幹事は辛いよ、リベンジ果たしたクラス会旅行☆別子銅山を目指す愛媛旅〈第1日目・前半〉

2017/06/03 - 2017/06/04

高校のクラス会は諸々の事情からPHOが永久幹事を仰せつかっています。
卒業した同級生は22人しか居ないのに、そのメンバーが若くして立て続けに亡くなり、「毎回顔を合わせるのがお通夜の席って辛過ぎ」って事から始まった旅行はNational Academy of Chemistry (NAC)52と言う担任の命名を受け、1992年からの25年間で、今回が8回目。
①日光ペンション貸切りの子連れ旅
②伊勢神宮と志摩観光ホテル宝生苑
③熱田神宮と知多半島
④姫路城と赤穂
⑤修学旅行を再現する松山の旅は道後温泉泊まり
⑥宮島厳島神社と呉
⑦軍艦島
常にNationalとかAcademyとかChemistryとかを意識して目的地に定め、必ず担任のどちらかが参加する、高松と博多に住まうメンバーのどちらかの参加も必須(故に行き先が西日本寄りになりがちです)、出張の多いメンバーの取引先になるべくかぶらないなど、細かい条件は多々有ります(;^_^A
実は今回と同じ内容の旅行を2年前の5月半ばに計画予約をし、実際に羽田から松山を目指して飛び立っては居たのです。
その旅行記はこちらです、http://4travel.jp/travelogue/11012081
ところが霧による着陸回避の後、結果的に羽田空港へ引き返して欠航扱いとなったANA便のおかげで旅行は幻と化し、PHOが旅行代金を預かったままとなっていました。
そして今年、ようやくリベンジを成す事が出来たと言う訳です☆

羽田から出発するメンバーに送っておいた旅程を貼っときます。
6月3日
8時30分　集合
9時30分　ANA585便にて松山へ
12時　レンタカー貸出し
12時30分　開花亭にて昼食(ご自由にご注文ください)。

その後、天候にもよりますが、砥部もしくは新居浜観光

18時頃　ルートイン新居浜着予定
19時　旬魚旬一にて夕食(お造り盛り合わせと店主見繕いの地場産料理を2種程度を既に手配しております。追加料理と飲み物はその場にてのご注文となります)

6月4日
8時40分　チェックアウトして集合
別子銅山へ。到着後解散、端出場地区自由見学
11時　東平地区ツアー参加(バス移動含み、約2時間)
昼食場所は未定ですが、マインパーク別子の可能性大

旧広瀬家見学。

14時30分頃　松山空港へ向かいます
16時　レンタカー返却
17時15分　ANA596便にて羽田へ

羽田空港到着後解散


果たして予定通りに行ったのでしょうか？

エリア 愛媛

• 旅行の満足度: 4.0

• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: レンタカー ANAグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

JR品川駅で京浜急行に乗り換えます。手前の浜松町でモノレールに乗り換えた方が時間的には数分短いものの、運賃が50円高いので、急ぎじゃなければ京浜急行を利用します

京浜急行はターミナルごとの駅ではなく、前後の出口で第1と第2ターミナルへ向かう客を分けているので、この案内は判っていても有難い(関空の駅で見当たらなかったの)

羽田空港と言えばこの透明エレベーターの在る景色

9時30分発ANA585便松山行きに乗ります。
8時30分の集合に全員遅れずに来ましたが、「授業には遅刻する癖に、遊びとなると早ぇな」と責められるメンバーが居るのはお約束

搭乗口に在った自販機。此処はポンジュースでしょw
皆の関心の的だった右下のボルシチをシェアして飲みました。塩味強めの具入りトマトジュースかな

やっぱさ、このくらい飛行機が無いとね(関空はGWに空っぽでした)

ドアが閉まってから待たされて、定刻より10分遅れの出発となりました(それって2年前も同じ)。機長さんが何度も状況説明してくれたのは好感が持てました

スカイツリー見えた

富津岬(左の尖ったトコ)と三浦半島(右手のスパナみたいな形の)。
離陸後すぐにUターンして東京湾を南下します

三浦半島

伊豆半島でしょ。
って事は富士山は何処？まさか反対側じゃないはず

と思ってたら、こんなトコに(^o^;

左が知多半島だから名古屋湾

またしてもモニター無し★

これは何処？
今日は隣に同級生のTさんが居るので、窓に貼り付いてる訳に行きません。
いつもより少し南を飛んでるのは判ってますが

飛行中に他の飛行機見えると何故かテンション上がるPHO

機長さんが左手に瀬戸大橋が見えますと教えてくれました。

瀬戸大橋は瀬戸内海をまたいで本州(岡山県倉敷市)と四国(香川県坂出市)を結ぶ10の橋の総称であり、本州四国連絡橋のひとつです。
1978年の着工から9年6ヶ月を経て1988年4月10日供用開始され、総事業費はおよそ1兆1,338億円でした。
橋梁上部構造部分は、上部に4車線の瀬戸中央自動車道が走り、下部にJR本四備讃線(愛称：瀬戸大橋線)が通る2階建て構造の「鉄道道路併用橋」です。
塩飽諸島の5つの島の間に架かる6つの橋梁と、それらを結ぶ高架橋により構成されており、橋梁部9,368 m、高架部を含めると13.1kmにもなります。これは鉄道道路併用橋としては世界最長で、人工衛星写真でも確認出来るのだそうです

