2017/09/04 - 2017/09/20
32位(同エリア39件中)
menhir(メンヒル)さん
- menhir(メンヒル)さんTOP
- 旅行記186冊
- クチコミ53件
- Q&A回答27件
- 250,633アクセス
- フォロワー22人
9月13日
カオール(Cahors)付近の山奥で車中泊をした後は、付近の遺跡を巡りながら最終的にはカルカッソンヌ(Carcassonne)を目指して進みます。今日も効率良く巡りたいと思います。
-
本日の石巡りはこの辺を巡ります。カオールの近くでスタートし、その付近の石を巡り一旦山を降ります。最終的には南部の大都市カルカッソンヌを目指して走ります。
-
車中泊はリモーニュアンケルシー(Limogne en Quercy)。バス乗り場を兼ねた立派な駐車場が中心部付近にありました。昨晩はここで一泊しました。
車中泊のコツは、静かで明るい場所を確保すること。出来れば周囲や天井部に木が覆っている場所が望ましいです(明け方の放射冷却現象の防衛になります) -
最初のドルメンへ向かう途中に大きなドルメン告知看板がありましたので、その指示に従ってレンタカーを走らせました。すると町の中心部の公園にドルメンの復元モデルがありました。
Dolmen de Limogne
この遺跡は崩れて原型を留めていなかったドルメンを町を挙げて復元しました。周囲にはその時の様子が写真とともにパネル化されていました。 -
この中心部分が、良く見かけるドルメンの名残の部分です。
-
私が訪ねているドルメンはこのような遺跡のごく一部分だけが残っているものなのです。
-
このドルメンは、すべて石で構成されていますが、当時は土で作られていたものと考えられています。5000年の時を経て、その土はすべて飛ばされ、基礎となる石組のみが残ったとされています。
-
天井石もほぼ復元されました。復元作業に参加したかったです。
-
そのすぐ近くにある一般的なドルメン。
Dolmen du Mas Rastouillet
尋ねる人も少なく、忘れ去られようとしているドルメンです -
天井石は大きな一枚岩です。
-
正面左側の側面石が驚きの白さを残していました。どこかの年代で綺麗にしたのでしょうかね?
-
続いてのドルメンは放牧地の教会に鎮座していました。ドルメン自体を用いて放牧地を分割する石垣を形成していました。
Dolmens du Mas de Labat -
石垣と一体化しているので探すのに結構苦労しました。
-
側面を見ると立派な一枚岩。この岩を利用しない手はありません。そんな思いが伝わって来るようです。
-
中から外を覗く。中は静かでちょっとヒンヤリしていました。
-
続いてのドルメンは田舎道のすぐ脇。斜面になった、牧草地の中にありました。
Dolmen de Peyre Gagès -
側面の石も、天井の石もほぼ原形を留めているようです。
-
真正面からの様子。右側の側面石が途中で崩れた感じです。5000年前のものなので、自然に風化してしまいますね。
-
続いても、道路のすぐ脇に有るドルメンです。すでに天井部分が崩壊しているので、普通の人が見ると、ただの岩にしか見えませんね。
-
正面からの様子。もともとあった天井石が途中で半分に割れ左右に崩れました。また右側の天井石は崩れた上、1回転して止まったようです。そんなストーリーが見えてくる崩壊ドルメンです。
-
反対側から見ると、天井石の崩れ方が分かり易い。天井石が左右に割れ、左側の石がゴロゴロと転がった様子が見えてきます。
-
こういうドルメンは趣が有って面白いですが、一般の人には普通の石にしか見えないでしょうね。
-
続いてはこちら。このドルメンは道路沿いの農場の中にあったのですが、農場に入る場所がなかなか見つけられず、近づくのをあきらめました。
Dolmen de Quatre Routes -
そのドルメンのの先にあるのがこちら。これまた田舎道の脇にありました。
Aubiac Dolmen -
ずいぶん間に復元された感じのドルメンです。右側に道路が有り、天井石の高さが丁度ドルメンの高さになります。
右側は小さな石、左側は大きな一枚岩、の構造になっています。 -
左側の一枚岩の様子。きれいに残っています。
-
ドルメンの後ろ部分と道側の部分。平らな石が積み重なっています。
-
ドルメンの中を覗くとこんな感じです。小石が積み重ねられている側が、復元された側ですね。唐芋こんな感じだったのでしょうか?
