北海道3日間の旅 ③ ～小樽編～

2014/11/01 - 2014/11/03

有効期限が迫ってきたANAマイレージを使用するため旅行を計画しました。
海外に行くには韓国が一番少なくて12,000マイル、国内でもせっかくだから新幹線では行けない場所に行こうとすると、ANAを使用するには少なくても12,000マイルが必要ですが、貯まっているのは10,000マイルと少しだけ。。
「10,000マイルで行けるなるべくお得な場所」という事で、バニラ・エアで行く北海道に決定！
北海道へはスノーボードをしに2-3回、観光では1度だけ訪れた事があります。
その時のルートも今回と同じく登別・札幌・小樽、プラスして層雲峡にも。
観光バスで周遊する2泊3日のツアーでした。
とにかく食べ物が美味しくて、3日で3kg太って帰って来た事を思い出します。

【スケジュール】
2014/11/1
　午後：バニラ・エアで成田から新千歳空港へ
　夕方：登別へ
2014/11/2
　午前：登別から札幌へ
2014/11/3
　午前：札幌から小樽へ
　夕方：バニラ・エアで新千歳空港から成田へ

【旅費】
ホテル代：約11,000円

エリア 小樽(北海道)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: バニラエア
• 旅行の手配内容: 個別手配

3日目、札幌から小樽へはJR快速エアポートで約30分。

札幌駅 駅

車内はガラガラ。

札幌駅改札横「KINOTOYA BAKE」の焼きたてチーズタルト、さっそくいただきます。
まだ温かくて、サクサクのクッキー生地とフワフワのチーズムースが美味しいー!!
お土産に買って帰りたいけど、もう札幌駅で降りないんだった。。

帰宅後調べたら、2日前に東京進出して自由が丘に出店したばかりだったようです。
なかなか自由が丘に行く機会がなく、半年後やっと訪れた時にも、1時間以上の行列ができていました。
ザクザクシューもそうですが、同じものとは思えないほどやっぱり本場で食べたのが何倍も美味しい！

KINOTOYA BAKE JR札幌駅東口店 グルメ・レストラン

段々と港町のような雰囲気になってきました。

いいお天気だったんですが、、

11時、小樽駅に到着。

あのチーズケーキの「LeTAO(ルタオ)」って小樽の事だったの!?

JR小樽駅 駅

小樽駅の4番ホームは「裕次郎ホーム」と呼ばれ、等身大の石原裕次郎パネルが設置されています。
幼少期を小樽で過ごし、ドキュメンタリー番組でこのホームに降り立った事から作られたそうです。

なんともレトロな駅名標です。

まずは改札を出て左奥、駅構内にあるコインロッカーにスーツケースを預けます。

外に出るとはらはらと雪が降ってきました。 さっきまで青空だったのに...

ランチは駅を出て左前方の階段上の「三角市場」
入口は不安になるくらいの小ささです。

三角市場 お土産屋・直売所・特産品

おそらくこの三角市場で一番の有名店「味処たけだ」で海鮮の丼をいただきます。

市場食堂 味処たけだ グルメ・レストラン

サーモンといくらの親子に生うにがのった丼を注文。
海鮮たっぷりのお味噌汁も付いてます。

いくら、ぷりぷり!!
東京で食べるペッタリとしたいくらとは大違い！

蟹好きの両親に宛てて、市場で蟹と+αの海鮮を宅配。

12時半、市場を出て観光に出掛けます。

小樽駅前から商店街を通り抜け寿司屋通りを歩いていると、「旧手宮線跡地」へ続く階段がありました。

旧手宮線跡 名所・史跡

ここはかつて南小樽駅から手宮駅を結んでいた貨物線の廃線跡。
線路の脇は遊歩道になっています。

ベンチの背もたれには、地元の小学生が描いた機関車。

運河方面に歩くと、小樽観光のメインストリート「堺町通り」の入口に建つ、「小樽浪漫館」
明治41年に建築された歴史的建造物「旧百十三銀行 小樽支店」を利用しています。

小樽浪漫館 (旧百十三銀行小樽支店) 名所・史跡

店内はガラスの小物やアクセサリーを扱うお店。
カフェも併設されていました。
歩くたびにミシミシと鳴る床が歴史を感じさせます。

お隣に建つのは「小樽キャンドル工房」
蔦の葉に覆われた石造りの倉庫がよい雰囲気です。

小樽キャンドル工房 専門店

こちらも小樽の歴史的建造物に指定されている「大正硝子館 本館」
明治39年に建てられた名取高三郎商店を改装しています。

この辺りから堺町通りにかけては「大正硝子館」と名の付く別館が多くあります。

小樽　大正硝子館 専門店

近くまで来たので、小樽運河の写真スポット「浅草橋」の昼間の風景を見ようと少し移動する間に、ふわふわと舞っていた雪が吹雪になってきました。

浅草橋 名所・史跡

現在の気温は4.8℃。
寒いはずです。。

念のため、ユニクロのウルトラライトダウン着てきてよかったー。

大正硝子館まで戻ってくると、カルガモファミリーが雪の於古発川を渡っていました。

14時、メインストリート「堺町通り」を歩きます。
この附近はまだ人通りも少ないですね。

堺町通り 名所・史跡

「金賞コロッケ」という魅力的なネーミングに魅かれて思わず入ってしまいました。
おそらく何かの金賞に輝いたんでしょうが、普通のコロッケです。。
しかも作り置きでアツアツじゃないし、小さいし、意外に高い。。

