インド普通列車の旅（６）建造物が立派な古都ラクナウ

2017/12/26 - 2017/12/27

ラクナウには3連泊しようと思っていたのに予約していたドミトリーがとんだ食わせ物だった。ほかにはバックパッカー向けの宿が無さそうなので半日だけ観光して次に進む。列車を予約していなくてよかった。町の見所は駅の北2㎞付近に大型の建造物がまとまっていた。ムスリム地区では牛肉が食べれてなかなか良かった。
【交通】()内は遅延後の発着時刻、S:始発、L:終点
12/26 Prayag 3:18(6:10) ⇒ Lucknow (11:18) 特急14369 75ﾙﾋﾟｰ
12/27 Lucknow 4:10S(4:20) ⇒ Kanpur Central 5:55L(6:17) 普通64201 20ﾙﾋﾟｰ
【為替】1ルピー≒1.8円、1ユーロ≒132円

エリア ラクナウ(インド)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 1.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道

12月26日(火)
乗るはずだった0:55発普通列車はキャンセルなので3時過ぎの特急を待つ。

11:18　ラクナウ駅に到着。

クアラルンプール中央駅を彷彿とさせる駅舎。

駅前の高架鉄道の駅からヒンズー寺院を俯瞰。

屋台のお菓子を試食。これはしょっぱくて外れ。

こちらは甘くて歯に詰まりやすい水飴系。

インドの人参は決まって縞模様。ナスは丸々と太っている。一方大根は細いのしか無い。右側に知らない野菜群が。

予約済のホテルはブッキングコムの地図の位置に無かった。道端にいた身なりの良い男性が一緒に探してくれなければ見つからなかっただろう。

やっと見つけたホテルだったが「150ルピーのドミは満室だ」といきなり断られて衝撃！ここには3連泊する予定だったのに！代わりに600ルピーの部屋を強引に勧められたが不信感と諦めムードで一応冷やかし程度に見に行って断る。ラクナウの町の印象が一気に悪くなり、このまま観光せずに次の町に行こうかとも考えたが、見所だけは押さえることにする。

怒ったあとに腹ごしらえ。ベジ・パコラ　5ルピー

気を取り直して街歩き開始。見た目も賑やかな宣伝カー。

小さな雑貨屋にもクリスマス商品が並ぶ。

全面真っ赤な教会。マラッカを思い出す。

横断幕づくしの繁華街を北上。

着飾ったヤギ達。

竹細工の屋台。

パニール入りのサモサを発見。早速ひとつ食べてみた。パニールの味は感じず普通のサモサ。

宮殿のようなモスク

土星のような建物はインディラ・ガンジー・プラネタリウム。

公園の芝生に寝転んで休憩。

菱角みたいなものを売っていた。衛生上あんまり食べる気はしない。

黄金のタマネギ屋根を持つモスクは三叉路の中之島に建つ小さな建物。

内部の様子

そこから10分歩いて巨大なティレワリ・マスジッドに着いた。ここから巨大建築群の始まり。

黄金屋根の下にはおばさん達が集っていた。男女で祈りの場所が違うだろうから近づかないでおく。

モスクの裏のトイレを借りた。公衆トイレの代わりにモスクに助けられることが多い。

バーラ・イマームバーラの前門と城壁と呼びたくなるような長い壁。

バーラ イマームバーラ 史跡・遺跡

道を挟んだ向かい側の造り。

中庭までは自由に入れる。

1780年に建設。イマームバーラとはシーア派の催事を行う場所。

さらに奥まで進むと、

アサフリ・マスジッド。

ルーミー門を東側から抜ける。ルーミーとはトルコの意。

ルーミー門の西側。

いつもは避けるカットフルーツだが、次々と客がついてナイフを使っているので安全だと判断して食べてみた。たとえナイフに菌が付いていてもパパイヤを切り続ける間に清められるはずだ。川柳にも「おむすびも　３つ握れば　手も綺麗」というのがあった。

パパイヤひと盛り200gほどで10ルピー。これがきっかけでパパイヤを食べるようになった。

時計塔のある公園。

その先のピクチャー・ギャラリーは二階が美術館になっていてベランダだけなら自由に入れた。

巨大な階段井戸を一望できる。

周囲にはまだ見切れていないモスクがうじゃうじゃあることが分かり更に歩を進める。

が、異教徒は立ち入り禁止だったり入場料が高かったりで外からの見学で終了。

名前は分からんが見応えある建物が並ぶ。

通りに面した工房で男たちが枠に張られた布に刺繍をしていた。

ティラーという技法でカミーズを作っているとのこと。キリップの布にカサップの糸。

店頭でオレンジ色の”シルマル”という食べ物を焼いていた(10ルピー)。

同時に頼んだのは”シャビカワール”という牛肉のハンバーグ。

すっかり日が暮れたのでこの食堂から駅へUターン。

帰りに牛肉のカバブ（串焼き）を見つけて興奮(10ルピー)。

味的にはさほど感動せず。

こちらはお馴染みのジャーレビー。

日本のシャチホコと似た意味合いだろうか？

電飾華やかなモスク。

内部はシナゴーグのようにも見える。

穀物店街。

いろんな銘柄が並ぶ。

電気街でノラWifiを拾ってホテル予約を変更。こんなことなら最初にSIMを買うべきだったかな。

駅前の歩道橋まで戻ってきた。インドの夜にしては明るく賑やか。

明日の朝はカンプールまで移動。