2015/10/11 - 2015/10/16
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Salaamさん
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2015年前半に無事ワイフとの入籍を済ませたSalaam。勤め先からは結婚から一年以内の制限付きながら結婚休暇なるものを頂戴しました。
国際結婚である我々にとって今回の入籍はあくまでもビザやパスポート更新等の事務的な都合の結婚で、結婚式はまだまだ先。ワイフ本国では籍なんかは役所の書類問題で結婚式をやったかが重要なのですが、会社からしたら結婚休暇は「入籍」から換算して一年以内。
ってな事で折角だから新婚旅行ならぬ結婚旅行へ行く事にしました。
行き先候補を検討した際に浮上したのがイタリア。
私の友達が当時ミラノ万博関連の仕事をしていたので、ミラノ万博に行きたいなぁ…と漠然とした希望。
ワイフが「あの船に乗りたい」と希望したのでベネチアのゴンドラを組み込んで。
仕事の関係でなかなか弾丸な旅行になってしまいましたが、なんとかプランをまとめて出発が叶いました!
---前回までのあらすじ---
到着しその足で早速町歩きを開始したベネチア!と行きたい所ですが私の失態によりホテルを一ヶ月後で予約していた事が判明。幸い予定していたホテルに宿泊する事が叶い、チェックイン完了してからいざ町へ!
ビジネスクラスを利用したので、到着後すぐに行動に移れます。弾丸旅行には貴重な体力を温存できたのでよかったぁ。
もともとは曇り時々雨の予報でしたが、到着すると素晴らしい晴れ具合だったのも日頃の行いだったのでしょうか?
天候のお陰で町歩きも軽快、テラス席ででっかいフィレンツェ風ステーキも食べれて満足な内に初日を終えたSalaam夫妻。
さぁ、二日目やいかに?
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道 船 タクシー 徒歩 飛行機
- 航空会社
- カタール航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
宿泊したホテルは朝食付きなので、腹ごしらえはホテルで。
めちゃめちゃ種類豊富!とは言えませんが、プチホテルにしてはそこそこのラインナップがある朝食ビュッフェです。
飲み物はイタリアかぶれなエスプレッソです。とは言え、機械はネスプレッソでしたが。
ああ、ますます私がジョージ・クルーニーに似てしまうではないか…。パラッツォ センドン Il ピアノ アンティコ ホテル ホテル
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うーん…雨だ…。
日頃の行い貯金は昨日で使い果たしたようで、今日は残念な雨&寒い…。
ベネチア本島には車の乗り入れができません。
従ってゴミ収集車はなくゴミ収集船。 -
昨晩の夕食はがっつり肉でしたが、ベネチアは海に面した海洋都市。
朝から運河沿いで魚市場開催。 -
ヴェネツィアの市旗だ!
風が吹いていないのでよく見えませんが、サンマルコの有翼ライオンをあしらった旗、結構カッコいいですね。 -
それにしても残念な天気。
恵みの雨…と言い聞かせて寒い中歩きます。昨日の天気カムバーーック!サンタ ルチア駅 駅
-
イチオシ
サンタルチア駅前の船着き場からヴァポレットに乗ってサンマルコ広場に向かいます。
さっきから「サンマルコ」って入力しているのに、打ち間違いでしょ?と言わんばかりに「新丸子」と変換する…そんなに俺はイタリアが似合わんのか?イタリアより東急線なのか?スカルツィ橋 建造物
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ヴァポレットは水上バスとは言えど船だからか商船旗が掲げられてるー!
私はこの国の船よ?とアピールする商船旗、日本は国旗と同じなのでピンと来ませんが、海外では船舶用の旗とデザインが異なったりします。イタリアの商船旗はイタリアの国旗にイタリアを構成した中の四つの海洋国家の紋章をあしらったデザイン。四分割された左上がヴェネツィア共和国のシンボルでもあるサンマルコのライオン。
ちなみにイタリア海軍旗になるとこの紋章の上に王冠のデザインが加わります。 -
先程はゴミ収集船を見掛けましたが、今度は救急車ならぬ救急船。子供の頃「はたらくくるま」と言う本を読んでいたけど、ベネチアでは「はたらくふね」になるのかな?