金賞コロッケ 堺町店 グルメ・レストラン

「いか太郎本舗」の顔出しパネルで写真を撮ってお店に入ろうとしたら、店員さんに中国語で話しかけられてしまい、なんだか入る気を失くしてしまいました。。

お土産物屋さんを覘いたり、酒屋さん？ガラス雑貨屋さん？どっちがメインか忘れたけどそんなお店で日本酒の試飲をしたり、LeTAO等のスイーツのお店で試食したりしながら1時間程歩き、15時、堺町通りメインストリートの端「メルヘン交差点」に到着。

堺町交差点 (メルヘン交差点) 名所・史跡

まだまだ通りは続くのかもしれませんが、賑やかなのはここまでです。
ここまで来たら南小樽駅の方が近いようですが、私たちはスーツケースがあるので小樽駅まで戻らなければなりません。

ここにも中国人の団体旅行の方達が大勢いました。
北海道は中国人にも人気なんですね。

メルヘン交差点のそばで、熊がお出迎えしてくれる「スーベニールオタルカン」
その名の通り、小樽のお土産物が揃っているお店です。

旧戸出物産小樽支店 (スーベニールオタルカン) 名所・史跡

休憩スペースのようなカフェでアップルパイを食べながら一休み。

こちらもメルヘン交差点のすぐそば、「小樽オルゴール堂 本館」

小樽オルゴール堂 本館 専門店

明治45年に建てられた石造りの建物と、あちこちから流れてくるオルゴールの優しい音色で、なんだか懐かしいようなメルヘンチックな空間です。

前回小樽を訪れた時の一番鮮明な記憶はこのお店でした。
購入はしませんでしたが、見ているだけであっという間に時間が過ぎてしまいます。

お隣はオルゴール堂の別館「キャラクターハウス夢の音」
ディズニーやスヌーピー、リラックマやトトロなど、人気キャラクターの雑貨が勢揃いしています。
オルゴールとはあまり関係なさそうでした。。

北海道に来てから何件ものお土産物屋さんで探し求めていたものがありました。
最近になって父がコレクションし始めた、昔懐かしいご当地提灯です。
私が子供の頃にはどこのお土産物屋さんでも見かけていた気がしますが、空港にもなかったし、この日もなかなか見つからない…
でも、諦めかけていたらここ小樽でやっと見つけました!!
堺町通りの中ほど、キャラクター雑貨が所狭しと並んでいる雑多なお店の壁に吊り下げられていました。 父へのお土産、見つかってよかった。

16:40、小樽運河の浅草橋まで戻って来ました。
だんだん陽が落ちて街の灯りがともり幻想的です。

浅草橋 名所・史跡

帰りは運河の脇の遊歩道を歩いて帰ります。

ほんの少し時間が進むだけで、街の色が変わってきました。

小樽運河と駅前から真っ直ぐ通る中央通りが交差する場所に建つ「小樽市観光物産プラザ(運河プラザ)」
プラザ前広場には「消防犬ぶん公」の記念碑が建っています。
このぶん公、昭和初期に小樽の消防本部で実際に飼われていた雑種犬で、消防車が出動する際には一番に乗り込み火事場で大活躍をしたそうです。

あまりの寒さに運河プラザに入ってみましたが、時間が遅かったせいか、中は閑散としていて売店も閉まっていました。
お手洗いを借りて、缶コーヒーを買って駅に向かいます。

小樽市観光物産プラザ(運河プラザ) 名所・史跡

17時過ぎ、小樽駅に到着しました。

JR小樽駅 駅

小樽から新千歳空港へはJR快速エアポートで約1時間10分。
札幌から小樽に向かう車内がガラガラだったので、駅の売店でご当地ビールを買い、飲みながらのんびり帰ろうと思っていましたが、帰りは大混雑！
私たちは小樽から乗ったので座る事ができましたが、お隣の南小樽から大勢の人が乗り込んできて、すぐに満席になってしまいました。

空港に到着し、無事にチェックインが完了。
行きは手持ちしていたパソコンをスーツケースに入れてしまったおかげで、帰りは機内持ち込みする事が出来ず、預け入れする事になりました。

今朝食べる事が出来なかったスープカレー、カレー好きの友人はよっぽど心残りだったようで、最後に食べて帰ろうと。。
搭乗時間まで30分もないけど…

19:10、空港内のスープカレーのお店「Lavi」

スープカレーlavi 新千歳空港店 グルメ・レストラン

猫舌だけど10分くらいで完食しました。 大満足です。
友人が機内持ち込みするスーツケースをお店に忘れてくるというハプニングもありましたが、なんとか間に合って搭乗する事ができました。

20:05-21:35 バニラ・エアで新千歳空港から成田空港へ(1時間30分)

今回も食べてばかりの3日間でした。
今度は函館に行ってみたいな…