PHOは四国へ車で渡った事が有りません。修学旅行当時は連絡船だし(参加人数が少ないので、観光バスごとフェリーに乗り込む旅行ではなかったのです)、個人旅行は飛行機でしたから。いつか、近いうちに誰か乗せて渡ってよ

この真っ直ぐ感が凄い

これ何処？右も左も海だよ♪

これは2年前にも見た着陸寸前の景色。ついにリベンジ、着陸します！

着陸しました。出発時の遅れは取り戻しています。
藤原石油って知らなかった

到着ロビー。
まずレンタカー会社のお迎えを呼ばなくてはいけません。一旦皆を放し飼いに(そういうPHOも)

ジュースファウンテンは飲めません。
売店に蛇口も在り、紙コップ1杯350円で写真撮影も可なのですが、スカイツリーソラマチで経験済みの為、今回はパス

本物のジュース

出来立て熱々のじゃこ天☆これ必食ですよ

運転する可能性の有る2人と支払い担当のPHOは、レンタカー会社の迎えの車に乗って、オフィスで手続きをしに行きました。残りのメンバーは(電話で呼ぶから、そしたら)此処で待機ってて事になってたのに、誰も電話に出ない！

レンタカーはスカイパークレンタカーってトコで8人乗りのミニバンVOXYを借りました。当初は10名参加の予定だったので、小型車2台に分乗するつもりでしたが、2名キャンセルとなり、1台で済んじゃいました

お昼は此処、開花亭で。
12時30分に予約しておきました。ほぼピッタリの時刻に到着。席だけの予約なので各自お好きな物を注文してください。

こちらのお店を選んだ理由の1つはロケーションです。重信川の畔で初めてでも判りやすく、空港から新居浜へ向かう為に利用する松山道のインターがすぐ其処です。しかも砥部焼工房や動物園への道の途中なので、その後の観光がアレンジしやすかったのです。

お店のHPはこちらです。
http://kaikatei-tobe.com/

茅葺屋根の建物は、中をリニューアルして団体専用になっているようです

PHOらはこっちで

郷土料理がお手頃な値段で食べられるって事で、2年前もこちらに予約を入れていましたが、まさかの当日キャンセル★
ご迷惑をおかけしました

どれにしよう？
釜めしは20分以上かかるとの事で、今回はひゅうが飯定食と伊予さつま定食を注文

伊予さつま定食。、
さつま汁というのは伊予国(愛媛県)の漁師料理で、鯛のすり身を味噌に溶いたものをご飯にかけて食べます。伊予なのに「さつま」なのは、さつまから伝わったものだから、そう呼ばれるのだそうです。宮崎の冷や汁に似てる？見た目が何となく美味しそうじゃない・・
でも、じゃこ天やら茶わん蒸しやら、ボリューム満点で1080円はワンダフル☆

エッ、これだけ？
小鉢の中の具を全て汁と混ぜますが

ひゅうが飯定食。これも凄いでしょ、1404円だよ。

元々は宇和海の日振島に伝わっていた漁師料理で、千葉の房総地方のなめろうなどと同様に、船上で火を使わず、捕った魚を時間や手間をかけずに食べる料理として自然に編み出されたものです。一説には平安時代、藤原純友の伊予水軍が発祥とも言われています。
「日振」がなまって「ひゅうが」と呼ぶようになったと言われていますが、日向国(宮崎県)から伝わったものという説も有ります。
新鮮な魚(鯵などがよく用いられる)を三枚におろし、刺身にします。炒った白胡麻を摺りつぶし、刻んだネギ、みじん切りにしたミカンの皮を、みりん、醤油、酒などを混ぜ合わせた調味料に浸けておきます。卵をときほぐし、調味料と混ぜ、味をなじませた後、炊き立てのご飯の上にかけて、もみ海苔などを振って食べます。更に、茶漬け風に熱いお茶をかける変型もありますよ。
材料となる魚としては、鯵が最も代表的で、そのほか鰯、鯛、鰹、鮪などが用いられますが、鯛を用いたものは特に「宇和島鯛めし」と呼ばれ、農林水産省の郷土料理百選に選定されています

鯛の部分をアップに

当初の予定では旧広瀬家は明日別子銅山の後で立ち寄る事にしてましたが、①時間的に余裕が有る時にゆっくり見て廻りたい、②なるべく早い時間に空港の近くに戻って来ている方が安心、との判断から、昼食の後すぐに松山IC(開花亭の近く)で松山自動車道に入って、一路新居浜を目指します。
にしても一向にすれ違う車が無い・・。

後半に続きます