2017/09/10 - 2017/09/10
165位(同エリア351件中)
みさぱぱさん
2016年夏に引き続き,嫁さんとみさぱぱの夫婦二人で,チロル地方ツィラタール Ziilertalを再訪しました.今回はルフトハンザ ドイツ航空で羽田とフランクフルトを往復,フランクフルトで前後3泊,チロル地方ツィラタールのFügenで10泊,13泊15日の旅です.
旅の目的はチロル地方のツィラタールにあるお気に入りのホテルに10泊滞在し,ハイキングや登山,街歩き,そして趣味の石採りを楽しみます.9月のチロル地方の天候は不安定なので,事前にツィラタールとその周辺にある行きたい場所をリストアップし,前日あるいは当日朝,天候の様子を見ながら行先を決めます.
この旅行記は②博物館編です.5日目はガラス細工で有名な街ラッテンベルクRattenbergを歩いてきました.街の西端にHandwerkskunst Museum博物館があったので見学しました.展示内容は大変充実しており,チロルの文化や生活様式,産業などを知るにはとても良いです.
---------- 旅行スケジュール ----------
↓9月05日(火) 羽田空港からフランクフルト空港へフライト,出国
↓9月06日(水) 鉄道でフランクフルトからミュンヘン経由ツィラタールへ
↓9月07日(木) Penkenberg へハイキング
↓9月08日(金) AhornのEdelhütte へハイキング
↓9月09日(土) Olpererhütte へ登山ハイキング
■9月10日(日) Rattenberg 街歩き ①街歩き編/②博物館編
□9月11日(月) Kundler Klammへハイキング
□9月12日(火) Schwarz 街歩き
□9月13日(水) Zemmgrund へ石採りハイキング
□9月14日(木) Kellerjochへハイキング,鉱山跡を訪ねる
□9月15日(金) Fügenbergへハイキング,Penkenalmを再訪
□9月16日(土) 鉄道でツィラタールからミュンヘン経由フランクフルトへ
□9月17日(日) シュテーデル美術館へ,フランクフルト空港の下見
□9月18日(月) ゼンケンベルク自然博物館へ,フランクフルト空港から羽田空港へフライト
□9月19日(火) 羽田空港着,帰国
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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博物館の前の通りをはさみ対面にあるお土産店のある建物です.左にイン川がちょっと見えます.手前の出入口は男性用トイレ,黄色のポストがある出入口は女性用トイレで無料です.建物の壁にラッテンベルクの紋章が描かれていますので,公的な建物なのかもしれません.博物館に入る前にトイレをお借りしました.
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さて,Handwerkskunst Museum博物館です.建物が岩崖に張り付くように建てられおり,入口は階段を登った二階にあるようです.
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見上げると4階建ほどの高さがあります.手前の影絵のようなパネル・オブジェは,何か職人を表しているのでしょうか?
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一通り案内板を見ているみさぱぱです.が,何しろドイツ語ですから,そう多くは読めません (^^;)
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階段を上った所から建物を見上げると,博物館は木の建物と岩崖が融合したような感じです.本当に不思議な建築物,どうやって建てたのでしょうね?
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博物館の入口の手前にある鉄柵のある所です.案内パネルには,Schmiede in den Nagelschmied-Häusernと記述してあるのですが,鍛冶屋さんかなぁ...暗くて良く見えませんでしたが,炎がゆらゆらと揺れていました.
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博物館の入口です.重厚な扉です.
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入口から先は歩けるようになっていますが,雑草も生えており,鎖が張られていますので立ち入りができないようです.
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階段の脇に大きな鉄のドアがありました.ゴシック様式の鉄の扉 Gotische Eisentürとプレートに書いてあります.
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入口の隣にあった大きな木製のドアです.ドアは年季の入った木製,ドアノブが鉄製で,これもゴシック様式みたいに見えます.
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博物館の入口です.中に入ると自動ゲートがあり,大人1人 4.00euroです.コインを投入してバーをぐるっと回して入るタイプのゲートです.(写真を撮り忘れました)
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各フロアに3~4つの小部屋があり,そこにチロル地方で使っていた(いる?)家具や道具,食器,その他の色々なモノが当時の様子で展示されていました.
写真は素朴な食卓のようです.テーブルの上にある桶のような器は,ナイフやフォーク,スプーン等を入れておくのでしょうか? -
調理器具を納める棚です.木製の器やフライパンがあります.フライパンは天板に斜めに切り込みがあり,そこへ柄を挟んで固定してあります.おもしろいアイデアです.
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木製で豊かな装飾が施されたタンスのような家具です.扉は多分,観音開きで,中の状態は判りません.4枚ある絵も一つ一つ微妙に違っています.手作りの良いところですね.
