2016/11/03 - 2016/11/06
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entetsuさん
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13回目の韓国、「もう、行くとこなんかないでしょう?」と人からは言われますが、まだまだ満足してません。
しかも案外、晩秋、紅葉の季節に行ってない。
ということで、今回は11月3日から6日まで晩秋の韓国へ行って参りました。
4日目、もう最終日になってしまいました。久々に「昌徳宮」へ行って来ました。
①初日、まずはカムジャックとモリゴギ食べて、DDPを散策!
②水原(スウォン)に行き、シティツアーに参加しました!
③水原のシティツアーで「水原華城」を観光!
④ツアーと離れ、水原華城の西将台まで登りました!
⑤チョンウプの内蔵山で紅葉を楽しみました!
⑥全州(チョンジュ)の韓屋村を観光しました!
★⑦久しぶりに「昌徳宮」へ!
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 観光バス タクシー 徒歩 飛行機
- 航空会社
- チェジュ航空
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ホテルで朝食を食べ、チェックアウトしてソウル駅の「ソウル駅都心空港ターミナル 」に来ています。
今回はチェジュ航空利用ですので、事前搭乗手続が出来ます。
事前搭乗手続サービスを利用するには、ソウル駅-仁川空港の空港鉄道A’REX直通列車の当日乗車券が必要ですので、購入します。ソウル駅都心空港ターミナル その他の交通機関
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事前搭乗手続可能な航空会社は、仁川国際空港発の便に限り(金浦空港発は利用不可)、大韓航空・アシアナ航空・済州航空・中国南方航空・ティーウェイ航空です。
航空会社の各カウンターで搭乗手続きをします。
手荷物の預け入れもこちらで出来て、出発時刻まで手ぶらで観光が出来ます。 -
最後に出入国管理事務所で出国審査をします。
この時、航空券に出国審査を終えた証明印が押されます。
もちろん、パスポートにも証明印が押され、形式的には出国承認が下りた格好になっています。
仁川空港で出国の際は、出国ゲートの専用口の利用が可能ですので相当の時短が出来ます。 -
「ソウル駅都心空港ターミナル」で事前手続きを終えて、荷物もなく身軽になって午前中は観光が出来ます。
「安国」駅に来ました。
「安国」駅は、北村韓屋街の最寄り駅でもありますが、今回やって来たのは・・・。安国駅 駅
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イチオシ
「昌徳宮」。
ソウル5大古宮の一つ、かつ唯一の世界遺産です。昌徳宮 城・宮殿
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「敦化門」。
「昌徳宮」の正門であり、ソウルの宮殿に現存する最古の正門。
宝物383号として指定されています。敦化門 史跡・遺跡
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雑像が7体。
建物の位が高いほど多いとされます。 -
入場料3,000ウォン(約300円)ですが、大行列でした。
今回は、ソウル市観光局ボランティアの方と歩く「ソウルシティツアー」に参加しており、集合時間が10:00なんですがこの行列で少し遅れてしまいました。
http://japanese.visitseoul.net/walking-tour/昌徳宮コース_/749?curPage=3昌徳宮 城・宮殿
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10分ほど遅れましたが何とかガイドさんとも落ち合う事が出来ました。
「昌徳宮」に来るのは2度目。
今回は、ゆっくりガイドさんにまた変わった観点での魅力を教えていただきます。
大きなケヤキの木が紅葉しています。 -
大きくて古いエンジュの木。
エンジュの木は主に、古宮や書院、寺院などの入口近くに植えられました。
試験に合格したり出世した後や、官職から退く時に、記念に必ずエンジュの木を植えたといいいます。 -
一般的には、「敦化門」から入場して、「錦川橋」を渡り右に進み正殿を目指しますが、真っ直ぐ進んで行きます。
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こっちは来たことのないエリアでした。
最近復元された「闕内各司」の建物群です。
「内閣」。
「内閣」は、「奎章閣」の別称。 -
闕内各司は、王を補佐する直属機関の建物群。
王の政治を補佐する弘文館、王の敕令と教書を作成し保管した芸文館、国王直属の学術機関である奎章閣、藏書発行を担当した検書庁、王の健康を管理するための内医院などがあります。 -
国王直属の学術機関である奎章閣。
王の精神文化を担当したといわれます。
王の御製と御筆を保管する場所で風通しを重視し、一般の建物に比べて床を高く造っています。 -
再建後間がないためか、かなり新しく古宮の雰囲気にはやや遠いけど・・・。
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豊臣秀吉の朝鮮出兵(文禄・慶長の役(1592~1598年))で全焼し、1615年に再建された「昌徳宮」ですが、全てが再建された訳ではなく、こうやって徐々に再建していることに頭が下がります。
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イチョウの大木を残しながら、上手く建物を再建しました。
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国王直属の学術研究機関であった奎章閣の所蔵書籍を保管していた冊庫。
