湯も人情も温かい 冬の洞川温泉へ。 天川村は銀世界。雪景色に萌えぇ～♪1日目

2018/02/06 - 2018/02/07

奈良県天川村の洞川温泉
修験者の聖地で夏は行者さんの姿がみられますが
冬は一変、空気が澄んで凛とした感じに。
いらぬ音は何も聞こえずとても静かな温泉地に。

今年は忙しくて北上できない…北海道が！雪が！恋しくて恋しくて仕方ない

そんなある日の事、時間がなくてある意味初めての体験
コンビニのイートインコーナーで昼食を

明日、明後日お休みなので 思わずポチってしまった
この短い休憩時間の間に(^^;;

雪の中を歩き回りたいが一心でポチ♪

そんなこんなで前日の休憩時に勢いで決めた洞川温泉
雪雪雪！ 雪の中を歩き回って心にビタミン注入！
訪れて大正解！
今回は温泉ではなく、雪に癒された旅でございますぅ～♪

エリア 洞川温泉・大峰山・天川(奈良)

これがね、たまたま目にしたパンフレット
洞川温泉かぁ～♪ 天川村なら雪いっぱいあるだろうなぁ～(*´∇｀*)

で、4トラ開き 旅館を検索。即効ポチ♪

洞川温泉は かなり交通の便も悪く （奈良交通バスは1日3便）
マイカーで行くにしても微妙に行きづらい所なんですよね

下市口駅 → 洞川温泉
9:20 → 10:38
14:20 → 15:38
17:50 → 19:08

下市口駅 駅

ワーォ♪ 今から行こうとしている所
これだけでテンションがあがっちゃいます♪

運転手さん曰く、同じ奈良でも別世界だよ！と

奈良県吉野郡 天川村に行くには こんなに細い山道を通らないと…です

乗客は私を含め3名
いちばん前の席に座り 運転手さん目線で景色を楽しみます

広橋峠まで登ってきたかと思うと…
今度はこの狭い坂を降っていかねばなりません。

アイスバーン状態で、進む前に運転手さんからアナウンスが入り
ブレーキのチェックしますと、2回ほど試されてから坂を下ることに

丹生川上神社 （日本最古の水神さまを祀る社）

雨乞いには黒馬、晴れ乞いには白馬が献上されるんだって
（運転手さんの説明より）

車窓からではありますが、その黒馬と白馬に会えてラッキー


そうそう！私が常にカメラ構えていたの気づかれてたようで
この時はあきらかにスピードを落とし
撮れましたか？と声をかけてくださいました

丹生川上神社下社 寺・神社・教会

「道の駅 吉野路 黒滝」

黒滝村は奈良県のほぼ中央に位置する自然豊かな村なんだけど
ここの串こんにゃくは絶品ですよ

停車はするものの乗降者なし
って言いますか、下市口から終点の洞川温泉まで3名の貸切バス状態でした

許される事なら黒滝村の特産品 「串こんにゃく」買いに下車したかったな

道の駅 吉野路 黒滝 道の駅

奈良でも都がある北部は盆地、だけど南部は山岳地なので厳しい冬山に！
桜で有名な吉野山、だけど雪の吉野山も美しいですよ

吉野郡 黒滝茶屋でのお勧めは、製造直売されている柿の葉寿司ですね

黒滝茶屋 グルメ・レストラン

「トンネルを抜けるとそこは雪国であった」
もとい(^^;; トンネルに入る前からそこは雪国であった

来ました！ 世界遺産の地 吉野郡 天川村へ
うーん(ｰｰ;) 世界遺産と言われても、大峯山は女人禁制なので あまりピンとこない

それより角川文庫だったかな？ 「天川伝説殺人事件」の方がピンとくる

近くでは みたらい渓谷が有名なの。冬はどうなってるのかな？
気になる思いは置き去りで、バスはまだまだ登っていきますよ～

郵便局の方ご苦労様です～
あっ！スクールバス、行ってらっしゃ～い！でいいのかな？

標高約820mの山里を目指してバスは走る～♪

洞川温泉郷 到着☆
バス乗車時間は１時間20分って事で、今回は楽勝よね(=^▽^)σ
だって年末に訪れた十津川村まではバスで４時間20分もかかったんだもん

運転手さん、無事に届けていただいてありがとうございました～

ちなみにですね
今回も路線バス運賃キャッシュバック・キャンペーンを利用
下市口→洞川温泉 1,280円 の所 往復のバス代 0円なり♪( ´▽｀)

