2017/10/11 - 2017/10/11
32位(同エリア235件中)
万歩計さん
11日目(10月11日(水))
今日から6日間はポーランドの北東部を回ります。マズーリ県、ポドラシェ県に属するこの広大な地域は人口10万人以上の都市がたった3つしかなく、広大な平原と森の中に湖や湿地帯が点在する豊かな自然の宝庫です。ガイドブックの情報は殆どありませんが、4トラベラーのひなこさんが回られた素晴らしいコースをそっくり頂きました。
今日はグダンスクから南東へ約100km、マズーリ県に位置する村 Maldyty から更に4km行った美しい自然の中の優雅なホテル Folwark Karczemka でゆっくり過ごしました。
ホテルの内外とも言葉にならないくらい美しい世界でした。同じ場所で何枚もシャッターを押してしまい、今日だけで200枚以上の写真を撮りました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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11日目。ホテルの窓から空を見るとどんよりしています。予想気温は13~8℃です。
今朝は朝食を抜きました。ホテルの美味しい朝食もいいけど毎日だと負担です。駅でサンドイッチ、菓子パン2個、オレンジジュースを買いました。Hotel Wolne Miasto Old Town Gdansk ホテル
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昨日と同じ9:06発でグダンスクを出発。10:05終点の Elblag に着きました。隣のホームに乗り換え列車が停車していました。
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古い無骨な列車で一日数本しか走らないローカル線です。乗客もほとんどいないので買ったパンとジュースで軽い朝食を食べました。
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10:19 Elblagを定刻に発車しました。途中では停車駅の車内表示も放送もありません。
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乗り過ごさないように 駅名と時刻をプリントアウトした紙でチェックし、10:59に目的地のMaldyty で下車できました。
メールで連絡していたのでホテルのスタッフが迎えに来てくれていました。 -
車で4kmほど走って村はずれのプチホテル Folwark Karczemkaに到着しました。
4トラベラーのひなこさんが絶賛されたホテルです。同じ部屋をお願いしていました。 -
通された3階の部屋には広いリビング
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次の部屋には天窓のついたベッドルーム
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奥のバスルームにはやはり天窓。その下に猫足のバスタブがありました。
タオルやバスローブには美しいリボンで巻かれています。
これまで泊ったことのないセレブな空間でした。 -
雨が降り出す前にホテルの敷地を散策することにしました。
廊下の突き当りにこんなおしゃれな演出がありました。 -
建物の外観はこの地方の農家風です。
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噴水に赤や黄色の葉が落ちていました。
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広大な敷地内に建物や施設が点在しているようです。これから一回りします。
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エルブロング運河のほとりに行くとボートの桟橋がありました。
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運河は決して広くないですが、この場所だけは湖のように広くなっていました。
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ガーデニングの好きな小生にとって夢のような庭が続きました。
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木道を先に進んでいきます。
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コテージが現れました。
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寒いですがまだ頑張って咲いてる薔薇がありました。
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別の小屋が見えます。行ってみました。
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何と運河の畔の風呂小屋でした。シーズンオフで湯舟には枯葉が浮いていましたが、
風呂好きとしては入ってみたかった。 -
振り返ると先ほどのコテージがいい構図でした。
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自然の中を木道が続きます。広大な敷地です。
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木道は湿地帯に入りました。先に小屋が見えます。
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二つ目の風呂小屋でした。
ここでサウナに入り目の前の湖にドボーン、と出来たらと思うと残念です。やはりここは夏に訪れるべきでした。 -
夏にはキャンプをするのでしょうか。
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木道は森の中に続きます。濡れているので滑らないよう注意して歩きます。
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落ち葉が積もった木道はここで終わりでした。戻ります。
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薪小屋。冬が近いのでいっぱい積んでありました。
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別のコテージが現れました。漁師小屋をイメージして壁に網がかけてありました。
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このコテージのウッドデッキの前に広がる庭、素晴らしい!
