2016/07/13 - 2016/07/13
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きままな旅人さん
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この旅行記は、シニア夫婦がJALの特典航空券を利用してヨーロッパ個人旅行を楽しんだ旅行記です。
5日目は、クレラーミュラー美術館へ向います。
〔写真は、ゴッホの夜のカフェテラス(クレラーミュラー美術館所蔵)〕
5日目の予定
(CNL40478・ペガサス)アーネム 8:27着
アーネムからバスでクレラーミュラー美術館へ。
クレラーミュラー美術館見学後、アムステルダムへ。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 鉄道
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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2時過ぎにふと目が覚め、車窓から覗いて見ると、マンハイム(Mannheim)に停車中でした。でもまた直ぐに zzz...
マンハイム中央駅 駅
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朝食は8時に依頼しておいたのですが、近くなるとスタッフがやって来てテーブルをセットします。
シティ ナイト ライン (夜行列車) 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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その後、朝食セットとコーヒーが配られます。朝食セットはごく簡単なものですが、あると嬉しい♪
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停まるかな? と期待したのですがやはりアーネム(Arnhem)には止まらず、もしかして? と期待したエーデ(Ede-Wageningen)にも止まりません。
次の停車駅、ユトレヒト(Utrecht)で下車します。 -
ユトレヒト9:55着。時刻表は9:03着なのでかなりの遅れですが、ヨーロッパではこれ位の遅れは日常茶飯事でしょう。
これからエーデ・ヴァーヘニンゲン(Ede-Wageningen)まで戻り、クレラーミュラー美術館を目指します。 -
先ず荷物を預けるためコインロッカーを探します。ユトレヒト駅のコインロッカーは中2階にあり、カード決済可でした。
(写真はコインロッカーのある中2階から)
荷物を預けた後、駅の案内所でエーデへ行く列車を聞き、10:08発(遅れで10:13頃発)に乗りエーデへ向います。
クレラーミュラー美術館へは、アーネム、エーデのどちらからもバスが出ていますが、バスの時間は調べていません。ユトレヒト中央駅 駅
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エーデへ向うIC(Inter City)の車内。1等車(2階席)はガラガラでゆったりしています。
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エーデ・ヴァーヘニンゲン(Ede-Wageningen)に10:35頃到着。(定時は10:31)
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エーデに到着したIC。
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駅前バス乗り場の一番奥、G乗り場に108番のバスが停まっていたので、運転手さんにクレラーミュラー美術館へ行くことを確認し、チケット(下の券)を買い着席すると、直ぐに発車しました。
後でわかったのですが、このバスは1時間に1本でした。ラッキー!! -
バスの運転手に「クレラーミュラー・ミュージアムまで往復2名」と英語で言うとわかってくれたようで、チケットの〔16.50ユーロ〕を指さします。
この乗車券1枚で〔エーデ ⇔ オッテルロー ⇔ クレラーミュラー〕間往復2名乗れましたが、ファミリー乗車券でしょうか。 -
エーデから乗った108番のバスをオッテルロー(Otterlo)で降りると、ワゴン車みたいなバスが道端で待機していて、108番のバスが発車後すぐにやって来ました。
この106番に乗換えてクレラーミュラー美術館へ向います。 -
クレラーミュラー美術館はデホーヘ・ヘルウェ(De Hoge Veluwe)国立公園内にあるので、公園の入園券が必要です。
バスは公園入口で5分停車し、乗客はここで国立公園の入園券を買います。デ ホーヘ フェルウェ国立公園 国立公園
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デホーヘ・ヘルウェ国立公園の入園チケット。1人9.15ユーロと少し高い。
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停車中の106番のバス。
5分経ち発車しましたが、全員戻ったかどうかわかりません。 -
バス車内の表示。2番目11:14に停まるのがクレラーミュラー美術館です。
ユトレヒト10:13発だったので、ユトレヒトから美術館入口までちょうど1時間です。 -
クレラーミュラー美術館のバス停は、周辺地図付きでした。
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バス停近くにある案内版。
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上の案内版の近くに自転車が置いてあり、無料で借りることができます。
晴れていれば、美術館だけではなく公園内のサイクリングも考えていたのですが、小雨まじりのため歩いて行くことにした。
でもよく見ると、この自転車ブレーキが付いていません。 -
少し歩いた先に、クレラーミュラー美術館入口の案内。
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美術館へ向うと、ムッシュ・ジャック(Monsieur Jacques)がお出迎え。
赤い鉄骨は、マーク・デ・スヴェロの作品です。 -
クレラーミュラー美術館の入口。
クレラー ミュラー美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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チケット売り場。今日は来館者が少ないのか、チケット売場のスタッフは席をはずしていましたが、近づくとすぐにやってきました。。
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ここでミュージアムパス(Museumkaart、 1人59.9ユーロ)を購入します。
このパスでオランダ国内の博物館や美術館など主要な観光施設に入ることができます。
ただ、チケット売り場で「ミュージアムパスを買いたい!」という意思がうまく通じず、やや苦労しました。 -
クレラーミュラー美術館の入場料は16.8ユーロですが、ミュージアムパスを買ったため0ユーロ(タダ)です。
クロークへ荷物を預けて展示室へ向いますが、美術に詳しくないので、作者か作品名のみ記載します。 -
ジャコメッティー作。
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セザンヌ
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ルノワール
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ピサロ
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奥の部屋が、メインのゴッホコーナーでした。
以下の作品はゴッホ作です。 -
イチオシ
ゴッホコーナーに入ると、正面に「夜のカフェテラス」がありました。美術に詳しくない私でも、さすがにこの絵は知っています。
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イチオシ
「アルルのはね橋」も超有名ですね。
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糸杉のある道
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ひまわり
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麦畑
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糸杉
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オーギュスティーヌ・ルーランの肖像
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ジャガイモを食べる人々
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農夫像
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農婦の顔
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麦わら帽子のある風景
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3周ほど回った後、もう一度「夜のカフェテラス」へ。
最も気に入った作品なのでじっくり見ていたのですが、なんと4分間誰もいない時間、つまり「独り占め」することができました。日本では絶対経験できない、貴重な体験です。 -
昼食のため、館内のレストラン、ムッシュ・ジャック(Monsieur Jacques)へ。
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シェフズスペシャル〔Chef's special(Van Gogh Taste)〕15ユーロを注文。
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シェフズスペシャルはこんな内容です。15ユーロはお値打ちです。
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ミュージアムショップには多くのグッズを売っていました。
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こんな靴も売っていましたが、どんな人が履くのでしょうか?
