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8日目(10月8日(日))<br />今日はクラクフからポーランド版新幹線(EIP)と急行列車(TLK)で約600kmを走りトルンに行き、その後ローカル列車でグルジョンツに向かいます。<br />トルンはコペルニクスが生まれた街で旧市街は「中世都市トルン」として世界遺産に指定されています。グルジョンツはトルンの北60kmに位置する人口10万人足らずのガイドブックに載っていない小さな街ですが、BS番組で見た古いレンガ倉庫群のライトアップを見たくて宿泊地に選びました。<br />この2つの街は共にヴィスワ河畔に位置する流通の拠点で、そこを支配したドイツ騎士団の遺跡が残っていました。

黄金のポーランドと東スロバキアを巡る 9 8日目 トルン~グルジョンツ

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2017/10/08 - 2017/10/08

32位(同エリア86件中)

万歩計

万歩計さん

8日目(10月8日(日))
今日はクラクフからポーランド版新幹線(EIP)と急行列車(TLK)で約600kmを走りトルンに行き、その後ローカル列車でグルジョンツに向かいます。
トルンはコペルニクスが生まれた街で旧市街は「中世都市トルン」として世界遺産に指定されています。グルジョンツはトルンの北60kmに位置する人口10万人足らずのガイドブックに載っていない小さな街ですが、BS番組で見た古いレンガ倉庫群のライトアップを見たくて宿泊地に選びました。
この2つの街は共にヴィスワ河畔に位置する流通の拠点で、そこを支配したドイツ騎士団の遺跡が残っていました。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ホテル
4.5
グルメ
4.5
交通
4.5
同行者
一人旅
交通手段
鉄道 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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  • 8日目。4:20起床してクラクフ中央駅に行きました。ホームにはこれから乗車するEPIが入線していました。<br />この列車は南のクラクフから北のバルト海沿岸の街グディニアまでポーランドを縦断するポーランド版新幹線で美しい流線型をしていました。<br />5:38定刻にクラクフを出発しました。

    8日目。4:20起床してクラクフ中央駅に行きました。ホームにはこれから乗車するEPIが入線していました。
    この列車は南のクラクフから北のバルト海沿岸の街グディニアまでポーランドを縦断するポーランド版新幹線で美しい流線型をしていました。
    5:38定刻にクラクフを出発しました。

    クラクフ本駅 (クラクフ中央駅)

  • ワルシャワに向かう途中で夜が明けました。ワルシャワまでは専用レールを走ります。コーヒーサービスが来たので速度を聞くと「200km/hだ。」と誇らしげに答えました。

    ワルシャワに向かう途中で夜が明けました。ワルシャワまでは専用レールを走ります。コーヒーサービスが来たので速度を聞くと「200km/hだ。」と誇らしげに答えました。

  • 2時間40分でワルシャワ駅に到着しました。この間ノンストップです。雨が降ってきました。

    2時間40分でワルシャワ駅に到着しました。この間ノンストップです。雨が降ってきました。

  • ワルシャワを過ぎると再び平原の中を疾走します。ポーランドは広い国土に30万人以上の大都市はたった10。ただただ自然と平原の国です。

    ワルシャワを過ぎると再び平原の中を疾走します。ポーランドは広い国土に30万人以上の大都市はたった10。ただただ自然と平原の国です。

  • 2等車両の室内です。乗車率は40%程度でした。

    2等車両の室内です。乗車率は40%程度でした。

  • 10:40に乗換駅のIława に着きました。ワルシャワからノンストップでした。

    10:40に乗換駅のIława に着きました。ワルシャワからノンストップでした。

  • 乗継の間に駅を出てみました。ポーランドを南北に縦断する鉄道と北部を横断する鉄道が交差するIławaは小さな街ですが駅舎は立派でした。

    乗継の間に駅を出てみました。ポーランドを南北に縦断する鉄道と北部を横断する鉄道が交差するIławaは小さな街ですが駅舎は立派でした。

  • 街の観光案内版がありました。街は湖に面しています。ここはポーランド北部の湖水地方マズーリ県の最西に位置しています。トルンに行くのに少し遠回りになりました。

    街の観光案内版がありました。街は湖に面しています。ここはポーランド北部の湖水地方マズーリ県の最西に位置しています。トルンに行くのに少し遠回りになりました。

  • 駅前に古い小さなSLがありました。

    駅前に古い小さなSLがありました。

  • 10:50 20分遅れで急行(TLK)がやってきました。この列車は西のドイツ国境付近までポーランド北部を横断しています。<br />途中で検札が来ました。イタリアと違ってこの国は必ず検札が回ってきます。

