シルバーウィークにナポリ・ローマへ　その13　パラティーノの丘を朝からお散歩

2015/09/24 - 2015/09/24

ローマの観光２日目。
ローマは２人とも以前に来たことがあるのである程度の場所は行ったことがある。
なので自然と行き先は「２人とも行ったことのないところ」。
となると割とマニアックな行き先になってくる。
今日は朝からパラティーノの丘を散策することに。

続きは旅行記をどうぞ。

エリア ローマ(イタリア)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 友人
• 旅行の手配内容: 個別手配

この日は７時に起きて身支度。
朝食はホテルレストラン。
パンの種類がけっこうある。

この旅行記は↓の続きです。
http://4travel.jp/travelogue/11236711

ホットミールはベーコンとソーセージとスクランブルエッグなどなど。

あとはハムとチーズなど。
生ハムがあったのがちょっと嬉しい。

あとはフルーツなど。
まぁ最低限のレベル。

野菜がないのがなぁ。
でもまぁしょうがないかぁ。

8：35にホテル出発。
テルミニ駅からメトロに乗ったらラッシュの時間に重なったのか電車はぎゅうぎゅう詰め。

２駅で良かった。
コロッセオ駅で降りてパラティーノの丘へ。

昨日も見たコンスタンティヌスの凱旋門。

パラティーノの丘もローマパスで入場OK。

パラティーノの丘は古代にはローマ建国の英雄ロムルスとレムスがかつて住んだとされ、その後貴族の邸宅が建てられ、のちに初代皇帝アウグストゥスを筆頭に歴代の皇帝の宮殿が建てられたため、イタリア語や英語で宮殿（Palazzo, Palace）を意味する語の語源となった。

地図を貰ったので見ながら見学開始。
しかし広すぎて自分がどこにいるのかよく分からなくなることも…。

朝早いからか見学者は他にいなくって貸し切り状態。
フォロ・ロマーノもよく見える。

ウサギ発見！
自然がいっぱいの遺跡。

修復されずに放置された状態の柱。

しかし本当に人がいないなぁ。

こちらはスタディオン。
名前の通りスタジアムとして利用されていた。
ここで初めて他の旅行者と出会った（笑）
その人の持っていたパラティーノの丘の案内所はローマ時代の姿と今の姿が比べられるようになっていて面白かった。
この写真の左側の建物みたいな部分は昔は皇帝の観覧席だった。

スタディオン。

１本だけ立つ木が絵になる。

パラティーノの丘。

こんな瓦礫の山だって立派な遺跡。

フラウィウス朝の第三代皇帝ドミティアヌスがこの広大な宮殿、ドムス・アウグスターナを建造する。
コロッセオの設計にも関与したという説のある建築家ラビリウスの手で、８５年位に着工、９２年に完成した。

パラティーノの丘。

パラティーノの丘。

ドムス・フラウィア。
ローマ帝国第11代皇帝ドミティアヌスが、東側に隣接するドムス・アウグスターナと同時期に建てた建物で、官邸として建てられた。

建築家ラビリウスの設計で、ドミティアヌス帝就任直後の81年から92年の間に建設され、その後約300年に渡りローマ帝国皇帝の官邸として利用された。

パラティーノの丘。

パラティーノの丘。

パラティーノの丘。

遺跡に突然現れたバスタブ（笑）
なんでこんな所に？？

リヴィアの家。
内部の壁画が有名らしいですが、保存のため現在は建物で覆われていて内部を見学することは出来ません。
事前にガイドツアーを予約すれば見学も出来るようですがそこまで下調べもしていなかったので…。

パラティーノの丘。

パラティーノの丘。

パラティーノの「丘」と言われるだけあって小高いところに位置しているので眺望もいい。
手前の茶色い建物は市庁舎。
その後ろはヴィットーリオ・エマヌエーレ２世記念堂。

奥の方にはサン・ピエトロ大聖堂も見える。

これはどこだろう…。

歩いているとファルネーゼ庭園到着。
バラが綺麗。

ファルネーゼ庭園
これは古代ローマ遺跡ではなく、16世紀にファルネーゼ家が造成したもので、世界最初の植物園だそうです。

パラティーノの丘の散策終了。
入ったときは誰もいなかったけどこのくらいの時間になると見学者もちらほらいてた。

ではパラティーノの丘のすぐ横にあるフォロ・ロマーノに行きましょう。

フォロ・ロマーノはパラティーノの丘と違ってこの時間でも観光客でいっぱい。
すぐ横なのになんでこんなに違うのかな？

フォロ・ロマーノ。

あのテラス部分、昨日見たときは人がいっぱいだったなぁ。

フォロ・ロマーノ。

フォロ・ロマーノ。

アントニヌス・ピウス帝とファウスティーナの神殿。
五賢帝の一人であるアントニヌス帝が、妻ファウスティーナに捧げるため141年に建設した神殿です。
正面の階段と円柱が神殿跡で、背後にある教会は中世に建てられたものです。

