2017　与論島小さな旅　JALふるさと応援割で南の小さな島へ　～週末離島で心の洗濯～

2017/02/18 - 2017/02/19

最近は〇〇割なんていう、国や自治体の交付金や助成金等を活用した割引が盛ん。今回は、JALで宣伝していたふるさと応援割を使った奄美群島への旅。

奄美大島以外は東京からの直行便はなく、それなりにチケットも高い。土日の日程で探したところ、与論への行程が一番格安でした。

与論と言えば、私の若かりし頃は、関東の新島と並んでちょっと下品なイメージがやや先行、それでもきれいな海と、沖縄ではない本州さいはて、は旅情を誘います。

お一人様与論のつもりだったのですが、
・沖縄へ行きたいけど高いと嘆いていたMMさん
に、与論安いよ～～と声をかけたら、いつの間にかポチっと
・安いけど朝食付きプランしかないよ、と嘆いていたKさん
には、1枚100円クーポン3枚（300円）で夕食付に、で行くことに
・前日に沖縄行くけど、どこか離島へで迷っていたMTさん
に、与論もあるよ～～って言ったところ、急きょ那覇から北上

結局、4人で行くことになりました。

■フライト
2/18　JAL907　羽田0850　那覇1145
2/18　RAC815　那覇1300　与論1340
2/19　RAC816　与論1405　那覇1445
2/19　JAL912　那覇1505　羽田1715

■やど
ホテルヨロン島ビレッジ

■プラン
【JALプラン　がんばろう九州】早決30／喫煙／ペンション/夕朝食付き

■お値段
ツアー代金52,400円＋OP500円＝52,900円
ふるさと応援割▲20,000円　支払額32,900円
OP＝1～3月限定！びっくりオプション　【奄美】し～まクーポン　５枚セット

※実は最初に予約した時（12月末）このプランはツアー代金53,500円でした。1月になってからなにげに他の島はないかな、なんてチェックしていたら、値下げされていたので、わずか1,100円とは言え安い方がいいので、元の予約をキャンセル、安い方にしました。

エリア 与論島(鹿児島)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: レンタカー JALグループ
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

2/18（土）

JAL907はB777-200の運用でファーストクラスの設定があります。同行するKさんは、早々と羽田到着して、Fの空席待ち8番をゲット（この便だと真っ先に呼び出し）、私は、と言えば7時すぎに羽田到着なので、S12番。

結局、Fはお一人様だけ当選で、KさんめでたくUG。私にもクラスJは落ちてきたものの、座席を聞いたところ4人掛けの真ん中とのことだったので、それならばと辞退して当初予約のY席最前列に座ることにしました。なので、3人バラバラ。

2月には3月末まで有効のクラスJクーポンが送られてきましたけど、使い道なさそう。

那覇空港で、ANAでやってくるMさんとご対面。

RACのチェックインをして、JAL系のRACは那覇空港ラウンジ改装中のため、1,000円の食事券をいただき、すぐに入れる沖縄そばの店へ。

1,000円券4枚もらったので、適当に頼みました。

私はそーきそばセット。
よく見ると、茶色っぽい、ネギって見た目でも、料理を美しくするんだなぁ、なんて画像眺めながら思いました。

20分前に保安検査場を通過していくと、バスラウンジ階段上で係員が与論への便のコールを行っていて、もうそんな時間なの・・ってあわてて搭乗口へ。実際は、まだあとから来た乗客もいたので、ギリギリではなかったです。

