年末の北スペイン・ポルトガルの旅（自称晴れ女自信喪失の旅）【１】２日目：サンティアゴ・デ・コンポステーラ

2017/12/26 - 2017/12/26

行きたいと思っていた北スペイン・ポルトガル。
この季節、ポルトガルは雨が多いとは知っていたけど、
みなさんの旅行記を見ていると、晴れていることもあるみたい。

雨なら雨でも仕方ないさ！と雨も厭わず、お休み可能なこの時期に
旅行決行！とあいなりました。

観光１日目はキリスト教三大巡礼の地の一つ、北スペインの
サンティアゴ・デ・コンポステーラ。世界遺産です。
見事、雨に振られてしまいましたが・・そりゃあ
雨の日もありますよね～。


1日目（12月25日）　成田出発　マドリッド乗り継ぎ　サンティアゴ・デ・コンポステーラ着（泊）
2日目（12月26日）　サンティアゴ・デ・コンポステーラ→ヴィアナ・ド・カステロ→ポルト（泊）
3日目（12月27日）　ギマランイス→ポルト（泊）
4日目（12月28日）　コインブラ→トマール→ナザレ（泊）
5日目（12月29日）　カルダス・ダ・ライーニャ→オビドス→ロカ岬→リスボン（泊）
6日目（12月30日）　リスボン→シントラ→リスボン（泊）
7日目・8日目（12月31日・1月1日）リスボン発　マドリッド乗り継ぎ　成田着

エリア サンティアゴ・デ・コンポステーラ(スペイン)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

寝たのか寝なかったのか・・・
うつらうつらしただけで、夜が明けました。

朝食はコンチネンタルという事で、まったく期待して
いなかったのですが・・・

パンの種類が多く・・

ハム類や

チーズも種類豊富

デザート系や

果物もあり

十分でした！

今にも振り出しそうな天候ではあるけれど、
取りあえず曇天の中バスで出発し、最初についたのは
歓喜の丘。
イメージでは、バスを停めて、結構すぐのところにあの
有名な像があるのかと思っていたら、バスを降りて結構
歩きます。

傘を持たずにバスを降りてしまったのですが・・
降りてすぐ、雨が降り出してしまいました。
本来は旧市街が広がる、素晴らしい景色が見られる
はずなのですが・・・
残念ながら霧（小雨）に煙って、ほとんど見えない感じ
でした。

世界三大巡礼地の一つであるサンティアゴ・デ・コンポステーラ。
巡礼者の方はピレネー山脈を越え長い、長い道のりを歩き、
この丘で聖ヤコブを祀ったカテドラルを見つけ、歓喜の涙を流した・・
とか。

カテドラルを見つけて歓喜に満ちている巡礼者の像だそうですが・・
雨がだんだん激しくなってきました。

早々に退散。
途中、登山の登頂記念のように、石を積み上げたり、
おそらく巡礼で履いてきた靴をお供え（？）している
モニュメント（オブジェ）に出会いました。

雨の中、旧市街にやってきました。

駐車場から徒歩で大聖堂方向へ向かいます。
最初に見えてきたのはサンフランシスコ教会。

軒下の飾（？）は一つ一つみんなデザインが違います。

旧市街の中心地のオブラドイロ広場にやってきました。
広場の四方を素晴らしい建物が囲んでいます。

広場に入って大聖堂の向かい側に建つ瀟洒な建物は
市庁舎の旧ラジョイ宮殿。

中央の屋根の部分ある像は聖ヤコブが馬に乗りモーロ人を
征服している姿だそうです。

大聖堂は残念ながら工事中で栄光の門は
ネットに囲まれていて見ることができません。
残念・・。

まずは旧市街を抜けてアラメダ公園に向かいます。
教会近く置かれたオブジェ。
クリスマスだから・・？

巡礼者のようですけど・・・何だろう？？

大聖堂近くの（たぶん）大学の回廊。
１階の回廊のアーチと、２階の窓の
アーチが素敵です。

ガイドさんお勧めのフォトスポット。
大聖堂が覗いています。

この銀行のロゴはダリのデザインだそうです。

この辺りはプロパンガスを使っているんですね。

旧市街を抜けて公園へやってきました。
よく皆さんのブログで見かける二人のご婦人の
像がお出迎え。

神社の狛犬ならぬ２頭のライオンが見晴らし台（？）への
道路の両側を守っていました。

スペインの著名な詩人のラボンはこの場所から
ベンチに座って、サンティアゴ・デ・コンポステーラ
旧市街の景色を眺めるのが好きだったそうです。
（本当は、隣に座って記念写真を撮りたいところですが、
なんせ雨でベンチはびしょぬれ・・・）