    10:50 20分遅れで急行(TLK)がやってきました。この列車は西のドイツ国境付近までポーランド北部を横断しています。
    途中で検札が来ました。イタリアと違ってこの国は必ず検札が回ってきます。

  • 8人掛けのコンパートメントに3人とゆったりです。向かいのおばあちゃんはパズルに夢中、少年はスマホに余念がありません。風景を見ながら旅の日記を書きました。

    8人掛けのコンパートメントに3人とゆったりです。向かいのおばあちゃんはパズルに夢中、少年はスマホに余念がありません。風景を見ながら旅の日記を書きました。

  • 12:16 トルン中央駅の一つ手前で降りました。スマホ少年が旧市街にはこの駅が近いと教えてくれました。

    12:16 トルン中央駅の一つ手前で降りました。スマホ少年が旧市街にはこの駅が近いと教えてくれました。

    ドポジェツ トルン ミアスト駅

  • 歩くとすぐに美しい教会がありました。聖カタルツィーナ教会です。

    歩くとすぐに美しい教会がありました。聖カタルツィーナ教会です。

    カタルツィーナ教会 寺院・教会

  • 新市街に入りました。といっても十分に古いです。

    新市街に入りました。といっても十分に古いです。

  • 新市街広場です。

    新市街広場です。

    新市街広場 広場・公園

  • 更に通りを西に歩きます。

    更に通りを西に歩きます。

  • 旧市街の中心に着きました。手前の塔を持つ建物は旧市庁舎、奥は精霊教会です。

    旧市街の中心に着きました。手前の塔を持つ建物は旧市庁舎、奥は精霊教会です。

    旧市庁舎 建造物

  • 旧市庁舎の前に天文儀を持ったコペルニクスの像が立っていました。郷土の英雄ここにあり。

    旧市庁舎の前に天文儀を持ったコペルニクスの像が立っていました。郷土の英雄ここにあり。

    コペルニクスの像 (トルン) モニュメント・記念碑

  • 今日は日曜日でiは閉まっていました。旧市街のレストランで昼食です。タルタルステーキ(日本のユッケ)とトマトスープをチョイスしました。<br />食後スーツケースを預けて街歩き出発です。

    今日は日曜日でiは閉まっていました。旧市街のレストランで昼食です。タルタルステーキ(日本のユッケ)とトマトスープをチョイスしました。
    食後スーツケースを預けて街歩き出発です。

