2017/09/04 - 2017/09/20
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menhir(メンヒル)さん
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石巡り5日目。今日はリモージュから南下してカオール(Chahors)を目指します。途中でラスコー(Lascaux)の壁画を見ようかな?と画策しております。今日から3日ぐらいはコッシュ・デュ・ケルシー(causses-du-quercy.fr)自然公園となっている山岳エリアを廻る事になります。どんな石に巡り合えるでしょうか?
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今日の工程はこんな感じです。昨日に比べて走行距離も短くなる予定です。但し今日からしばらくは山岳部の巡業となるため、人里離れた場所へ行く機会が増えるはずです。ガソリンスタンドなども、飲食の場も少なくなるはずなので注意しながら進むことにします。
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今日の進むべき方角に怪しい雲が出て来ました。時より雨に見舞われそうな雰囲気です。高速A20に乗って先へ急ぎます。
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レ・パリス(Les Palisses)で高速を降り、西に進んだ田舎の牧草地の中に、今日最初の石がありました。
Estivaux Dolmen -
支える石の一部が新しくなっていますが、それ以外は全て原形を保っています。
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真横から見るとUFOのようなデザインのドルメンです。うっすら朝露が掛かっている風景は美しいです。
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9月はりんごの生産真っ盛りのようで、沢山のりんご畑を見かけました。落ちたばかりのりんごをかじってみましたが、日本のりんごのように甘くはありません。たぶん、シードルなどの原料になるのでしょうね。
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さらに進むと、道は山深いエリアに突入しました。林の中にある広い牧草地の外れに本日二つ目のドルメンが鎮座していました。
Dolmen de Rochesseux -
このドルメンも独特な形状で存在してます。
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見る方向によってはいつもの風景が現れますが、、、、
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角度を変えると独特な形状を見せ始めます。ドルメン面白いです。
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次の石のために、山奥にどんどん進みます。一面霧に覆われ先が見通せなくなりました。田舎道なので対向車は居ませんが、霧は走り難くて嫌ですね。
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そんな山の中を走っていると、広大な牧草地の真ん中にドルメンを発見。訪れる人が多いとは思えないマイナーなドルメンなのですが、牧草地を横切る歩行者通路が整備されていました。こういう誘導路は有り難いですね。
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誘導路の先に有るドルメンがこちら
Cabane de la Fée dolmen -
なだらかな丘陵地の斜面に立つドルメンは、片側に崩れかけています。こちらは崩れている面です。天井石が全部見えてしまうくらい崩れていますね。
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一方反対側はこんな感じ。一枚岩がしっかり支えています。
結局は反対側の支える側面石が崩壊して天井石が斜めになった、という感じです。現状では安定しているので、ここからさらに崩壊が進む感じはありません。 -
ここから一旦山を離れ朝通った高速道路A20の反対側の山に向かいます。途中でmにぎやかな街を通過するようなので、ガソリンを入れることにします。
このあたりのガソリンスタンドは、コンビニと薬局が一体になっています。のんびりとした風景の中でガソリンを入れて、先へ進むことにしました。 -
高速道路をまたいで先へ進むと、突然山深くなりました。大地の上に上がるような道を進みます。道路脇には、古い十字架が残っていました。
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大地の下の部分からは、湧き水が沢山有るようで、道の脇には美味しそうな水をたたえた水路が多数ありました。
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自然の高低差を利用した水路のようで、美味しそうな水がチョロチョロ流れていました。昔から大切にされていたようです。
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そんな大地の上に出てしばらく進むと目的のドルメンが現れました。
Dolmen de la Palein -
google MAPには道が記されているのですが、完全に山岳未舗装路でした。そんな道沿いにドルメンは有ります。綺麗な看板まで用意されていました。看板はフランス語と英語が併記されています。うれしいですね。
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天井石が巨大なドルメン。岩の素材の関係で、ところどころ崩れていました。
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東側から見ると、ドルメンであることが分かります。
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俯瞰で覗くと、さらに良く分かります。綺麗で美しいドルメンですね。当然この穴にもぐって寝てみました。結構気持ち良かったですよ。
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この周囲は色々な聖地になっているようで、クロスや墓のようなものを沢山見かけました。
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このエリアに来たら、我々としては避けて通れない場所があります。そう、ラスコーです。
ラスコーは古代人の壁画群です。最近3番目となる壁画見学施設が完成しましたので今回はその施設を見学します。
ラスコー自体は、カビなどの繁殖の関係で完全に入室禁止となっています。それを模写したラスコー2という施設もあったのですが、バリアフリーなどの関係で現在は閉鎖中です。
ラスコー3は、海外などで展示することを目的にした展示キット。日本にも依然来ましたね。
そして今回訪ねたのが「ラスコー4」。フランスの威信をかけて、完全レプリカの新しい施設をオープンさせました。レプリカとはいえ、その質はものすごく高いです。また、バリアフリーなので誰もが世界遺産に近づくことが出来ます。
ちょっと変なことになっていますが、行く価値はあると思いますよ。ヴェゼール渓谷の先史時代史跡群と洞窟壁画群 史跡・遺跡
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平日でしたが、当日は観光客であふれていました。海外からの方も沢山見かけました。