ローマ広場 広場・公園
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サンタルチア駅からグランカナル経由でサンマルコ…と思っていたらなんか様子がおかしい。
どうやらグランカナル経由ではなく、本島の西側外周を周りジュデッカ等の離島を経由する逆周りの船に乗ってしまった模様。
「サンマルコ?」と聞いて「サンマルコ」と返ってきたから乗ったものの、どっち周りか確認するのも大切ですね…。 -
アクアアルタまでは行きませんが、高潮の時間なのでしょう。船が生んだ波が岸に乗り上げてバッシャバッシャ通行人の所まで押し寄せています。
普通の高潮でこれだと、アクアアルタになったら水に拐われないか怖いだろうなぁ…。レデントーレ教会 寺院・教会
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16世紀に建てられたレデントーレ教会の前も波がバッシャバッシャ。
複数泊するなら離島も面白そうなのですが、時間との勝負な旅である以上離島はパス。
そう考えると船からとは言え離島を眺める事ができたので、間違って逆方向に乗ったのもあながち失敗ばかりではなかったのかな?
...と声を掛けようとワイフを見たら絶賛船酔い直前の不機嫌。ワタシナニモイワナイヨ。レデントーレ教会 寺院・教会
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ジュデッカ島と本島を分断するこの海域はジュデッカ運河と言うそうです。
両岸300m位離れていそうな水域はもはや運河ではなく海でしょう。パナマ運河やスエズ運河よりも幅があるんだし。 -
遠回りになったけどいっか…と思っていましたが、どんどんサンマルコ広島から離れていきます。おーい…、どこ行くねん、この船。
と、思っていたらサンジョルジョ・マッジョーレ教会まで行った後、ちゃんとサンマルコ広場より少し行った所の船着場に到着しました。 -
ドゥカーレ宮殿と牢獄をつなぐため息橋。有名ですよね。
美しいからため息、じゃなくて、牢獄に入れられる前に最後の外の景色を見る事ができる瞬間だからため息、なのは有名な話。
でも実際にはこの橋ができた時にはもう略式裁判の即執行は実施されていなくて、短期刑の囚人だけが通ったとか。
ため息橋って見つかるかな?とお考えの方、心配する事なかれ。黒山の人だかりができているので一発で見つけられます(笑)ため息橋 建造物
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午前中にドゥカーレ宮殿に入ろうと思ってましたが、何故か入場は中止されていたので、午後に予定変更。
雨で寒いしどうすんべとなったので、シャレオツなカフェにでも入りましょうかと言う事に。あまり良く知らないで入ったのですが、なんでもヴェネツィアで一番古いカフェで、なおかつカフェラテを発祥のお店なんだと。カフェ フローリアン カフェ
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イチオシ
さすがイタリアのカフェ、お洒落だねーと声を掛けるも無反応。ワイフは店員がイケメン過ぎたみたいで口半開きでポケーッと見とれております。
同じ事を私が他の女性にしようものならひっぱたかれるか蹴りを入れられるかですが、ワイフは「だってイケメンなんだもん」と。
そうか、それは仕方ないね。カフェ フローリアン カフェ
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ワイフのオーダーはホイップクリーム入りホットチョコレート『Cioccolato con Panna』
私は謀らずしてこのお店の看板メニュー『Caffe latte』を。この時点ではカフェラテ発祥の店とは知らず。
観光客目当てなハズレ店なんじゃないか…と危惧しておりましたが、やっぱり歴史のプライドがあるのでしょうか、美味しい!
そして二人でEUR20越えな点も歴史のプライドが成せる技なのか…。カフェ フローリアン カフェ
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イケメンなウェイターさんの事を考えながらホイップクリームたっぷりのココアを飲む乙女の図。
完全にぽやーーんと上の空。
新婚旅行ではないながらも、結婚休暇で旦那と旅行中のワイフとは思えません(笑)カフェ フローリアン カフェ
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イタリア筆頭にローマ時代の遺跡となるとモザイク画って連想するのですが、道を歩いているとこんなモザイク埋め込み宣伝が!
飛行機マニアとしてはなんとも胸熱な発見でございます。 -
ドゥカーレ宮殿観光が午後に変更となったのでカフェを楽しみこれから昼食…のハズが早くもペコペコになったワイフ。
ワイフ+空腹=不機嫌 は小学校低学年で習ったと思います。ピザのおいしそうな匂いを察知したら早々に対処。今から昼食に向かうなんて野暮は不要です。 -
イチオシ
お腹も心も満足していないと記念撮影も良い笑顔にならないもんね!
