![この旅行記は、シニア夫婦がJALの特典航空券を利用してヨーロッパ個人旅行を楽しんだ旅行記です。<br /><br />2日目は、バーゼルから世界遺産のベルンへ、旧市街を散策の後、ツェルマットへ向います。<br />*写真は、ベルン大聖堂のファザード<br /><br />全行程は1日目をご覧ください。<br />〔2日目の行程〕<br />バーゼル 8:59発(IC963)ベルン 9:56着<br />ベルン 15:06発(IC820)フィスプ 16:03着<br />フィスプ 16:41発(MGB)ツェルマット 17:50着](https://cdn.4travel.jp/img/thumbnails/imk/travelogue_album/11/27/83/650x_11278324.jpg?updated_at=1709839713)
2016/07/10 - 2016/07/10
91位(同エリア503件中)
きままな旅人さん
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この旅行記は、シニア夫婦がJALの特典航空券を利用してヨーロッパ個人旅行を楽しんだ旅行記です。
2日目は、バーゼルから世界遺産のベルンへ、旧市街を散策の後、ツェルマットへ向います。
*写真は、ベルン大聖堂のファザード
全行程は1日目をご覧ください。
〔2日目の行程〕
バーゼル 8:59発(IC963)ベルン 9:56着
ベルン 15:06発(IC820)フィスプ 16:03着
フィスプ 16:41発(MGB)ツェルマット 17:50着
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 鉄道
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
2日目の朝は、意外に時差ボケもなくすんなり起床できました。
身支度を整え、朝食のため0階(日本の1階)にあるレストランへ行くと、2組5名の先客様がいましたが、どうやら全員中国人の様子です。
窓際の席に座るとスタッフがやってきて、ルームナンバーを聞かれた後「コーヒー OR ティー?」GAIA Hotel Basel - the sustainable 4 star hotel ホテル
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このホテルを選んだのは「駅から近くて朝食が良い」というクチコミが多かったことですが、クチコミ通り朝食のレベルはかなり高くて満足です。
レストラン入口に「朝食38CHF(約4,200円)」と表示されていました。ずいぶん高いですね。
コーヒーのお皿がオシャレです。 -
身支度を整え、チェックアウト。
先ずはバーゼル(Basel SBB)から、世界遺産の街・ベルン(Bern)へ向います。
バーゼル・ベルン間はIC(Inter City)が30分毎に出ているので、発車時刻を気にせずに駅へ向います。
次の列車は上から3番目、8:59発 インターラーケン・オスト(Interlaken Ost)行きのICです。バーゼル中央駅 駅
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バーゼル駅ホームの表示。
1等車は黄色部分なので、ホーム表示Aのあたりに停まります。 -
列車が入ってきました。バーゼルからベルンまでICで約1時間です。
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1等車は横3列シートで、座り心地良いシートでした。
日曜日の朝のためでしょうか、車内はガラ空きでこの車両の乗客は私たちだけでした。 -
車内を探検してみると、食堂車が連結されていました。(営業は休止中)
ちょっと変わったテーブル配置です。 -
約1時間乗車し、定刻 9:55にベルン到着。
ベルン中央駅 駅
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先ずは荷物を預けるためコインロッカーへ。
ロッカールームにあった両替機(紙幣→硬貨)は、スイスフランもユーロも使用可能な優れものでした。ただ、スイスフランとユーロの相場はほとんど同じです。 -
ベルン駅前に停車中のトラム。バーゼルと同様、長い車両ですね。
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ベルン駅前に聖霊教会(Church of Holy Ghost)がありました。
ガイドブックに載っていなかったので、帰りに時間があったら寄ることにして、とりあえずパスします。(結局寄らなかった) -
ベルン旧市街のメインストリート、マルクト通り(Markt-gasse)を歩きます。カラフルなトラムが通ります。
ベルン旧市街 旧市街・古い町並み
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先ず目にしたのが、バグパイプ吹き(Preifer)の噴水。
穴の空いた靴を履いたバグパイプ演奏者の像で、貧しい音楽家を称えています。パイプ吹きの泉 建造物
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バグパイプ吹き(Preifer)の噴水のアップ
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少し進むと牢獄塔(Kaflg-turm)があり、その横をトラムが通り過ぎます。
牢獄塔は1250年にベルン市街の西門として建てられ、その後牢獄として1897年まで使われていたことから牢獄塔と呼ばれているそうです。牢獄塔 建造物
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牢獄塔(Kaflg-turm)を逆から。ちょうどトラムが通り、アンナ・ザイラーの噴水が一緒に写ります。
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アンナ・ザイラー(Anna-Seiller)の噴水。
私財によりベルンに病院を建てたアンナ・ザイラーを称えた像で、ブドウ酒に水を混ぜている姿は「抑制」を意味しています。アンナ ザイラーの泉 建造物
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アンナ・ザイラー(Anna-Seiller)の噴水のアップ。
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続いて、射撃手(Schutzen)の噴水
旗を持ち、甲冑を着た兵士の足元に銃を構えた子熊がいて、ベルン王国の威勢を表しています。射手の泉 建造物
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射撃手(Schutzen)の噴水のアップ
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メインストリートからちょっと横に入った所にある、子供喰い(Kindfresser)の噴水 。
噴水の意味は、悪いことをした子供を食べに来る、近くの堀に落ちないよう子供に危険を警鐘する、など諸説あるそうです。子喰い鬼の泉 建造物