-
なぜこの場所に建てたのか?左右で石の形状が異なっていたのは本当なのか?その理由は?ドルメンの中に寝転んで考えましたが、結局は分かりませんでした。
-
さて、続いてのドルメンはこちらです。
Dolmen de Ferrières
訪問者も多いのか、ドルメンまでの遊歩道が整えられていました。農場の外周をぐるっと回り、ドルメンに一番近い場所から農場へ侵入します。このようなアプローチがあると、訪問者に農場を気づ付けられることがないので、農家にとっては自衛策になっています。 -
正面から見ると天井石が巨大なことが分かります。その天井石を左右の側面石が支えています。一番奥は平らな石が積み重なっています
-
ドルメンの後ろ部分。きれいに積み重なっている様子が分かります。
-
近づいて見ると、きれいに積み重なっていることが分かります。
-
天井石が巨大なドルメンは俯瞰で見ると美しさが倍増します。
-
2日間にわたって滞在した自然公園エリアを離れて人里へ下りてきました。そんな中で最初に出会ったドルメンはこちらです。
Peyre Levade (La Borie Rouge)
民家に続くプライベート道路の一角にそのドルメンはあります。 -
近づくと天井石が割れているドルメンが現れました。
-
民家側から眺めると、まさにドルメン、という風景が現れました。
-
天井石部分が割れているので、左右で見え方が異なります。長い年月で崩壊したようです。
-
その次はこちら。この林の中にドルメンがあるようです。レンタカーを脇に駐車して早速冒険です。
-
すると林の中にドルメンが現れました。天井石がとても広くて大きいことが分かります。
-
この角度から見ると、支える石が確かに残っていてドルメンであることが分かります。
-
目の前が牛の放牧地でしたので、牛がたくさん集まってきました。優しいとはいえ、体格が大きいのでちょっと怖いです。
-
-
Tarn-et-Garonne Dolmen de Combal
ちょっと戦車のようなデザインです -
どの石も巨大でしっかりしています
-
中もきれいさが維持されています。石の大きさもよく分かりますね。
-
同じエリアにもう一つドルメンがありますので、そちらも訪問しました。目の前の道の名前が「ドルメン通り」となっていました。
-
こちらは天井石だけが、土からあらわになった状態のドルメンです。
-
天井石はとても大きくて広いです。
-
側面石が申し訳なさそうに少しだけ残っていました。この側面石がなければドルメンという分類からは外れ、ただの岩になるだろうな。
-
続いてのドルメンは林道をしばらく歩いた先に有ります。林道入り口部分に車を駐車して、林道を散策します。
-
500Mほど入った場所にあるドルメンはこちら
Tombe du Géant -
大きな側面石に支えられた天井石。途中で二つに割れています。
-
そのため見る角度を変えるとドルメンが2段になっているように見えます。
-
すぐそばには、すでに風化が激しい小さなドルメンも残っていました。こちらは小さく、天井石もすでになくなっていました。
-
中を覗くと、どの石も大きく、元の形状を維持しています。
-
長い距離の林道を歩いてきた甲斐がありました。
-
林道の途中に有ったHoly Point。マリア像とたくさんの造花やリボンがありました。こういう場所の多くは、聖なる泉の跡であることが多いです。フランスにはHoly Wellがたくさん残っています。
-
続いてのドルメンはこちら
Dolmen du Pech
このドルメンも当時の様子を完全に復元しており、しかもその周囲を柵で囲って管理していました。先人の侵入口を発見し、撮影ました。 -
今朝最初に見た公園の中にあった復元ドルメン同様、すべてのパーツを小石で復元していました。
-
ドルメン部分は原型を残しているようです。
-
上部から覗くことが出来る貴重なドルメンです。
-
美しく管理されたドルメン。どこまでが原型なのかわかりにくいのが難点です。
-
続いてもドルメンです
Dolmen de Vaour
主要道路の峠の分岐部分に鎮座しています。 -
厚みのある天井石が真ん中部分で割れていることが分かりますね。右下の赤身の残った石は崩壊した天井石を支えるために後から添えられた石です。
-
側面石もしっかりしているので、厚みのあるドルメンをしっかり支えています。
-
反対側から見たドルメン。側面石の中に天井石を支える石が見えます。これも後の時代につけられたものです。
-
天井石の割れ方が美しいですね。
-
昔から交通の要衝場所として目印になってきたのでしょう。
-
続いてのドルメンは収穫が終わった畑の外れに有りました。ドルメンを訪問する時期は9月の中旬を心がけています。なぜならばほとんどの畑の収穫が終わっているからです。ドルメンは畑の中に無造作にあるので、近づくためには畑の中に分け入る必要があります。畑の収穫が終わっていることがとても重要になります。