搭乗機は、ボンバルディアDHC8-Q100（DH1）。

近々、退役するそうなので、たぶんお別れ搭乗になるのかな。

30分足らずの搭乗時間で与論空港到着。

小さな空港なので歩いてロビーへ向かいます。
観光客による撮影大会絶賛開催中、私たちもそのひとり。

空港ターミナルは小さくて、かわいらしい。

手荷物のターンテーブルは、単なるコンベア。コンベアなくてもいいような気もしますけど・・。

空港ターミナル前で、予約していたレンタカー会社の方と待ち合わせ。事務所へ行って手続き、結局、空港まで迎えに来ていた車を借りることになりました。

軽自動車をリクエストしたんだけれど、借りた車は普通車。4人になったので、まぁ良かった。

保険やら税金も全部込みで2日（48時間、MMさんは2泊3日の行程）で10,000円キャッシュ支払い。ガソリン代だけは別。

とりあえず、宿に行って手続き。

私とMMさんは、2食付きのプランでペンション棟。
後から申し込んだKさんは、朝食付きのプランでホテル棟（左手後方）。

朝食付きプランの方が割高だったものの、オプション300円で夕食が食べられることになって、こちらの方が割安に・・。

ペンション棟は、眺望もない、平屋の建物です。

ツインルーム、離島の民宿を考えれば、もう高級すぎるほど。

MTさんは、別途料金を支払って、私と同室に宿泊することになりました。
宿側にとっても、一人増えたところで、料金入ってくれば願ったり、と言うところでしょう。

ユニットバスもついています。

小さな島とは言え、みんな初めての地なので、とりあえずぐるっと回ってみます。

最初に来たのが、ヨロン駅。
この島に旅客鉄道はあったとは思えず、単に線路を敷いて駅を模しただけだと思います。しかし、記念撮影スポットとしては最適。

近くの遊歩道を歩いてみると、与論＝きれいなビーチ、とはちょっとかけ離れた海の姿を見ることができます。

与論港へ。海の玄関口なんでしょう、船で来るとココに上陸なのかな。

岸壁で釣りをしていた人に、釣果を見せていただきました。色鮮やかな魚、食べられるんでしょうね。

15世紀頃に築かれたという、琉球王朝時代の与論城址。石垣しか残っていません。

一般的には見かけない、葬儀後やお産後・・進入禁止って注意書き。

近くには展望台。

それほどの高さもなく、お金払ってまで・・って感じで外側から眺めるだけ。

城址の横には琴平神社がありました。お賽銭をあげて、旅行の安全祈願。

そして、カメラを撮影台に置いて記念撮影。

幻の白い砂浜と言われている百合ヶ浜へ。

百合ケ浜は、ココではなくて、大潮の干潮の時間帯に沖合い1.5キロの場所にその姿を現す海岸のことです。

この日は、大潮ではないものの、夕刻が干潮の時間帯だったので、ひょっとして見えるかな・・なんてかすかな期待を持ってやってきました。

2月中旬の与論島、沖縄本島すぐ近くなので暖かかと思いきや、意外と寒いんんです。

そんな中でも、ダウンで寒そうにしているKさんに対して、せっかくの与論、海に足だけでもと、果敢に半袖短パン姿のMさん。

結局、百合ケ浜はこの目で見ることはできず、近くのスーパーで部屋飲み用食材を購入して宿に戻りました。

これから夕食。

なんと立派な夕食でしょうか。

クーポンを使えば、なんと300円也の夕食です。
私は込々なんで料金わかりませんけど、じゅうぶんすぎるほどの夕食です。

クーポンっていうのがコレ。
5枚セット、500円なので、1枚あたり100円です。

昼食1枚＝100円で食べられたり、アクティビティに使えたり、となかなかお得なクーポンです。ただ、利用施設が限られているのがちょっと、ってとこでしょうか。

そして、夕食後は、私の部屋で持ち込んだ食材を囲んで雑談タイム。
星空きれいだったはずなのに、それを見ることもなく、眠りにつきました。

2/19（日）

ふだんはこんなに食べない朝食も旅の開放感なのか（ストレスない、これから仕事へ行くっていうイヤイヤ感がないなど）食が進みます。

午前中は、前日に引き続いて島内ドライブ。

前日よりも天気よくて青空に、海の色が映えます。
午前中から早くも海へ入るMMさん。

それぞれ海岸には名前がついていますけど、この旅行記と作っている頃はすっかり失念しています。

島の周囲の海岸でも、こんなにきれい。

鍾乳洞があるそうなので行ってみることに。

営業中の看板が出ていたので受付へ行ってみたところ、無人状態。

入場料　500円

帰りに入場料は支払おう、ってことで勝手に入場して見学。

大規模な鍾乳洞とは違って素朴な小さな鍾乳洞でした。

受付係員がいなかったのは、ちょうど団体ツアーのお客さんが来ていて案内をしていたようです。離島ミステリーツアーの団体さんだそうです、ご年配の方が与論、ってなんか不釣り合いなような・・（もっとも、自分だってじゅうぶんに年配だけど）。