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イチオシ
見事です。
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屋根瓦には独特の文様。
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奎章閣の裏手の建物。
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養志堂は、祭祀を準備するための斉室として、王が祭祀の前日に泊る施設です。
養志堂 史跡・遺跡
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丹青が極めて美しい。
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丹青で彩色されていない建物も多いのですが、こちらは王が泊まる施設であるため彩色されています。
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内医院エリアにやって来ました。
内医院は、朝鮮時代に最高の医療陣が働いていたところです。
「薬房」という扁額がかかっている大きな建物を中心に大小の建物が集まっています。
薬材を保管していた建物や、医師や女医などの部屋があったと思われます。 -
新しく再建された「闕内各司」を見てきました。再び、敦化門から入って来たところに戻って来ました。
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「錦川橋」。
昌徳宮の錦川橋は、1411年に建てられた現存する最古の宮殿石橋です。錦川橋 史跡・遺跡
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禁川は、宮廷を外の世界と区別する象徴的な意味のある小川です。
古宮には必ず設置されています。 -
錦川橋は長さ12.9m、幅12.5mあり、王の行列が通り過ぎることができるほどの大きさです。
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進善門。
進善門 史跡・遺跡
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仁政門の前のスペースに入る門として、これ以外の中門としての門です。
日本統治期に取り壊されましたが、1999年に復元されたといいます。 -
進善門を潜ったところのスペース。
左が仁政門、正面が粛章門。
四方が行閣や門で囲まれています。 -
仁政門。
昌徳宮の正殿である「仁政殿」のある治朝に入る門です。 -
梅紋のような模様があって、不思議な感じがしますが、これは、大韓帝国の象徴である李花紋樣(スモモ)だそうです。
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雑像は5体。
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粛章門。
進善門から正面にある門です。粛章門 史跡・遺跡
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イチオシ
「仁政門」を入ると、宮殿の正殿である「仁政殿」と四方が回廊で囲まれている広い庭に出ます。
仁政門から仁政殿の月台までは薄石が敷かれた三道につながっており、両側には品階石が立てられています。
「仁政殿」から「仁政門」まで、緩やかに傾斜があり軽い上り坂(坂というほどではありませんが・・・)になっています。これは、雨の時に雨水が流れるように工夫されているのだそうです。
また、敷石の表面にはゴツゴツと凹凸がありますが、滑り止めの効果と、宮殿から王が臣下を見渡す際に、表面がツルツルしていると太陽の反射が眩しいためだとガイドさんから説明を受けました。仁政殿 城・宮殿
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「仁政殿(インジョンジョン)」。
「昌徳宮」の正殿で、朝鮮500年の間で最も長い間の法殿の役割をしていた所です。
法殿では、王の即位式、結婚式、世子の冊封式、文武百官の賀礼式など国家的な行事が執り行われました。 -
イチオシ
「仁政殿」の前庭は、国の重要行事が行われる場所として朝廷と呼ばれ、庭には花崗石を磨いた粗い薄石を敷いてあります。
仁政門から仁政殿の月台までは国王の御輿が通る道である三道が置かれている。三道の左右には「品階石」という細長い石が立てられています。
国家的な公式行事がある時、東には文臣、西には武臣たちが立つ位置を表しています。
品階石は東西にそれぞれ12個ずつ立てられています。
朝鮮時代の官職の品階は9品までですが、品階石は1~3品までは正と従を区分して6個ずつ、残りは正、従を区別せずに6個ずつ立てられています。 -
中央が王の御輿が通る踏道。
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踏道には、雲の中を飛んでいる一対の鳳凰が刻まれています。
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何とも雄大です。
ただ、何となく「景福宮」の正殿である「勤政殿」と比べると、優しい感じがします。 -
「仁政殿」は、文禄の役で「景福宮」が燃えてしまってから朝鮮末期に景福宮を再建するまで、朝鮮後期の政治の中心となった「昌徳宮」の正殿です。
「昌徳宮」が建立された当時は、前面3間の大きくない規模だったそうですが、文禄の役で景福宮と共に燃えてしまった後、現在の規模で前面5間の2階建ての建物に再建されました。 -
更に、現在の建物は、純祖王の代に焼失してしまったものを再建したものです。
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「仁政殿」の中を覗きましょう。
