ミディピレネー地方旅行記(ブログ) 一覧に戻る
2016年9月12日午後は、ゴープ湖をあとにして、自転車長距離競技ツールドフランスのコースにたびたび登場する、ピレネー越えの難所「ツルマレ峠」で、選手たちの苦労に思いをはせ、ピクデユミディ展望台でピレネーの大パノラマに目を見張った。<br /><br />ツルマレ峠は2115メートルの標高にあり、ツールドフランスでフランス側からスペインに抜ける場合は、標高1275メートルの地点からこの峠までは、すべて登り坂で水平距離17キロメートル、平均斜度7.5度、という難所の一つです。峠には、自転車選手の像が設置されています。峠は森林限界高度を超えていて、短い草が生えているだけの丘や山がうねって見えます。羊の放牧があちこちに見えるだけです。<br /><br />峠を少し右に下ったところにラモンジという小さな村があります。そこには、ピクデユミディ・ビゴーレの天文観測所展望台に人々を運ぶロプウェーの出発駅があります。展望台までの中間点で乗り換えます。ロープウェーの動力の能力かゴンドラの重さとロープの強度の関係なのでしょう。出発駅から、乗り換えも含めて20分くらいだったでしょうか。約1000メートルの高度分を駆け上がり、標高2877メートルに降り立ちます。<br /><br />英国グリニッジとほぼ同じ子午線上にある観測所は米国のアポロ計画の事前の月面詳細写真撮影に利用されたのだそうです。観測ドーム群の空きスペースがぐるりと360度、廻って歩ける展望台になっています。<br />約300キロの長さのピレネーの雄大な風景や北東方向にフランスの丘陵、平野地帯も見渡せます。<br /><br />たっぷりと目の保養をしたあと、夕方の山道をまたルルドへと帰ります。途中、カンパンという村を通過中に面白いものに遭遇した、手作りの案山子のような、でも結構派手な色合いの服を着せたお人形が家々のベランダや窓辺においてあるのです。バスからなのでうまく写真がとれず、かろうじて一枚だけ写りました。<br /><br />表紙の写真は、ピクデユミディ観測所展望台から下に下っていくロープウェーのゴンドラです。丁度、緑の池がバックになりました。

美しき南西フランスから美食バスクまでピレネー山脈縦断(ツールドフランスの難所ツルマレ峠とピクデユミディ天文観測所展望台)

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2016/09/07 - 2016/09/16

77位(同エリア473件中)

tadashi

tadashiさん

2016年9月12日午後は、ゴープ湖をあとにして、自転車長距離競技ツールドフランスのコースにたびたび登場する、ピレネー越えの難所「ツルマレ峠」で、選手たちの苦労に思いをはせ、ピクデユミディ展望台でピレネーの大パノラマに目を見張った。

ツルマレ峠は2115メートルの標高にあり、ツールドフランスでフランス側からスペインに抜ける場合は、標高1275メートルの地点からこの峠までは、すべて登り坂で水平距離17キロメートル、平均斜度7.5度、という難所の一つです。峠には、自転車選手の像が設置されています。峠は森林限界高度を超えていて、短い草が生えているだけの丘や山がうねって見えます。羊の放牧があちこちに見えるだけです。

峠を少し右に下ったところにラモンジという小さな村があります。そこには、ピクデユミディ・ビゴーレの天文観測所展望台に人々を運ぶロプウェーの出発駅があります。展望台までの中間点で乗り換えます。ロープウェーの動力の能力かゴンドラの重さとロープの強度の関係なのでしょう。出発駅から、乗り換えも含めて20分くらいだったでしょうか。約1000メートルの高度分を駆け上がり、標高2877メートルに降り立ちます。

英国グリニッジとほぼ同じ子午線上にある観測所は米国のアポロ計画の事前の月面詳細写真撮影に利用されたのだそうです。観測ドーム群の空きスペースがぐるりと360度、廻って歩ける展望台になっています。
約300キロの長さのピレネーの雄大な風景や北東方向にフランスの丘陵、平野地帯も見渡せます。

たっぷりと目の保養をしたあと、夕方の山道をまたルルドへと帰ります。途中、カンパンという村を通過中に面白いものに遭遇した、手作りの案山子のような、でも結構派手な色合いの服を着せたお人形が家々のベランダや窓辺においてあるのです。バスからなのでうまく写真がとれず、かろうじて一枚だけ写りました。

表紙の写真は、ピクデユミディ観測所展望台から下に下っていくロープウェーのゴンドラです。丁度、緑の池がバックになりました。

  • ポン・デスパニャを発って、一時間ほど過ぎると、ツルマレ峠への登り道に差し掛かります。

    ポン・デスパニャを発って、一時間ほど過ぎると、ツルマレ峠への登り道に差し掛かります。

  • 中央に峠の施設が小さく見えてきました。

    中央に峠の施設が小さく見えてきました。

  • 登ってきた方向をバス車窓から・・・<br /><br />巨大な「いろは坂」といった風情です。

    登ってきた方向をバス車窓から・・・

    巨大な「いろは坂」といった風情です。

  • 峠に到着

    峠に到着

  • はるか向こうはガヴァルニ渓谷のあたりか・・・

    はるか向こうはガヴァルニ渓谷のあたりか・・・

  • 雪に覆われるころは、このリフトもスキヤーでにぎわうことでしょう。

    雪に覆われるころは、このリフトもスキヤーでにぎわうことでしょう。

  • ツルマル峠の地理的情報が記されています。

    ツルマル峠の地理的情報が記されています。

  • ツールドフランスの選手の像

    ツールドフランスの選手の像

  • 少し寄ってみます。

    少し寄ってみます。

  • mさん、マイヨジョンヌを身につけて、ツールドフランスの選手に変身。<br /><br />ここで、動画を紹介します。<br /><br />http://youtu.be/Ua3Xk5AcLnE