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今度はあの小屋に向かって歩きます。
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作業小屋のようで前は一面のラベンダー畑でした。初夏には素晴らしい香りが漂うのでしょう。
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三角屋根はコテージではありません。倉庫でしょうか。
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この敷地は元々農園だったものをホテルに改装したそうです。このような古い建物をリフォームして作り上げたのでしょう。
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敷地の外に目をやると広大な自然が広がります。聞こえるのは風の音だけです。
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薔薇とコニファーの庭の向こうに別のコテージが見えます。
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これだけの庭を手入れするのは大変でしょう。途中で庭師らしい人を数名見ました。
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別のコテージです。ここには宿泊客がいました。
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大方一回りしました。ここから本館に戻ります。
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本館建物の前にアンティークショップがありましたがシーズンオフで閉まっていました。
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運河でボートを浮かべて釣りをする人が見えたので行ってみました。
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庭を散策して約1時間後に戻ってきました。フロントの傍にこんなおしゃれな空間がありました。
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部屋の戻り温かい紅茶を淹れました。
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朝の残りのパンで簡単にお昼を済ませ夕食に備えました(パンの下にはちゃんとラップを敷いています)。
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テーブルにいろんなパンフレットがありました。
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窓辺に帆船の模型。
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窓から先ほど行ったエルブロング運河が見えます。
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見上げると天井の梁に天使が。
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壁に掛かった絵
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アンティークな家具調度類
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可愛い洗面台。
何とトイレの予備のペーパーロールにまで綺麗なリボンが巻いてありました。 -
小さな船に乗ったキャンドルが数個入れてありました。「夜にバスタブに浮かべてご入浴下さい。」との意味と解釈しました。
ここまでくるとオヤジでも乙女チックな気分に浸りました。 -
ホテルの中も見て回りたくなりました。
1階のレストランです。夕食はここでいただきました。 -
5~6名のご婦人グループがお茶を飲みながらおしゃべりです。邪魔にならないようそっと写真を撮りました。
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レストランの突き当りはこんな素敵な空間になっていました。
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1階のラウンジ。
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奥の部屋。
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陶器の暖炉、まさに貴族の館です。
すっかりセレブの気分になりました。 -
敷地の外に出てみようと外に出ました。玄関と受付は2階にありました。
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停まっている車は全てポーランドナンバーでした。
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本館の前に立つこの木がシンボルツリーのようです。紅葉半ばといったところでした。
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駐車場の建物です。シーズンオフなのでお客は少なそうでした。
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駐車場の天井の梁にソリが置いてありました。この地方の冬はマイナス20℃を優に下回るそうです。
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門から敷地の外に出ました。
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エルブロング運河が見えます。
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ホテルの周囲は数件の民家があるだけでした。
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ずいぶん吠えられました。歓迎だったかもしれませんが。
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前をグダンスクとワルシャワを結ぶ国道が一直線に走っていました。
その横にエルブロング運河の標識を見つけました。 -
エルブロング運河です。ホテルの前では湖のように広くなっていますが小さな水路です。
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エルブロングとオストルダの間80kmを夏はクルーズ船が通るそうです。
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周囲は美しい黄葉、紅葉です。
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少し小道を歩いてみました。
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ぬかるんだ道をバスが1台追い越していきました。ここらで引き返しました。
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小屋がありました。
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コウノトリの巣がありました。今はアフリカに渡っていて4月に戻ってきます。
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脇道に入ってみました。
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古い農家兼B&Bのようです。
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売りに出されていました。
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その前の農家にも人の気配がありません。やはり過疎化が進んでいるのでしょう。
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戻ってきました。国道からの入口にホテルの標識が出ていました。ホテル兼レストランです。
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部屋に戻る前にもう一度庭の花を見て回りました。
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秋の名残の花もはかなくていいものです。
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暗くなってきて雨が降りだしました。
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さあ夕食です。カップルが1組、後で男性4人のグループが来て合計3組の静かな夕食でした。
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メニューはポーランド語です。係の女性がスマホの翻訳で説明してくれました。
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カボチャのスープです。真ん中に載っているのは焼きリンゴのようなものだったかな?
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メインはポークの煮込みのビーツ、ニョッキ添えでした。赤ワインで頂きました。
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食事の後ラウンジに行きました。本来ならお酒を飲みたいところですが誰もいないのでコーヒーとケーキを頂いて早々に部屋に引き上げました。
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さあ、バスタブにキャンドルを浮かべて入浴します。
灯りを消して実際にやってみましたが、当然ながら入ると波でキャンドル船はバスタブの中に沈没しました。 -
キャンドルを外に並べて照明を下げて入りました。手足を伸ばしていい湯加減でした。ただ雨のために「天窓から満天の星を眺めながら」とはいきませんでした。
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入浴後、紅茶を飲みながらゆっくり旅の日記を書きました。
今日はこれまでに経験したことのない夢の世界を経験できました。
ひなこさんに感謝。
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