二人の写真を撮って貰うときはなるべく一眼レフを持っている人にお願いします。
でもなるべく成金風な方は避けます。成金風+一眼レフ=取り敢えず高そうなカメラ買っただけ と言う方程式を中学校で習ったからです。アカデミア橋 建造物
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昨日とは打って変わっての悪天候。気温もだいぶ低く、コートが手放せません。
ヴァポレットに吹き付ける川に沿って吹く風は冷たいです。 -
お!ゴミ収集船、救急船に続きパトカーならぬパト船。
ここは水の都ベネチア~。
なんか映画、ツーリストを思い出しますね。
ぶっちゃけ映画のストーリーは覚えていませんが、ところどころ出てくる光景が映画のシーンと一致して「ほえー、映画の中にいる…」と言う気分にしてくれます。
若かりし頃の俺にそっくりなジョニデが主演していた映画だしね。 -
フラフラしていたら昼食の時間が1時過ぎになっちゃいました。
こちらもベネチア出身の同僚に聞いた『40 Ladroni』と言うお店。ちょっと観光客慣れしている感もありますが、ベネチアで100%地元民住民を相手にしている所なんて市役所位でしょう。 -
Antipasti(前菜)に選んだのが『Cicchetteria veneziana tipica』。
ベネチア風の前菜の盛り合わせ。ベネチア風、と謳うだけあってシーフードがメイン。あれこれちょっとずつ食べるにはいいかな?真ん中の甲殻類を和えたようなサラダみたいなのが美味しかったなぁ…。 -
Primi Piatti(一皿目)は『Spaghetti alla veneziana con seppi』。
Seppiだからイカのパスタかな?と思っていたらイカスミパスタがきた!確かにイカだわな。
生臭さはまったくなくて、濃厚なイカスミの味が口の中にふわーっと。あまりイカスミって食べた事なかったけど、おいしいのね! -
Secondi Piatti(二皿目)は『Fritturia mista dell'Adriatico』。
アドリア海のミックスフライでございます。これを少しあれを少し的な物を想像していたらいっきにドーンと揚げたぜ!的なワイルドな料理。
昼間っからワイフの承諾を得て一杯だけ白ワインを飲んでいますが、揚げ物を口の中でさっぱりさせてくれますね。
でも前菜と少し内容がかぶる気がするのは選択ミスかも。 -
超美味い!と絶賛まではいかないけど、ワイフ念願のパスタも食べたし満足。
観光客価格ヨロシクなベネチアで一人3000円程度はまずまずな価格的選択だったかな?
食べ物が胃に入ると少し身体も温まるよね。
ワイフの笑顔がいつもの調子に戻って来て一安心。 -
今回こそ乗る船を間違えないように…と細心の注意を払って再びサンマルコ広場へ。
プンタ・デラ・ドガーナの横を通ります。昔は税関の建物だったのをギャラリーに改装したのだとか。結構ギャラリーの評価も高いみたいですが、生憎夫婦揃って学がないので、絵画とか近代芸術とかはよく解らないんでパス。プンタ デラ ドガーナ 博物館・美術館・ギャラリー
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混む、と聞いていたドゥカーレ宮殿ですが10分やそこらで入場できてしまいました。
夜にはミラノ行きの電車を予約しているので、ここで無駄な時間ロスがなくなったのは幸運!
