにゆっくりつかって寝る。
この旅行記の続きは↓
https://4travel.jp/travelogue/11350771
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