2017年 フランス 石巡り 5 実録 フランススピード違反切符の支払い

2017/09/04 - 2017/09/20

今回のフランス石巡りはレンタカーでフランス国内をぐるっと巡りました。総走行距離は約6,000km。非常に楽しい旅でしたが、その裏では恐ろしい回数のスピード違反を繰り返してしまいました。

フランス国内のレンタカー旅行は初めてではないのですが、これほど激しい回数を繰り返したのは初めて。ということで、この辺でフランスでのスピード違反の実態と違約金の支払いに関して報告します。

こんな情報が皆さんのお役に立たないことを祈りつつ、、、、

エリア パリ(フランス)

楽しいフランス旅行から戻ってきて1週間後。レンタカー会社から何やら封書が届きました。

封筒の中身は計9枚のフランス語で書かれた明細のようなものが入っていました。

1枚は明確に、レンタカー代の請求のようで、借り受けの際に支払ったデポジット料金300ユーロを差し引いた額の請求が記載されていました。こちらは問題無いのですが、、、、

残りの８枚はすべて同じような中身で、タイトルは「Administration fees fines」となっており、同額が記載されています。よく分からないので検索すると、ぴったりの表現は無いのですが、「違反金の事務手数料」という内容らしい。つまり警察からの問い合わせに対して調査した作業費が追加で請求する、という意味のようです。

1枚1件当たり30ユーロの請求、結果240ユーロの請求でした。レンタカーを借りる際のカードから自動引き落としするような内容です。とほほ、、、

ただしこれは事務手数料で、本当の交通違反明細はこの後届くようです

しばらくすると、フランス語の郵送物が続々届きました。届いた封筒も、レンタカー会社から届いた書面と同じ部数です。どうやらこれが違反代の請求のようです。

見るのが怖いですね。

中身は３枚の用紙と封筒が入っています。
・緑の用紙は　違反内容と罰則金
・オレンジの用紙は　支払い方法
・青の用紙は　郵送の際の明細に記載方法
になっています

緑の明細を確認すると、違反時間と場所、超過スピードが記載されています。
違反スピードは
・あなたが走っていたスピード　82km/h
・制限速度　70km/h
・この区間の走行速度　77km/h
とあります

また、その下には支払い期間と支払う違約金が記載しています。内容としては、請求日を基準に
・46日までに支払う場合　45ユーロ
・76日までに支払うと　68ユーロ
・それ以上の場合は　180ユーロ
の請求になる、と記載しています

そういえば、この辺を走っているときに、調子乗ってスピードを出した記憶があるような無いような、、、、

フランスの通常道路には制限速度区間が設けられており、その区間に差し掛かると目の前にスピード表示板が現れ、現在のスピードが表示される仕掛けになっています。
制限速度を越えていると赤い表示でスピードが表示されるので、いやが上でも速度を落とします。これで違反する人は少ないと思う。

問題は日本のように自動でレーダーで追うタイプです。今回のスピード違反はすべて高速道路上で実施されたようです。スピード違反を調べると共に、カメラでナンバープレートを写しているようで、違反者は一発で分かってしまいます。

悩んでも仕方がありません。支払うことにしました。
支払いは、指定のWEBから実施します。

https:www.amendes.gouv.frportailindex.jsp

上記のアドレスにアクセスして、言語を選んで先に進みます。
Pay～～というクリック先をクリックします。

すると、違反明細に記載されているコードを入力することを求められます。ここは素直に従ってコードを入力です。

最後に照合用のキーの入力を求められるので、用紙に記載の数字を入力します。

続いてカードで支払うことを受け入れる画面が来るので、了承ボタンで先に進みます

カードの種類を指定します

最後にカード番号を入力して、支払いを押すと手続きが完了します

今回は８枚×45ユーロ＝400ユーロの違反金支払いでした。

ちなみに違反金の支払いのみで、日本のような点数原点などにはなりませんでした。


皆さんも注意下さいね。