2016/09/07 - 2016/09/16
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tadashiさん
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2016年9月11日、12日の夜の2連泊の町ルルドでの様子を紹介します。
11日の夕方はロザリオ聖堂内部の見学を行いました。バジリカは美しく、聖堂内の石の壁には世界中の、ここのご加護のおかげで病気が治ったとういう感謝の言葉が数知れないほど刻まれていました。聖母マリアが現れたとされるマサビエルの洞窟への入場も予定されていたのですが、イタリアからの巡礼団の特別ミサが洞窟内で行われており、しばらく外から、その様子を見るだけとなりました。勿論、奇跡の泉のお水もペットボトルにいただきました。衛生面で飲用には適さないので、後刻ホテルでのシャワーのときに体に掛けました。
毎晩実施されている祈りの蝋燭行列は二晩とも行きました。フランス全土、いや全世界からやってくるカトリックの巡礼者たちが聖堂から引き出されたマリア像を先頭にして、敬虔な祈りを捧げながら、ゆっくりと聖堂の前の広大な広場の周りを時計回りに一周し聖堂前に整然と集合して、マリア像が聖堂に戻るまで続きます。キリスト教徒でない私にも何かこみ上げてくる感情を抑えることはできません。終了のときには、周りの人たちが互いにご加護がありますようにとあいさつの言葉をかわし、ときにはハグしあうのです。
夕食は自由に各人がという段取りになっているので、mさんと一緒します。最初の夕食はホテルから5分ほどのところに見つけたテーブルが数個しかない小さな家族経営のバールらしきところに入った。クレープ屋さんで料理はやっていないとのことだった。仕方ないのでルートビアのようなものを頼んで、暫しイタリア出身だという亭主とよもやま話となった。その後しばし街をぶらつき、聖堂に近い門前通りのようなにぎやかな通りにある結構大きなバールで食事した。次の日の夕食、昨日の小さな家族経営へ行って、何か適当にあり合わせ料理を作れと談判しようということになった。しかし、残念、店はシャッターが下りていた。小さいお店を探してうろうろしたあげくに、とある横丁でフィッシュアンドチップス、グリーンサラダで我慢した。
表紙の写真はバジリカの内部です。ここもステンドグラスが美しかった。
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ホテルにチェックインして、直ちにロザリオ聖堂へと向かいます。
途中にこんなチャペルがありました。
chapelle Notre Dama des douleures 悲しみの聖母チャペル
150 ans Saint Frai とあるので150年たっていそうです。 -
この通りを抜けるとロザリオ聖堂の敷地に入れます。
白い看護婦のような洋服を着ている女性たちはロザリオ聖堂付属の病院療養所の患者や祈りにやってきた車いすのキリスト教徒を介護支援するために世界中からやってきたボランティアだということです。
右の出口近くに待機場所(palais du rosaire)があるようです。 -
この門前通りには多くの土産物店があり、マリア像やろうそく
行列に使う「ろうそく」セットが売られています。蝋燭の値段は原価にほんの少し載せた統一価格になっているそうです。 -
ロザリオ聖堂の広い広場にやってきました。
聖堂は左右対称のつくりになっています。 -
広場の中央には真白いマリア様が建っています。
金色の冠とブルーの帯を身に着けていらっしゃいます。 -
白装束のボランティアが車いすの人たちをお世話していました。
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聖堂の向かって左側のスロープを登って、まず2階部分に行ってみます。
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右の奥の丘の上に古い城塞が見えます。
ここには翌日の夕刻に行ってみたのですが、閉館時間を過ぎてしまっていて中には入れませんでした。 -
ろうそく行列はこの長方形を聖堂の左手近くから向こうに向かって時計廻りに回って右手側から聖堂に戻ってきます。そしてマリア像の前の広場に横に何列にもなって並びます。
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約160年前に、マサビエルの洞窟で聖母マリアに出会ったという聖女ベルナデッタのお顔
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ポー河の近くに大勢の人が集まっています。
多分ここが、あの奇跡の洞窟でしょう。 -
バジリカに入ります。
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バジリカ右横のステンドグラス
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バジリカの正面
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ズームします。
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バジリカ通路の壁には、病気や怪我がこの製造に詣でて、奇跡の泉のおかげで治ったあるいは改善したという感謝のメッセージが数えきれないほど
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バジリカの出口からは金色の王冠が、そしてその向こうには広場。
このテラス部分で夜の行列を見守りました。 -
奇跡の洞窟には入れません。イタリアからの巡礼団のためのミサのためです。
イタリア語でのミサが厳粛に行われ続けています。
どれほど待てば終わるのか見当もつかないのでしばらくして入場はあきらめます。 -
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「この洞窟の上に礼拝所を建てなさい。」というマリア様の言葉に従って建てたのがよくわかります。