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子供喰い(Kindfresser)の噴水 のアップ。結構リアルです。
噴水めぐりが目的ではないのですが、結構楽しくなってきました。 -
旧市街の中心地に時計塔(Zeitglocken-turm)があります。
ここから先はトラムは通りません。時計塔 建造物
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下の天文時計の脇にある人形仕掛けが、毎正時の4分前から動き出しますが、ごく小規模なものでした。
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さらに進むと、ツェーリンゲン(Zahringen)の噴水があります。
鎧を着た熊が子熊を従えてツェーリンゲン家の旗を持つ像で、ベルンの町を作った、ドイツ貴族のツェーリンゲン家を象徴しています。ツェーリンガー泉 建造物
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ツェーリンゲン(Zahringen)の噴水のアップ
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次に、サムソン(Samson)の噴水
サムソンは旧約聖書に登場する怪力の持主で、ライオンの口を裂いている像です。
戦争で活躍した戦士たちの力強さを象徴しています。シムソン泉 建造物
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サムソン(Samson)の噴水のアップ
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次の噴水は上部に像がありません。
クロイツガッセの噴水(Kreuzgasse-brunnen)と言われていて、クラム通り(Kram-gasse)とクロイツガッセ通りとの交差点にあるためこの名が付いたそうです。 -
一番奥にあるのが、正義の女神の噴水(Gerechtigkeits)
目隠しをして、右手に剣、左手に天秤を持つローマ神話の女神、ユスティティアの像。(逆光でよく見えません)
目隠しをしているのは「物事を先入観で見ない」という公平と正義を表しています。正義の女神の泉 建造物
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正義の女神(Gerechtigkeits)の噴水のアップ
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メインストリートからはずれ、大聖堂前の広場にあるのが、モーゼ(Moses)の噴水。
旧約聖書の預言者:モーゼが十戒の石板を持ち、二戒(偶像崇拝の禁止)を指しています。 -
モーゼ(Moses)の噴水のアップ
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続いて、大聖堂へ向います。
ベルン大聖堂 寺院・教会
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イチオシ
大聖堂正面のファザード【最後の審判】は見応えがあります。
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祭壇は工事中でした。
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聖堂内のステンドグラスは、赤色が多くカラフルです。
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聖堂内のステンドグラス
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尖塔へ上ることにしました。
尖塔の入場料は 5CHFで、荷物を預けてからこの螺旋階段を344段登ります。階段は狭く、途中休憩する場所はないので、黙々と上ります。 -
一気に上ったため、着いた頃には息切れ... 年を感じます (-_-;)
尖塔に上ると、世界遺産の旧市街を眺望できます。
アーレ川に囲まれたベルン旧市街は西暦800年頃に形成され、中世の街並みが残されています。ベルン旧市街 旧市街・古い町並み
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尖塔から見た、世界遺産のベルン旧市街。
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尖塔からベルン旧市街を360度見渡せます。
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ベルン大聖堂の観光を終え、世界遺産の旧市街をブラ歩き。
ベルン旧市街 旧市街・古い町並み
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両側の建物には、旗や像が飾られています。
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こちらの建物にも。
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メインストリートの両側のアーケードは商店が並んでいますが、日曜日のためほとんどの店が閉まっていました。
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アインシュタインハウスがありましたが、あまり興味がなくパス。
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有名なケーキ店 チレン(TSCHIRREN)は開いていました。
ウィンドーには、美味しそうなケーキやチョコレートが並んでいました。コンフィセリー チレン 専門店
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ヴァイセンハウス広場に面した所にスタバがありました。
一見スタバらしくなく、建物は町に馴染んでいます。スターバックスコーヒー (ヴァイセンハウス広場店) カフェ
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あまりに暑いので、スタバでちょっと休憩。
店の外観はスタバらしくなかったが、店内はスタバそのものでした。 -
ベルン美術館へ向う途中、オシャレな建物が … ベルン警察署のようでした。
警察官やパトカーはなく、とても警察署には見えません。 -
ベルン美術館へ。
ホドラーやアンカーなどのスイス人芸術家の作品中心に、クールベ、セザンヌ、マチス、ピカソ、シャガール、カンディンスキーなどの画がありました。ベルン美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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ベルン美術館館内図(パンフから)。
美術館内は撮影禁止でした。 -
クレーの『パルナッソス山へ』が所蔵されていました。(写真はパンフから)