洞川温泉 メイン通り。。。 静かです

ゎ～お♪ 昭和の時代にタイムスリップしたよ～( ´ ▽ ` )ﾉ

ここから旅館や民宿が20軒ほど連なります

が、ちょっと寄り道。橋を渡った先にある龍泉寺へ

修験道ゆかりの山寺 「龍泉寺」

役行者（えんのぎょうじゃ）さん達が
あえて厳しい自然の中に開いた山寺で
水行の滝もあり…ここで身を清めてから山上の修行場へ

龍泉寺は 修験者の山岳修行のスタート地点なのです

山へ続く石段をのぼって…行ける所まで行ってみよう

観光案内所で展望台まで行く事が可能か聞いた所

足跡の痕跡があればいいけど、新雪で消えていたら危ないです
地元の方なら行けても、始めての方は間違うと崖に落ちてしまいますので
ダメだったら引き返してくださいね。と言われました

半分ぐらい？登ってきた所で、木々の間から山里がみえるようになり
ワクワク♪

展望台へ行きたいので右だね～

吊り橋まで来れたよ♪( ´▽｀)

今日の足跡ではないけど、きっと週末に来られた方の痕跡だな

吊り橋から

全長120mの吊り橋を眼下に見ながら
さらに上を目指して雪の感触を全身で楽しむ

ギリギリの所を歩いてきてるんだ！
こうやって見ると、人ひとり分とは言えど踏み跡は本当に有り難い

展望台到着☆

山里から見上げた展望台です。 私は今 この最上部のデッキにいるよ～

洞川温泉は標高約820mの高地の山里なので
同じ奈良県でも北部の盆地より5度は低いのです

周囲を1000～2000m級の山に囲まれ、その谷あいにある洞川のまち

奈良県の北海道です！ その由縁は。。。

一．桜はGW頃
一. お盆を過ぎると一気に秋
一．9月後半はストーブの登場で冬支度

大峯山が閉ざされる半年間は 独特の雰囲気

9月23日の「戸閉め式」の後は静かになり
紅葉シーズンが過ぎると…さらに静かに

再び吊り橋を渡って…戻ります

かりがね橋 名所・史跡

冬の洞川温泉

龍泉寺へ降りないで、面不動鍾乳洞へ進んでみたけど
あと15分の看板を少し進んだ辺りで踏み跡が消えた…

上？下？直進？ 下は怖くて行けない(-_-;)
上は開けた空間に見えたので数歩進んでみたものの
膝まで一気に沈み込んで無理

斜め下直進はいちばん大木の中だったので
選択肢の最初には上がらなかったけど
ダメもとで数歩進んでみたら、なんとなくこれかも！と
踏み跡はないけど、体重をかけてもくるぶしまでしか沈まない

ココで痕跡が消えたのは
この三叉路的な場所でみんな悩んで引き返したんだろうね
今日、踏み跡をつけたから明日来る方は大丈夫ですよ（笑）

森の中を抜けたら 視界が開けたぁぁああ！

だけどね、少し前まで見えてた光景が一変
写真ではわかんないけど、かる～く吹雪いてます

見る見る間に山里が消えていっちゃう

太陽さんが隠れたら 一気に寒くなったので面不動鍾乳洞の休憩所で退避

係のおばさん曰く おトイレは凍ってて使えないよ。
食べ物もないよ！と…
販売してるのはペットボトルのお茶と水だけでしたが
ストーブの前で暖をとらせてもらう事ができ、ありがとうございました

ちょっとづつ視界が良くなってきたので、お礼を言って再び外へ

あれよ！あれよ！と言う間に こんなん出ましたぁ～（笑）

上の写真から、ほんの数分でこの景色ですよ！

山の天気は変わりやすい！特に冬山は、そう意味でも危険なんですね

今来た道で帰ろうとしていたら
おばさんが出てこられて八幡宮に降りた方が早いよ！
トロッコの下を降りて行きなさい！と教えてくれました。

ちゅうか、 さっきの写真の左下に写ってたのはトロッコだったんだ！
と今頃気がつく(^◇^;)