-
そんな中、出会ったドルメンはこちら。
Saint-Paul Dolmen -
反対側から見た様子。天井石の大きさに少々驚かされます。
-
それぞれの側面石は、天井石をしっかり支えていました。
-
もう一方から見た様子。天井石の形状が平ら一辺倒では無い事が分かりますね。
-
もしかしたらこの形状を残せるもの後僅かかもしれません
-
ここからしばらくはメンヒルが続きます。ドルメンは古い昔の石棺、またはそれに類するもの出ることが想起できますが、メンヒルはその存在理由がよく分かっていません。何なのでしょうね。
最初のメンヒルは収穫の終わった畑の中にありました。
Menhir de Sainte Carissime -
近づくとメンヒルの形状が良く分かりますね。
-
側面から見ると平らな一枚岩であることが分かります。
-
畑の中にあるメンヒル。本来なら邪魔者扱いされて抜かれるところなのでしょうけど、しっかり残っていることが嬉しいです。
-
続いてのメンヒルは、道路沿いに沢山の石が連なっているもの。
Menhirs de Lunac Alignement -
分類的には
Stone Row 連なっている石
となり、メンヒルとは異なる分類に位置付けられています。 -
なぜ連なってるのか?だれが何の目的で並べたのか?不思議がいっぱいです。
-
丘の上にある感じなので、何か目的をもってここに位置付けられたのでしょうね。
-
個々の石はかなり大きく。ここまで運んだ苦労を察すると、不思議さは倍増します。
-
どの石も良い面構えでした。
-
続いてはまたまたドルメンです。
Dolmen du Gouty -
シンプルで、しかも微妙な角度で支える、美しいドルメンです。
-
反対側から見ると、その微妙性がよく分かります。
-
宇宙船が飛び立つような、見事な角度でドルメンが存在しています。
-
本日最後の遺跡はメンヒルです。
Prats menhir -
幅1.5M 高さ5M の見事なメンヒルです。
-
横から見るとまっ平。板状のメンヒルであることが分かります。
-
これほどの高さを誇るメンヒルはとても珍しいです。
-
メンヒルの付け根部分はピカピカに磨かれています。家畜が背中を掻くのにぴったりなのでしょうね。
-
今日は車中泊の予定だったのですが、石巡りが順調に進んだため、明日宿泊するホテルへチェックイン。部屋に空きが有ったため運良く宿泊できました。
-
宿泊費は35ユーロ。寝るだけなのでこのランクのホテルで十分です。
-
今日の走行距離は400km。石は20個見ました。明日に備えて今日はゆっくり休むことにします。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
17年フランス~スイス 石巡り
-
2017年 フランス 石巡り 1 往復 空路編
2017/09/04~
パリ
-
2017年 フランス 石巡り 2 現地 レンタカー編
2017/09/04~
パリ
-
2017年 フランス 石巡り 3 フランス国内交通編
2017/09/04~
パリ
-
2017年 フランス 石巡り 4 スイス国内交通編
2017/09/04~
ジュネーブ
-
2017年 フランス 石巡り 5 実録 フランススピード違反切符の支払い
2017/09/04~
パリ
-
2017年 フランス 石巡り 6 利用ホテル紹介
2017/09/04~
リモージュ
-
2017年 フランス 石巡り 7 初日 パリからシノンまで
2017/09/04~
サントル・ロワール地方
-
2017年 フランス 石巡り 8 2日目 シノンからリュフェックまで
2017/09/04~
ポアトゥーシャラント地方
-
2017年 フランス 石巡り その9 3日目 ボルドーからティヴィエまで
2017/09/04~
アキテーヌ地方
-
2017年 フランス 石巡り その10 4日目 ティヴィエからリモージュを目指す
2017/09/04~
リムーザン地方
-
2017年 フランス 石巡り その11 5日目 リモージュからカオールを目指す
2017/09/04~
ミディピレネー地方
-
2017年 フランス 石巡り その12 6日目 リモージュからカオールを目指す
2017/09/04~
ミディピレネー地方
-
2017年 フランス 石巡り その13 7日目 カオールからカルカッソンヌを目指す
2017/09/04~
カオール
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
カオール(フランス) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 17年フランス~スイス 石巡り
0
96