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クレラーミュラー美術館をゆっくり心ゆくまで堪能した後、来た道を戻ります。
帰りのバス(106番)も1時間に1本なので、降りた時にチェックしておきました。 -
106番のバスでオッテルローへ戻り、乗換のバスを待っていると、馬車がやって来ました。ゆっくり走っているため、馬車の後ろは車が渋滞していました。
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エーデ行の108番のバスがやって来ました。
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エーデ・ヴァーヘニンゲン駅に到着。こじんまりした駅です。
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エーデ・ヴァーヘニンゲン駅名標。
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エーデからユトレヒトへ向う次の列車は、15:26発の快速列車(Sprinter)です。
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快速列車がやって来ました。
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快速列車の1等車の車内。
1等車ですが4列シートで、座席は固くてあまり座り心地は良くありません。向こうに見える青色のシートは2等車です。 -
ユトレヒト(Utrecht)に戻ってきました。
ユトレヒト中央駅 駅
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このままアムステルダムへ向う予定でしたが、車窓から見えたドム塔が気になり、荷物はコインロッカーに預けたままユトレヒトを観光することにしました。
オランダらしい町並みの中をドム塔を目指して歩きます。 -
ドム塔近くまで来ると、風情ある運河を渡ります。
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運河沿いにオランダらしい建物が並び、その向うにドム塔が見えます。
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ドム塔を下から。後でわかったのですが、ドムは上ることができるようです。
ドム塔 建造物
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ドム塔に隣接してドム教会があります。
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ドム教会へ入ってみました。威厳ある雰囲気です。
ドム教会 寺院・教会
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ステンドグラスが美しい。
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大きくて立派なパイプオルガンです。
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立派な石像が。誰かのお墓でしょうか。
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ドム塔とドム教会の観光を終え、運河沿いを歩きます。
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運河沿いはカフェとレストラン、ショップが軒を連ねていました。
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ショップの入口に必ずある、チューリップの造花と球根。
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カラフルな木靴もあります。
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テイクアウトのソフトクリーム屋さん。
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何かの宣伝カーでしょうか。
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オランダらしい町並みです。
ユトレヒトは全く予定していなかった町ですが、夜行列車のお陰?でいい町を歩くことができました。 -
ユトレヒト駅のコインロッカーから荷物を取出し、アムステルダムへ向います。
ユトレヒト中央駅 駅
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アムステルダム中央駅へ向うICの車内。
ユトレヒトでICに乗車時、親切心を装った男性グループが「荷物を持ってあげる」と声をかけてきました。危険を感じて拒否しますが、今度は強引にスーツケースを持とうとします。断固拒否すると、今度は別な人に押されて財布に手が伸びてきましたが、なんとか難を逃れることができました。
過去にパリでも同じようなケースに遭いました。くれぐれもご用心ください。 -
イチオシ
アムステルダム中央駅(Amsterdam Centraal)に到着。
ホテルへ向う前にパチリ。アムステルダム中央駅 駅
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ホテルへ向う途中でもう1枚。
駅前にトラムと観光船。画になります。 -
駅から徒歩5分ほどの所にある、クラウンプラザ・ホテルに2泊します。
*後にホテル名が変りました。キンプトン デ ウィット アムステルダム ホテル
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フロントの奥にラウンジがありましたが、誰もいません。
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部屋の配置図。●が宿泊した部屋です。
ずいぶん変わった形をしています。 -
宿泊したツインルーム。広くてなかなかいい部屋でした。
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清掃もキチンとしていました。
小休止の後、ホテルの近くを散歩しましたが、昨夜は夜行列車だったので今日は早く寝ることにします。
明日は一日、アムステルダム市内観光の予定です。
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