ワイフが「別に入らなくてもよくない?」と言わせたEUR16とちょっとお高い入館料を払いサクサク行きましょう。
入るとまず目の前に飛び込んでくるのが広い中庭。
大きい箱型の建物かと思いきや、中庭を囲むようにできているんですね。ドゥカーレ宮殿 城・宮殿
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もうね、すごいんですよ。
陳腐な単語で恐縮ですが、すごいんです。
廊下や階段一つとっても天井にまで装飾が施されていて。こちらの階段はその名も『黄金階段』。
ここまでコッテコテの装飾なのはドゥカーレ宮殿か假屋崎〇吾さんかア○ネス・チャンさんのご自宅位でしょう。ドゥカーレ宮殿 城・宮殿
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文才がないので、まっとうな説明をはしょってすいません。
でもね、本当に凄い、と言うか、美しいんです。
こちらは『元老院の間』。
外国から来たVIPが謁見した時に使われていたとか。
そんな仰々しい間にあっしのような平民が…もったいねぇだよ。
もちろん外国から来ただから、一丁こちらでご挨拶させて頂くだべ。ドゥカーレ宮殿 城・宮殿
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デカい館内を巡っているとドーーン!と開けた『上院の間』に辿り着きました。
こちらも部屋の壁面では飽き足らず天井まで装飾がびっしり。ここで外交委員会や予算委員会が開かれていたのですね。
ところでドゥカーレ宮殿の「ドゥカーレ」は古いラテン語の「公爵」と言う意味の単語「ドゥカトゥス」から派生したそうです。
しかも当時のベネチアの通貨も同じ単語から派生した「ドゥカート」だったとか。
公爵にしろ通貨にしろ、この時代も結局は権力=カネなのでしょうか…。ドゥカーレ宮殿 城・宮殿
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領土的拡張を追及していなかった、むしろ経済的文化的繁栄に重点を置いたベネチアも、やはり戦力は重要だったようで、武器庫には様々な武器がずらり。
マニアックな話で恐縮ですが、以前、大航海時代オンラインと言うゲームをやっていました。
そのゲームで船や登場人物に色々と装備をさせるのですが、これがその装備のオリジナルかぁ…等と誰にも理解されない感慨深さを体験。ドゥカーレ宮殿 城・宮殿
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イチオシ
なかでも一番感動したのは大評議の間。
一番奥にあるのが世界最大の油絵の「天国」。その油絵も含めて、なのですが、装飾が華美過ぎてどこをどれだけ見て良いのか目が回ります。
ワイフは天井画を眺めていますが、ずっと見ていたら首が痛くなりそう(笑)
地元の中学校の遠足風な集団もいましたがやはり中学生、絵画に興味を示さずつまらなさそうにするか携帯をいじるか。
幼少の頃、ヨーロッパで美術館とかでつまらなさそうにしていた自分と姿がかぶります。母親とかはもっとゆっくり見たかっただろうに、申し訳ない事をしました。ドゥカーレ宮殿 城・宮殿
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時間がないのではしょりまくって、一ヶ所だけ私がリクエストして見たかった場所が『地図の間』。
地図、大好きなんです。見ているだけでワクワクします。
地図の間は16世紀頃の地図が画かれているのですが、現代の地図と見比べるとこの時代の測量技術や地図作成の苦労が忍ばれます。ドゥカーレ宮殿 城・宮殿
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ちなみにこれが日本。
雑(笑)
やはり本国から離れれば離れるほど測量は雑になり、極東の島国になると「そこにあった」程度。
GIAPANとZIPANGUが併記されているのも興味深いです。都市名もMaeco(都?)、Bungo(豊後?)、Tonfa(???)が見られます。トンファーってなんでしょう?琉球武術で使う武器防具と同じ響きだけど、すなわち琉球の事?
南西には(地図は現代で言う南北逆に描かれています)FORMOSA(台湾)とならんでTANAXUMAが描かれているのはまさか種子島?本州の半分以上の大きさありますけど!
よく見るとGIAPAN e ZIPANGU di M. Polo.と書かれているって事はマルコポーロ兄さんの口述によるモノか…マルコ兄さん、日本までたどり着いていないのに??ドゥカーレ宮殿 城・宮殿
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妄想膨らむ16世紀の地図…。
ワイフの母国周辺も見入ります。熱く語るもワイフ面倒くさそう。
SIAN R。SIANは恐らく当時タイの国名、シャムが訛ったもの。Rってなんだろう?
近隣諸国もCAMPA R、AVA R、BERMA R、CAMBODIA Rだったりするし、Rが付いている地名は全部当時王政だった国(もとい、この時代は基本殆どが王政か…)。ラテン語でREX/REGINAが王/女王だから王国の略?