    旧市街広場 広場・公園

  • 旧市庁舎横の通りを楽隊を先頭に行進が通りました。

    旧市庁舎横の通りを楽隊を先頭に行進が通りました。

  • 旧市庁舎の塔に登って世界遺産の街並みを眺めました。歩いてきた新市街の方向です。

    旧市庁舎の塔に登って世界遺産の街並みを眺めました。歩いてきた新市街の方向です。

  • 南側に旧市街が広がっています。向こうに流れるのがヴィスワ河です。

    南側に旧市街が広がっています。向こうに流れるのがヴィスワ河です。

  • 足元の旧市庁舎前の通りです。日曜日で人通りは多くありませんでした。

    足元の旧市庁舎前の通りです。日曜日で人通りは多くありませんでした。

  • 精霊教会の向こうにこれから行く聖母マリア教会が見えます。旧市庁舎よりさらに大きく偉容を誇っています。

    精霊教会の向こうにこれから行く聖母マリア教会が見えます。旧市庁舎よりさらに大きく偉容を誇っています。

    聖霊教会 寺院・教会

  • 聖マリア教会

    聖マリア教会

    聖母マリア教会 (トルン) 寺院・教会

  • 教会の向こうにプラネタリウムがありました。さすがコペルニクスの生誕地。

    教会の向こうにプラネタリウムがありました。さすがコペルニクスの生誕地。

  • 南に歩くとコペルニクス通りに出ました。

    南に歩くとコペルニクス通りに出ました。

  • コペルニクスの生家です。彼は裕福な商人の家に生まれました。中は博物館ですがパスしました。

    コペルニクスの生家です。彼は裕福な商人の家に生まれました。中は博物館ですがパスしました。

    コペルニクスの生家 建造物

  • 聖ヨハネ大聖堂。トルンで最古のもので13世紀の創建です。

    聖ヨハネ大聖堂。トルンで最古のもので13世紀の創建です。

    聖ヨハネ大聖堂 寺院・教会

  • 少し離れた場所から撮りました。手前の建物はファザードが細かな彫刻で装飾されています。

    少し離れた場所から撮りました。手前の建物はファザードが細かな彫刻で装飾されています。

  • トルン名物のジンジャーブレッド、ピエルニクの博物館でお菓子作りが体験できるそうです。ここもパスしました。

    トルン名物のジンジャーブレッド、ピエルニクの博物館でお菓子作りが体験できるそうです。ここもパスしました。

    ジンジャーブレッド博物館 博物館・美術館・ギャラリー

  • この街は戦争の被害をほとんど受けず「中世都市トルン」として世界遺産に指定されています。

    この街は戦争の被害をほとんど受けず「中世都市トルン」として世界遺産に指定されています。

  • ヴィスワ河のほとりに出て城壁を振り返ります。

    ヴィスワ河のほとりに出て城壁を振り返ります。

  • 壁の蔦が紅葉して美しい。

    壁の蔦が紅葉して美しい。

  • ヴィスワ河に沿ったドイツ騎士団の城跡。旧市街を守る形で三角形に建てられています。

    ヴィスワ河に沿ったドイツ騎士団の城跡。旧市街を守る形で三角形に建てられています。

    ドイツ騎士団城跡 城・宮殿

  • ドイツ騎士団は武力を背景に布教を進める一方でヴィスワ河の水運による交易を独占し莫大な富を得ました。

    ドイツ騎士団は武力を背景に布教を進める一方でヴィスワ河の水運による交易を独占し莫大な富を得ました。

  • 1453年に圧政に苦しむトルン市民軍の蜂起にあい城は破壊され、以後放置されたままです。

    1453年に圧政に苦しむトルン市民軍の蜂起にあい城は破壊され、以後放置されたままです。

  • 一回りして新市街の通りに戻ってきました。

    一回りして新市街の通りに戻ってきました。

  • スーツケースを受け取りトルン中央駅に向かいます。途中でヴィスワ河の長い橋を渡りました。この橋から振り返ったトルンの旧市街は一幅の絵です。

    スーツケースを受け取りトルン中央駅に向かいます。途中でヴィスワ河の長い橋を渡りました。この橋から振り返ったトルンの旧市街は一幅の絵です。

  • 15:34 アリーバ鉄道でグルジョンツに向かいます。<br />これから2日間はBSフジ「欧州鉄道の旅 黄金色の秋・ポーランド北部の旅」のルートに沿ってバルト海沿岸まで美しい街や史跡を巡ります。

    15:34 アリーバ鉄道でグルジョンツに向かいます。
    これから2日間はBSフジ「欧州鉄道の旅 黄金色の秋・ポーランド北部の旅」のルートに沿ってバルト海沿岸まで美しい街や史跡を巡ります。

  • グルジョンツに向かう途中の車窓風景。地平線まで遮るものがありません。

    グルジョンツに向かう途中の車窓風景。地平線まで遮るものがありません。

  • 16:46にグルジョンツ駅に到着しました。徒歩でホテルに向かいます。途中に美しい建物がありました。

    16:46にグルジョンツ駅に到着しました。徒歩でホテルに向かいます。途中に美しい建物がありました。

  • 旧市街の入口に建つイビススタイル・グルジョンツです。ヨーロッパ各国にチェーンを持つシンプルなホテルチェーンですが外れの心配はありません。<br />荷物を置いて旧市街に向かいました。

    旧市街の入口に建つイビススタイル・グルジョンツです。ヨーロッパ各国にチェーンを持つシンプルなホテルチェーンですが外れの心配はありません。
    荷物を置いて旧市街に向かいました。

