年末の北スペイン・ポルトガルの旅（自称晴れ女自信喪失の旅）【３】３日目：ギマランイス

2017/12/27 - 2017/12/27

行きたいと思っていた北スペイン・ポルトガル。
この季節、ポルトガルは雨が多いとは知っていたけど、
みなさんの旅行記を見ていると、晴れていることもあるみたい。

雨なら雨でも仕方ないさ！と雨も厭わず、お休み可能なこの時期に
旅行決行！とあいなりました。

観光２日目。今日のお天気はどうでしょう。
午前中は、世界遺産のギラマンイス、ブラガンサ侯爵館を訪れます。


1日目（12月25日）　成田出発　マドリッド乗り継ぎ　サンティアゴ・デ・コンポステーラ着（泊）
2日目（12月26日）　サンティアゴ・デ・コンポステーラ→ヴィアナ・ド・カステロ→ポルト（泊）
3日目（12月27日）　ギマランイス→ポルト（泊）
4日目（12月28日）　コインブラ→トマール→ナザレ（泊）
5日目（12月29日）　カルダス・ダ・ライーニャ→オビドス→ロカ岬→リスボン（泊）
6日目（12月30日）　リスボン→シントラ→リスボン（泊）
7日目・8日目（12月31日・1月1日）リスボン発　マドリッド乗り継ぎ　成田着

エリア ギマランイス(ポルトガル)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

今回のツアーの朝食はすべてコンチネンタルとのことで、
まったく期待はしていなかったのですが、このホテルも
まあパンの種類が多いこと。

多いこと・・・。

朝から食べ過ぎ！ですよね。

家にいるときの朝食はこれだけでも多いくらい。
この他にオレンジユースやコーヒーも飲むんだから・・
（って、他人事のように言っていますが、私が食べます。
でも、周りを見ると、みなさんもっと召し上がっている
ような・・）

なんと！ホテルを出る時には青空が広がっていますよ！
今日は期待できるでしょうか・・・。
ポルトから45kmほど離れたギマランイスに向かいます。

ところが・・
高速道路を移動中から、だんだん空模様が怪しくなり・・

ギラマンイスに着くころには今にも降り出しそうな
空模様に・・・。

目的地に着いて、バスを降りる頃・・・
ポツリポツリと降り始めてしまいましたよ・・・。

バスを降りると、右側にブラガンサ侯爵館や
ギラマンイス城がありますが、お城は木立が
邪魔していて、全容は見えません・・。
そして正面には教会。

ブラガンサ侯爵館を背に糸杉（？）並木の
坂道が続いています。

門の近くに立つこの騎士の像はポルトガル王国を建国した
ブルゴーニュ王朝の初代ポルトガル王アフォンソ1世
だそうです。

この煙突が沢山見えているのが、これから見学する
ブラガンサ侯爵館です。

閑散とした感じに見えますが、
先ほどまで多くの観光客の姿が見えていたのです。
みなさん中に入られたようです。
私たちツアーはちょっと出遅れたようですが、
写真を撮るにはラッキーでした。

伯爵館の左・・木立の奥にお城が見えます。

上の写真の正面の入り口を入って、右側にチケット売り場。
チケット売り場から、この扉を抜けると・・・

沢山のアーチと煙突が印象的な回廊にでます。

最初に入った部屋には、大きな大きなタペストリーが
２枚、まるで壁画のように飾られていました。
十字軍の遠征でしょうか・・戦の様子が描かれています。

大きな壺は紋章が描かれているようですが・・

部屋を出る前に、振り返って部屋の全体を
撮ってみました。
奥にあるのは暖炉。煙突からするとこの建物には
沢山の暖炉があるんでしょうね。

こちらの比較的小さな部屋には刀剣や短銃などの
武器が飾られています。

立派な家具類。

こちらの広い部屋にも大きなタペストリー。
ガイドさんが、タペストリーに描かれている
絵の説明や、このようなタペストリーが、
5枚だか6枚あると教えて下さったはずなの
ですが・・・(>_<)　覚えてない・・・。

この天井は舟形天井というそうです。
確かに、船のような形ですね。

ポルトガルは、いち早く航海に乗り出し、
あらゆる場所を植民地とし、貿易（略奪？）を
行っていたので、家具にはトルコやインド、
中国等の製品もあるのだとか。

この絨毯はとても古い時代のものだそうです。

素敵なお部屋です。

いくつかのお部屋を回って、回廊の2階に出てきました。

さきほど回廊の2階に見えた三角の屋根は礼拝堂への
入り口だったようです。

小さな礼拝堂ですが・・・

沢山の美しいステンドグラスがあり、

礼拝堂の中には様々な色の光が

降り注いでいました。
良いお天気だったらもっと美しかった
ことでしょうね。

2階から回廊を見下ろします。

そしてまた建物の中へ・・。
ここにも大きなタペストリー。

箱根の寄木細工を思い出させるような細かな細工で
沢山の引き出しがついたこのテーブルはインドから
持ち帰った物と説明されていたような・・・。
間違っているかも・・m(__)m

菊？なんだか日本っぽいデザインですが・・
蓋の取っ手は獅子？

りっぱなベッドですが、石の壁は少し寒そう。

また、回廊に出ました。
礼拝堂の正面に来ると、奥にステンドグラスが見えます。

ブラガンサ侯爵館を出ると雨が上がっていました。

青空が見えてくると、景色も違って見えます。
この後、ポルトに戻り、午後はポルトの街を散策
します。

【４】ポルト前半
https://4travel.jp/travelogue/11323104