与論と沖縄本島最北端の辺戸岬との間は23km弱程度、近いので肉眼でも見えそう・・で、与論島最南端チヂ崎へやってきました。

画像ではわかりませんけど、はるか彼方にうっすらと浮かぶ沖縄本島を眺望することができます。

この周囲はゴルフ場、日曜日でも誰もプレーしていませんでした。

ただし、フツウのゴルフ場ではなくて、パークゴルフと言って大きな玉を転がして打つようなゴルフのようです。

42mでパー4なんです。
パターゴルフのようなものでしょうか。
でも、海を見下ろす（さすがに、海越えなどはできませんけど）立地で、ここでのゴルフも気持ちよさそう。

ホテルに戻って昼食。

ツアーOPで購入できるクーポン1枚（100円）で鶏飯が食べられます。
あっさり味で、美味。あっさりすぎて、私はから揚げなどの方が好みかなぁ。

しかし、クーポンなければこの昼食は1,000円以上しますし、クーポンありがたい～～。

そろそろ出発の時間が近づいてきましたので、空港へ。小さなカウンターでチェックイン（カードを出して、搭乗券をもらうだけです）。

定期便は、鹿児島と沖縄那覇へデイリー、沖永良部と奄美大島へは隔日（奄美大島－与論－沖永良部－奄美大島と、沖永良部から先に回る便が隔日運行で、奄美大島は毎日行くことができる）運行の3便が発着。

ちょうど午後のこの時間帯だけ空港が賑わうようです。

小さな搭乗待合室と売店。

MMさんはもう1泊、私たち3人は帰京します。

係員はチェックインカウンターと保安検査など、いろいろと兼務していて時間がかかります。

帰りは、これまた退役間近らしい、ボンバルディアDHC8-Q300（DH3）。前日搭乗したDH1よりも大型で50人搭乗できます。

飛び立ったと思うと、もうあっという間に沖縄本島を眼下に見ることができます。

那覇空港では最短の20分乗り継ぎ。さすがに、ANAへ20分では難しいと思いますけど、乗り継ぎ客専用のバスが用意されていて、先に運んでもらえました。乗り継いだのは20名弱いましたので、意外や乗り継ぎ多いんだなぁ、なんて思いました。

KさんとMTさんは、夜の便で帰京しますので、ココでお別れ。

20分乗り継ぎでも、とりあえず乗継カウンターへ行って、ファーストかクラスJに空席あるか確認、何をいまさら・・なんて感じでしたけど。そんな中でも、しっかりと1,000円券だけはゲット。

乗継だと、2便まとまって出てくる長～い搭乗券。ほとんど使い道のないような、裏面は役立ちません・・・。

那覇からの日曜夕刻の羽田行き、思い出たくさんのレジャー帰りなど満員の乗客でした。羽田へ到着して、家路に。

おひとり与論で海岸にたたずむ、のつもりが、思いがけずたくさんの同行者に恵まれて楽しくなりました。一緒に行っていただいた皆様には感謝感激。そして、またこんな機会がやってくることを願ってやみません。