この場所から左に30メートルのあたりに「奇跡の泉」の蛇口があり、並んで待ちました。ペットボトルで持ち帰り、ホテルで就寝前のシャワーで使いました。
ルションの長生きの泉の水はのみましたが、ここのは飲料には?とのことですので・・・ -
聖堂の地上部を右部分
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中央部分
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左側部分と撮ってみます。
動画でもどうぞ
http://youtu.be/sKXFxwv6Vjg -
一階部分にも入ってみます。
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法王フランシスの訪問の様子の写真がありました。
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つぎは、蝋燭行列の様子を紹介します。
これには、二晩続けて見に行きました。
この写真は同行者が行列に参加する様子です。種火を周囲のひとと分かち合っています。 -
そして歩き始めます。
ちょっと長いですが、動画でその雰囲気をどうぞ。
http://youtu.be/TogkfLxFsGo -
しばらく広場のマリア像のあたりで見ていたのですが、全体を見渡したいので、ロザリオ聖堂の2階のテラスに移動します。
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行列の先頭は一番奥にまで到達
ここも、動画でもどうぞ
http://youtu.be/Av6mzFP0uNY -
そして、聖堂の方へ戻ってきます。
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そして聖堂とマリア像の間の広場に横にいくつもの列を作ります。
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淡い光の洪水です。
聖堂を照らすサーチライトがまぶしいです。
二日目の夜も行ってみました。次の動画はそのときのものです。
http://youtu.be/nrh2pYhq7ss -
ここからは、夕食かたがた街歩きの様子です。
最初の日の夕方、ロザリオ聖堂見学後は一旦ホテルに戻ります。一息ついてから、ホテルを出て右方向にルルド城のほうへ上って数軒いろいろ覗いてみる。暇そうなバールのようなお店に入ってみます。 -
親父に「何か食べ物できないか?」と尋ねてみるも、「うちはクレープ屋だ。材料がないのできない、ごめん!」と言われてしまった。
イタリア出身で、故あって、ルルドに住みついてしまったのだそうだ。 -
店先で友達とおしゃべりしていた、おかみさんを呼んで、ツーショットを所望。少しはにかみながらも快諾。
ここでは、薬草かなにかのエキスの入ったビールのようなもを飲むだけとなった。クレープ屋なので、何かたのむべきだったかなあ? -
ポー河を超えて、横町にはいってみます。
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人通りのない横丁に素敵なレストランが、ちょっと敷居が高そうなので、べつを探す。
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mさん
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そして、結局、ロザリオ聖堂への門前どおりのこのバールへ
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正確には「カフェ・レストラン」ですな。
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オープン席に陣取ります。
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ビールがうまーい
2杯いった。 -
連日、食べすぎなので、これで十分。
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となりのオープン席では、白装束のボランタリーさんたちが、一杯やり始めなした。
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ホテルにもどり、蝋燭行列の参加・見物の集合に間に合わせます。
半月が天空に架かってきます。 -
次の日:夕食の店さがしに出かけます。
最初は昨日いったイタリア人のお店に行って、「なんでもいいから、あり合わせでいいから作ってくれ」と頼もうとしていましたが、シャッターが下りています。しばらくぶらぶらしても、開かないのであきらめる。 -
夕食の前にルルド城に行ってみようと、行ってみたが、残念「閉館時間」となったばかりであった。
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博物館も併設しているようであった。
再度、ルルドを訪問することがあれば、今度は是非入場してみたい。ここからのロザリオ聖堂の眺めもきっと、なかなかのものだと思う。 -
もう少し歩き廻ってみる。緯度が高いので夜が来るのが遅い。
この時、19時半はいっていたと思う。
広場があり、第一次大戦の兵士の慰霊碑が中央にあった。 -
市庁舎ではないかと思う。
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あちこち、冷やかしながら、とある横丁で小さなレストランに腰を落ち着けた。
まず、ビールだね! -
グリーン・サラダとフィッシュ・アンド・チップス。
ビールがすすむ。今日も2杯。 -
トイレを拝借。
ドアのイラストが面白い。両側の男性が真ん中のスカートの人物の前を覗き込んでいる・・・ -
とおりの反対側にオープン・テラスがあり、この店から料理や飲み物を運んでいた。
我々もそうすれば、よかった。
小さな町、ルルドはまったく不安を感じない街でした。
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