モザイクと城壁のオトラント　201603南イタリア28

2016/03/12 - 2016/03/30

イタリアの美しい村百選にも選ばれてるオトラント。

聖堂のモザイク見られただけでも、来たかいがあったわ。

エリア オートラント(イタリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 4.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 友人
• 交通手段: 鉄道 飛行機
• 旅行の手配内容: 個別手配

バーリ行くし、どうしようっかな～って思ったけど、

レッチェ駅 駅

B＆Bのオーナーもすっごくきれいだよって言うから、

オトラントに出発。

乗り換え２回もあるけど、車掌さんに言っとけば、ちゃんとケアしてくれるってわかってるから安心。

ほらね、ちゃんと教えに来てくれる。

窓もきれいな、新しい電車から、

また、ボロッボロの電車に乗り換えて、

到着。

そろそろ、この電車もお仕事終わりにしてあげたらどうかしら？

オトラントの駅。

チェントロまで結構歩くっていうから、一緒に降りた人と一緒にタクシー乗ってもいいと思って声かけたのに、駅にタクシーいなくって。

チェントロはこちらって表示に沿って、だらだらの坂道。

観光の前に、一休み。

お客さん誰もいないわね。

海すぐそこだから、ハイシーズンには、人が入るのかな。

やっぱり、コーヒーはクアルタ。

どこで飲んでも、おいしいわ。

公園の中抜けたら、

オトラントの旧市街に到着。

ドンノ広場 広場・公園

オスマントルコの攻撃から守るため、すっかり城壁に囲まれた街。

テッラ城門 史跡・遺跡

小さい入口から城壁の中に入ると、広場。

アルフォンシーナ城門 史跡・遺跡

階段の向こうは海だけど、

今はこっちに行かなくちゃ。

なんでかっていえば、いつもの通り電車が遅れたからよ。

着いた～

大聖堂。　早くしないと閉まっちゃう。

オトラント大聖堂 寺院・教会

聖堂の中。　白い壁に金色の天井が光ってる。

で、ここで見なくっちゃいけないもの、

それは、床のモザイク。

象の背中に乗った、生命の樹。　象よ、象。　ハイヒールだけど。

超キュートだけど、人か動物かもわからない～(笑)

飲み込んでるのか、吐いてるのかもわからないでしょ。

これは、牛かな。　食べてるのはサボテン？

椅子とか置いてあって全部はちゃんと見られないから、絵葉書。

星座に、お仕事、最後の審判。

こんなふうに、上から見せてくれたら、もっと楽しいのにね。

後陣、ほとんど見えなくなっちゃってる。

受胎告知のついた祭壇は、銀製だって。

きらっきらなのは、誰かが一生懸命磨いてるのか、それとも混ざり物が入ってるのか。

モザイクの下は、地下聖堂。

赤とか、グレーとか、白とか、柱の色がいろいろ。　寄せ集め？

柱は42本。　全部産地が違って、デザインも違うらしいわ。?