降りてる途中でまたまた激変、太陽さんお隠れに。。。

洞川八幡宮へ降りて来ました。
雪 舞ってま～す（嬉しい♪）←雪を求めての旅なの

樹齢千年を超える杉やケヤキの大木に囲まれている洞川八幡宮

氷点下5℃の中での散策 ← テンションあがるわ♪

面不動鍾乳洞まではトロッコでも行けるだね

トロッコの線路を見上げたら…けっこう急かも。でも面白そう！

下まで降りて来た途端、この青空！
太陽さん、めちゃんこ頑張ってくれてるやん

洞川温泉入口 バス停・観光案内所もここにありますよ

赤い橋を渡って 山上川の雪景色♪ ええや～ん

到着時に雪かきされてた場所、スッキリしました

行者さん通り☆

キュキュって音を楽しみながら歩きま～す♪( ´▽｀)

温泉街へ☆

最初に現れたのは 「桝源旅館」
重厚な木造宿にレトロな風情が漂ってるね

大和牛や大和鶏のボリューム満点のお料理が人気だそうです。
タイル壁がレトロな天然温泉100%のお湯。

「いろは旅館」と「行者の宿 角甚」

2人だったら泊まってみたい「行者の宿 角甚」 ←おひとり様対応無し

年季の入った看板からもわかる創業350年老舗宿
地元の猟師さんから仕入れる大峯猪の牡丹鍋が絶品だそうな

行者さん通りのいちばん奥に位置する 「光緑園 西清」
数寄屋造りの佇まい、そして雪の日本庭園が美しかったです

アマゴなどの川魚、名水豆腐にトロこんにゃくなどのこだわりにお料理
こちらの露天風呂がいちばん気になりました

さっき渡った吊り橋と展望台（右上）が一望できる所まで来ました
ほんでもって、今日はここまでにしておきましょう

いっぱい歩いたし…早く温泉に浸かりた～い

この先は明日のお楽しみにして、戻ります

旅館街、やっぱり昭和ちっくでいいね～

全7室の「久保時」 こちらもぼたん鍋がお勧め
そして女子に人気がありそうな「花屋徳兵衞」

で、今宵のお宿に選んだのは 「紀ノ国屋 甚八」

12時チェックアウトが決めてのポイントかな(^^;;
他のお宿は11時、たかが１時間 されど１時間

のんびりとギリギリまで温泉を堪能したいのです

2:00PM チェックイン

泥川温泉の旅館の特徴は長い縁側
行者さんを引き受けるので長い縁側が必要だったのです

白足袋に、わらじ履きの行者さんはまず縁側に座り
たらいの水で足を洗ってから部屋へ

冬季はどこのお宿の縁側も保温の為 閉ざされていましたが
やっぱり玄関先の入り口は長い！

お部屋ですよ～(*ﾟ▽ﾟ*)