見晴らし台から眺める大聖堂。
青空だったらより素敵だったでしょうね～。

旧市街を来た時とは別の通りを通って大聖堂へ戻ります。
建物に大きなリボンをかけてプレゼントになっています。
素敵ですね！

巡礼地のサンティアゴ・デ・コンポステーラには
巡礼者向けの宿が沢山あるそうなのですが、
ここが一番古い宿だそうです。
入り口にホタテの印。

大聖堂近くまで戻ってきました。
この建物は聖堂参事会会議場。
あれ？
2階のベランダに、さっき公園で見かけた二人の
ご婦人がいます。ここでは有名人なんですね。

サン・マルティン・ビナリオ修道院側の
大聖堂の入口から聖堂に入ります。

大聖堂に入ると主祭壇の脇に置かれた
クリスマス クリブが目を惹きました。

主祭壇には聖ヤコブが祀られています。

主祭壇には大きな香炉が二つぶら下がっています。
昔、巡礼者はお風呂に入ったりすることもできず、
長い旅をしてようやくここにたどり着いたため、
結構体臭がきつかったことでしょう・・・。
そんなこともあり、この香炉を炊いて、長い綱で
男性が８人がかりで、振り子のように大きく揺らし、
大聖堂の中は香炉からの煙でモウモウとしていたそうです。
今でも、重要な儀式の際に、この香炉で香が炊かれることが
あるそうです。

この大聖堂で有名なのは中央祭壇に祀られた聖ヤコブの
裏側に回って、聖ヤコブのマント等に直接触り、願い事を
することが出来るのです。
この階段を上って、聖ヤコブの後ろ側に回ります。
ここから先は撮影禁止。

聖ヤコブ像の後ろに回ったところをズームで
とってみました。
（主祭壇の近くは立ち入り禁止になっていたので
結構離れたところから撮っています。）

聖ヤコブ像の後ろを回って反対側に出て、
地下に降りると聖ヤコブの棺が置かれています。

大聖堂内にはいくつもの礼拝所があります。

それぞれの礼拝所も素晴らしい造りです。

黄金に輝く聖母像。

少しアップに。

マリア様でしょうか。

こちらの聖人はどなたでしょう。

このような小ぶりな礼拝堂がいくつもあります。

ステンドグラス。

テンプル騎士団の十字架。

立派なパイプオルガンです。

栄光の門の方角から主祭壇を望みます。

後ろ（正門？）の方に大きな大きなプレゼーピオ。
まるで一つの村を描いたかのようです。

キリスト誕生の小屋でしょうか。

手や頭が動いている人形もあります。
生活を営む様子がよくわかります。

ホラ、こんなに大きいんです。ぐる～っと一周できますが、
どの場所も繊細に作られています。
これはクリスマスシーズンに訪れた特権ですね。

大きくて立派なシャンデリアもありました。

大聖堂の見学を終えて、雨の中、オブラドイロ広場に
戻ってきました。
先ほどは旅行者方が大勢いて良く見ることができませんでしたが、
広場の真ん中に、ホタテの印。
ここが巡礼の最終目的地であることが記されているとか。

二つ並んでいます。

旧王立救護院。
現在はパラドールとして利用されているそうです。

入り口も立派ですね。
添乗員さんから、お手洗いだけの利用はNGと
わざわざ注意がありました。

市役所の裏側にある
Church San Fructuoso

王冠のマークがありますが・・・

近くに警察署があるのでしょうか。
教会の前にはパトカーが何台も停まっています。

雨の中、レストランまで徒歩で移動します。

ん？？
視線を感じて見てみると・・・
サンタさんが隠れてた～(*^-^*)
思わず笑っちゃいます。

ここも巡礼者の宿だったのかしらん？
ホタテのマーク。

今日のランチのお店は、ドン・キホーテ

お店の中にもクリスマス クリブ。

テーブルセット。

最初に出てきたのはスープ。
ジャガイモと・・・何だろう？
ほうれん草？？

タコとジャガイモのソテーですが・・・

ごめんなさいm(__)m
事前にお魚が苦手だと申請していた私には
オムレツを用意してくださいました。
感謝！

デザートのケーキ。
ココナッツが入っているのかな？

この後、午後は国境を越え、170km移動して
ポルトガルのヴィアナ・ド・カステロへ向かいます。

【２】ヴィアナ・ド・カステロ
https://4travel.jp/travelogue/11321826