2024.3　DISCOVER-JAPANニッポン再発見　フェリーみしまで行く竹島（＆硫黄島）

2024/03/21 - 2024/03/24

鹿児島県三島村
薩摩半島南端から南南西の方角にある小さな3つの島から構成される村。

3島全体が三島村・鬼界カルデラジオパークとして認定されている。
鹿児島港からフェリーみしまが週3～4便運航され、一番近い竹島へは3時間足らず、しかし関東から行くとなるとフェリーのスケジュールに合わせて計画をしなければなりません。

3島一気に行ってみたいものの、スケジュール的にも難しいので、2回に分けて今回は竹島と硫黄島へ行く計画にしました。

コロナの影響で長きにわたって来島自粛が続いていたので、ようやく・・って感じです。


■スケジュール
3/21金　羽田－鹿児島　鹿児島（泊）
3/22土　鹿児島－竹島　竹島（泊）
3/23日　竹島－硫黄島　硫黄島（泊）
3/24月　硫黄島－鹿児島－羽田
↓　↓
3/23日　竹島－（硫黄島・黒島経由）－鹿児島　鹿児島（泊）
3/24月　鹿児島－羽田


■フライト
JAL　羽田－鹿児島
往復セーバーのチケット　往復17,250円


■やど
3/21　鹿児島　HOTEL＆RESIDENCE南洲館（朝食付）
　じゃらんで予約　4,400円－じゃらんクーポン2,000円＝2,400円
3/22　竹島　民宿はまゆり（夕朝、弁当付）
　電話予約　9,500円
3/23　硫黄島　民宿ガシュマル　電話予約→当日キャンセル
3/23　鹿児島　リッチモンドホテル鹿児島金生町（朝食付）
　じゃらんで予約　8,075円－じゃらんクーポン2,000円＝6,075円

エリア 硫黄島・黒島・竹島(鹿児島)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 高速・路線バス 船 JALグループ 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

3/21（金）

まずは鹿児島へ。
フェリーは鹿児島港から朝9:30出航なので、東京からでは前泊が必要になってしまいます。

鹿児島空港ではターミナル内にあるお店ボディケアLUCKラックで30分ほどボディマッサージ、体が軽くなったような。

リムジンバスで市内へ向かいます。

バスは天文館で下車、ホテルにチェックイン。
朝食付で4,400円（さらにじゃらんクーポンで割引）という激安ホテルです。

建物は少々古いものの、清掃もしっかりしてあり、コスパ良いホテルです。

陽も高いので散歩がてら久々に桜島フェリーへ。

桜島フェリーもいつの間にか、御船印プロジェクトに加わったので、それを購入したいというのも目的のひとつです。

桜島へ渡って、ターミナル周辺をブラブラ歩いて折り返し。

御船印も購入できました。

夕食はみなと食堂へ。

カンパチ海鮮丼（かぶと煮付き）＝1,400円
お酒なしでも気軽に夕食楽しめるお店、美味しかった。

3/22（土）

ホテルの朝食
鶏飯や豚しゃぶなど盛りだくさんです。

天気も上々、航海日和です。
鹿児島港へ向かいます。

乗船券を購入、鹿児島港からは3島どこでも同一運賃です。

フェリーみしま。
航空便運休中の現在、本土と島を結ぶ唯一の足です。

定刻9:30、鹿児島港を出航しました。

十島村のフェリーとしまが火災で修理中のため、代船としてあおがしま丸が鹿児島と十島各島を結んでいます。

あおがしま丸を鹿児島で見るのも感慨深いものがあります。

乗船しなくても購入できる、とのことなので、フェリーとしまの窓口で御船印を購入しました。

桜島を左手に眺め、波静かな錦江湾を航海しています。

硫黄島（正面）もまじかに見えるようになると、竹島（左側）到着です。

島民総出でお出迎えのようです。
後で確認したら、この日は鹿児島へ戻る人のお見送りがメインだったそう。この日のフェリーは日帰りで、鹿児島－竹島－硫黄島－黒島を経由して鹿児島へ戻ります。

宿の方が迎えに来ていただきましたが、出航まで待っていてということなので、私もお見送り。

フェリーは出航していきました。

車で高台にある民宿へ。

島の民宿ですね。
宿泊者は私1人のようです。

鹿児島港で乗船前に購入した弁当を部屋で食べます。

食後は金曜日なので真っ先に郵便局へ。
1,000円也の郵便貯金を。

局の方とちょこっと島のことなどお話して・・ほかにお客さんがいないと相手をしていただけます。

民宿で車を借りようかと思ったものの、歩ける範囲でいいかな、と思って適当に歩いて回ることにしました。

標識出ているので迷う心配はありません。

3月なので暑くもなく、天気良いし快適な散歩道です。

籠港

残念ながら立ち入り禁止。
誰も見ていないし、そっと入るのもありかとは思うけれども、体力に自信はないしトラブル時には迷惑かけることになるのであたりまえながら自重します。

