2017/09/12 - 2017/09/12
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みさぱぱさん
2016年夏に引き続き,嫁さんとみさぱぱの夫婦二人で,チロル地方ツィラタール Ziilertalを再訪しました.今回はルフトハンザ ドイツ航空で羽田とフランクフルトを往復,フランクフルトで前後3泊,チロル地方ツィラタールのFügenで10泊,13泊15日の旅です.
7日目はシュヴァーツSchwazの街から帰り,ホテルで夕食といただいた後,地元の吹奏楽団の音楽会に行ってきました.老若男女の地元の人達が,地元の人のために演奏する,地元の誇りの楽団です.
---------- 旅行スケジュール ----------
↓9月05日(火) 羽田空港からフランクフルト空港へフライト,出国
↓9月06日(水) 鉄道でフランクフルトからミュンヘン経由ツィラタールへ
↓9月07日(木) Penkenberg へハイキング
↓9月08日(金) AhornのEdelhütte へハイキング
↓9月09日(土) Olpererhütte へ登山ハイキング
↓9月10日(日) Rattenberg 街歩き ①街歩き編/②博物館編
↓9月11日(月) Kundler Klammへハイキング
■9月12日(火) Schwaz 街歩き~夜は地元の音楽会へ
□9月13日(水) Zemmgrund へ石採りハイキング
□9月14日(木) Kellerjochへハイキング,鉱山跡を訪ねる
□9月15日(金) Fügenbergへハイキング,Penkenalmを再訪
□9月16日(土) 鉄道でツィラタールからミュンヘン経由フランクフルトへ
□9月17日(日) シュテーデル美術館へ,フランクフルト空港の下見
□9月18日(月) ゼンケンベルク自然博物館へ,フランクフルト空港から羽田空港へフライト
□9月19日(火) 羽田空港着,帰国
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 徒歩
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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音楽会は街の祝祭ホール Festhalle Fügenにおいて,開演は20時半,料金は3 euro/人で1ドリンク付きです.祝祭ホールへはホテルから歩いて15分ほどの場所にあり,往復オーナーが先導してくれます.
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20時前には外も暗くなって来ました.そろそろホテルの玄関前に集合し,オーナーと一緒にホテルを出発します.このホテルから私たちを含めて15人ほどが音楽会へ行きました.
アクティブ ウンド ウェルネスホテル ハイダシュホフ ホテル
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指揮者を迎える直前,ステージ上には開演前の緊張が走ります.一方,私はビールグラスを片手にスタンバイです (^。^)
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楽団長のMichael Geislerさんです.昨年と同じ指揮者です.楽団員はおそらくほとんどがアマチュアで,普段は仕事をされていたり,学校に通っている人たちでしょう.若い人も多く,最年少は5歳,最年長は70歳を越えた方です.全体の顔ぶれを見ると,世代交代が上手くいっている印象を受けました.
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今年は演奏に映像を融合させる試みがありました.音楽に国境はないということを演出したのかと思われます.光の流れが最初はお隣のドイツへ...
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次は何故かブラジル,そしてイタリアへ跳びます.
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さらにはロシアへ...
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この後,光の流れはヨーロッパの国々,オーストラリア,USAを経てFügenに戻りました.日本には来なかったですね(^^;)
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Bundes Musik Capelle Fügen,いわばフューゲン町の楽団です.チロルだけではないと思いますが,オーストリアの多くの町では,自分たちの吹奏楽団を持っています.ときにはホールで,ときには行進しながら,ときにはフェスティバルで活躍しています.いわば「街の誇り」ですね.
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ビジュアルな映像付きのプロムナードも終わりつつあります.
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昨年もこのお姉さんが司会進行役を務めていました.楽器も演奏し,歌も歌っていました.ちなみにみさぱぱと嫁さんは,ステージに近い通路を1つ隔てたテーブルの前方のとても良い席に座らせてもらいました.ホテルのオーナーさんが「ここと,ここに座ってね」と,いいのかなぁ?こんなに良い席に座っちゃって?と思いながらも座りましたけどね.
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おじさんの歌と女性フルート奏者の演奏です.正直おじさんの歌はちょっと,イマイチでした.
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お嬢さんお二人によるフルート二重奏です.お二人ともはにかみながら吹かれていました.
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お父さんと娘さんのデュエットです.親子二代で楽団員とは素晴らしいです.
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地元民による,地元のための楽団らしい光景,ほほえましいですね♪
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ステージ後ろの舞台照明が結構良くて,曲想や曲調に合わせて変化します.照明係上手です.
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カップを伏せるときの音と手拍子でリズムを取り演奏する子どもさん達です.
皆さん,はにかみながら演奏する姿,とても可愛いです (^^) -
男の子のトロンボーン奏者です.
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ピンクパンサーのテーマを演奏してくれました.演奏終了後には拍手喝采です.トロンボーンって難しいんですよね.マウスピースを使い,唇を振るわせて吹きますので,簡単に音が鳴りません.