入れる建物があったので入ってみたら遺跡が展示されていた。

紀元前179年、エミリア一族によって建てられた「エミリアのバジリカ」
裁判や商取引など、多目的に利用されていた会堂です。
ゴート族の侵攻によって焼失してしまいましたが、元はとても大きな建物でした。

フォロ・ロマーノは、東西約300m、南北約100mに渡って存在する古代ローマの中心部「フォルム・ロマヌム」の遺跡。

古代ローマでは、たいていの都市に政治・宗教の中心としてフォルムと呼ばれる広場が置かれていたが、このフォロ・ロマーノは首都に開設された最初のフォルムであり、最も重要な存在。

セプティミウス・セウェルス帝の凱旋門。
白い大理石製で、高さは21メートルあります。
セプティミウス・セウェルス帝とその息子カラカラとゲタが、二度に渡って勝利したパルティア戦争を記念し建てられました。
現在修復中で近くまではいけませんでした。

フォロ・ロマーノの近くにある教会。

フォロ・ロマーノ。

フォロ・ロマーノ。

コロッセオも見える。

フォロ・ロマーノの見学を軽く終えて次の目的地へ。

てくてく歩いて着いたのはヴィットーリオ・エマヌエーレ２世記念堂。
あのエレベーターに乗って屋上からの展望を楽しもう。

まずはチケット売場でチケットを購入。

チケットは７ユーロ。
階段をちょっと上がってエレベーター乗り場へ。

幸いほとんど並ぶこともなくエレベーターはあっという間に屋上到着。

屋上方の眺望は素晴らしいの一言。

遙か遠くまで見渡せる。

サン・ピエトロ大聖堂だ！

お天気もいいし。

景色を存分に堪能。

さてではそろそろ下りようか。

次に来たのはすぐ横にあったサンタ・マリア・イン・アラチェリ教会。
外観はものすごくシンプル。

が、入ってみると…

豪華な内装にびっくり。

天井の装飾が見事。

床も

聖ベルナルドの生涯。
右第一側廊のブファリーニ礼拝堂の祭壇上にあるフレスコ画。
これは、ルネサンス時代の画家、ピントゥリッキオ（Wikipedia）の代表作品だそうです。
天使によって聖ベルナルドに冠をかぶせられるシーン。

中央祭壇。

祭壇の周りにこれでもか～～というほどシャンデリアが飾られている。

アーチ状に連なるシャンデリア。
これに全部明かりが灯ったら凄いんだろうなぁ～。

こちらが中央祭壇。

で、この教会を有名にしたのがこの聖幼な子の像。
ローマでは古くから奇跡を起こすと信じられている幼子の像です。
「ローマの聖幼な子様」と手紙を書くだけで、住所を書かなくてもここに届けられるといいます。

右手前には世界中から届けられた手紙があります。
この幼子の像は、15世紀にフランチェスコ派によって、イスラエル・ゲッセマネのオリーブの枝で作られたものだそうです。

サンタ・マリア・イン・アラチェリ教会

サンタ・マリア・イン・アラチェリ教会の格天井は、１５７１年、レパントの海戦で教皇・スペイン・ヴェネツィア連合軍がオスマン・トルコに勝利したのを記念して造られたといいます。

サンタ・マリア・イン・アラチェリ教会

床にあるのはおそらくお墓。

サンタ・マリア・イン・アラチェリ教会はカピトリーノの丘にある。

この階段の上に見えるのはサンタ・マリア・イン・アラチェリ教会。
階段はなんと122段。
今回はこれを下りたけど上がるとなるとなかなか大変。

先ほどエレベーターで屋上まで上がったヴィットーリオ・エマヌエーレ２世記念堂。

というかそろそろお昼の時間。

お昼はどこで食べようかな？

で、お昼のレストランに選んだのはOsteria Maracuja。
そう、昨日と同じお店（笑）

だってこのお店すごく良かったから。

昨日と同じで最初にサングリアのサービス。

オーダーしたのは
リゾット（13ユーロ）とポルチーニのフェットチーネ（13ユーロ）。
取り分けた状態で持ってきてくれるのは助かる。
どっちも美味しかったけどリゾットがめちゃうま。

パンも。

今日はデザートも注文してみた。
パンナコッタ（5ユーロ）とティラミス（6ユーロ）。

最後にフルーツもサービスしてくれた。
全部で約40ユーロ。
お腹いっぱいになって大満足のランチ。

この続きの旅行記は↓
http://4travel.jp/travelogue/11237986