既にこの時代に地名でBangcokがあるのが興味深いですね。そもそもバンコクって現地ではバンコクって呼ばれていないのに。首都のアユタヤはなくSianて書かれているのはなんでじゃ?ドゥカーレ宮殿 城・宮殿
-
そんな事をあれこれ考えながら、意外にも楽しかったドゥカーレ宮殿を後にします。
そして、ここからがこの旅もメインイベント。
ワイフの言った「あの船に乗りたい」、そうゴンドラでございます。
…雨の中で。しかも電車の時間がめっちゃせまっている中で。ゴンドラセレナーデ アクティビティ・乗り物体験
-
早速ですが、いきなりクライマックスため息橋の下を潜ります。
伝説によるとため息の下でキスをすると永遠の愛が約束されるそうです。
…と帰国した後に知りました。
のでキスしてません。
伝説に頼らずとも永遠である事を願うばかり。ため息橋 建造物
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雨だったからか漕ぎ手であるゴンドリエーレさんはあまり乗り気じゃない。
「ゴンドラどうよ?」とインドのリキシャー並みに声を掛けられると噂を聞いていただけに拍子抜け。
しかもニコニコ現金払いにやたら固執する。なんとか頼み込んでカード利用OK頂きました。
公定料金EUR80に少し+αした金額で40分…の所を電車の時間の都合で少し急ぎ目の30分程度に短縮。 -
狭い運河を右に左に、時々どぶ臭いのはご愛敬(笑)
実は奮発してアコーディオン弾きとカンツォーネの歌い手さんを…と考えていたのですが、時間の都合で割愛。
イケメンのゴンドリエーレはボーダーのシャツに麦わら帽子の定番!を楽しみにしていましたが雨だったので雨ガッパ仕様(笑)
でもいいんです。記憶に残ったゴンドラなので。 -
心配していたワイフの船酔いもなく、ご満悦の様子。
ジュデッカ運河に出ると風が強くて髪がボサボサになっちゃった。オッサンもせっかくセットしたのに髪乱れました。 -
イチオシ
残念な天気でしたが、憧れだったゴンドラに乗れたのだから良し!
でも、また来る機会があったら電車の時間を気にせず、ゆっくり優雅にカンツォーネ聴きながら乗りたいね。
思いで作りにはもってこい。 -
ヴェポレットに乗ってサンタルチア駅に戻ります。
実はこの時点でかなり深刻なくらい電車の時間が迫ってます。
予約した電車は18:20発、時計は17:56。しかも荷物はホテルに預けたまま!
焦る気持ちをよそにヴァポレットはのんびり各駅停車(笑)
ワイフはサンタルチア駅に行っててもらい、私はひとつ前の停留所サン・マルクオーラからホテルまでダッシュして荷物を拾い駅までダッシュ! -
バックパック2つ(ワイフの分と自分の分)に加え小さい鞄を手に2つ持った状態で桐生選手もビックリな猛ダッシュを展開。
無事駅に辿り着いた時には18:19。改札側最後尾の車両に乗り込んだ瞬間に動き出しました。ゼーハー死にそうな顔をしていたみたいで、車掌さんに笑われた…。
サンタルチア駅では記念撮影の余裕等皆無でこの写真は陸側のベネチア・メストレ駅での写真。ベネチア メストレ駅 駅
-
タモリさんの伝統芸能、産まれたての小鹿並みに脚がガクガクするのを堪えて自分の席を探します。
ここは最後尾の11号車で、えーーっと1号車1号車…一番遠い最前方じゃないかーい!
無事自分の席に辿り着いたら車内サービスが巡ってきました。 -
我々の予約したのはイタリア版ミニ新幹線のFrecciabianca、訳して白い矢号の1a classe。なんと豪華にファーストクラスでございます。
一等車なのでウェルカムドリンクがあります。ワイフはコーラ、私はスプマンテを頂きスナックをポリポリ。
ちなみに二等車にはウェルカムドリンクはありません。 -
ドヤ顔しながら説明していましたが、実はイタリア国鉄のトレニターリアはいわゆる早割制度があり、空席が多い電車に早期予約するとかなりの割引率になります。
しかも我々はスーパーエコノミーと言ういかにも安そうなチケットを買っているのにも関わらず、二等から一等へのアップグレードまで着いてくる大盤振る舞い。
普通運賃だとベネチア〜ミラノはEUR60もするところ、いいですか皆さん、約一ヶ月前予約のスーパーエコノミーで今ならアップグレードもつけてなんとEUR19/人!
