2017/05/03 - 2017/05/03
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Bachさん
「京都一周トレイル」の3回目は東山コース2回目で、三条から蹴上を抜けて大文字山に登り、哲学の道から銀閣寺までの8.6kmのコースですが、ちょうど蹴上浄水場のつつじの一般公開に当たったので、ここだけで結構な広さで6kmくらい歩き、合計15km、最高標高465mのコースです。ゴールデンウィークにかかり、つつじも山歩きも凄い人出になりましたが、室町東山文化を代表する銀閣寺、江戸時代に始まった大文字焼き、近代京都発展の素地となった琵琶湖疏水・インクラインと京都発展の歴史とつつじを満喫した1日でした。
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京阪三条駅(標高)42m~0.7km(粟田神社)~蹴上水力発電所跡~1.7km№30-1蹴上交差点~蹴上浄水場つつじ~№30-2琵琶湖疎水トンネル「ねじりマンボ」~1.8km№31インクライン~蹴上疏水公園~殉職者石碑~蹴上船溜~№32大神宮石橋~安養寺~2.4km日向大神宮140m~№33-1天の岩戸~2.9km七福思案処(№39)神明山218m~43-2右折、44-2左折、45-1大文字山四つ辻~5.3km大文字山山頂465m(背後に如意ヶ岳472m)~6.2km大文字火床340m~左の払いの階段を下りる~6.9km安楽寺~7.3km霊鑑寺~7.8km法然院~№51哲学の道~8.1km№52-1銀閣寺橋76m~№52-1浄土寺橋~京阪出町柳駅53m
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京阪三条駅スタート
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蹴上水力発電所跡:発電は当初の計画にはなかったが、ここで発電された電気でインクラインを動かし、明治28年(1895)日本最初の市内電車が開通した。
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蹴上浄水場:毎年公開されるつつじの名所です。
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浄水場側からの琵琶湖疎水トンネル「ねじりマンボ」
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レンガが平積みでなく斜めにねじれたように施工して強度を増している。
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入口に「雄観奇想」という篆書体の文字が
北垣知事の揮毫で、素晴らしい眺めと優れた考え -
反対側ははがれているが、「陽気発處」
朱子の「陽気発する処、金石また透る、精神一到何事も成さざらん」から。
集中して物事にあたれば何事も成し遂げられる -
「蹴上」の由来は、粟田口処刑場に罪人がなかなか行かないので役人が蹴り上げたという説と、牛若丸が鞍馬での修行を終えて奥州平泉へ向かうときたまたま通りかかった馬が水を蹴りかけて争いになったという説がある。
かつては東に向かう玄関口であったので、明治維新までは多くの茶店があり、大名行列や伊勢詣りで賑わっていたが次第に衰退し、琵琶湖疎水でまた活気が戻った。 -
「蹴上インクライン」英語で坂道を意味するインクラインとは斜面にレールを敷き動力で台車を動かして船や貨物を運ぶ装置。
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琵琶湖疎水の大津から宇治川に至る20kmの船運ルートの途中、高低差36mの水路落差のある蹴上船留と南禅寺船留の2ヶ所で船ごと台車に乗せて昇降させるために敷設した傾斜鉄道で、全長582mの世界最長の傾斜鉄道跡。
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伏見インクライン290mがあったが保存されているのはここだけ。
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桜の季節が一番だが・・・
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名残りの一輪
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船で物資の輸送に活躍したが、鉄道や道路の発達で1951昭和26年に閉鎖。一時レールがはがされたが平成9年地下鉄蹴上駅工事に伴い復元した。
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蹴上船溜、巻上げ機
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「琵琶湖疎水」大津から山科、蹴上を経て京都に入る運河で、蹴上からインクラインを通り伏見で宇治川に直結する20km。
南禅寺を通る水路閣(疏水)は古代ローマの水道橋を参考に1888明治21年に建築され、橋上を琵琶湖疏水の支流が流れる。風化した赤レンガや13の橋脚が形作る大小のアーチが美しい。
明治の京都近代化政策の最大事業で、1885明治18年着工、94年完成。船運ルートと水力発電、水道施設の京都三大事業の原動力となった。現在でも水道用水確保で重要な役割。明治24年日本初の商業用水力発電所完成、その後45年浄水場が完成した。当時の1日最大給水量は3万立方mで現在は70万。上の船だまりから二つに分かれて、発電所へ行く流れと南禅寺の高架導水路から哲学の道、銀閣寺の方へ流れる。 -
田邊朔朗(さくろう):卒業論文で「琵琶湖疏水工事計画」を書いていて、北垣京都府知事が抜擢して作らせた。その後、北海道の鉄道や関門海底トンネルの建設、新幹線構想など国家的なプロジェクトを次々と手掛けた。