    mさん、マイヨジョンヌを身につけて、ツールドフランスの選手に変身。

    ここで、動画を紹介します。

    http://youtu.be/Ua3Xk5AcLnE

  • はるか下の草も乏しい丘には、羊の群れが」

    はるか下の草も乏しい丘には、羊の群れが」

  • お茶かビール飲りたいところですが、次の予定もあります

    お茶かビール飲りたいところですが、次の予定もあります

  • 峠には駐車場はなく、路肩に駐車です。

    峠には駐車場はなく、路肩に駐車です。

  • この写真の左下の村から、ピクデユミディへ向かうのです。

    この写真の左下の村から、ピクデユミディへ向かうのです。

  • ラモンジのロープウェー駅の裏に白銀のピックデユミディに抱きついている登山熊がいた

    ラモンジのロープウェー駅の裏に白銀のピックデユミディに抱きついている登山熊がいた

  • ここから乗車します。

    ここから乗車します。

  • 途中でまるで天然のロープウェー支柱のような尖った岩山の上で乗り換えます。<br />頂上が見えてきました。

    途中でまるで天然のロープウェー支柱のような尖った岩山の上で乗り換えます。
    頂上が見えてきました。

  • 頂上の駅です。

    頂上の駅です。

  • 頂上のロープウェイ駅の救難装置の説明図。<br /><br />ゴンドラの底部にお水が貯蔵されているようです。

    頂上のロープウェイ駅の救難装置の説明図。

    ゴンドラの底部にお水が貯蔵されているようです。

  • スペイン方面のパノラマ。<br /><br />「ローランの窓」が一番奥の山並みの右から3分の1くらいの処に見えます。

    スペイン方面のパノラマ。

    「ローランの窓」が一番奥の山並みの右から3分の1くらいの処に見えます。

  • この方向の展望台の直下に雪解け水の池があります。

    この方向の展望台の直下に雪解け水の池があります。

  • 動画でも、360度、紹介しましょう。<br /><br /><br />http://youtu.be/FCE4iJ22lzI<br /><br />

    動画でも、360度、紹介しましょう。


    http://youtu.be/FCE4iJ22lzI

  • 天文観測ドームがいくつもあります。<br /><br />観光客も多いです。

    天文観測ドームがいくつもあります。

    観光客も多いです。

  • 下りのゴンドラが出発します。

    下りのゴンドラが出発します。

  • ここから、4枚目の位置までおよそ30秒、けっこう速いです。

    ここから、4枚目の位置までおよそ30秒、けっこう速いです。

  • 大パノラマを十分に堪能したので、私たちも下界へと戻ります。<br /><br />この写真は中間の乗り換えステーションのほんの少し手前です。<br />登ってきたゴンドラからの客が吹きさらしのテラスの上で待っています。<br />チョットここは怖かった。<br />私たちは左側に停車している箱に乗り換えて下に向かいます。<br /><br />ここでも「ボンジュール」、「ボンヌジョルネ」のあいさつ交歓

    大パノラマを十分に堪能したので、私たちも下界へと戻ります。

    この写真は中間の乗り換えステーションのほんの少し手前です。
    登ってきたゴンドラからの客が吹きさらしのテラスの上で待っています。
    チョットここは怖かった。
    私たちは左側に停車している箱に乗り換えて下に向かいます。

    ここでも「ボンジュール」、「ボンヌジョルネ」のあいさつ交歓

  • 乗り換えて下へと

    乗り換えて下へと

  • この崖を降りると、山肌の斜度は低くなり、気持ちがほっとします。

    この崖を降りると、山肌の斜度は低くなり、気持ちがほっとします。

  • カンパン村を抜けて、ルルドへとバスは進む。<br /><br />この村の家々にはマリオネットのような手創りの、お人形さんがベランダや庭さきなど外に飾られていました。バスが右左にゆれるので、この一枚だけ何とか写せました。<br /><br />今晩ルルドですごし、明日はポー、バイヨンヌ、サン・ジャン・ド・リュスを経由して美食の町、バスクのサン・セヴァスティアン(ドノスティア)です。飲み食いが楽しみなのだ。

    カンパン村を抜けて、ルルドへとバスは進む。

    この村の家々にはマリオネットのような手創りの、お人形さんがベランダや庭さきなど外に飾られていました。バスが右左にゆれるので、この一枚だけ何とか写せました。

    今晩ルルドですごし、明日はポー、バイヨンヌ、サン・ジャン・ド・リュスを経由して美食の町、バスクのサン・セヴァスティアン(ドノスティア)です。飲み食いが楽しみなのだ。

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この旅行記へのコメント (1)

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  • きなこさん 2017/02/14 22:23:42
    ツールドフランス
    こんにちは~

    ツールドフランスの舞台ですね
    選手は自分の村を走るときは俄然張ります。村のヒーローです。
    私も顔出し写真してみたいです

    きなこ

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