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金床っていうのでしょうか?鍛冶屋さんが使う道具,男の子がハンマーで叩いてリズムを刻みます.ヘンデル作曲にもこんな感じの曲があったような気がします.
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楽団の皆さんが立ち上がり演奏しています.
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オーストリア人なら必ず盛り上がるラデツキー行進曲!指揮者も会場を煽っています(^^)
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トランペット奏者のソロがある曲,この方,去年もソロを吹かれていました.上手でした.
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10代のチロル風のアコーディオン奏者です.CDを録音して発売されたばかりと紹介されていました.もちろん演奏はとても上手です.アコーディオンの曲を聴くと,アルプスの雄大な山々を眺めながら草原にいるような感覚になります.
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四重唱を披露してくれました.フィナーレは花火も登場!
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ここまでで前半終了,中休みです.皆さん,一斉にお手洗いへ駆け込みます.
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後半の演奏がスタートしました.チロルの旗の紋様が映し出されています.
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女性の歌手(兼 司会者 兼 クラリネット奏者),最後はギター伴奏付きで歌いました.
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23時を廻る頃,ホテルに戻りました.明日はいよいよ石採りハイキングです.
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この旅行記へのコメント (3)
-
- コットングラスさん 2018/01/15 23:18:52
- こんばんわ
- 途中で送信してしまったようなので。
年が明けてこの時期になると、そろそろ疼きだすのがチロルへの思いです。
今年も行けるかどうかは別として、4traのトラベラーさんの旅行記を再度拝見しているところです。
2016年、2017年と連続ツィラータールへそして同じアクティブウェルネスホテルハイダッシュホフに6連泊、10連泊と素晴らしいです。
2年連続ではきっと歓迎されたことと思います。
ツィラータールへは2009年にインスブルックから→イェンバッハ→ツィラータールバーン→マイアーホーフン→ペンケンバーン→ハイキングの往復しか知りません。
(旅行記2009年ドイツ・オーストリアの旅【15】チロルマイアーホーフェン)
NHKの名曲アルバムのチロルの子守歌(ハイジ ブン ハイジ)の映像に流れいた
蒸気機関車と谷の風景に魅了され、ツィラータールを訪れましたが本当に素晴らしい景観に出会えました。
マイアーホーフンではみさぱぱさんと同じお店でマムートのリュックとトレッキングシューズを買い、今でもそのリュックを使っています。
この年が初めてのチロルでその後病みつきになっています。
ここ数年、多くの移動は避け、一地域にゆっくりと留まろうと、昨年はノイシュティフトのホテルに7連泊でしたが、今年はどうしようかと迷っているところです。
一つ教えていただきたいのはLEKIのトレッキングポール、登山靴はどのように持っていかれているのでしょうか?
私はトレッキングポールはスーツケースに入る3段の折り畳み式のを使用していましたが昨年壊れてしまいましたので今年はどうしようかと思っているところです。
トレッキングシューズはミドルカットのをスーツケースに入れて行きます(結構場所を取られます)
Ö,ß などみさぱぱさんの旅行記タイトルを見てどうしたらドイツ語のウムラウトが
入力できるのか探し、発見しました。
コットングラス
- みさぱぱさん からの返信 2018/01/16 14:11:22
- RE: こんばんわ
- コットングラスさん,こんにちは.
みさぱぱです.
> いつも旅行記への訪問ありがとうございます。
いいえ,こちらこそ毎度,拙い旅行記をご訪問くださり
ありがとうございます
> この旅行記をチロルのYouTubeを聞きながら拝見させてもらいました。
> いいですね!チロルの歌、素朴でいて、明るく、上品、オーストリアの国民性があらわれていますね。
チロルの人はおおらかで自分達の土地や文化に誇りを持ち生きている...
そんな姿勢がひしひしと伝わってきます.
> 年が明けてこの時期になると、そろそろ疼きだすのがチロルへの思いです。
> 今年も行けるかどうかは別として、4traのトラベラーさんの旅行記を再度拝見しているところです。
私も,また行きたい病が既に発症中です(^^;)
今年5月からオーストリア航空のウィーン直行便が再就航されるので
行けるかどうか全く分かりませんが,わくわくしています.
> 2016年、2017年と連続ツィラータールへそして同じアクティブウェルネスホテルハイダッシュホフに6連泊、10連泊と素晴らしいです。
> 2年連続ではきっと歓迎されたことと思います。
2016年夏,私たちは遙か彼方のFarEastからやってきた日本人で,
日本人の宿泊客は初めてらしく,珍しいこともあってか,
とても歓迎されました.
妻は日常会話程度のドイツ語OK(私も片言ならOK)なので,
英語ではなくドイツ語で会話ができたことが良かったのかなと思います.
ホテルスタッフの中には英語が喋れない方もいらっしゃるので,
ドイツ語OKはかなり好意的に捉えられていると感じました.