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建物は高い天井をもつ1層構造で、他の古宮と同様、中心に屋根のある天蓋の中に国王が座る御座があり、その後ろには「日月五峰図」が飾られています。
「日月五峰図」には、王と王妃を象徴する太陽と月、韓国の東、西、南、北、中央の五つの山を象徴する五岳が描かれています。 -
昌徳宮は朝鮮の最後の王純宗が居住した所で、1900年代に導入されたシャンデリアなども見られます。
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窓の文様も美しい。
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月台の角には「ドゥム」という施設が置かれています。
「ドゥム」は、火を消すための水が入っていますが、実際の使用のためというよりは火災を予防しようとする象徴的な意味を持っています。
曰く、「火災を引起す火悪魔が、水に映る自分の醜い顔に驚いて逃げる」という呪術的意味」なんだそうです。 -
宮殿のすぐ外には現代的な高層ビル。
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角度を変えて見ると、また違った感じがします。
屋根の「反り」が案外大きいのもよく判ります。 -
「仁政殿」の東に位置している「宣政殿」に向かいます。
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「宣政殿」の出入り口にあたる宣政門です。
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「宣政殿」は、王が日常的な政務を行なった「便殿(ピョンジョン)」。
学者・官僚の勉強や儒者の試験、宴が開催されたこともありました。宣政殿 史跡・遺跡
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イチオシ
現存する宮殿の中で唯一青い瓦屋根をもつ貴重な建物です。
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宣政門から「宣政殿」までには珍しく屋根付きの通路があります。
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熙政堂(ヒジョンダン)。
元々は、王の寝殿として使用していましたが、朝鮮後期から国王の執務室である便殿として使用しました。熙政堂 史跡・遺跡
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「煕政堂」は幾度も火災に遭い、現在あるのは1920年のものだそうで、一部西洋式に改造されています。
ご覧のように、建物の正面には、洋風の建物で見られる自動車を駐車できる車寄せになっています。 -
熙政堂と、王と王妃の生活空間(寝殿)である「大造殿」とは複道閣で結ばれています。
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「大造殿(デゾジョン)」一帯は、王と王妃の生活空間であり、王族の大きな行事も頻繁に行われた所です。
扁額の文字は、大韓帝国最後の皇帝・純祖が書いたといいます。 -
「大造殿」は1917年に火災で燒失した後、景福宮寝殿の交泰殿(キョテジョン)を移したものだそうです。
建物は正面は9間あり、側面は4間。
屋根に棟がないのが特徴だといいます。
東側が王の寝室、西側は王妃の寝室として使用されました。大造殿 史跡・遺跡
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日時計がありました。
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大造殿の裏側の景薫閣。
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景薫閣は、先祖が中国の明からもらった官服を保管していたところといいます。
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大造殿の裏側。
オンドル設備が見られます。 -
大造殿の裏の庭です。
傾斜の丘に花階を造り、木々を植えています。 -
大造殿の裏に出る出入り口もあります。
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王妃は、この建物に座って花階に咲いた花や木、空などを鑑賞したといいます。
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楽善斎(ナッソンジェ)にやって来ました。
楽善斎 史跡・遺跡
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「楽善斎」は24代王・憲宗が後宮を迎え入れるために、1847年に建築。その後も後宮や女官が余生を送る空間として使用されました。
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また、王朝末期の皇族たちが暮らした場所としても知られており、最後の皇太子である李垠(イウン)に、日本の梨本宮家から嫁いだ方子(まさこ)も晩年を過ごしました。
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木の風合いが出た素朴なつくりで、木窓装飾など繊細で美しい。
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何故この様な建物(一見、両班屋敷風の)を建てたかというと、朝鮮時代の王は王宮内で生まれ世子や王子を務めた後、王に即位するのが一般的ですが、実際は外の私邸で生まれたり、子供時代を過ごした後、王位に上がった場合も多いのです。
王は、子供の頃の快適だった頃の感じを復活させるために両班風の屋敷を建てたといいます。 -