最後に番外編MMさんの食事

私たちが帰京した日の晩餐（前日よりも豪勢な気がするんだけど・・焼き魚美味しそう～～）

朝食は洋食だったそう。

ちなみに、宿泊した与論島ビレッジのレストラン。
美味しさで定評あるそうです。

この旅行記へのコメント （4）

• ムロろ～んさん 2017/03/15 19:21:32

  心の洗濯(´艸｀*)(笑)？

  こんばんは、ムロろ〜んです。
  与論島へ行かれた旅行記を拝見しました。
  
  １泊２日で気軽に行ける旅先、癒されますよね。
  久米島行きよりも便数が少ないのは需要のせいなんでしょうか(+_+)？？？
  でも雰囲気がとても良さそうですね(^_-)-☆。
  
  でもタヌタヌどののステータスでもＦ取ることって難しいのには驚きでした。
  やはり沖縄線は人気なんですね(^_^;)。
  
  そんな私も４月に奄美大島を計画しています。
  ふるさと割ゲットはできなかったのですけれど、クーポン券やらでなんだかんだで割引できて良かったと思っていますヽ(^o^)丿。
  
  
  ムロろ〜ん(-人-)

  tanupamさん からの返信 2017/03/15 23:38:42

  RE: 心の洗濯(´艸｀*)(笑)？

  むろたん
  
  
  こんばんは
  いつもありがとうございます。
  
  > １泊２日で気軽に行ける旅先、癒されますよね。
  > 久米島行きよりも便数が少ないのは需要のせいなんでしょうか(+_+)？？？
  > でも雰囲気がとても良さそうですね(^_-)-☆。
  
  ヒコーキのすばらしさ（と言うのか）文明の利器はすごい
  朝、東京を出れば、昼過ぎには与論に着いてしまう。
  
  久米島と比較すると、どうなんだろう〜〜
  沖縄県と鹿児島県って違いもあると思うけど、那覇からは圧倒的に
  久米島なんだと思う。
  
  与論は
  やっぱり、どうしても遠い島ってイメージ先行かなぁ。
  
  でも、遠いし、便数限られている＝人の入込も少ない
  そんなこともあって、のんびり感タップリ味わえます。
  
  
  > でもタヌタヌどののステータスでもＦ取ることって難しいのには驚きでした。
  > やはり沖縄線は人気なんですね(^_^;)。
  
  沖縄線はビジネス利用よりも、レジャー等の利用が多いと思うので
  当日キャンセルは出にくいと思います。ビジネスでの利用ならば、
  ドタキャンはありますけど、遊びだとなかなかありませんよね。
  
  種別Sですら、ダメなんですから、AやBではもう難しいでしょう。
  
  
  > そんな私も４月に奄美大島を計画しています。
  > ふるさと割ゲットはできなかったのですけれど、クーポン券やらでなんだかんだで割引できて良かったと思っていますヽ(^o^)丿。
  
  Nice!
  福岡発なんて、ちょっと考えつかないですよ。
  リーズナブルだし、福岡線も楽しめるでしょうし、のんびりと味わってください。
  
  tanupam

• がんちゃんさん 2017/03/13 19:49:57

  与論島

  tanupamさん、こんばんは
  
  与論島の旅楽しそうですね。離島ってまったりとした島の時間を堪能できいいですよね。
  私も久しぶりに離島行きたくなりました。
  ところで、復興割って今年もまたやるんですかね？

  tanupamさん からの返信 2017/03/15 23:31:20

  RE: 与論島

  Hi! がんちゃん
  
  
  > 与論島の旅楽しそうですね。離島ってまったりとした島の時間を堪能できいいですよね。
  > 私も久しぶりに離島行きたくなりました。
  
  沖縄本島とは違ったのんびり感なんでしょう
  島時間っていうのかなぁ、ちょっと時が止まったような・・
  
  帰りたくても、離島はすぐに帰れない
  そんなところから、のんびりせざるを得ない
  なんてことにも通じるんでしょうね・・。
  
  
  > ところで、復興割って今年もまたやるんですかね？
  
  たぶん、復興割（熊本）は予算を使い果たした、と聞いたので
  もうやらないでしょう。でも、他の地域はそれなりに人寄せの
  ためにキャンペーンはやると思いますので、めざとく見つけて
  乗っていきたいところですね・・・
  
  
  tanupam