(英語を話せないチロラーは意外に多いですよ)
英語じゃなくドイツ語しゃべってくれるのね!って.
これ以降,ホテルの女将GabyさんとはFacebookで交流しています.
そして2017年夏,ホテルのガラディナー(毎週日曜夜の歓迎夕食会)に
おいて,私たちはこの日のために日本から持参したキモノ(浴衣
ですが...)を着て出席したら大好評!
ホテルのオーナー夫妻,宿泊客も含めてとても喜ばれました.
宿泊客の中には民族衣装のディアンドルの女性,レーダーホーゼンの
男性もいて盛り上がり,しまいには並んで写真も撮られました.
> ツィラータールへは2009年にインスブルックから→イェンバッハ→ツィラータールバーン→マイアーホーフン→ペンケンバーン→ハイキングの往復しか知りません。
> (旅行記2009年ドイツ・オーストリアの旅【15】チロルマイアーホーフェン)
> NHKの名曲アルバムのチロルの子守歌(ハイジ ブン ハイジ)の映像に流れいた
> 蒸気機関車と谷の風景に魅了され、ツィラータールを訪れましたが本当に素晴らしい景観に出会えました。
ツィラタール鉄道に乗り,車窓から見えるチロルの風景はいいですよね.
本当に見ていてあきません.
ペンケンですか!
私はペンケンアルム付近から見える西側の景色が大好きです.
谷に広がる緑の牧草地を緩やかな曲線美の道が横断し,所々にぽつんと
建物がある風景,まさにチロルそのものです.
ツィラタールは地理的にも文化的にもとても奥が深い谷で,
10泊でも見きれません.
まだまだ訪ねたい場所や体験したい文化がたくさんあります.
今度,訪ねる機会があったらアパートメントホテルの滞在も
ありかな〜と,
前線基地はマイヤーホーフンの街が地理的に最適かなと考えています.
> マイアーホーフンではみさぱぱさんと同じお店でマムートのリュックとトレッキングシューズを買い、今でもそのリュックを使っています。
あら,そうでしたか!
InterSportはマイヤーホーフンを始め,チロルのあちらこちらに
店舗があり,OFFセールもあるし品数も豊富なので利用しやすいですね.
> この年が初めてのチロルでその後病みつきになっています。
チロルが病みつきになる...そのお気持ち十分に理解できますし,
私たちも同じ気持ちです.チロルに住みたいくらいです.
> ここ数年、多くの移動は避け、一地域にゆっくりと留まろうと、昨年はノイシュティフトのホテルに7連泊でしたが、今年はどうしようかと迷っているところです。
コットングラスさんや旅するうさぎさんも滞在されたノイシュティフト
シュトゥバイタールも訪ねて泊まりたい場所です.
2013年夏に家族でインスブルックに3泊したとき,TopOfTyrolと氷河と,
ミーダース村を訪ねアルペンコースターに乗りました.
> 一つ教えていただきたいのはLEKIのトレッキングポール、登山靴はどのように持っていかれているのでしょうか?
> 私はトレッキングポールはスーツケースに入る3段の折り畳み式のを使用していましたが昨年壊れてしまいましたので今年はどうしようかと思っているところです。
> トレッキングシューズはミドルカットのをスーツケースに入れて行きます(結構場所を取られます)
私が持っているLEKIのポールは3段伸縮式(直径が異なる3本筒構成)です.
ポールを最短に畳み込んでもスーツケースの長辺を超えるため,
斜めにしか入らない,そこで完全に外してばらばらに3本に分離し,
それをスーツケースの内側に必ずある取手を格納するための凹構造部に
フィットさせて収納しています.
トレッキングシューズは国内で購入したキャラバン社ミドルカット,
かさばりますがスーツケース内に収納しました.
2016年夏は出国時に古びたシューズを履き,帰りはそのシューズを捨て
トレッキングシューズを履いて帰国しましたが,ウィーンの
セキュリティチェックでシューズの金具が引っかかったので,
2017年夏はスーツケースへ収納して帰国しました.
> Ö,ß などみさぱぱさんの旅行記タイトルを見てどうしたらドイツ語のウムラウトが入力できるのか探し、発見しました。
私のパソコンはMacなのでoption+Uの直後にウムラウト文字が,
option+Sでエスツェットが入力できます.
スマホならa,e,u,o,sをタップするとウムラウト文字が選択できます.
コットングラスさんは,今年はチロルのどちらへ行かれるのでしょうか?
旅行記を楽しみにお待ちしております.
by みさぱぱ
-
- コットングラスさん 2018/01/15 22:13:10
- こんばんわ
- いつも旅行記への訪問ありがとうございます。
この旅行記をチロルのYouTubeを聞きながら拝見させてもらいました。
いいですね!チロルの歌、素朴でいて、明るく、上品、オーストリアの国民性があらわれていますね。
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