ガイドさんと、一般的なコースからは少し外れて歩いた「昌徳宮」でしたが、約2時間経ちそろそろ終了です。
今回はソウルシティツアーは我々夫婦2人だけでした。
有料のガイドツアーと違って、じっくりこちらの様子に合わせて、普段見られないようなところを教えてくれました。
「粛章門」から戻って行きます。 -
「禁川橋」まで来ました。
禁川橋 史跡・遺跡
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橋桁には魔除けの彫刻が刻まれています。
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イチオシ
宮殿の表まで出て来ました。
2度目でしたが、「昌徳宮」、やっぱりいいですね~。
今度は、以前来た時歩いた後苑(秘苑)エリアも散策したいものです。
また、夏場に限定的に行なわれる夜間特別公開「月灯り紀行」にも是非とも参加してみたいものです。
(「月灯り紀行」には、その後2017年8月に実際に参加することができました
https://4travel.jp/travelogue/11277485)昌徳宮 城・宮殿
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世界遺産「昌徳宮」から程近くに、現代自動車の本社があります。
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ヒュンダイと過去・・・。
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安国駅から地下鉄に乗ります。
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ソウル駅の「空港鉄道 A'REX」直通列車乗場です。
空港鉄道 A'REX 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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直通列車は座席指定。
割合いつも空いてはいます。 -
ソウル駅12:57発で、インチョン駅13:40着。
飛行機は、14:50発のチェジュ航空7C1104便ですが、事前搭乗手続きしてありますので、これで十分間に合います。 -
ポロロ。
案内放送やスタッフの案内に従って・・・、と書いてました。 -
インチョン空港駅に着きました。
仁川国際空港 (ICN) 空港
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14:50発チェジュ航空7C1104便に無事に乗り込めました。
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ビール(有料4000ウォン)で乾杯です。
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予定通り2時間ほどで成田空港に到着です。
チェジュは第3ターミナルですので、出発フロアと到着フロアが一緒。
従ってこのフードコートも通ります。
時刻は18:00前。
腹が減ったので、何か食べよう。リンガーハット 成田国際空港第3旅客ターミナルビル店 グルメ・レストラン
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家内はカツカレー。
成田空港第三ターミナル フードコート グルメ・レストラン
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私はリンガーハットのチャンポンでした。
という事で、13回目の韓国でした。
秋の紅葉を見に行きましたが、大渋滞で十分見られないなど色々ありました。
パク大統領の弾劾を求めたデモも始まった時期でした。
なんだかんだで1年間も放ったらかしましたがやっと完成・・・。
お付き合い下さり有難うございました。
韓国にはこの後2017年8月に行き、更には11月にも計画があります。
--完--
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13回目の韓国。紅葉を楽しみました。
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13回目の韓国、紅葉を楽しみました。~(2)水原(スウォン)に行き、シティツアーに参加しました!
2016/11/03~
水原
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13回目の韓国。紅葉を楽しみました。~(3)2日目、水原のシティツアーで「水原華城」に来ています!
2016/11/03~
水原
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13回目の韓国。紅葉を楽しみました。~(4)2日目、水原華城の西将台まで登りました!
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水原
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13回目の韓国。紅葉を楽しみました。~(5)チョンウプの内蔵山で紅葉を楽しみました!
2016/11/03~
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13回目の韓国。紅葉を楽しみました。~(6)全州(チョンジュ)の韓屋村を観光しました!
2016/11/03~
全州
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13回目の韓国。紅葉を楽しみました。~(7)4日目、久しぶりに「昌徳宮」へ!
2016/11/03~
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