ジャパネット高田社長も驚きの割引です。 -
ちなみにファーストクラスになるとウェルカムドリンクが付く他に、車内配列が2-2ではなく、2-1のゆったり空間。
車内も二等車よりも静かで、あっと言うまにうたた寝タイム。
18:20 Venezia S. Lucia
20:55 Milano Centrale -
イチオシ
ベネチアを出発して直ぐに陽は暮れ、車窓からは暗闇にポツポツ浮かぶ町の灯りのみ。ダッシュで疲れたのかあっと言うまに眠りに落ちました。2時間半の鉄道旅も大きな遅延なく終了。
ミラノ駅に限らずですが、やはりヨーロッパの鉄道旅行は優雅なターミナル駅が似合います。ミラノ中央駅 駅
-
ホームを背にして右側に出た所のタクシー乗り場から一先ずはホテルへ。
さすがはイタリア随一の大都会、なんだか語る価値ある歴史のありそうなでっかい建築物が筍のごとくそこかしこに建っています。
ふぇー…すげぇなぁ…。
片や大都市の闇も。
芸術的な美しさを持つミラノ中央駅ですが、中央階段には良からぬ方々がたむろしていました。いわゆる不良でカツアゲとかをする風貌ではなく、無気力系の方々。しかも手元には小麦粉ではない何か白い粉と注射器。
襲ってくる雰囲気はありませんが、あまり長居したい場所ではありません。ミラノ中央駅 駅
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距離的には徒歩20分未満の大した距離ではないのですが、疲れたワイフがバックパックを背負っているのでタクシーで宿へ。この後、ミラノに長期出張中の友達と会う予定でしたので、時間節約も兼ねて。カーナビの画面を見ていましたが、最短ルートで走ってくれています。
-
今晩の宿に到着!
電車の中で軽くうたた寝をしましたが、たくさん歩いたからでしょうか。やはりちょっと疲れてきましたね。Studio Inn Centrale ホテル
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当時ミラノに長期出張中だった友達のアパートにて夕食、と言うか酒盛り。友達と言うには些か恐れ多い大先輩です。
熱狂的なYAZAWAな方ですので、YAZAWAトークが開催され、夜が更けていきます。
永ちゃんの話が退屈なのか、たくさんの町歩きで疲れちゃったのか、ワイフはおねむ。そろそろおいとまして明日に備えましょう!
おやすみなさい。
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この旅行記へのコメント (12)
-
- ことりsweetさん 2020/04/26 18:26:17
- はじめまして♪
- Salaamさん、こんにちは。
palさんのQ&Aのコメント欄から
ヴェネツィアの記事を見たくて飛んできました。
新婚旅行で行かれたんですね!
私は2018年5月に夫婦で行ってきました。
これはお初のイタリアの旅でした。
仕事の関係で短い旅程の中、
絶対行きたい3都市に絞り、計画を練って旅しました。
ヴェネツィアはそのうちの一つです。
私たちはサンマルコ寺院は入りましたが、
その隣の鐘楼は他のスポットに行く兼ね合いもあり
あきらめましたが、こんな風景が広がるんですね~
それと10月で高潮に合わなかったのはラッキーですね。
まあ、水面はかなりスレスレでしたね。。。
ドゥカーレ宮殿、すごい迫力でしたよね。
私は夜の開館時間だったのでやや暗めで色は渋めに見えましたが
日中にいっていたらあんなに豪華だったんだな~と
思いました。
イカスミパスタ、安いピザ、美味しいですよね。
そしてゴンドラ、乗らなかったんですよね~
可愛い奥様と乗れてよかったですね!
行けなかったところ、まだまだあるけど
またいけることがあるといいな~って思います。
またよらせていただきますね。
ことりsweet
- Salaamさん からの返信 2020/04/30 19:55:17
- Re: はじめまして♪
- ことりsweetさん、こんばんは&はじめまして!
いやはやもう5年も前の話しなのですね…自分の結婚休暇ながら月日の流れに恐怖を感じております…。
この時は新婚旅行と言うより、会社の入籍から1か月以内に使わないといけない結婚休暇(初婚のみ)制度を使って行ったので結婚旅行だったのですが、ワイフ様にとっては初のヨーロッパでした。5年経過した今でも「今度は南イタリアに行きたい」と、イタリア熱は冷めやらないようです。
サンマルコ寺院に入られたのですね!
なんとも羨ましい…時間が限られていたので、泣く泣くスキップしたのですが、やはりあそこまで行ったのだから睡眠時間を削ってでも行くべきだったのかな?とも、皆様の評価と内部写真禁止である事を考えると、やはり自分の目で見るべきだったのかなぁと。
この時のイタリア旅行、実はワイフ様的には食がちょっと残念だったようです。もっとパスタやピザがたくさん食べれると思っていたのに、私が選んだ場所はことごとくイメージと違う!との事で。
ことりsweetさんはフィレンツェとローマにも行かれたんですね!