  • 小さいけれど美しい旧市街広場です。ここのiで地図をもらいました。

    小さいけれど美しい旧市街広場です。ここのiで地図をもらいました。

  • 広場の真ん中に建つ大砲に足を乗せ赤旗を翻した兵士像。共産主義時代の名残で市民は内心苦々しく思っていたのでしょう。

    広場の真ん中に建つ大砲に足を乗せ赤旗を翻した兵士像。共産主義時代の名残で市民は内心苦々しく思っていたのでしょう。

  • ここにもこの人が座っていました。明日見に行くトリンカ運河はこの人の設計だそうです。

    ここにもこの人が座っていました。明日見に行くトリンカ運河はこの人の設計だそうです。

  • 聖ニコラス教会。

    聖ニコラス教会。

  • 隣り合って、聖フランシスコ・ザビエル教会。

    隣り合って、聖フランシスコ・ザビエル教会。

  • ヴィスワ河の河川敷への降り口に建つ像。<br />ロシア民謡「ともしび」を思わせる若い兵士と別れを惜しむ娘、典型的なソ連支配時代のプロパガンダ像です。

    ヴィスワ河の河川敷への降り口に建つ像。
    ロシア民謡「ともしび」を思わせる若い兵士と別れを惜しむ娘、典型的なソ連支配時代のプロパガンダ像です。

  • 河川敷に下りてヴィスワ河を見ると、ちょうど夕日が沈むところでした。

    河川敷に下りてヴィスワ河を見ると、ちょうど夕日が沈むところでした。

  • 夕日に照らされて穀物倉庫群のレンガが赤く輝いていました。14~18世紀に建設されたものです。

    夕日に照らされて穀物倉庫群のレンガが赤く輝いていました。14~18世紀に建設されたものです。

  • 町全体が城のように見える高い塀と建物が一体になったふしぎな風景です。

    町全体が城のように見える高い塀と建物が一体になったふしぎな風景です。

  • 穀物倉庫群の末端は水門になっていました。

    穀物倉庫群の末端は水門になっていました。

  • 穀物倉庫群の内側通りはこんな感じ。人が住んでいる部分もありますが大部分は空き家でした。

    穀物倉庫群の内側通りはこんな感じ。人が住んでいる部分もありますが大部分は空き家でした。

  • 観光資源に活用する動きはまだなさそうです。

    観光資源に活用する動きはまだなさそうです。

  • 通りの反対には共産主義時代の無味乾燥な建物があります。こちらは人が住んでいるようでした。

    通りの反対には共産主義時代の無味乾燥な建物があります。こちらは人が住んでいるようでした。

  • 街の南側に昔の城壁が一部残っていました。

    街の南側に昔の城壁が一部残っていました。

  • 夕食を食べながら夜のライトアップを待ちます。iで教えてもらったレストランの中で醤油の味が恋しくて中華にしました。大変なボリュームでした。

    夕食を食べながら夜のライトアップを待ちます。iで教えてもらったレストランの中で醤油の味が恋しくて中華にしました。大変なボリュームでした。

  • すっかり暗くなったので再び河川敷に来ました。黒いカンバスに深い陰影を刻む光が作り出す景色は息をのむ美しさです。

    すっかり暗くなったので再び河川敷に来ました。黒いカンバスに深い陰影を刻む光が作り出す景色は息をのむ美しさです。

  • この光景を見るためにグルジョンツに泊まりました。ただ小生の撮影技術では美しさを上手く写真に表現できません。

    この光景を見るためにグルジョンツに泊まりました。ただ小生の撮影技術では美しさを上手く写真に表現できません。

  • 河川敷から街に上ってきました。

    河川敷から街に上ってきました。

  • 穀物倉庫群の内側の道もライトアップされています。誰も歩いていなく静かです。冷えてきたのでホテルに戻りました。

    穀物倉庫群の内側の道もライトアップされています。誰も歩いていなく静かです。冷えてきたのでホテルに戻りました。

  • 20:10 ホテルに戻ってきました。今日は朝早かったので早々にベッドに入りました。2.5万歩。

    20:10 ホテルに戻ってきました。今日は朝早かったので早々にベッドに入りました。2.5万歩。

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