昔ね、オトラントにおっきい修道院があってね、世界中からいろんな人が勉強に来てたんだって。

今みたいに、国に帰るの簡単じゃなかったからね、学生たちがホームシックにならないように、いろんなところからわざわざ石持ってきて、柱作ったそうよ。

石触ったら、ふう懐かしいとかなるものかしら？

フレスコ画はすっかりはげちゃって、

何だかちっともわからないわよ。

これは厩だって、辛うじてわかるわね。

ジェズ様の威力ってすごいわ。

この人なんて、頭しか残ってないわよ。

白い壁に映えるのが、金色の天井。

これって焼き物じゃないわよね。　薄いブルーがきれい。

こんなところに突然コロンナ。　クリプタの余り？

ゴージャスな飾りに、鉄柵の扉で守られた礼拝堂。

クーポラが変わった形。

ゲッ！　マリア様の後ろが骸骨。

1480年に、イタリアとオスマン帝国が戦ったのがオトラントの戦い。

そのとき捕まったイタリア人、イスラム教になれって言われて断ったら、殺されちゃったんだって。

首切られちゃったのは800人。　これって、800人分？

こういう額がカラフルな礼拝堂って、初めて見たわ。

こっちの礼拝堂も、柱の飾りからグリーンのぞいてる。

赤・青・黄色の大理石に囲まれたマリア様。

白一色な分、飾りが豪華。

このハゲ頭は、サン・フランチェスコかな。

きれいなマリア様。

バラ窓から、たくさん光が入っても、ちょっと暗めの聖堂。

外はこんなにいいお天気なのにね。

オカリナとか、赤ちゃんの人形とか、別にここで買わなくってもいいお土産。

日本も同じか。

石畳の道、案内してくれるのはネコちゃん。

ディオチェザーノ博物館は、工事中で閉館だって。

こういう情報をさ、ネットとかにあげてほしいのよね。

泥棒よけのアラームついてるし、相当高価な物置いてあるんじゃないの？

石畳のチェノビオ・バジリアーノ通り。

チェノビオ バジリアーノ通り 散歩・街歩き

電線が残念。

見えてきたアラゴン城。

イタリアの最東端の街、オトラント。

アラゴン城 城・宮殿

ヨーロッパの玄関口だから、ず～っと、西と東の文化とか交易とかの架け橋として栄えてきたんだって。

オスマントルコが急に攻撃仕掛けてきたのが1480年。

びっくりしちゃったのが、平和が続いてたオトラント。

攻撃は１年ぐらいで終わったけど、ダメージおっきくて、復興も大変。

ちょっと遅い気もするけど、お城もおっきくしたんだって。

大砲の玉。　怖いような、ちっとも効果ないような。。。

白い建物並ぶオトラント。

車いすでも、中見られるようになってるわ。

この、まあるいのは何かしら？　これも、?大砲の玉?？

フレスコが残ってるところは、昔の礼拝堂らしいわよ。

礼拝堂だからね、キリスト教に関係した絵だと思うけど。

おじさんいるのはわかっても、どこなんだか、何してるんだか、ちっともわからない。

牛だってわかるから、厩のような気もするけど、向いの人は落ち着いて本なんか読んじゃってるし。

お城の人に聞いてくればよかった。。。

入り組んだお城の中。

美術館みたいに絵が飾られてるところもあるし、

ガラスケースも並んでるけど、中がからっぽなのよ。

盗まれちゃったとか？

階段上がって屋上。

かなりの広さ。　サッカーぐらいできそうよ。

海きれい♪

このお城、ちょっと変わった形。

ほら、矢印みたいに飛び出してるの。　オマール海老？

海から大砲撃たれたときに、当たりにくいように作ってあるんだって。

行ってみたい気持ちもあったけど、また階段上ったり下りたりしなくっちゃいけないみたい。

まあいっか。

そろそろ休憩したいけど、もう1か所見ておきたいの。

カステッロ広場 (オートラント) 広場・公園

開いてるといいな～

このボール、何かの目印？

ああ、こんなところにも。

今になって欲しくなってきた～

距離的には近いんだけど、

道入り組んでるから、迷子になりそう。

あったあった。

ああ、やっぱりダメか。

夏しか開いてないって、ネットで見てたけど、万が一ってこともあるから。

サン ピエトロ教会 (オートラント) 寺院・教会

見たかったのは、こんなフレスコ画。

ほんとに残念よ。

時計塔も見たし、休憩しましょ。

オートラント時計塔 建造物

暑いから、

ジェラート。

どれにしようかな～

って悩んでも、結局いつもリモーネとピスタッキオ。

うまい♪

この旅行記へのコメント （2）

• めておら☆さん 2017/10/23 14:26:58

  羨ましい～！

  ciamiさん、こんにちは～！
  
  オートラント、私はどしゃぶりの中での散策だったから、やっぱりお天気いいときは全然雰囲気違っていいなぁって思いながら拝見しました。
  
  てか！私が行ったときはカステッロも、大聖堂のクリプタも骸骨礼拝堂も見られなかったんですよ～。ciamiさん、全部見られたんですね。羨ましい！
  骸骨礼拝堂、あんな風になってたんだぁ・・・ちょっと怖いですね(@@;)
  
  ciamiさんのお陰で見られなかったもの見られて、うれしかったです♪
  ありがとうございました(^^)
  
  めておら☆
  
  
  

  ciamiさん からの返信 2017/10/23 23:47:18

  RE: めておら☆ さん

  お天気がいいと、街の雰囲気も変わりますね。
  
  シーズンオフで閉まってたり、修復多かったりなのかと思ってましたけど、そういうわけじゃなかったんですね。
  
  骸骨知らなくって入っちゃったので、ビックリしました。ローマでもミラノでも、骸骨寺は敬遠してたのに。
  
  
  ciami☆