しかも晴天に恵まれた素晴らしい時期だったようにお見受けします。
トマトを多用したパスタやピザはどちらかと言うと南イタリアの料理だと思うので、旅行記を参考にいつの日かにリベンジしたいと思います…。
今後ともよろしくお願いいたします♪
そして、閉塞感漂う日々ですがどうぞお大事に!
Salaam
-
- ムロろ~んさん 2017/10/06 20:17:51
- 波が激しい(笑)?!
- こんばんは、ムロろ~んです。
ヴェネチアへ行かれた旅行記を拝見しました。
街を歩いていて水路がすぐ近くにあるのもヴェネチアらしいですが、波がドプンドプンとみている風景が見られました。っていうか、水被ってますね( ̄▽ ̄;)。
1月にヴェネチアに行こうかと悩んだのですが、ローマの方が正解だったなぁと思いました(^_^;)。
朝食もイタリアの方はパンとカフェラテで済ますことが多いよなぁって思っていたんです。
朝からあっちこっちの店でコーヒーと焼き立てのパンがあるんです。
ふと思ったのですが、奥さま、ヴェネチアの波同様に波が激しくありません:(;゙゚''ω゚''):?!
でも、そこんところが分かりやすいのも奥さまの惚れたところですかぁ~(´艸`*)(笑)?
ムロろ~ん(^人^)
- Salaamさん からの返信 2017/10/08 18:11:10
- Re:波が激しい(笑)?!
- ムロさん、こんにちは!
ベネチアの潮位ですが少し触れたアクアアルタと言う自然現象の影響だそうで、風向きとかそもそも満潮に近い時とか、複合要素で発生するみたいです。
ですので、必ずしもいつもこのような水被る状態ではないですよ。我々も2日目の午前中こそなかなかな水状態でしたが、大型船の往来が激しくベネチアの中でも土地が低い場所以外はほとんど影響なかったです。(そもそも雨だったので濡れましたが・笑)
ところでワイフの起伏、まぁワイフに限らず波があるのは世の女性の常かと(笑)
インド人の友人曰く、インドの諺で「女性の気持ちはモンスーンの空模様」だそうです(笑)
まぁ波がかかっても水も滴るなんとやら、って事でご容赦ください!
Salaam
-
- eahawkさん 2017/09/18 00:23:06
- 良いですね!!
- salaamさん
こんにちは!
ヴェネツィア、良いですね!!
ヨーロッパは建物や街の作り方がとても綺麗ですよね♪
でも水面と道路ってこんなに近いんですね!!!
びっくりです!
eahawk
- Salaamさん からの返信 2017/09/18 02:34:57
- Re: 良いですね!!
- eahawkさん、いつもありがとうございます。
そうですね、悔しいけど街並みの美しさは世界中どこを取ってもヨーロッパ(またはヨーロッパ色の強いコロニアル期に建設された都市)には敵わないと思います。
他の地域の街並みももちろん美しいのですが、生活がかいま見える美しさであり、洗練された美しさとは少し違うような…。
水面、近いですよ。
でもアフリカや南米の大河で指先を水面に走らせて…としたくなる雰囲気ではないです(笑)
アフリカのベニスと行ったらどこになるのでしょう…。
是非、ご紹介頂ければと思います!
Salaam
-
- salsaladyさん 2017/09/17 10:15:24
- My Pace Wife & どや顔の大らかな旦那?
- ☆salaamさんって女性だと思ってましたが。。。新婚さんパートナーでしたね!
☆もう新婚気分は抜けたのでしょうか?
☆日本男児は外国の奥さんの不機嫌には弱いのが普通。。。(だいたいそのようです)
☆何故、日本人同士だと夫が偉そうなのかしら?シニアはそうでも無い(先が短いから)?
- Salaamさん からの返信 2017/09/18 02:28:47
- Re: My Pace Wife & どや顔の大らかな旦那?