見学はツアーのみで16ユーロ。ツアーはフランス語と英語のガイダンスがそれぞれ設けられていますが、どちらでもOKです。入場すると、最初に解説タブレットを渡され、それで言語設定します。日本語も用意されているので、結局はどの言語のガイドでも参加OKです。 -
最初は屋外を歩きます。ラスコー壁画を最初に見つけた少年たちと同じように、山の中に入って行くことを演出しています。ちょっとわくわくしますよ。
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しばらくすると暗い一角になり、最初の展示場に入って行きます。
最初の展示コーナーは、ラスコー洞窟の中から外側を覗いた様子。洞窟のそこから上部を見上げるとこんな感じになります。中から外側を覗く斬新さが素敵ですね。 -
何か入ると様々なデザインの絵が現れます。タブレットからは日本語の解説が流れてとても便利です。
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いろいろな色彩に驚きを隠せません。
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洞窟内を再現しているので、左右上下に沢山描かれています。
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特に驚いたのが、川を渡るシカを描いたこの図案。単純な構図なのですが、とても神秘的でした。
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天井にも見事な絵が描かれていました。これらすべてがイミテーションなのですが、本物に勝るすごさで私たちの前に現れます。感動しました。
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最後は一般展示スペースです。ラスコー3という、移動型展示場セットがこれです。このセットならば地球上どこでもラスコー絵画を体験でしますね。
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ラスコーの展示を見た後は再び石巡りです。すると突然の大雨だ。ワイパーが効かないくらいの大雨に驚きました。
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そしてたどり着いたのがのドルメン。
Dolmen du Cayre
なだらかな斜面の一角にあります。 -
OSとしてはドルメンと表示されていますが、見た感じとしては偶然できた岩、としか見えません。
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こちらから見るとさらにそのように見えます。天井石が巨大でしかもただの岩のような形状なので、本当にドルメンなのか結構怪しいです。
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続いてのドルメンに向かいます。小さな村を杉でドルメンへ向かいます。
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するときれいな農場の崖の上に巨大なドルメンが鎮座していました。
Dolmen de Blanc - Passage Grave -
全体的にずんぐりとしていて、崩れている様子も良くわかります。
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結構大きなドルメンに分類されるような巨大さです。中は人が立って歩けるほどの高さを保っています。当時はとても立派なドルメンだったのでしょうね。
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残念ながらすべての部分で崩落が進んでいました。
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先ほどのドルメンの直ぐ脇に、これまた不思議な形状のドルメンがあります。
Dolmen de Peyre Nègre -
同じエリアに2つのドルメンが有ります。昔は何か重要な場所だったのかもしれませんね。
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天井石が急な角度で保たれています。日本ならすぐ立ち入り禁止になるだろうな。おおらかな欧州風土に感謝です。
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さらに石巡りを進めます。先ほどの遺跡から少し南下した林の中に目的のドルメンは有りました。道路沿いに案内板が出ていたので、現地まではスムーズにたどり着いたのですが、ドルメン自体は林の中をさまよいながらたどり着きました。
Point du Jour dolmen
というのもこのドルメンは個人所有地の中に有り、道順情報があまり無かったのです。レンタカーを敷地外に止めて、石を探しました。 -
林の末端の崖部分に巨大なドルメンが倒れ掛かっていました。一見すると陰になっていて良く分かりません。
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近づくと巨大さが良く分かります。
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崖の一角に存在し、がけ側の石が崩れているため、天井石が完全に片側のみで支えている構図でした。何百年も経つと、このドルメンも崩れてしまうかもしれませんね。
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崖の上から覗くと、天井石が奇跡的に支えられていることが分かります。
またこの石は私有地に有るので、手入れが行き届いていました。そのためか、石の近くには募金箱が設置されていました。私も小額ですがお礼を投げ入れました。 -
本日最後の石はこちら。少々奥深い山間に入った道路脇にそのドルメンは鎮座しています。
Peyre Levade (Labastide Marnhac) -
側面の石も天井の石もしっかりとした形状を残しています。
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毎日ドルメンを眺めながら生活できる環境は素敵ですね。
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ということで、今日は早々と石巡りを終えて車中泊の場所を探します。丁度近くに有る大きな町が手頃でしたので、駐車場を見つけて本日の宿としました。
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時間も早かったので、街中を散歩。すると、飲食店も結構あることが判明。ここは奮発してミシュラン二つ星の店へ突入です。
ル バランドレ フレンチ
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ここで本日の祝杯を挙げました。
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今日の走行距離は133キロ。通常は400キロ程度なので、今日は実にゆったりした石巡りだった事が分かります。
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宿泊場所となったカオール(CAHORS)はこのエリアでも有数の町の様で、遅い時間まで街頭が灯されていました。明日に備えて今日は早く眠ります。
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