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ベルンのあちこちに、4種分別のゴミ箱が置かれていました。 ゴミの分別が進んでいます。
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ベルン観光を終え、ツェルマット(Zermatt)へ向います。
先ずはベルン(Bern)15:06発のIC(Inter City)でフィスプ(Visp)へ。ベルン中央駅 駅
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列車は2階建てで、2階席の車内は落着いた雰囲気です。フィスプまで約1時間。
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途中、トゥーン(Thun)湖の近くを通ります。
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遠く、ベルナー・オーバーランドの山々が見えます。
途中から新線(高速線?)に入りますが、ほとんどトンネルの中をかなりのスピードで進みます。 -
フィスプ(Visp)に到着。
ウィスプ駅 駅
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フィスプ(Visp)駅。全面ガラス張りで、後ろの山が映っています。
駅舎の1階にMGB鉄道 (Matterhorn Gotthard Barn)のチケット売場があり、ここでフィスプ(Visp)からツェルマット(Zermatt)までの往復チケットを買います。 -
フィスプからツェルマットまではMGB鉄道(私鉄)で、この区間はユーレイルパス適用外ですが、ユーレイルパス所持者は割引きになります。
ツェルマット行の発車まで少し時間があるので、駅に隣接したスーパー(COOP)で軽食を購入します。 -
MGB鉄道の駅名表示板は朱色です。
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次のツェルマット行の列車は 16:41発 です。
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ツェルマット行の電車がやって来ました。
マッターホルン ゴッタルト鉄道 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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窓が大きく明るい車内ですが、電車内はガラガラです。
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ツェルマット行電車の車内表示。
途中駅と終着駅の到着予定時間が表示されていますが、少し遅れています。 -
座席のテーブルには沿線の地図が...
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列車は深い谷沿いに進みます。
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時折ラックレールを使いながら、グングン標高を上げていきます。
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少しですが、氷河が見える所もあります。
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ツェルマット(Zermatt)駅に5分ほど遅れて到着。
行き止まり式の駅でした。 -
MGB鉄道 (Matterhorn Gotthard Barn)のツェルマット駅。駅前にはタクシーと送迎用の電気自動車が。
ツェルマット駅 駅
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ツェルマット(Zermatt)駅に、今晩宿泊する「ホテル・ショーネック」の車が迎えに来ていたので、乗せてもらいます。
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ゴルナーグラート鉄道が川を渡るあたりに、秘密?のトンネル入口があります。
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上の入口からこの素掘りのようなトンネルを通ると、ホテルへの近道です。ちょっと怪しげな感じですが、送迎用の電気自動車もここを通ります。
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トンネル内は一定間隔で色が変わります。
トンネルを突当りまで進んだ所にホテルのエレベーターがあり、ホテルのフロントや部屋へ直接行くことができます。 -
イチオシ
ホテルの正面。トンネルを通らずに道路を登ってくると、ここに着きます。
ベランダに花が飾られていて、スイスらしさを演出しています。グランドホテル シェーネッグ ホテル
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今日宿泊する部屋は、プチ・シャレー(別館)の212号室。
木目調で明るい角部屋でした。プチ シャレー シェーネッグ ホテル
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木目調の部屋の内部。
木の香りが残っていて未だ新しい部屋のようです。 -
部屋のベランダからの眺め。夕方は逆光になるためあまりきれいに見えませんが、午前中はきれいに見えるようです。
マッターホルン 山・渓谷
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望遠レンズで。
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夕食はホテルのレストランで。
左側の窓際の席からマッターホルンを眺めることができます。 -
レストランのメニュー。冬場に比べ、夏場はスタッフもメニューも絞られていて、チーズフォンデュなどはありません。
ここは冬場のスキーがメインのリゾート地なのです。 -
結局スパゲティに。やや塩辛かった。
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デザート
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部屋に戻り、部屋やベランダから、夕暮れのツェルマットの町とマッターホルンを眺めていました。
日常ではあり得ない『贅沢な時間』を過ごすことも、今回の旅の目的です。 -
だんだん夜が更けてくると、町の明りが灯ります。
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夜遅くなると、マッターホルンの周辺で頻繁に雷が光っていました。これでは明朝の朝焼けはNGかな?
ベランダからこの絶景を眺めながら、夜遅くまでこの『贅沢な絶景』を眺めていました。
明日晴れればスネガへ行き、ハイキングを楽しみます。
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