- Salsaladyさん、こんばんは。
いつもご覧頂きありがとうございます。
はい、時々オネエに間違われますが、間違いなく男です。女性と思われていたと言う事はやはりどこかでオネエ要素があったのでしょうか…。
ちなみに入籍して2年以上たつのですが、未だに挙式はまだで、年内に予定しているモラトリアム期間です。入籍前から一緒に暮らしていたので、新婚気分と言うのを味わいそびれております(笑)
ところで日本人男子は、と言うよりこればっかりは夫と妻の性格に依るものだと思いますよ。
老若男女問わず、かかあ天下もあれば亭主関白もあり。我が家はたまたまワイフの気が強いから私が尻に敷かれているだけで。後は歳の差で、私が折れれば楽に済む、と考えている部分もあるかもですね(笑)
おっと、こんな事をワイフに読まれたら殺されます。
ではでは!
Salaam
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- エレガンスパッカ→さん 2017/09/16 23:42:57
- 日本のジョージクルーニー?
- こんばんわ〜
仲良し日記やけど
写真も簡潔で綺麗で
ちゃんと旅行情報満載で楽しく読めました〜
鉄道は1か月前なら10ユーロ前後だなんて
大阪のおばちゃんとしてはいいこと聞いたって感じだわよ。
あ〜奥さんのこと
愛してるんやなぁ〜とひししと伝わってきますよ。
(*`艸´)ウシシシ
やっぱ
ゴンドラでは
マドンナのlikeアヴァージンやらなきゃと思ったのは
年代が違う????汗汗
続編楽しみに待ってます!!
エレガンス☆
- Salaamさん からの返信 2017/09/17 00:57:12
- RE: 日本のジョージクルーニー?
- エレガンスさん、こんばんは!
房総のクルーニーことSalaamです。
相変わらずの自己満足日記ですが、楽しんで頂けて幸いです!
ヨーロッパの鉄道は早く買えばかなりお得だったりするから事前準備って大切って気づかされます。風の赴くままに、ここの街は楽しいからもう一泊、ここはつまらんから早々に移動、と行きたい私からしたら二の足を踏む誘惑です。特になんでもかんでも高いヨーロッパでは。
インドのシャタブディ特急だったらそこまで気にしないのでしょうが(笑)
like a virginもロケ地ももちろん知ってますよ!リアルタイムでは流石に、ですが、世代です。37です。アラフォーです。
マドンナがヴァージンについて歌う違和感もさもありなん、あれに出ていたライオンはまさかサンマルコの獅子?久しぶりにYouTubeで確認しちゃいました。
ワイフは生まれる前の曲なんで見せたら「時代を感じる」とか言われそうですから見せません。
次のは観光とはちょっと違うのでお眼鏡に適うか心配ですが、見て頂ければ幸いです!
Salaam
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- mishmishさん 2017/09/16 04:13:12
- ワイフさんの可愛さに大満足です!笑
- ジョージクルーニーさん、あ、じゃなくて、Salaamさん、こんにちは。
結婚旅行記ベネチア編、とても楽しく読ませていただきました!もっと前にアップしてくださっていたら、自分の旅行でも真似したのに…!と思うと、恨めしい限りです。ドゥカーレ宮殿の「地図の間」、興味深いですね。(私が旅行した際は)気づかずにスルーしてしまったが残念です。
また、個人的には、新丸子ネタが面白かったです笑。ホテルからサンタ・ルチア駅への猛ダッシュもお見事です!
次はミラノ編ですかね。ワイフさんの可愛いショット、楽しみにしております♪
mishmishより
- Salaamさん からの返信 2017/09/17 00:44:54
- RE: ワイフさんの可愛さに大満足です!笑
- mishimishiさん、こんばんは!
やっぱりクルーニーと間違えちゃいますよね。
飛行機の中で見れる映画がいかに充実してきても一番好きなチャンネルは変わらず飛行経路マップなほど地図が好きなのであの部屋は外せませんでした。一人で熱くなる中、ワイフは飽きていたようですが(笑)
新丸子で笑えるって事は東横線か目蒲線(ってもう言わないですね)近辺でしょうか…ホテルを飛び出した時には電車出発の5分前だったので正直間に合わないと思いました。乗り遅れるかも!のドキドキか、走りすぎてのドキドキかは未だ定かではありませんあのドキドキはもう味わいたくない…。
次のミラノ編、あまり期待しないでください。
概要でも書きましたが、今回のミラノは観光よりもミラノ万博(当時)見物だったので、「いやーん、イタリアってやっぱりおっしゃれー!」的な雰囲気は味わえないと思いますので…。
あ、でも期待しないでも読んで頂ければ嬉しいです(笑)
Salaam
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