島の端、オンボ岬公園
明日行く予定の硫黄島がはっきりと見えます。

海岸近くまでおりてみました。

神社

ちょっとばかり神聖な場所。

ふるさとの木　ガシュマル

狭い道路に覆いかぶさるようにガシュマルが伸びています。

宿に戻って夕食
1人なので宿のマスターが時々相手をしてくれます。

後から肉も出てきました。

食後は、シャワー浴びて、やることもないので寝るだけです。

3/23（日）
島内放送でフェリーの運航状況が流れて来る。
ホームページを確認してみると、予想外の天候不良予想。

フェリーは
3/23　鹿児島－竹島－硫黄島－黒島（停泊）
3/24　黒島－硫黄島－竹島－鹿児島
という1泊2日の行程で運航する予定でした。

それが、3/24日の海上悪天候が予想されるため
3/23　鹿児島－竹島－硫黄島－黒島－鹿児島
と日帰りで運航し、3/24は運航しないことになってしまいました。

次の運航は3/26火で日帰りの行程
もし硫黄島へ渡ってしまうと、鹿児島へ戻れるのは火曜日の夜、そして帰京するのは水曜日になってしまい、定年退職したとはいえ、サラリーマンなのでさすがにそこまでは休めません。

ちょっとがっかりした気持ちで朝食をいただきます。

フェリーの運航状況の変更は硫黄島の宿もわかっていたので、電話でキャンセルをお願いしました。

フェリーの出発までしばらく時間あるので、周辺を歩きます。

牧場へ
そんなに天気悪そうじゃないけどなぁ、明日は荒れるのか・・。

牛が放牧していました。

牛舎があります、三島牛っていうのかしら。

ちょっと時間を持て余し、宿でゴロゴロ。
フェリーの時間に合わせて、港へ向かいます。

待合所で乗船券を購入します。

竹島から鹿児島へは、
直行便でも、経由便でもお値段一緒。

島の方は時間のかかる経由便はイヤでしょうが、たくさん乗っていられる私はちょっと嬉しい。

鹿児島からのフェリーがやってきました。

狭い港内を絶妙の操舵技術で接岸します。

鹿児島へ帰る人たちを盛大にお見送り。
この時期、学校関係の方々（先生方や児童生徒たち）が多いそう。

民宿で作っていただいた弁当を船内でいただきます。

船首部分に展望スペースのような、飲食できるスペースがあります。

ボックスの座席もあり、それぞれくつろいでいました。

港内の色が変わっているのが特徴的な硫黄島港。

ここで下船する予定だったのに・・＠硫黄島
泣く泣く船上から岸壁を眺めます。

本来は明日の鹿児島便に乗船予定だった人たちも急遽、この便に乗船しています。次は火曜日になってしまいますから。

海の色がくっきりと違う、自然のすごさというのだろうか。

黒島大里港、ここでも船上から眺めるだけ。
スケジュール上では、黒島は大里港のあと、片泊港も寄港することになっていますが、この日は抜港、大里港を出航したあとは鹿児島に向かいます。

20時少し前鹿児島港に到着しました。

歩いて天文館のホテルへ。
船内から予約しました、春休み真っただ中で安いプランが少なく、それでも朝食付で6,000円くらいで泊れたのでラッキーでした。

おっ、なかなか良いホテル。
硫黄島へ行けなかったのは残念だけれども、島に足止めではなく鹿児島市内へ戻って来られたので一安心ではあります。

3/24（月）

朝食は、
サラダ、さつま揚げ、豆腐と飲み物は自分で好きなだけ取ってくることができます。

セットの和定食。
釜のご飯で、おかずもたっぷり。
美味しくいただきました。

天気予報当たったのか、朝から雨模様。

15時くらいに鹿児島港へ戻って来ることを前提に夕方のフライト予約をしていたので、しばらく時間があります。チェックアウトギリギリまで部屋でゴロゴロしていましたが、これと言って、行きたい場所もなく、歩いて行ける鹿児島県立博物館へ行ってみました。

天文館からバスで空港へ。
電話予約して、金曜日同様マッサージをお願いした後、レストランで食事。

前回、大盛りを頼んであまりの多さにびっくりしてしまったので、今回はノーマル。そして、作る方は面倒かもしれない玉ねぎ抜き。

当初計画通りのフライトで羽田に戻ります。

硫黄島は無念。
もう一度計画しないとなぁ・・。
まぁ、旅は思い通りにはいかないところもその楽しさがある、積み残しは次へのきっかけにもなるからね。