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北垣京都府知事が建てたという石碑「一身殉事萬戸ホ恩」:裏に殉職者17名の名前がある。(工事に殉じた人々によって多くの家庭が恩恵を受けている)
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山ノ内浄水場導水管
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水力鉄管:発電所に水を送る水圧鉄管
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安養寺、日向大神宮参道
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大神宮石橋
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日向大神宮(ひむかい)
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平安遷都以前の5世紀頃、日向国(ひゅうが)高千穂峰の神霊を移して創建された。
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一の鳥居付近が東海道へ通じる出入り口の粟田口だったため道中の安全をお参りに訪れる人で賑わっていた。
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社殿は伊勢神宮と同じ神明造で外宮、内宮に別れ、内宮には天照大神が祀られいることから「京のお伊勢さん」と呼ばれる。
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ここの神水は「朝日泉」といわれ、京の名水の一つ。
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天の岩戸
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坂道を上ったところにある洞窟を通り抜けると厄払いや開運のご利益が授かるというパワースポット。
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トンネルの途中に天の岩戸を開けたという天手力男(あめのたじからおのみこと)を祀る戸隠神社がある。
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伊勢神宮参拝所は、立派な鳥居があるところで、昔はここから伊勢神宮が見えたそうで、後ろを振り返ると平安神宮、その奥に京都御所が見え、この直線上に天智天皇陵、平安神宮、京都御所が並んでいる。
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七福思案処:昔七叉路、今は五叉路で案内がなければ迷いそうなところ。大文字山、南禅寺、日ノ岡、日ノ岡大神宮、蹴上
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大文字山頂 465m
正面が東山から稲荷山、左手が山科盆地、右手が京都市街 -
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大文字火床340m
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「大」の字の中心は「金尾」(かなわ)といい、金属を含め合計75個の火床で大の字を描き、火床は熱に強い大谷岩を使う。
一画目の横一は長さ80m、金尾の左側に8か所、右側に10か所の火床がある。
2画目の左払いは160m、金尾の上(横一の上)に9個、下に20個の火床。
三角目の右払いは120m、27個の火床。 -
杭に松明を刺す「松明方式」と、大谷石を2本置く「積み木方式」があり、多くはこの方式だが「鳥居形」だけは「松明方式」だという。
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「積み木式」も、大谷石を使う「大文字」と「船形」、コンクリート石を使う「左大文字」、鉄皿を使う「妙法」「鳥居形」に分かれる。
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平安時代に弘法大師が始めたという説の他、室町時代の足利義政説、江戸時代の近衛信伊説がある。
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左払いから下山。
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下から見上げると「大」の字がよく分かる。
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木は1年以上乾燥させた赤松。
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京都文化の森:京都の社寺周辺の景観を保全するために5つの地区が指定されている:大文字山(銀閣寺)、神宮寺山(上賀茂神社)、高雄山(高山寺)、大吉山(宇治神神社)、松ヶ崎山(妙法・涌泉寺)
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法然院で一休み
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哲学の道
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銀閣寺橋
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浄土寺橋で終点~この後、京阪出町柳まで歩く
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