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こちらも木製のタンスのような家具です.片開きで鍵がかかるようで,中の様子は判りません.3枚の絵がありますが,3枚とも異なります.かなりデフォルメされた花が描かれています.
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これは調味料などを入れるための器でしょうか?ガラス製,陶器製で大小の様々なサイズがありますね.
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ギターを奏でる女性のオブジェの照明器具です.左右に飛び出ているのは鹿の角でしょうか?シャンデリアっぽい様式で,電球はフィラメントが竹製でした.全体でかなりの重さがあるのでしょう,頑丈な鎖で天井からつり下げられています.
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初期の電球で竹製フィラメントです.
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木製の堅そうな長いす,ソファもどきかな?
チロルの紋様が刺繍されたクッションが載せられていました. -
ハープが置いてありました.柵のようなものは温水ヒータを隠すためのものでしょう.
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ハープです.チロルの民族音楽には欠かせない楽器です.
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水差しかなと思われます.素朴な絵柄(花と小鳥)が描かれており,金属製のふたがあります.
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金属製の螺旋でホールドする燭台と,日記帳かしら?聖書ではないですよね.
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薬入れの棚でしょう.上部と下の引き出しに薬品瓶が置いてあります.左側にある右手,右側にある頭蓋骨が少々不気味です.
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小さな木製のベッドです.パネルに「Maria 1866 ○○○」という文字が見えます.後半が判読できません.
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複雑な鉄製の鍵です.仕組みがどうなっているのか判りません.
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これは糸車でしょうか?
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多分,金庫です.フタの裏が非常に複雑なメカニカル機構になっています.
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アルプスの山から木を切り出して運んでくる様子をまとめたビデオなのですが,これがとても興味深くて面白かったです.山で木を伐採した後,そりで丸太を運び,急流渓谷の川に流して下へ運び,広い川でさらに下流へ運搬するといういう一連の様子が映し出されていました.
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ハープ+鍵盤を合わせてような楽器です.MANDOLINOPHONと書いてあります.どんな音がするのでしょうね?
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Trachtenpaar 'Zillertal'と表示がありますので,ツィラタールの男女ペア衣装というところでしょうか.お馴染みの女性はディアンドル,男性はレーダーホーゼンです.
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ダブルネックギターまでありました.みさぱぱはダブルネックギターが好きなので,これ,いいなぁ~欲しいです.
(余談ですがEpiphone製G-1275という6弦+12弦のダブルネックギターを持っています) -
ベッドです.意外にこじんまりとした大きさで,大人の男性が寝たら,足がぶつかるのではないかと思うほどです.
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チロル地方恒例の「牛追い祭」を再現したオブジェクトです.
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実際にツィラタールで使われていた道具類で,カマ,鉄製アイロン,コーヒーミル,ビール樽,ソーセージ作製器,タバコカッター等です.
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典型的なチロラーの姿です.背中の荷物が凄い量です.
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一番上に鳥かごが載せられていますが,何でかな?鉱山なら有毒ガスを検知するために小鳥を持ち込んでセンサー代わりに使っていたようですが...抗夫さんじゃないし.
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女性用(母親)のベッドでしょうか.窓際にはベビーベッドがありました.
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この部屋の窓からはイン川が望めます.
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1700年代のチロル地方の地図です.Rattenbergも掲載されています.チロルの勢力範囲が大きかった様子が伺えますね.
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これ,何を表しているのか分からなかった模型です.でも何だか不気味なインパクトを覚えました.
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チロルの家の模型です.
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造船工場の様子を再現した模型です.
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銀の鉱石です.良い感じに錆びていますね.
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山中において中石器時代の遺物が見つかったということが書いてあります.
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チロリアンの農耕初期の頃の石器のようです.
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同じく石器です.
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これも石器です.
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これは銀の鉱石みたいです.
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狩猟の遺物です.
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これも何かの道具です.
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ガラス細工なのですが,この顔の表情と色使い,とても気に入りました.
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チロルの聖人コーナー,左の奥にチロルの聖ノトブルガさんの像と絵が飾ってありました.
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銀鉱山の坑内を再現したスペースがありました.
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何だか不気味ですね.でもこうやって銀の鉱石を探して採掘していたんですね.みさぱぱは石拾いは好きですが,ここまでしてはちょっと....(^^;)
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アメジスト(紫水晶)の晶洞を二つに割ったものが飾られていました.
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展示もなくなり,出口へ向かいます.下に降りる階段がありました.
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この洞窟のような階段を降りていくと...
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なんと,出口は隣にある加工肉屋さんの店舗内に出ました.
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博物館の出口は,隣にあるGenusswelt Felsengrotteという加工肉やいろいろなチロル特産物を扱っている店舗の中,これにはちょっと驚きました.
約1時間ほどの見学も無事に終了しました.チロル地方の人々の生活や文化に関するとても興味深い展示が多かったです.
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