帰って来たクラビアオナン(非日常茶飯事)③

2017/09/26 - 2017/09/27

一ヶ月に渡る今回の旅行もあと数日となる。帰国に向け床屋✂💈、クリーニング、マッサージや日焼けのケアで残りの日々を過ごす。

エリア クラビ(タイ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

アオナン３日目。部屋から見上げる崖には霧がかかっている。

近くの食堂シルミー(表紙の写真)で朝食。

今日は魚のお粥だ。出汁の効いたお粥の上に揚げた魚、生姜、小葱、パクチーが乗っている。持ち帰りも出来るがここで食べた方が旨い😋。30バーツ。

食後にはチャーローン(ミルクティー)。練乳の上に濃厚な紅茶が注いである。分離しているので混ぜながら飲む。それほど甘くない。20バーツ。

午前中は晴れるのはわかっているのでプールに入る。小さいが景色が良く風が通るので気持ちいい👊😆🎵。

クリーニングが戻って来る(㎏当り50バーツ)。ついでに空港までのロットゥ(150バーツ)も申し込む。

お約束通り昼過ぎになると曇ってきたので近所のおかず食堂に行く。

鶏とニンジンのカレーと小魚の入った野菜の和え物をチョイス。小ネギと思ったのはすべて青唐辛子を刻んだもので激辛。一緒に注文したチャーイェン(アイスティー)で舌を冷ましながら食べる。食べ進めるにつれ唐辛子の香りが口のなかで広がり箸が止まらなくなり完食。旨かった❗。付け合わせの野菜も塩辛のようなタレをつけて食べると旨い。全部で70バーツ。

程なく雨が降り始めスコールになる。暫く雨宿りをする。

床屋✂💈のマークは日本と同じで赤と青のクルクルを探せばよい。ハサミ✂のマーク等で雰囲気的に判るが。中には女性専門の美容室があるので注意が必要(ピンクのクルクルが回っていたりする)。料金は場所によって異なる。私の経験ではバンコクのナナ界隈では300から500バーツ。ピピ島やタオ島等の離島では250バーツから。クラビやサムイ等のリゾートでは150バーツから。バンコクや地方の地元エリアでは100以下からあるがどのようにカットするか指示する語学力がないと相手にしてもらえないことがある(地元の人はいつもマメに来てはカットしている。ムサイ外国人はあまり相手にしたくないのだろう)。

夕飯前にタイマッサージ「スパナ」へ行く。ここのマッサージは上手い。前回もお世話になったがただ強いだけのマッサージではなく丁寧に揉みほぐした後、強い療治をする。それも「気持ちいい」と「ちょっと痛い」の境界を心得ているから堪らない。いっぺんで虜になった。今回はさらに２月にスキーで脱臼してそれ以来上がらなかった左肩を一発で動くようにしてくれた❗。前回はまだ痛みが強く又、店も初めてで不安があり触らせなかったので分からなかったがもっと早くお願いすれば良かった。明日も通う。(あくまでも個人の感想です。人により個人差があります。)

アオナン４日目。アオナン最終日になる。明日はバンコクに移動してあさってには日本へ帰るので実質まるまる一日ゆっくり出来るのは今日が最後になる。天気予報では久しぶりに今日は一日晴れ☀マークがついているので出かけたいところだが疲れを残して日本に帰るのも嫌なので午前中はプールで午後は気の済むまでマッサージを受けて過ごしたい。

いつものようにお粥とチャーローンで朝食を済ませた後、街を散歩する。揚げバナナ(クルアィトート)を作っている。クラビの港でソンテウのおじさんから貰ったやつだ。美味しかったので買ってみる。

少しでよかったのだが一つくれと言うと袋いっぱい入れてきて20バーツだった。揚げたては回りがカリッとして中がトロッとして港で貰ったやつより美味い。四、五本食べあとは冷蔵庫に入れて置く。

アオナンと言うと高いイメージがありこれまで敬遠していたがオフシーズンに限ってはそれほどでもない。景色の良いプール付きのリゾートが格安でいくらでもあるしモスクから上の地元エリアでは物価も安く暮らし易い。タウンエリアではオンとオフの差があまりないがアオナンエリアでは差は激しく思わぬ掘り出し物があったりする。

いつものようにおかず食堂で昼食。今日は鶏と冬瓜のカレーにパックブン(空芯菜)の炒めを合わせる。野菜タップリの健康メニューだ。しかもここの料理は何を食べても旨い😋。長期滞在をして全種類制覇したいくらいだ。

今日も昼過ぎにスコールがある。予報よりも最近の天気パターンの方があてになる。

夕方４時過ぎ再びマッサージ店「スパナ」を訪れる。今度はマッサージ師も症状が解っているのでいきなり患部の左肩から揉みだす。マッサージ時間二時間のうち一時間半をかけて動かなくなった肩の一本一本の筋を丹念に伸ばして少しづつ可動域を拡げてゆく。これはマッサージと言うよりも贅沢な治療だ。時に激痛が走るが間違った方法ではないと感じるので不安はない。マッサージが終わった時には肩のストレッチが出来るまで回復した。脱臼には安静がいちばんと信じて半年以上動かさないできたがこれを続けると筋が固まって動かなくなるようだ。ある程度の時間がたち痛みがなければストレッチを積極的に行い可動域を拡げた方がいいらしい。ツアーなどに出かけている場合ではなかった。早くここに来て治療を受けるべきだった。ところで治療費だがタイマッサージ二時間分の400バーツだと言う。これだけのことをして貰ったので800バーツ(2500円)を払って来る。来年また来ることを約束し店をあとにする。

外に出ると日もすっかり傾き街を散歩する。モスクまで来るとアザーンが流れて来る。旅の終りのセンチな気持ちになる。

ホテルに向かう。今度もいい旅だったとしみじみ噛みしめながら歩く。