手前でスリッパを脱ぎ、鍵がかかるのはこちらね

おこた♪の後ろを開けると…

もう1部屋あらわる！
おこたで寛ぎながら、ちらちら降る雪も見れるよ～( ´ ▽ ` )ﾉ

8畳の二間使い ＋ 畳の廊下が10畳

洞川温泉の旅館は、どこもこんな感じの二間続きで
控えの間なんかもあるお宿も

お部屋からの眺め

半露天風呂を貸切で♪

1日3本しかないバス、私の到着は10:38
そのあとは５時間後なので、お宿につくのは4:00頃

今日は女性の1人利用が3組。2人利用が1組だそうで
他の方がチェックインされる4時まで、たっぷり貸切で堪能できました～♪

夕食前に。。。

提灯に灯りが灯った。。。寒いけど あったかいなぁ

5:30PM お部屋にて☆
本当は6時にお願いしていたんだけど
お昼食べるのも忘れて歩き回ったので、お腹が限界(￣◇￣;)
早めてもらったです

川魚のあらい、名水こんにゃく、虹鱒の甘露煮、名水豆腐
一人鴨鍋、山菜、etc

熱燗お供に２時間（普段からスローフード）
食後、ひと休みしてから またまた外へ

ここはまるで昔ばなしで描かれたような温泉街

創業500年のいちばんの老舗 「花屋徳兵衞」

談話室ではJAZZが流れ、レトロとモダンが融合したお宿。
次回はこちらに泊まりたいな

お布団に入って、嬉しい驚きが！
ぬくぬくのアンカが入ってたの～♪ 電気じゃないよ、炭火のアンカ

すんごいのよ～。翌日のチェックアウトの12時でもまだ熱々でした

*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:*明日へつづく:.｡. .｡.:*･゜ﾟ･*

この旅行記へのコメント （4）

• 旅人隊長さん 2018/03/07 20:45:19

  おめでとうございます㊗️

  しっぽさん おばんです！
  
  この旅行記の写真が今日の1枚ですね！
  温泉街の風情を感じる写真ですよね。
  いやーーーめでたい(^^)
  
  隊長

  豚のしっぽさん からの返信 2018/03/07 20:56:04

  RE: おめでとうございます㊗?

  今日の1枚って、まだやってたん？
  ちゅうか、 謎が解けたぁ(*ﾟ▽ﾟ)ﾉ
  
  帰宅してメール見たら…？？？？
  どした？どした？
  どうしたのぉぉぉおおおお！！！！！
  
  ってぐらい投票がありましたメールのオンパレード
  4トラのメールずらりで
  返信で今日のお仕事報告しょうと探すも、
  会社からのメールが見当たらないぐらいで驚いてたの
  
  故障したんかい！ って思ってたところです
  
  そゆことか(^^;;
  あースッキリした
  
  教えてくれてありがとです〜
  
  シッポ

• きーちゃんさん 2018/02/25 13:04:24

  そだねー　冬は…

  雪が恋しくなるよねー
  
  なーんて、どさん子は誰ひとり、雪が恋しいなんて思う人はいないっしょ！(笑)
  
  奈良県でなんちゃって北海道があるなんて！
  それに一番びっくりだわ～
  
  宿泊のお部屋
  広くてあずましいわ～って思うけど
  修学旅行ならいいけど
  一人であんな広い二間で長い廊下…
  私は無理だわ～(笑)
  夜、廊下に人影あったらどうしょうと寝れない！(笑)
  
  炭のあんか♪
  これは、懐かしい(o^O^o)
  今もあるんだねー☆
  
  　　　　　きーちゃん

  豚のしっぽさん からの返信 2018/02/27 23:21:54

  RE: そだねー　冬は…

  > 雪が恋しくなるよねー
  > なーんて、どさん子は誰ひとり、雪が恋しいなんて思う人はいないっしょ！(笑)
  
  ☆そだね〜♪ （笑）
  
  > 奈良県でなんちゃって北海道があるなんて！
  > それに一番びっくりだわ?
  
  ☆奈良の山奥は雪降るし、積もるし、熊さんもいてるし
  ☆でも、２５年間住んでても そんな山奥の奈良には行ったことなかったな
  ☆きーちゃんが若い頃札幌に憧れて出たかったのと同じで
  ☆大阪に！市内に憧れて…大阪に就職できた時は嬉しかったもん
  
  > 宿泊のお部屋
  > 一人であんな広い二間で長い廊下…
  > 私は無理だわ?(笑)
  > 夜、廊下に人影あったらどうしょれない！(笑)
  
  ☆一瞬、同じこと思ったよ(^◇^;)
  ☆いい意味で古いしね
  ☆だけど熱燗で晩酌のおかげで、即行寝付いたみたいよ〜
  ☆どこでも寝れる便利仕様ってことね
  
  > 炭のあんか♪
  > これは、懐かしい(o^O^o)
  > 今もあるんだねー☆
  
  ☆でしょ！ 炭だったから感激したぁぁああ
  ☆ちゃんと分厚いカバーで包まれてはいたけど、それでも火傷するかと思うくらい熱かったのよね
  
  そうそう！
  ちまたでは 「そだねー」が流行ってるけど
  シッポが知ってる北海道弁の「そだねー」は
  彼女達が使ってるのとは、ちょっと発音が違うんだけどなぁ。。。
  
  なーんて思ってるけど、大阪ではそんな事周りに言っても通じないし
  わかってもらえそうにないな(ｰｰ;)と。。。
  
  シッポ